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* 黒の伝説re:write第3話

日時: 2020/01/10(金) 03:31:25 メンテ
名前: REO=カジワラ
参照: https://www.pixiv.net/member.php?id=7098022

第3話です。
ジェノサイド・ストーム。

それではどうぞ。

次回はモンコゥ・モンコォの話を書く予定です。
内容はノープランです(ぇー
 
Page: [1]
* Re: 黒の伝説re:write第3話 ( No.1 )
日時: 2020/01/10(金) 03:33:52 メンテ
名前: REO=カジワラ
参照: https://www.pixiv.net/member.php?id=7098022




○宇宙人から地球侵略を受けている現在より少し前 『オシリス社傘下のジム』

汗を流した。
筋力トレーニングだ。

運動により筋肉を使い、
強い負荷をかけると、
筋繊維(せんい)は、
一時的に壊れる。

しかし、人間の体には壊れた筋肉を、
修復する機能が備わっている為、
そのタイミングで適切な栄養と休養を取り入れることで、
運動により壊れる前の筋肉よりも強い筋肉が再生される。

このメカニズムを「超回復」と言い、
筋力トレーニングとは、その繰り返しを、
続ける事を旨とする。


そしてトレーニングを終えたその男は、
今、プロテインバーに居る。

運動後30分以内にプロテインを摂取する事で、
効率的に筋力を増大出来るからだ。

そう、その男…。
ユージンもまた、その効果を望んで、
プロテインバーにやって来た。

そこで…、
ユージンは目にしたのだ。


あの男は…!

ああ、あの雄(おとこ)とは…!!


ユージンは近付いて挨拶をする。

「こんちわッス。」

「あの…あんた。

『平 省三(たいら しょうぞう)』さんじゃないッスか?」


平と呼ばれた男は答える。

「ん?アンタ、俺を知ってるのかい??」

「ま、なんだ。

 まずはプロテイン飲もうぜ。」

「効果が薄れちまうからな。」

そう言い、二人は

バニラ味のプロテインジュースを飲み干した。




    ・
    ・
    ・
    ・

    ・

    ・


    ・





・・・・




○クロガネの賛歌 亜種 『黒の伝説re:write』



 第 3 話 「 ジ ェ ノ サ イ ド ・ ス ト ー ム 」


 原案・手拭
 筆者・REO=カジワラ




・・・・
* Re: 黒の伝説re:write第3話 ( No.2 )
日時: 2020/01/10(金) 03:37:16 メンテ
名前: REO=カジワラ
参照: https://www.pixiv.net/member.php?id=7098022







「しっかし、俺を知っているとはな。」

「マイナーな団体を渡り歩いている俺をかァ〜?

 と言った感じで少々驚きだ。」


そう平が言うと、

ユージンは答える。


「俺、ライジングプロレスのファンだったんですよ。」

「俺、昔から体が人よりデカかったから、

 おんなじ様に、人より体がデカい、

 社長の『ゴリアテ威場(いば)』に憧れて…。」


平。

「それじゃあ、俺のプロレスは良くなかったろう。」

「威場の掲(かか)げるプロレスとは、真逆と言えるからなあ。」


ユージン。

「いえいえ、とんでもない!」

「むしろ、それで目覚めたんスよ!!」


「“魔獣伯爵”と呼ばれる『ガービン』に『真剣(セメント)』ッ!!」

「南辰館仕込みの空手で一方的に攻め立てて、

 トドメはプロレス技の『ネメアファング(ラリアットのこと)』!!」

「あの映像を見た時は、ホント、痺れましたねぇ〜!!」

「ほら、鳥肌立ってるでしょ?」


そう言い、ユージンは己の腕を平に見せる。

なるほど。鳥肌でブツブツだ。


「ハッハッハ!!」


平は機嫌良さそうに笑った。

「それじゃあ兄ちゃん。プロレスラーには、なれなかったろう?」


答えるユージン。

「なるにはなったし…。自分で言うのも何なんですが人気もあったんですが…。」

「いやあ。『壊しちまう』ん…ですよね。相手を。

 自分としてはプロレスの範疇(はんちゅう)の、

 つもりなんスけどねぇ…。」


「威場に言われましたよ。

 平(あんた)以来の問題児だって。ハハ。」


そう苦笑いをするユージンを見、
平もまた笑った。


こんなトコロで、
同じくプロレスに携(たずさ)わり…ッ。
そしてプロレスに。真剣(セメント)で、
悩んだ男と出会うとは…!

世の中解らないモノである。


「それで、兄ちゃん。今、何やってんだい?」


ユージン。

「ORGOGLIO(オルゴーリョ)の闘士ッスね。」

「今度、トーナメントに出るんスよ。」


平。

「なるほど。だから親会社のオシリス社傘下のジムで…か。」


ユージン。

「平さんはどうなんスか?

 このジムでだし、ORGOGLIO関係なんで??」


平。

「おっと。俺はな…ちょっと言えねぇんだ。スマンな。」


ユージン。

「まさか、オシリス社主催『地下プロレス』とか?」


平。

「地下プロレスまで知ってるのかい。」


ユージン。

「耳にした…ってだけですけどね。」

「俺、『ジ・ハンドレッド』の大ファンなんスよッ。」

「あ、もちろん、あんたのファンってのと同じ位にッスけど。」


平。

「気を使わんで、いいよ。」

「地下プロレス。アメリカでの武者修行時代と…。つい最近、話だけは聞いた。」

「あるなら…。やっぱ参加してみたかったなあ。」


ユージン。

「俺もッスよ。ジ・ハンドレッドもデカかったって話だし、

 巨人vs巨人って触れ込みで、一死合してみたかったスねぇ。」


プロレスラーでありながら、

真剣(ガチ)が、どうのと談笑を交わす。

格闘演劇の選手と言えど、そこは強者だ。

こう言う話に花が咲く事もある。


不意に平が問う。

「そうだ、兄ちゃん。名前は?」


ユージン。

「ユージン・ロジャース。」

「今度のトーナメントが終わった頃には、

『壊撃(かいげき)のユージン』って呼ばれている予定ッス!!」


平。

「壊撃!良いね!!まるで、耐撃の百文字(ひゃくもんじ)だ!!」


ユージン。

「へへ。意識してます。

 ライジングプロレス時代にゃあ、

『ザ・ジェノサイド』って名の覆面レスラーだったんッスよ?」


平。

「その語感wwやっぱりハンドレッドの方に、首ったけじゃねぇか!!www」


ユージン。

「ハハwでも、アンタのプロレスで目覚めたのはマジッスよww」


平。

「それじゃあ、ユージンよ!」

「俺達で…!『プロレス最強』を知らしめてやろーぜ!!」


ユージン。

「モチロンッス!」

「詳しくは聞かねぇッスけど、平さんも頑張って!!」


    ・
    ・
    ・
    ・

    ・

    ・


    ・



そうして…。結局、平さんと再会する事は無かったんだよなあ。

やっぱ『地下プロレス』みたいな死合に参戦して…。

それで死んだのかな?

会いたいな…。

もう一度…。





・・・・
* Re: 黒の伝説re:write第3話 ( No.3 )
日時: 2020/01/10(金) 03:39:34 メンテ
名前: REO=カジワラ
参照: https://www.pixiv.net/member.php?id=7098022






○日本 人工島 “ORGOGLIO(オルゴーリョ)ドーム”『闘技場』


「 『 雄雄雄雄 雄 雄 雄 雄 雄 雄 雄 雄 雄 雄 〜〜〜〜〜〜ッッッ!!!! 』 」

   (おおおお お お お お お お お お お お )


    ッ

    ッ


渾身の力を振り絞ったッ!!

『カロ籐清登(かろとう きよと)の奥義』ッ!!


『伝 蛇 輪( で ん じ ゃ り ん )』が 直 撃 し た ッ ッ ! ! !


 ッ

 ッ

ユージンッ!

「(効く…ッ!!)」

「(効くじゃあねぇか、カロちゃんッ!!)」

「(修斗ってぇ機体に乗ってるとは言え、

  同じ部位にダメージが伝わるようには出来ている。)」


「(無論、死ぬようなダメージは通らんが…ねッ。)」


ユージンは思考を続ける。

「(しかし俺の逆一本背負いを受けた、

  右腕で放った影響か、

  弛緩(ちかん)した胸部には当てれたが、

  心臓は外しちゃったようだね、カロちゃんッ。)


  な

  ら

  ば

  !


「(ひと踏ん張りしますかねッ!!)」

   ッ

   ッ

「(“必 殺 投 技”っ て ぇ ヤ ツ で ! ! )


   ガ

   シ

   ィ

   !


ユージン駆る『TYPE−C(タイプ・シー)』は、

カロ籐駆る『危険獅子(きけんじし)』の

『右前腕部』を掴むッ!!


カロ籐ッ!!

「グッ!!」


「(やべぇ!

  伝蛇輪を放った影響か、

  反動が半端ねぇ!!

  引き手が遅れちまったッ!!?)」


ユージンッ。

「先に言っとくぜ、カロちゃん…ッ!!」


「あんた…ッ!!」


「強かったぜぇぇええ え え え え え ! ! ! 」



グォォオオオ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オオンオンオンオンオ ンオ ン ン ン ン ォ オ オオ オ オ ! ! !


     剛力に任しッ! 危険獅子をブン回し始めた『 T Y P E − C ッッッ!!!! 』


ユージンッ!!

「いわゆる、ジャイアント・スイング!!」

「そして、地下プロレスの王者のソレは『こう呼ばれていた』ッ!!」


  そ

  の

  名

  !


「 『 ハ ン ド レ ッ ド ・ タ イ フ ー ン ッッッッッ ! ! ! ! ! 』 」


  故

  に

  !


「 『 俺 は こ の “ ジ ャ イ ア ン ト ・ ス イ ン グ ” に 。 こ う 名 付 け る の さ ! ! 』 」


   ー 『ジ・ハンドレッド』が必殺ッ!!

   ー 『ハンドレッド・タイフーン』をッ!!

   ー 『讃え』ッ!そして『耳にしろ』ッ!!


      そ

      の

      名

      !


      名 付 け て ッ ! !


      ッ

      ッ


「 『 “ ジ ェ ノ サ イ ド ・ ス ト ォ ォ ォ ォ ォ オ オ オ オ オ オ オ オ ム ”ッッッッッ ! ! ! ! ! ! ! 』 」






     グ ” ッ ” ッ ” オ ” ォ ” ォ ” ォ ”ォ ”





                オ”オ” オ”オ” オ” オ”  オ” ォ” ォ” ォ”






         オ ” オ ” オ ” オ ” オ”ォ”ン”オ”ォ” ン ” オ ” ォ ” ン ” オ ”






                 ン ” ォ ” ォ ” ォ”オ”オ”ォ” ン ”ン  ” ゥ ” ォ ” ォ ” ッ ッ ! ! !





  ズ ” ッ ” ッ ” ォ ” オ ” オ” オ” オ”オ”オ”オ”オ” グ ” オ ” オ ” オ ” 〜〜〜〜 〜 〜 〜 ッッッ ! ! ! !





            ・
            ・
            ・
            ・

            ・

            ・


            ・





・・・・





それは…ッ!!

圧巻の光景であったッ!!

巨大ロボットを更に巨大ロボットがッ!!

剛力に任し、ブンブン振り回している…ッ!!


その光景はファンタスティックですらあった…ッ!!


観客達は、皆、こう思った…ッ!


『プロレス…最強ゥッ!!』


ユージンは、平との約束を守ったのだ…ッ!!





・・・・
* Re: 黒の伝説re:write第3話 ( No.4 )
日時: 2020/01/10(金) 03:42:14 メンテ
名前: REO=カジワラ
参照: https://www.pixiv.net/member.php?id=7098022






カロ籐は、

走馬灯の様に、

過去の出来事が、

浮かび上がる。


大蛇毒砲(おろち どっぽ)。

「なぁ、カロ籐よ。」

「なんで、オメエの復帰を許したと思うかい?」


カロ籐。

「え?俺が蛇輪を…。」

ポコッ(毒砲は加藤殴るっ。)

「違ぇ、その前の話だ。」


カロ籐。

「いえ…。」

「恥ずかしながら館長。」

「俺には解りません…。」


毒砲。

「その腕さ。」


毒砲はカロ籐の左腕を掴む。


カロ籐。

「腕…ッスか?」


毒砲。

「オメェ、ヤクザになる前によぉ。」

「『腕が治るのを待たずになったじゃねぇか』。」


カロ籐。

「お・押忍。」

「一日も早く強くなりたかったッスからッ。」


「あ、一日も早く強くなりたかった。それで…っ。」


ドゴッ(毒砲は加藤殴るっ。)


カロ籐。

「〜〜〜ッ!?」


毒砲。

「んなモン、少年部のガキどもでも思ってら!!」

「腕を怪我したままッ。そこが良かったのさ!!」


カロ籐。

「あ・あの…。おっしゃる意味が…?」


毒砲。

「おめぇ、ホンット、あったま悪(わ)りぃなあ。」


カロ籐。

「空手しか…。褒められた事ねぇッスから…。」


毒砲。

「なあ、カロ籐。」


カロ籐。

「押忍(おす)ッ。」


毒砲。

「人生、病気もすれば怪我もするわなぁ。」


カロ籐。

「押忍…ッ。」


毒砲。

「そんな時、出来れば戦いたくねぇわな。」

「全力出せずに負けるってのは歯痒(はがゆ)いモンだ。」


カロ籐。

「押忍。」


毒砲。

「でも、おめぇはよぅ、カロ籐。」

「万全じゃねぇくせに修羅場にくり出したのさ。」

「負ける可能性が高(たけ)ぇってぇのによぉ。」


カロ籐。

「押忍ッ。」


毒砲。

「そいつが重要なのさ、カロ籐。」

「相手ってのは、こっちの都合お構いなしだ。」

「弱っていたって、待っちゃあくれねぇ。」


カロ籐ッ!

「押忍ッ!」


毒砲ッ!

「空手道ってぇのはなんだい?」

「何時(いつ)でも。何処(どこ)でも。誰とでも。」

「どんな時でも勝ち得(う)るから『 空 手 道 』じゃあねぇのかい!!」


カロ籐ッ!!

「押忍ッ!!」


毒砲ッ!!

「カロ籐ッ!おめぇはヤクザになろうともッ!!」

「『根っこ』が『 空 手 家 』な の さ ! ! 」


カロ籐ッ!!!

「押忍ッ!!!」


毒砲ッ!!!

「何ら恥じる事はねぇ!!」

「ORGOGLIOトーナメントでッ!!

 ブラック少林に勝ち得て来なッ!!

 おめぇなら、出来るぜぇ、カロ籐よぉおおお!!」


カロ籐ッ!!!

「押ぉぉぉおおおおおおお忍ッ!!!」


  ・
  ・
  ・
  ・

  ・

  ・


  ・



ユージンッ!!

「これで決まりだ、カロ籐清登…ッ!!」


パ…ッ!!(TYPE−Cは掴んでいる危険獅子を解き放ったッ!!)



グ ” ッ ” ッ ” オ”ン”オ” ン ” ウ ” オ ” オ” オ ”ォ”ォ”ォ” オ ” オ ” ー ー ー ー ッ ッ ッッ ! ! ! !


闘技場の壁に向かって、勢いよく飛ぶは危険獅子…ッ!!


そして、カロ籐はこう呟いた。


「館長…。」


「ごめん…。」



ゴッッ ッッ ッ 



ド ド ド



ド”ッ”ッ”パ” ァ” ァ ” ァ ” ァ ” ァ ” ァ ” ァ”ア” ア”ア”ン” ン” ン ”ン ” ン ” ! ! ! !




            ・
            ・
            ・
            ・

            ・

            ・


            ・





『危険獅子』は両脚から壁に叩き付けられた。


『危険獅子』の両脚は、砕けて散り…ッ。

残った上半身も激しい亀裂にて彩られた。


そうして、危険獅子はピクリとも動かなくなった。


それは。

カロ籐清登の敗北と…。

壊撃のユージンの勝利を意味するモノであった。


 ・
 ・
 ・

 ・

 ・


ORGOGLIO最大トーナメント 第二試合

『カロ籐清登』

 大蛇流空手

 乗機『危険獅子』

 VS

『ユージン・ロジャース』

 プロレス

 乗機『TYPE−C』


勝者:『ユージン・ロジャース』





・・・・
* Re: 黒の伝説re:write第3話 ( No.5 )
日時: 2020/01/10(金) 03:44:41 メンテ
名前: REO=カジワラ
参照: https://www.pixiv.net/member.php?id=7098022






〇日本 人工島 “ORGOGLIO(オルゴーリョ)ドーム”『医務室』


激痛であった。

カロ籐が目覚めたのはそれだ。


凄まじい勢いで、闘技場の壁に叩きつけられる。

その際、乗機『危険獅子』は両脚は砕けて散り。

残った上半身も全壊寸前までに破壊された。


いかに、死ぬようなダメージが

通らないシステムとは言え…。


『全身打撲』は間逃れない。


特に両脚の激痛、激半端無く重傷だ…。

当分は、松葉杖で歩く事になるだろう。


そんな、カロ籐に…。


コンコン。


「入りな。」


訪問者。


「失礼します。」


3本角の黒地の覆面姿。
全身をタイツのような物で覆い、
更には紫の道着を着込んだ男…。

ブラック少林である。


「ケッ、あんたかい。」


カロ籐は悪態をつく。


「アンタじゃ無理だ、

 ヤツは俺が倒すってでも言いに来たのか?」

「ええ!少林!!」


少林は答える。


「次の試合…。」

「今のあなたの姿が私の姿と言う可能性もあります。」

「だから…。その前に。」


カロ籐。

「ぁんだァ〜?」

「出る前に負けること考えるバカいるかよ!!」


少林。

「カロ籐さん。」


カロ籐。

「ん?」


少林。

「その言葉…。」

「元ネタ『プロレスラー』です…。」


カロ籐。

「〜〜〜〜〜〜ッ!?」


少林。

「けど、そうですね。」

「あなたの言う通りです。」


カロ籐。

「強ぇぜ…ッ。」

「ユージンは…ッ。」


少林。

「全身全霊を傾けて闘い…ッ。」

「そして勝つッ。」

「それだけです…ッ!!」


カロ籐。

「それで良いんだよ。」

そしてカロ籐は言い捨てる。

「勝てよ。」


少林は…。

「はい…ッ。」


そう言い。

そして医務室を後に…。


否(いいや)。


カロ籐。

「待ちな。」


少林。

「どうなされました?」


カロ籐。

「言っておくが、俺の敗北は『大蛇流空手』の敗北じゃあねぇ。」


少林。

「大蛇流に勝ったと言うには、大蛇先生に勝たねばですからね。」


カロ籐。

「そう言う意味もあるがよ。」

「そう言う事じゃあねぇんだわ。」


少林。

「はぁ…?」


カロ籐。

「雑種のしたたかさを、見せようとしたんだがな。」

「残念だが、アイツに任せちまう事になりそうだ。」


少林ッ!

「…ッ!まさかッ!!」


カロ籐ッ!!

「そうッ。」

「その…『 ま さ か 』よッ。」





・・・・
* Re: 黒の伝説re:write第3話 ( No.6 )
日時: 2020/01/10(金) 03:46:56 メンテ
名前: REO=カジワラ
参照: https://www.pixiv.net/member.php?id=7098022






〇日本 人工島 “ORGOGLIO(オルゴーリョ)ドーム”『機体格納庫・通路』


ト…。

ト…。

ト…。


ズン。


機体から降り、控え室に向かう、
ユージンは歩みの最中、膝を突く。


「いってぇ〜…。」

「効くじゃねぇか大蛇流空手ッ。」


想像以上にカロ籐が放った、

伝蛇輪が効いていた。


恐るべしは大蛇流空手…。


「と言ったトコロかァ〜?」


スッ。


ユージンは立ち上がり。


ト…。

ト…。

ト…。


再び歩を進める。


 そ

 の

 時

 で

 あ

 っ

 た

 !


「カロ籐はよくやった。」

「本来の蛇輪に勝るとも劣らぬ、

 破壊力だったからな。」


話しかける者が一人。


ユージン。

「ほぉ〜、アンタかい。」

「ここは関係者以外入れないんだがなァ。」


話かけたその者が答える。

「関係者さ。」

「リザーバーなんだ。」


ユージン。

「そっか。」

「それじゃあ、アンタとやり合う事もあるかもな。」


ユージンがそう言うと、
その者は後ろを向き…。

「その時は…。」

「教えよう。」

「『大蛇流空手』の“本当の恐ろしさ”を…ッ!!」


そう言い…。

その者は去って行った。


それを。

見送り。

ユージンはこう呟く。


「いやいや…。」

「なんつう、オイシイ、トーナメントなんだい。」

「カロちゃん壊すのも良かったが…。」


 ジ

 ュ

 ル


「アイツも…。」

「『壊してぇなァ』…ッ!!」


そう言い放つと。


ト…。

ト…。

ト…。


ユージンは控え室に向かうのであった。








* Re: 黒の伝説re:write第3話 ( No.7 )
日時: 2020/01/10(金) 03:48:59 メンテ
名前: REO=カジワラ
参照: https://www.pixiv.net/member.php?id=7098022

ーーーーーー





 ・・・続く。




* Re: 黒の伝説re:write第3話 ( No.8 )
日時: 2020/01/10(金) 06:57:33 メンテ
名前: 春休戦

ジェノサイド・ストーム、機体半壊以上って文字通りの必殺技過ぎるわっ!
伝蛇輪もユージンだから受け切っただけで下手すりゃ死亡コースだし。

ほんと、即死級必殺技の応酬が凄かったです。 *

そして、あのリザーバー登場!
知っているけど、だからこそワクワクしますねぇ。 *
* Re: 黒の伝説re:write第3話 ( No.9 )
日時: 2020/01/10(金) 12:24:04 メンテ
名前: REO=カジワラ
参照: https://www.pixiv.net/member.php?id=7098022

>>春休戦さん
ジェノサイド・ストームも伝蛇輪もヤバげな技でしたねー。
ジェノサイド・ストームは正に力の技、剛力から繰り出されるその技、
壊撃の名に偽りや無し…ッ!!伝蛇輪は秘伝の技。半分だけ伝えられた技を、
カロ籐の修練で文字通り必殺の技へと同質化をさせた…ッ!!

やはり、必殺技と言うのは書いてて力が入るし、
応酬ともなれば激しい展開になったかなと思います…!!

でもって、リザーバー!!当然あの人です!!お楽しみにー!!!
* Re: 黒の伝説re:write第3話 ( No.10 )
日時: 2020/01/10(金) 19:52:48 メンテ
名前: テヌグイ

壊してぇなァ
メッチャ良いですねぇ痺れました!
そう言っているユージン自身も別の意味でどこか「壊れ」ている人間だということが垣間見える!
* Re: 黒の伝説re:write第3話 ( No.11 )
日時: 2020/01/10(金) 20:49:00 メンテ
名前: REO=カジワラ
参照: https://www.pixiv.net/member.php?id=7098022

>>手拭さん
プロレスの中ですら、相手を壊し続けたユージンなだけに、
どこかに『壊したい』『壊撃』の要素を入れなければならないなと、
思っていたので、ラストに何とか入れる事が出来て、
ホッと胸をなでおろすばかりです…!

次の登場では、もっと『ザ・ジェノサイド』だった要素を、
もっと入れたいですね。「壊れ」ている人間の怖さを、
ピックアップしていけたら良いなと思いますー!!
* Re: 黒の伝説re:write第3話 ( No.12 )
日時: 2020/01/10(金) 20:57:18 メンテ
名前: 理海王

ネメア・タイラーこと平省三とユージンとの運命の解釈…
しかし一期一会、平はプロレスラーとしての矜持をしめして散っていった。
ゴリアテ威場も登場しているし、彼らとは違った形でどこかで出そうかな。(ぇー

にしても、あのリザーバーとは何者なんだ……
* Re: 黒の伝説re:write第3話 ( No.13 )
日時: 2020/01/10(金) 21:50:38 メンテ
名前: REO=カジワラ
参照: https://www.pixiv.net/member.php?id=7098022

>>理海王さん
手拭さんからのプロットで、ユージンがプロレスラーと言うトコを見、
「こりゃあ、ネメア・タイラーとの関連性を持ちたいな」と思ったのが、
ユージンで書きたい事の一つでしたね。タイラー好きだし、どこかしら、
彼と関りがある人間が居て、共有するモノがあって欲しいなと思ったんで!!
平は散っていったけど、彼のやって来た事はRコロシアムの観客達とユージン。
そしてユージンのプロレス殺法見た者達に伝わっていくのだと…!!
今回、この運命の邂逅を書けたと言うのは書いてて楽しかったトコの一つですね♪

ゴリアテ威場出て欲しいですねー!!どんな形になるか想像つかないけど、
南辰館全日本選手権重量級の覇者の平を寄せ付けない辺り、かなりの強者と思うし、
戦わなくても、インパクトのあるキャラだから、どうなるのか楽しみです!!

で、リザーバー…!いやあ、一体何者なんでしょうね…?(ぇー
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