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* フルーティーリベンジャー 5話 (前)

日時: 2018/01/29(月) 20:50:20 メンテ
名前: テヌグイ

ひっそり再開

一話
http://bbs12.aimix-z.com/mtpt.cgi?room=karakuri&mode=view&no=362
二話
http://bbs12.aimix-z.com/mtpt.cgi?room=karakuri&mode=view&no=364
三話
http://bbs12.aimix-z.com/mtpt.cgi?room=karakuri&mode=view&no=377
四話
http://bbs12.aimix-z.com/mtpt.cgi?room=karakuri&mode=view&no=386
 
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* Re: フルーティーリベンジャー 5話 ( No.1 )
日時: 2018/01/29(月) 13:07:14 メンテ
名前: テヌグイ

ファット王国首都美しい石造りの街の中心にそびえるファット城の五階、謁見の間
これまた石造りの大広間は簡素ではあるが武骨な造りではない
両側面の壁には採光のための窓がいくつか並び
やや天井に近い所には6旗づつそれぞれ異なる模様の描かれた12の旗が掛けられている
この国の首都を除く12の領地を表すものだ
その最奥、流水と水魚を模した黄金の装飾が施された玉座に腰掛ける男
王冠に、見事な金刺繍が目を引くローブを纏い、
ともすれば滑稽にすら映る煌びやかな装飾の数々だが
威厳ある面持ちがそれをさせない重厚さを醸し出している
ファット王国の王ファット一世である

「して泰山星達からの報告はあったか?」

王の前に低頭している家来が未だその報告は無いと答える

「下がって良い」

家来が謁見の間から去ると王が口を開く

「ふむ、金星め殺しに夢中になるほど初心(うぶ)でもあるまいに」

「火星か氷星辺りのお遊びが長引いているのでしょう」
玉座の横に立つ男が答えた
ーーーー金髪碧眼ロングヘアーで長身の優男風、泰山十二世と似た軍服を着ているが
こちらは薄灰色の配色になっている年のころは二十代前半かーーーー
雑談に入る暇もなく謁見の間に別の家来が入場し王の前に低頭した
泰山星の帰還報告とその謁見の許可を問う

「噂をすれば、か・・・・・通せ」
* Re: フルーティーリベンジャー 5話 ( No.2 )
日時: 2018/01/29(月) 13:20:54 メンテ
名前: テヌグイ

現れたのは3人の軍服を纏った男達とフードを被った従者が十三名
軍服の男たちが王の十歩ほど手前に進み出て膝を付くとやはり低頭する

「・・・・泰山星が三名、此度の戦のご報告に上がりました」

「表を上げよ」
「して、首尾は?」

三人が顔を上げ報告する
「・・・・はっ、スムージー首都エットダイは瓦礫と化し住民の殆ども同じ運命をたどりました」

「ふむ、神官共はすべて葬ったのだろうな?」

「はい、・・・・防御魔法に優れるとは言え所詮はろくな攻撃魔法も持たぬ案山子ども」
「我ら泰山十二星に掛かれば・・・造作もありません」
「神官長筆頭リョウゲンおよび数名の首をお持ちしました」

「案山子か、そう言ってやるな、神官どもも腕は立たぬが守の魔法においては世界屈指」
「そなたらが強すぎるのよ」

事実ではあるが本心の言葉ではない
(強すぎる・・・・か、しかし彼奴に比べれば・・・・
(引退した先代火星なら即座にしてエットダイを火の海に沈め皆殺しにしただろうて
(誰の意も聞かず何の威も恐れず異を唱えた者は悉く灰燼に帰した
(王であるわしですら恐怖に眠れなくなる事が何度あっただろうか
(傲岸不遜、傍若無人、火星tーーー「王よ、首実験はいかがいたしましょう?」

一つ咳ばらいをし、思案の世界に入没していたのを胡麻化すと答える
「うむ今ここでしよう」
「わざわざ何人も従者を連れて来ているのだ持ってきているのだろう」
* Re: フルーティーリベンジャー 5話 ( No.3 )
日時: 2018/01/29(月) 13:36:07 メンテ
名前: テヌグイ

泰山星達はうなずくと従者達に合図する
「オイ」

従者たちが9人泰山星三人より少し前に出るとそれぞれが手持った箱を床に置く

「開けよ」

王の言葉に9つの箱が開かれる!!!

だがそこに出てきたのは見知った顔

この場に居ない泰山十二星達九人の首級だ!

「こ、これは・・・!?」

王が驚愕に目を見開くと同時

「オーーーーーーーーゥレンジィ!!!!」
突如後方に控えていた従者の一人が奇怪な叫び声と共にフードを空に放った!!

そこに現れたのは奇妙な奇異な奇怪な出で立ちの男!

筋骨隆々の体躯!

浅黒い金属で覆われた両腕!

緑色の果実を思わせる相貌!

前に出ていた従者達もいつの間にかこの男の後ろに集まっている!
* Re: フルーティーリベンジャー 5話 ( No.4 )
日時: 2018/01/29(月) 13:42:18 メンテ
名前: テヌグイ

「Kiiiisskisskiss!!!!」
「糞ろくでもねえファッキンソーサラー共(泰山十二星)が顔パスなんてよお」
「Security(警備)がお粗末過ぎんぜえ王様!」

王を指さし言い放つ!
もちろん魔法世界においてもマナー違反甚だしい行為だ!!!

「おっと、案内ありがとよ!fuckinお三方!もう帰っていいぜ!!」
「おうちでママのミルクでも飲んでな!kiiiiiiss!」

今度は生き残った三人の泰山星達に言い放つとやはり王に向き直す

「命惜しさに王を売るなんざ、良ぃーーーーい部下に恵まれたなぁ王様よ!kisskisskiss!!!」

王は威厳ある重厚な態度を崩さずに返す

「まったくだ、昔から主君想いの部下ばかりでな、困っておるのよ」
「してそなたの名を教えてもらえるかな?」

王者の余裕か貫禄か怪異の如き男を前にして微塵の動揺もない

「すまねぇな王様、挨拶が遅れちまってよ」
「俺はマスク・ド・サンキスト・ライムスカッシュ!」
「あんたなら特別に敬称省いてライムスカッシュで良いぜkisskisskiss!」

「ふむ、ライムス・カッシュか君が彼らを首だけの姿にしたのかね?」
ライムスカッシュの不遜な態度にも平静を崩さない

「yeeeeees!歯ごたえのねえ連中だったぜ案山子の方がいくらかマシだなkiiisskisskiss」
「金ピカだけはすこーしマシだったが期待外れだったぜ!」
* Re: フルーティーリベンジャー 5話 ( No.5 )
日時: 2018/01/29(月) 13:53:21 メンテ
名前: テヌグイ

「いっそ清しくも聞こえるから不思議じゃな」
大げさなため息を一つ付く
「泰山十二星も全て空席か・・・・」
「どうじゃその強さを見込んで次の十二星にしてやっても良いが、どうかね?」

「ありがてぇ申し出だが王様no(否)だ」
「俺は誰の下にも付かねぇし媚びる気もねぇ!」
「それに空席って言ったがそこに玉無し野郎共がまだ居んだろ」

ライムスカッシュが生き残りの泰山星達を指さす
「ふむ・・・・それなら問題はない」
「片付けろ」

王が冷徹な声色で言い放つと王の側近と思わしき男が返す

「かしこまりました、王よ」

「お、良いねぇ差し詰め王の隠し玉、秘蔵子ってヤツかkisskisskiss」

側近はライムスカッシュの茶化しに目もくれず
御前を失礼します、と王に小さく言うとライムスカッシュ達の方へ歩みだし
泰山星達の首を素通りし生き残りの三人の前に立つ

「失礼、まずは身内の不始末を処理いたしますので」
「少々お待ちいただけますか」
ライムスカッシュに一礼しそう言うと彼らを見据え両手をかざす

「タン・ディエル・マン・ノウ・マン・ツィーゾン・・・・カンダ・・・・」

不気味な呪文を唱えた・・・・
* Re: フルーティーリベンジャー 5話 ( No.6 )
日時: 2018/01/29(月) 13:55:38 メンテ
名前: テヌグイ

すると彼らの周りに黒い靄のようなものが立つ
十か所程だろうかそれらは少しずつ濃くなり人の形となる
姿形はおぼろげだが表情だけは妙にクッキリ見て取れ
辛酸を嘗め尽くしたような苦悶と
あらゆる物を呪うような怒り
全ての不吉を孕んだ邪悪の表情を浮かべている

「な、なんだ!?なんだコレは!!?おぞましい!!!」
「寄るな!!よるんじゃないいいいい!!!」
「ひぃいいいいいぃぃぃぃいい!」
彼らは現れた「モノ」を寄せ付けまいと手で払おうとするーーー

「動かない方が良いな」
「触れれば死ぬ事になる」
「それは死霊だよ、負の魔力の塊、生者の正の魔力を求める亡者」
「触るとたちどころに魔力を吸い取られて屍と化す」

ふと目を細め優し気な表情を作り続けて言う

「挽回の好機を上げようと思ってね」
「君たち三人であのライムス・カッシュという御仁を葬ってくれないかな」
「そうすれば泰山十二星の座は捨てて貰うけど命だけーーー「むむむ無理ですぅぅううううう」

側近の問いに食い気味に三人が答えた
「あ、あなたの死霊も恐ろしいがあの悪魔の方がおおおお恐ろしいぃいいいいい!!!」
「あの首を見てくださいぃぃグチャグチャになっている者も居ますぅ戦いたくないぃぃいい!!」
「いっそ殺してくれえええええええええ!!!」

側近は神妙な面持ちで答える
「そうか、あの金星無欠を葬る腕前だものね」
「君たちでは荷が勝ちすぎるとは考えたけど味方である私に裏切り者として殺されるよりは」
「って、思ったんだけどね、残念だよ」
「・・・・やれ」

その言葉に三人が恐怖に彩られた目を血走らせ最期の釈明を行うため口を開くと同時
死霊たちが三人に一斉に群がる!

「やめ・・・・お・・・・・じぁああぁぁぁぁ・・・・・・・・・」
三人の肌から生気が抜け落ち見る見る青みがかった冷たい色へ変わっていく
ものの数秒で倒れ伏しこと切れた

側近は見ていられないという風に首を垂れ顔を手で覆った
* Re: フルーティーリベンジャー 5話 (前) ( No.7 )
日時: 2018/01/29(月) 23:03:19 メンテ
名前: 名無しさん

・・・しまった。名前入れ忘れてた春休戦です。

ライムス(そこで切るな)カッシュの活躍の続きがキター!

モブ化した泰山残3星無残!まぁ心情は判るが、この覇王ファット一世に逆らった時点で詰みだよなぁ。
実際、異形のライムス相手にも動じない胆力はかなりのもの。凄まじい実力の若い側近が居るお陰もあろうが。

そして側近が操るのは死霊と来たら、雷撃以上に接近戦とは相性が悪いぞ。
金属の腕で触れる分には大丈夫かもだが一体、どう対応するのか?

・・・にしても、この覇王をして未だ恐れを抱かせる先代火星って一体・・・。(^^;
* Re: フルーティーリベンジャー 5話 (前) ( No.8 )
日時: 2018/01/30(火) 12:45:32 メンテ
名前: REO=カジワラ
参照: http://www.pixiv.net/member.php?id=7098022

復活ッ!!フルーティーリベンジャー、復活ッ!!
コイツはスッゲェ、サプライズだぜぇー!!

相も変わらず不敵なライムスカッシュ!!
ビビリまくりな、泰山十二星の3人。そうだよなぁ。泰山十二星の9人が、
ライムスカッシュに殺されたんだもんなぁ〜。しかも圧倒的な差で!!
3人の胸中が計り知れます。

しかし、ライムスカッシュを見て、威厳を崩さないファット一世も凄い。
確かにライムスカッシュの実力を見ていない状態だけど、9人がやられたって時点で、
ヤバさが解かるだろーに。ファット一世…!なかなかの人物だぜ!!

そして、今度戦うは死霊使いの優男。
泰山十二星並…、いやそれ以上の魔法使いっぽい雰囲気だ…!!
そもそも死霊使いってのがライムスカッシュがどう戦うかって話だもんね。
物理じゃないもんなぁ。一体全体どうするんだ!?

次回が気になります!!
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