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* ショートストーリー 第6話

日時: 2017/10/20(金) 06:06:03 メンテ
名前: カジワラ
参照: http://www.pixiv.net/member.php?id=7098022

第6話です。
ルイヌーヴォー。

それではどうぞ。
 
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* Re: ショートストーリー 第6話 ( No.1 )
日時: 2017/10/20(金) 06:06:59 メンテ
名前: カジワラ
参照: http://www.pixiv.net/member.php?id=7098022




○現在 レゼルヴェ国 ルイヌーヴォー自室


吾輩(わがはい)は『ルイ=ポナパルト=ヌーヴォー1世』。

年齢59歳。174cm102kg。太った体型をしている。

通称・ルイヌーヴォー。『新興軍事国家レゼルヴェ国大統領』だ。


真の支配者こそ『耐撃の百文字(オサ)』であるものも…。

実務的に吾輩が『最高権力者の代理』に当たる訳だな。


そんな、吾輩ではあるが…。

人には言えぬ。『趣味』がある。


それは…!


女 性 モ ノ 下 着 を 着 用 す る 事 。


いわゆる一つの『変態』なのだ。


それには深い訳がある。


幼き日に母を亡くし、厳格な父に育てられた私は…っ。

亡き母の下着を着用する事でしか 自己を慰める術(すべ)を知らなかった。

そうする事で『母上(メーフ)の温もり』が感じられ。

私が私として『生きていて良い様に、思えてくるから』だ。



誰にも話せない。

誰にも知られたくない。


『 趣 味 』。



だが、こんな吾輩でも。

少しは成長したのだ。


今までは風呂に入る以外…。

四六時中、女性モノの下着を着用してなきゃ駄目だったが…。


今は『寝る時のみ着用』するだけで済んでいる。


吾輩も…。百文字(オサ)に従う事で…。

心が強くなったと言う事であるかな?


さ、そろそろ寝るとしよう。

今日はピンクの下着を着用するとするかな。


吾輩はタンスを開ける。


ム…!

ムム!!

ムムム…!!


こ・これは!!


吾輩の下着が無いぃぃぃいいいいーーーーっっ!!



      ・
      ・
      ・
      ・

      ・

      ・


      ・





・・・・




○超鋼戦機カラクリオー外伝

 クロガネの賛歌 第8.5章 ー ショートストーリー ー



 第 6 話 「 ル イ ヌ ー ヴ ォ ー 」






・・・・
* Re: ショートストーリー 第6話 ( No.2 )
日時: 2017/10/20(金) 06:08:48 メンテ
名前: カジワラ
参照: http://www.pixiv.net/member.php?id=7098022






落ち着け!落ち着くのだ吾輩!!

吾輩の辞書には『不可能』と言う文字は無く!!

吾輩の辞書に、『敗北』と言う文字は在ってはあってはならない!!


何故無いのか?


このタンスの管理は吾輩のみが行っている!!


誰かが触れたとか触ったとか無いハズだ!!


となると…!!


下着泥棒か?


吾輩は胸と股間を隠しながら、

身をくねらせたポーズをとる!!


「イヤーン!まいっちんぐ!!」


「って、やってる場合かぁーっ!?」



どうする!どうする、吾輩!?

あ・あれが世間の目に公表されたらァーッ!?

「と、取り敢えず、もう一度タンスをよく探すか。」


ガサゴソ


「ム!これは!!」


手紙が入っていた。

まさかラブレターではあるまい。


「とにかく読むとするか。」


手紙にはこう書いていた。


ー いやしい、いやしい、汚豚(おぶた)ちゃん…。

ー 君って、男なのに、女モノの下着を穿(は)く、変態さんなんだぁ。

ー 趣味は自由って言うけどさぁ。

ー これはちょっと…。

ー 人には話せないよ…ねぇ?

ー バラされたくないよねぇ??

ー『バラされたくなかったら、レゼルヴェ国を裏切ってよ。』

ー 君のスゥイートな返事を待っているよ♪

ー 明日の夜。工業地区15番の廃倉庫で待ってるよ。

ー 一人で来るんだよ?誰にも相談しちゃ…駄目(はぁと)

ー 君と二人で夜通し話がしたいんだ。

ー 楽しみに待っているよ♪

ー ブラッククロスのムマッチョラより。


吾輩は戦慄(せんりつ)を覚えた…!

こ…これは!吾輩は『脅迫(きょうはく)』をされている…っ!!


どうする!?レゼルヴェ国を裏切る事など出来ん!!

だがこの趣味をバラされたら!!?

吾輩の…!吾輩の信用度はガタ落ち!!

そして吾輩自身、耐え難い『恥辱』を受ける事になる…!?


吾輩は悩んだ…!


バラされたくない!

バラされたくない!バラされたくない!

バラされたくない!バラされたくない!バラされたくない!


バレたら…。皆きっと…。

汚物でも眺(なが)めるような目で、

吾輩をさげすむに決まっている!こんな姿!!

醜(みにく)い以外、何者でもない…っ!!


だから吾輩は追い込まれるようにそう判断をした。


「行くしかあるまい…!」

「こんな趣味…!バラされる訳にはいかん!!」


次の日の夜。

吾輩は廃倉庫へと向かった。





・・・・





○次の日の夜 レゼルヴェ国 工業地区15番の廃倉庫


静かな場所であった。

シィンと…。シィンとしていた。

まるで吾輩以外、誰も居ないような…。


その時であった…!


暗闇から声が響く。

「ルゥイ・ヌゥボォちゃぁ〜ん♪」

「一人で来たんだ。偉いねぇ〜♪」

「褒めてあげるよん。」

「この私…。」

「ブラッククロスのムマッチョラがね♪」


吾輩!

「き・君がムマッチョラ君かね!?」

「話は簡単だ!吾輩の下着の事だが!!」


暗闇から…!

「トランキーロ。あっせんな…YO!」

と声がし…!


そして…!


ウサ耳に、レオタード。

網タイツを穿いた…。

ムキムキのマッチョマンが現れる…ッ!!


吾輩は思わず、こう言う!?

「き・君は変態かね!?」


ムマッチョラ。

「ヤだなぁ。私。君には言われたくないよぉう?」

「私は筋肉美と言う不変の美しさに加えて…。」

「煽情的(せんじょうてき)なバニーガール姿を併せ持つ…。」

「言わば…!」


「 美 の 化 身 ! ! 」


「君の様に醜く肥え太った『汚豚』なんかにさぁ〜。」

「そう言われる筋合いはないよ、お爺ちゃん♪」


吾輩。

「言葉の意味を理解し難いが、とにかく凄い自信だ。8!」


ムマッチョラ。

「レスラー♪怪獣〜♪」

「おおっと…。歌ってる場合じゃあないね。」

「君から『スゥイートな返事』を貰いたくて来たんだ。」


吾輩。

「ムム…!」
* Re: ショートストーリー 第6話 ( No.3 )
日時: 2017/10/20(金) 06:11:47 メンテ
名前: カジワラ
参照: http://www.pixiv.net/member.php?id=7098022


ムマッチョラ。

「裏切っておくれよ…。」

「ブラッククロスの為に…。」

「レゼルヴェ国を…。」


「じゃなきゃあ…。」

「君の最ッ低ェーな趣味がね…。」

「世間の皆にバレちゃう…。」


「それは…。」

「嫌だろう…?」


「ねぇ…??」


吾輩。

「ムムム…!」


ムマッチョラ。

「さぁ!」

「答えておくれよ!!」


「汚豚ちゃぁぁ〜〜〜〜ん!!!」


吾輩は…。

「答えは…。」


力強く答える。


「ノン(いいえ)だよ、ムマッチョラ君。」


ムマッチョラ。

「はぃいい〜〜?」

「おお〜マジ〜れぇすかぁ??」

「レレレのレェ〜???」


吾輩。

「吾輩は…!」

「百文字(オサ)に付き従い…!」

「この地球の為に戦うと決めたのだ。」


「その為には…!」


「地球を裏切り、アムステラと呼応する!」

「ブラッククロスなどに加担(かたん)する訳にはいかーん!!」


吾輩は言い放つ!!

「 好きするが良い、ムマッチョラ君! 」

「 吾輩の政治生命は断たれるかも知れんがそうなろうと!! 」

「 吾輩は…!吾輩のやりかたでアムステラと戦っていく!! 」


「 その為には…!! 」

「 下着ぐらい晒(さら)して生きようではないか!! 」


「 そ の 先 に あ る 『 大 儀 』 の 為 に ! ! 」

「 この『ルイ=ポナパルト=ヌーヴォー1世』ッッ!! 」


「 恥を晒してでも!生き抜いて見せるッ!! 」


ムマッチョラは…!


「ふ〜〜〜〜ん…。」

「そ…。そっかぁ〜。」

「そ〜なんでちゅかあ〜。」


「ん〜〜〜〜〜〜〜。」


「………………。」


下品な笑顔でこう言い放つ!!


「イヒ。」

「イヒヒ…!」

「イヒヒヒヒヒヒ!」


「い〜けないんだ♪」

「いけないんだ♪♪」


「い〜けない子を『発見伝』♪」


「へっへっへ…♪」


「それじゃあ…。」


「見せたがりの汚豚ちゃんの…♪」


「恥ずかしい姿を『全世界に発信』しちゃおうかなぁ〜〜〜〜♪♪」


吾輩!

「スマホを取り出し、何をするつもりだ!!」


ムマッチョラ!

「じっつはねぇ〜!」

「汚豚ちゃんの部屋を盗撮してたんだよねぇ〜〜!!」

「もう、汚豚ちゃんのきったない『下着姿』を完全網羅!!」

「そいつを今、インターネットを通じて、世界に発信しちゃうのさぁ〜〜〜〜!!!」


「イッヒィ〜ン♪」


「あ、それ♪あ、それ♪」

「それそれそれそれ♪♪」

「汚豚ちゃんの♪」

「恥っずかしいすっがたが全世界にぃ〜♪」

「発信しちゃって、ほれ、御開帳(ごかいちょお〜)♪」


そして、それは…!


「ポチっとな♪」


その時であった!!


「アレ?アレレ?」

「どうして??出来たと思ったら??」


「右腕の自由が効かないよ??」


それは…!


「レスラーへの賛歌 その19…。」

「脳天唐竹割り…。」

「相手の脳天に垂直にチョップを振り下ろす。

 特徴としては手刀の指の部分ではなく、手の付け根の骨で叩く。が…。」



「 こ の 度 は 特 別 だ 。 」


  ッ

  ッ


「 貴 様 の そ の 薄 汚 い 右 腕 を 、

  切  断  さ せ て も ら っ た ぞ … … ッ ! ! 」


  ッ

  ッ


吾輩は叫ぶ!!

「耐撃の百文字(オサァァァァァァァァァ!!!)」


ムマッチョラが絶叫する!

「みぎゃぁぁぁああああああああああああああああ!!!」


百文字(オサ)!

「烈海王の苦無を喰らったドイルか貴様は?」


百文字(オサ)は続ける!

「かつてはQX団が存在してたが故…。」

「アフリカ南部に置いて、その勢力が大した事が無かったブラッククロスであるが…。」

「アムステラの侵略の呼応し…。ウジ虫の如くアフリカ南部にも手を出して来たようだな。」


百文字(オサ)は言い放つ!

「貴様等の行動はレディ(・ミィラ)の調べにより筒抜けである!」

「この度、ルイヌーヴォーを囮(おとり)としたが、まんまと罠に嵌(ハマ)ったようだな!!」


ムマッチョラは…!

「に・逃げ…!!」

逃走を試みるが…!!


ガシィ!!


百文字(オサ)に捕まる!!


「レスラーへの賛歌 その7ッ!」

「“鉄人”ルー・テーズへと捧ぐる、岩石落としッ!!」


  ッ

  ッ


「背後からヘソを中心に組みて締めッ!

 真後ろへとブリッジを組むかの如くッ!!

 反りて返る事により『 バ ッ ク ド ロ ッ プ 』と相成るッ!!」


  ッ

  ッ


ゴッッッ ッ ッ ! !


ギィヤァァァァアアアアア ア ア ア ア ア ン ! ! !



  ・

  ・

  ・



「ヒフン…ッ。」


「ヒ・ヒフン…ッ。」



ムマッチョラはピクピクと痙攣(けいれん)し。



「ヒ…フゥ〜…ン…。」


気絶する。


百文字(オサ)。

「貴様はこのアフリカ南部のブラッククロスについて、洗いざらい話してもらう。」

「『自白剤・ジャスティスC』を使えば、何もかも話すであろう。」


吾輩は…。

「百文字(オサ)…!」

「あぁぁぁぁぁりがとうございますぅぅぅぅうううう!!」


絶叫するように礼を言う。
* Re: ショートストーリー 第6話 ( No.4 )
日時: 2017/10/20(金) 06:15:01 メンテ
名前: カジワラ
参照: http://www.pixiv.net/member.php?id=7098022


百文字(オサ)。

「ルイヌーヴォーよ。貴様をダシにしてスマヌな。」

「貴様はその趣味により、ブラッククロスの囮として恰好だったのでな。」


吾輩が。

「ハハハ…。」

「吾輩の趣味が役に立つとは…。」


そう自嘲(じちょう)すると。


百文字(オサ)はこう言った。

「ルイヌーヴォーよ。確かに貴様の趣味は普通ではないかも知れぬ。」

「しかしワシを着け狙う『サンキスト一族』は『オレンジの形の覆面』を被り生活を送っていると言う。」

「それは異常かも知れぬが、彼等は彼等の誇りで、それを良しとしている。」

「ルイヌーヴォーよ。貴様も様々な事柄が重なり、その趣味があるのだ。」

「貴様は貴様らしく生きよ、ルイヌーヴォー。」


吾輩は力強く答える!

「ウイィィィィイイイイイイイ(はいぃぃぃいいいいいい!!!!)」





・・・・





吾輩はルイヌーヴォー。

吾輩は吾輩の趣味を後ろめたいモノだと思っていた。

異常じゃないか。男が女の下着を付ける等…。

だが、今回の事件を契機(けいき)に…。

自分らしい事柄の一つなのだなと思うようになった。


「今日はパープルの下着をつけ寝るとしよう。」


そうして吾輩は床(とこ)に就(つ)いた。








* Re: ショートストーリー 第6話 ( No.5 )
日時: 2017/10/20(金) 06:16:02 メンテ
名前: カジワラ
参照: http://www.pixiv.net/member.php?id=7098022

ーーーーーー





 第6話「ルイヌーヴォー」


 ・・・完。




* Re: ショートストーリー 第6話 ( No.6 )
日時: 2017/10/21(土) 08:08:01 メンテ
名前: 春休戦

今回はルイヌーヴォー回・・・。

いやね、彼が変態なのは知ってますが。それを自覚してるだけ感性はまだ常人寄りなんだろうなぁ。
というか、周りが濃過ぎて「木を隠すには森の中」的に「変態を隠すには異常環境の中」なんだもの。
少々の変態なんか「ふーん。それで?」で流されそうな環境だと思います、この近辺。(www

だからって何も変態エージェントを送り込むこたあるまい、ブラッククロス。(w
百文字もルイヌーヴォーの趣味を知りつつ(そういや貴方、猿轡にパンティ食わせてましたね)受け入れる度量。
でもねー。サンキスト達をパンティストみたいに紹介するのはどうかと思うんだ。(www
(変態仮面やけっこう仮面の如くパンティ被ったレスラー集団を連想して頭を抱えた)
* Re: ショートストーリー 第6話 ( No.7 )
日時: 2017/10/21(土) 20:58:50 メンテ
名前: カジワラ
参照: http://www.pixiv.net/member.php?id=7098022

>>春休戦さん
ポツリポツリと出番はあるモノも中々メイン回がなかったルイヌーヴォー回です!
ルイヌーヴォーは変態ですが、それは子供の頃に歪んで出来たモノなので、
真っ当であるが故に変態になってしまった為、常人の感覚を持ってますね。

まぁやはり周りが濃いので、ちょっとやそっとの変態は隠れてしまうトコがありますねw
そりゃあ男が女モノの下着を着けてたら引くけど、隠している分問題無いだろうとw
かつては白人至上主義だったレゼルヴェ国ですか、今は変態に優しい国でもある気がします(ぇー

ブラッククロスが変態エージェントを送り込んだのは、ルイヌーヴォーの性格を踏まえて、
変態である事を責める人選が良いだろうと判断したからですね。実際には屈しませんでしたけど。
でもムマッチョラは書いてて楽しかったですね。ブラッククロスは全身タイツの覆面姿で行動するので、
こう言う変態が居ても良いなと思って書きました。今回で退場するのは少し惜しいなあ(ぉ

ルイヌーヴォーに猿轡にパンティ食わせてたのは、百文字かもしれないしレディかも知れませんね。
どっちか決めてないけど、どっちにしてもルイヌーヴォー的には辱めにあった形になると思います。

サンキスト達はやはり覆面して生活するの変でしょうwwwまぁ例外も居ると思いますがww
パンティも覆面もどっちもおかしいですってwwけっこう仮面は体は隠してないけど、
覆面はパンティではありませんね。まぁ永井豪先生のセンスには驚かされるばかりです。
その後に「まぼろしのパンティ」と言うけっこう仮面がパンツ穿いたような女主人公の漫画あるのですが、
今まで全裸だったのにパンツを穿くのはパワーダウンと思う私がいます(ぉぃ
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