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* フルーティリベンジャー 第4話

日時: 2016/02/10(水) 19:32:15 メンテ
名前: 手拭

カジワラさんのご協力と寛大さに感謝を!
 
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* Re: フルーティリベンジャー 第4話 ( No.1 )
日時: 2016/02/10(水) 19:32:50 メンテ
名前: 手拭

魔法には大きく分けて三つの分類がある

一つ、生まれながらに持つ魔法「生来魔法」。
この世界に生まれたものは誰でも一つ持っている

一つ、「詠唱魔法」に代表される後天的に学び習得する魔法。
ただし習得には膨大な時間を要するため「生来魔法」に優れる者で学ぶものは少ない

一つ、「付与・加護魔法」。
精霊・神・霊の力を借り武器や防具に魔法を付与する。
その方法は失伝しており殆どが国宝扱いされている
現在新たに手に入れるには遺跡などで発見するしかない
一部例外を除き誰でも使用可能。
* Re: フルーティリベンジャー 第4話 ( No.2 )
日時: 2016/02/10(水) 19:33:36 メンテ
名前: 手拭

トランスは厄介だなと愚痴をこぼす
あの両腕のガントレットの頑強さと身体能力は異常だ
その上まだ魔法を見せていない
スムージー王国の神官ならば大した魔法は持っていないだろうが
どう見ても神官には見えないーーそれ以前に戦場で半裸など狂気の沙汰だーー
探りを入れる

「言っておくが私相手に魔法を使わんのは愚作だぞ?」

「kiiiiss!kiss!kiss!魔法?あいにくそんなCheap Trick(手品)はもちあわせちゃいねぇよ」
「オレはお前らに教えてやってるだけさ、プロレスの素晴らしさをなぁ!」

「キィス?プロレス?・・・話にならんな」

理解不能の部分もあるがどうやら魔法は使えない?
東方には魔法に匹敵する「氣法」を使う国家があるが
ーー氣法とは、主に魔力を外に放出することによって発動する魔法とは逆にーー
ーー己の内にて影響を及ぼす魔力操作技術。ーー
ーー極めた者の肌は鋼鉄の鎧と化し、拳は空を裂き蹴りは地を割ると言われるーー
ーー元々は異世界人の技術であったという説もあるーー
なるほど不可解な言葉も異国語というのなら説明が付く
裸なのもそれなら得心が行く、戦場で半裸など狂気の沙汰だ
神官長どもが行方をくらましていたのもこの傭兵を雇う手はずを整えて居たからか

「まあ、使ったからといって通用するとは限らんがな」

「金星無欠」の生来魔法の一つは金属強化
その効果は軽装鎧ですらフルプレート鎧をはるかにしのぐ防御力となる
金色の輝きも伊達ではない耐魔法の効果がある
そして携えるは戦神の加護を受けた魔法剣
紙を乗せれば自重で二つに分かれてしまうほどの切れ味を誇り
さらには魔法すらも切り裂くことが可能!
素材こそただの鉄だがトランスにとっては
例え数打物の鉄剣であったとしても刃こぼれ一つしない名剣と同義!

静かに剣に魔法を込め金属強化を発動し
傍らの瓦礫にむけ剣をゆるりと振る
するりと熱したナイフでバターでも切り裂くかの如く抵抗無く通り抜け
遅れて瓦礫が落ちる、、、恐るべき切れ味!
鋼鉄すらたやすく両断する事だろう!
* Re: フルーティリベンジャー 第4話 ( No.3 )
日時: 2016/02/10(水) 19:34:56 メンテ
名前: 手拭

トランスは八相に剣を構え果実頭と対峙する

「行くぞッ!!」

「・・・おめぇ、何番だ?」

不意にかけられた言葉の意味を理解しかねたトランスは眉をひそめ無言で返す

「おめぇは何番目に強ぇって聞いてんだよ察しが悪ぃな金ピカ!」
「さっきまでの雑魚野朗共よりゃマシなんだろうなkiiiiiss!」
親指を地面に向ける!不遜!

トランスは安い挑発に思わず鼻で笑ってしまう近隣諸国でこのトランスを知らぬものが居るはずが無いのだ
「そういう事かね、ならば安心したまえ」
「泰山十二星とは私のことで、私こそが泰山十二星だ!」

「いや、意味わかんねぇよ・・・!」

「・・・・どうやら本当に私の事を知らないらしいな」
やはり異国の傭兵かとトランスは先ほどの推測の確信を得る、なるほど報告に無いのも得心が行く
「ならば自己紹介といこう!異国にも名は通っていよう!」
「私こそがファット王国最強、泰山十二星棟梁「金星無欠」のトランスだ!」
「だが今更気づいても遅い、魔法に頼り切った先の8人と同じと思うな」
「わが魔法剣の金色の威光にひれ伏しそのーーーーー」

「いーからそういうの!魔法剣とかサラッとネタバレしてるしよ!」
「だが、お前がChamp(チャンプ)ってのはフレーー〜ッシュな情報だぜ!kiiiiiiiss!」

「フッ、ついお喋りが長くなってしまうのが悪い癖でね」
「葬る前に君の名を聞いておこう果実頭の戦士よ」
「泰山十二星を八星までも墜とした男の名を我が剣の錆となるまえにせめてーーーー」

「マスク・ド・サンキスト・ライムスカッシュ様だ!」
「普通に聞けって!マジで察し悪ぃなっ!」

「では始めようかマスク・ド・サンキスト・ライムスカッシュ君」

「kiiiist!kist!楽しませてくれよ金ピカァ!」
一瞬微妙な表情をしたが軽口を叩きライムスカッシュも構える
だがその構えにトランスは目を剥き驚愕の表情を浮かべ次いで怒りがこみ上げる

「!!!!!!」

大きく腰を落とし両手は下げ僅かに地面に触れる
顔はこちらを向いたままだが頭を下げ前方へ突き出す様な形になっている
相撲における仕切りの構え・・・・
的を狭め攻撃の範囲を絞らせる肩まで覆う鉄椀のおかげでトランスは頭を狙うしかない
ライムスカッシュ流の武器対策だ
だが相撲という異世界の格闘技を知らないトランスは
この姿に土壇場の光景を重ねる、罪人が首を刎ねられる寸前の姿を
『首を晒してやるから切れるものなら斬って見やがれ』そう受け取ったのだ
* Re: フルーティリベンジャー 第4話 ( No.4 )
日時: 2016/02/10(水) 19:35:53 メンテ
名前: 手拭

嘗めるなっ!望み通り唐竹割りにしてくれる!!

上段に構えなおすとライムスカッシュへ向け大きく飛び込み!

裂帛の気合と共に切り下ろす!

中空で剣が稲光の如く輝きバチバチと大気を焦がす!!!

トランスは本来一人一つしか持たぬ生来魔法を二つ持つ!

一つは金属強化、そしてもう一つはたった今発動した「電撃」だ!

この二つの魔法の相性は抜群!

右腕を上げその剣を受けようとするライムスカッシュ

だが想定内!トランスの剣は鋼鉄をもたやすく切り裂く切れ味を誇る!

その自慢の腕ごと真っ二つにーーーー


ギャリイイイイイイィィィイイイイイイィィィンンンンッッ!!!


瞬間火花が爆ぜ、耳を劈く金属音が響き渡る!

幾度と無く切り裂いた鎧兜の割れる感覚、神官の結界を通り抜ける感覚

そのどれも無く腕にただ残るは剣から伝わる痺れのみ

強化し加護を得た剣でも切れない強度!そんな武具を一傭兵が持っているのか!?

だがトランスに焦りは無い、剣から鉄腕へと電撃が通った手ごたえを確かに感じ取っている!

電撃を浴びた人間は行動不能、悪くすれば即死!

「フッ、雷神剣に敵なしーーー」

決め顔でつぶやき二の太刀を見舞うべく剣を構えなおすーーー

グンッッッッッッ!!!!

事ができない!

刀身が掴まれている!!!


ーー金属は人体より導電率が高い!ーー

ーー右手から通った電流は左手へ伝わりそのまま地面へ逃げたのだ!ーー

ーーさらに分厚い筋肉が重要な臓器の損傷を防いでくれたーー


馬鹿な!今の電撃で動けるわけがーーーいや、もう一度見舞ってやる!

再び電撃を見舞うべく魔力を集中する

ーーーだがコレがコレこそが魔法の弱点なのだ、集中のためワンテンポ遅れるーーー
ーーー接近戦においては致命的な隙となる!ーーー

ガギィイイイイイインン!!!!!!!

ライムスカッシュの掌底打ちがトランスの胸部に炸裂!!

鎧に守られてはいるものの

恐るべき打撃の衝撃に剣から手が離れ後方に勢い良く吹き飛ばされ結界に打ち付けられる!

軽装鎧だが金属強化の効果で外的ダメージは無い

しかし衝撃で肺から空気が押し出され息が止まる!!
* Re: フルーティリベンジャー 第4話 ( No.5 )
日時: 2016/02/10(水) 19:36:31 メンテ
名前: 手拭

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

なぜ斬れなかったのか

コレはライムスカッシュですら知らぬことではあるが

鉄腕とは言うがこの腕は鉄製ではない!

もちろん鋼製でも無ければ強化スチール製でもない!

この鈍色の腕を構成する金属をよく見てみると木目のような模様が見て取れる!

そうコレはコレこそは!


比類なき強靭さを誇った至高の金属!

19世紀に失われた幻の金属!

ダマスカス鋼!!!


だがサンキスト一族にそのような科学力があるのか!?

ロストテクノロジーを蘇らせ生産しサイボーグ腕に応用するという技術が!

答えは否!数多いる頭脳派サンキスト達にもそのような技術者は居ない!

では一体どこから・・・??

この腕はライムスカッシュの為に造られた物ではない

この腕は!この腕の本来の所有者とは・・・・!


77人の鋼の戦士達が居た!

QX団の誇っ“た”77のサイボーグ!

その中にあって唯一護衛用として造られた男

サイボーグ1の『防御力』を持つ鉄壁の男!

『絶対守護』(セイブユー)バンクス!

そしてその両腕に用いられたダマスカス鋼こそ

QX団の狂気の科学力が蘇らせたロストテクノロジー!!


しかし彼はある任務のさなか倒れる

それはQX団基地防衛の任務だった

といっても一人ででは無いなんと74名のサイボーグでの防衛任務!

QX団が総統Queen X(クイーン・エックス)を護るため

QX団の誇る77のサイボーグのその殆どを招集したのだ!

彼が預かるは基地通路の一角

迷路のように入り組んだ基地内だが

幾つか「必ずそこを通らなければ先に進めない」という要所がある

彼が配置されたのは正にその要所の最も表層にある場所だ

万一ここまで進入された場合彼が肉(鉄)壁となり時間を稼ぎ

EEEの監視網により近辺を警邏する各サイボーグに通達

順次援軍が到着するという手はずであった

そして彼自身この場を一歩も引くことなく死しても守り抜く不退転の覚悟があった

この通路を護り、同胞を守護(まも)り、Queenを護衛(まも)り抜く覚悟が!


だが彼は通路を護る事も同胞を守護ることもまして戦うことも無く機能停止し

後日皮肉にも守護の対象であった他の仲間の手により呆気なく最期を迎えた

しかし彼には秘密裏に与えられた別の任務があった!!

その任務こそ『銀行』(バンクス)

彼自身がQX団が精製した数多の希少金属で作られたサイボーグであり

希少金属そのものとその精製法のマスターデータを預かる

『絶対守護銀行』(セイブユーバンクス)なのだ!


ズレアバーシャが全サイボーグを破壊した混乱のさなか

あるサンキスト一族の者が遺体を盗み出し、そしてコルレオーネ氏と取引を行った

バンクスを引き渡す代わりにサイボーグ手術を!

言わばマスク・ド・サンキスト・ライムスカッシュとは

サンキスト一族積年の復讐心と

QX団狂気の科学力その残滓(ざんし)により造られた

番外機械闘士(エクストラナンバー)

あえてサイボーグ名を付けるならばッッ!!


『百滅』(ハンドレットキラー)ライム・スカッシュ!!!!


だがソレらの経緯はまた別の物語


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
* Re: フルーティリベンジャー 第4話 ( No.6 )
日時: 2016/02/10(水) 19:40:22 メンテ
名前: 手拭

けたたましい金属音が響く

ライムスカッシュが奪い取った剣をアッサリ投げ捨てたのだ

「凶器攻撃は反則だぜぇ金ピカ、さあプロレスしようぜッ!」

歪んだ笑顔でトランスに向いゆっくりと歩を進める

「歩・・・けるのか・・・」

トランスは戦慄する

鋼鉄すら両断する剣撃を受け止めたことはまだしも

電撃を受けても尚平然と歩を進めるその姿に!

だがそんな動揺などお構い無しに花道を渡るが如く堂々とした歩みで

ライムスカッシュが一歩近づく

(「〜〜〜〜〜〜」)
うわ言のように何かをつぶやくトランス

また一歩近づく

(「〜〜〜〜〜〜」)
うわ言のように何かをつぶやくトランス

また一歩

(「〜〜〜〜〜〜」)
うわ言のように何かをつぶやくトランス

一歩

(「・・・・・・・」)

筋骨隆々で奇妙な覆面を被りパンツ一丁で鉄腕の男が目の前に到達(リングイン)した

「待たせたなぁ金ピカーーー」

ドンッッ!!!!!

だが言い終える前にトランスは小さくしかし強く息を吐き地を踏み抜いて

ライムスカッシュの水月へ渾身の拳を見舞うと叫ぶ!

「わざわざゆっくり歩いてきたのは失敗だったな!」

「詠唱魔法で身体強化させてもらったよ!」

金属強化したガントレットに詠唱魔法で上昇した身体能力を乗せ稲妻を纏った拳だ!

鳩尾に拳がめり込み!電撃が全身を駆けめぐる!

さらにラッシュ!ラッシュ!!ラッシューーー!!!

電撃を纏った黄金の拳がこめかみに!人中に!わき腹に!矢継ぎはぎに襲い掛かるーーーー!!!

「剣と魔法しか脳が無いとでも思ったかね?無欠の名は伊達じゃないぞッ!」

直撃!直撃!直撃!直撃!直撃!直撃!直撃!

電流のショックで動けないのか!?

ライムスカッシュは棒立ちだーーーッ!!

「形勢逆転!油断大敵!甘かったな先の一撃私の顔面を狙えばこうはならなかった筈だ!」

「このようになッッ!」

そして強化した軍靴の電撃的ハイキックがライムスカッシュのこめかみに

炸裂ゥッ!!!!

勝った!トランスは勝利を確信する!!

勝利の笑みを浮かべーーーー

ガッシィ!!!!

頭の両側面に厳つい鉄の冷たい感触を感じたと同時


ヘッーーーードバットォ!!


「妄想笑いか?金ピカ!お望みどおり顔面攻撃だぜぇ!kiiiiss!kiss!kiss!」


チョーパン炸裂ゥ!!トランスは視界がチカチカと煌きふらつく足に意思を伝えることが出来ない!


おもむろに掌でこめかみを掴みそのまま持ち上げるッ!!


アイアンックローーだーーーーーッ!


脳天締めとも言われ、掌全体で相手の顔面をつかみ指先の握力を使って締め上げダメージを与る技だ!

プロレス技としては地味だが鍛え抜かれたプロレスラーからギブアップを取ることも可能なこの握撃にトランスは悶絶ッ!

朦朧としていた意識が激痛で覚醒する!

「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッッ!!!!」

ジタバタと暴れながら電流を発生させる!!だがッ!

「Kiiiiiiss!kiss!kiss!kiss!kist!」

笑っているッ!笑っているぞォッ!!ライムスカッシュ!!!

「この程度のShock(電撃)来ると分かってたら訳ねぇぜ!」

「地下レスラーにとって電流Death match(デスマッチ)なんざ日常茶飯事なんだよぉ!kiiiiiss!kiss!kiss!」

つかまれたままメチャクチャに暴れまわるトランス!

ライムスカッシュの鉄の腕を顔面を胸を腹を殴り蹴るが聞こえてくるのは不気味な笑い声だけだ!

ギリギリと締め上げる力が徐々に強まる!強まる!!強まる!!!

もはや常人ならば頭蓋骨が粉砕されるほどの力が込められ肉に鉄指が食い込み流血している!

だが幸か不幸か彼の頭蓋はこの握撃に耐えている!

ーーそう彼の魔法は金属強化!人骨の約60%を締めるカルシウムは金属なのだ!ーーー

「一体ッ何者だッッ!?貴様ァアア〜〜〜〜〜ッッッ!?」

「kiiist!kist!何者でもねぇよ、ただてめぇらが気にいらねぇだけさ!」

トランスは混乱する脳内の辞書から現実、非現実に関わらず強者をリストアップするが

そのどれもライムスカッシュとは重ならない!

こんな不気味な姿の人間など見たことも聞いた事も無い!

そんな思考の間にも頭蓋がギシギシと悲鳴を上げる・・・もはや残された時間は多くは無い!

ようやくトランスも死への片道切符を握らされていることに気づく

(「こんな所で終わるのか!?」)

少しずつ邪魔な魔導師を消し、先代達を隠居させ今の地位を磐石のものとした苦労が

これからの輝かしき覇道がゆくゆくはファット王国を牛耳る計画が!

とはいえもはやそんな心配をしている時間は無い!

「まっ、待ってくれッ!いくらで雇われた!?倍いや5倍払おう!私達についてくれないか!?」

トランスは恥も外聞も捨てる!手も足も出ない今出来るのは交渉だけだ!

ギリギリと掴む力が強くなる

「分かった、10倍だッッ!」

ギリギリと掴む力が強くなる

「そうだ!地位か!?泰山十二星の地位をやるッッッ!」

ギリギリと掴む力が強くなる

「待ってくれッッッッ!」

ギリギリと掴む力が強くなる

「待ってくださいィィィ泰山十二星の棟梁になっていただけませんかッッ!」

ギリギリと掴む力が強くなる

「計画ッ!計画があるんです!我々でファット王国をのっとるッッ!」

ギリギリと掴む力が強くなる

「我々の国は強さを最も尊ぶ!あ、あなたこそ王にふさわしいッッッッ!」

フッと力が抜けトランスの足が久しぶりの地面を踏みしめる

「〜〜〜〜ッッッ!!!」

ポンッ

優しく両肩に鈍色の手が置かれる!

「わかってるじゃないかぁ〜〜〜!トランス君!」

「は、は、は、はい」

「僕達良いビジネスパートナーになれそうだね!キ〜〜スキスキス!」

トランスは首を縦に小刻みにブルブルと振る

もちろん言っている意味は分からないが好意的な口調に安堵の表情を浮かべるーーーー

「なんてfuckin先輩方なら言うかもなぁ!」

「ring(戦場)でゲスい裏話してんじゃねぇよゴールドファッカー!」

「オレのrevenge(復讐)は甘かねぇんだ例え代行でもなぁ!」

そして両肩に置いた手に渾身の力を込めるッ!!!


「〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッッ」

め・・・きッ・・・・!!!


なんと言うことかッ!トランスの体が“縦”にひしゃげたぁあああ!!

いかに骨を強化しようと関節は柔らかいままだ!

脊椎が破壊され足はあらぬ方向に曲がり折りたたまれている!

手だけがすがる様にライムスカッシュの手を掴んでいるがもはやそこには藁を掴むほどの力も無い!

ーーーコレは俗に“ジャガる”という技とも言えぬ技だ!ーーー

ーーー両肩に手を置きアルミ缶をつぶす様に縦に力を込めるだけの技だ!ーーー

ーーーオーストリアの子供向け番組『ビスケットカデンツ』のジークが得意とする技だ!ーーー


「3カウントは・・・いらねぇか。kiiiiiss!kiss!kiss!」


残る十二星は三・・・・!
* Re: フルーティリベンジャー 第4話 ( No.7 )
日時: 2016/02/10(水) 19:44:19 メンテ
名前: 手拭

〜続く〜


「絶対守護」(セイブユー)バンクス

七十七のサイボーグの内でおそらく唯一の護衛用サイボーグ

主に要人警護や防衛戦で活躍した

守備に長ける分、攻撃性能は劣っておりサイボーグヒエラルキー?は低かった

実はバンクスまでがサイボーグネームであり本名は無い
* Re: フルーティリベンジャー 第4話 ( No.8 )
日時: 2016/02/10(水) 23:11:38 メンテ
名前: カジワラ
参照: http://www.pixiv.net/member.php?id=7098022

いえいえ〜!>感謝を!
ライムスカッシュ強ぇー!毎回思う事ながらこの強さは爽快ですねぇー!!
あれだけ偉そうにしていた、トランスがあそこまで醜態を晒すとは…!!
相手が無様であれば無様である程にライムスカッシュの強さが引き立ちますね!!
そして明らかになったライムスカッシュの強さの秘密!!
QX団設定が再び表に出たのは嬉しい限りです!!
『百滅』(ハンドレットキラー)ライム・スカッシュ!!!!正にその名こそが相応しい!!
* Re: フルーティリベンジャー 第4話 ( No.9 )
日時: 2016/02/11(木) 08:46:43 メンテ
名前: 春休戦

そこか! そこが出処かっ!
QX団77のサイボーグ達由来だったとは。そしてQX団の裏切り者コルレオーネ!
サンキスト達も大組織に唯諾々と従う羊では無く、裏では己の牙を磨く猛獣だと判る事ですね。
言い抜けは出来るかもだけど、その行為は危ない橋には違いなく、でもそれをやってのけるのだから。

トランスもまぁ、棟梁なだけに判断力は決して悪く無かった。
敗因はただ、「相手(ライムスカッシュ)が規格外だった」の一言に尽きますネー。

・・・こりゃ、残り3星の戦意って崩壊してんじゃね? さて、一体どういう反応を見せるやら。
* Re: フルーティリベンジャー 第4話 ( No.10 )
日時: 2016/02/11(木) 10:07:05 メンテ
名前: ふぁん

明らかになったライムスカッシュの秘密が…!
そんなところにルーツが!
飽くなき復讐への強い意志…

残りの十二星が失禁してないか心配
* Re: フルーティリベンジャー 第4話 ( No.11 )
日時: 2016/02/12(金) 00:09:35 メンテ
名前: フィール

バンクスの設定渋いですね。マハンやオレグレイとチームを組めば様々なレアメタルが飛び交う凄い戦場になりそうです。
そして、残された敵メンバー。与えられた状況はこちら。
・最強の人死亡。
・逃げ道無し。
・交渉不能。
無理ゲー!!
* Re: フルーティリベンジャー 第4話 ( No.12 )
日時: 2016/02/15(月) 23:57:50 メンテ
名前: 手拭

皆さん感想ありがとうございます!
毎回励みになっています感謝感謝です!

>>カジワラさん

>>『百滅』(ハンドレットキラー)ライム・スカッシュ!!!!正にその名こそが相応しい!!
そう言って頂けて嬉しいやら安心したやらです!
かなり無茶な設定を通していただき重ね重ね感謝です!
この設定が無駄にならないよう頑張っていきます!

>>春休戦さん

こんな所から出ちゃいました!
並みのサイボーグ手術じゃ張り切ってリベンジには行かないよなぁ〜と。
狡猾なサンキスト一族の事、金銀のおばあちゃんが上手いように言い逃れしてくれるはず!(多分)

>>ふぁんさん

実際失禁しながら出番待ちをして居るはず
アイエー!果実頭ナンデー!

>>フィールさん

実はバンクスは最初ハマンと組むのを想定して作ったキャラでもあります。

三人には筋肉対魔法の無理ゲーを是非楽しんでもらいたい!
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