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* パフェ争奪バカバトル・後編

日時: 2015/11/06(金) 08:04:07 メンテ
名前: フィール

バカバトル後編なんだぜ。
ユリウスルートもマシマシなんだぜ。
 
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* Re: パフェ争奪バカバトル・後編 ( No.1 )
日時: 2015/11/06(金) 08:05:16 メンテ
名前: フィール

【もうずっと前】

「ユリウス様、戦闘技術お勉強の時間だぜ。この流血のカテリーナが持つ、
1京2858兆0519億6763万3865個の技全て叩き込んでやるよ」
「そんなに無いだろう。アムステラ内の全流派の技を集めても1兆もない」
「うん、嘘。でもこうやってハッタリを言う事も技の一つって事さ。わはははは」

アムステラ帝の弟ユリウスは才能と環境という点において宇宙の誰よりも優れていた。
若く成長期にあった彼の元には何人もの武術家が呼ばれ指導を行い、ユリウスは数日で彼らの持つ技の
全てを理解しその上を行ってみせた。呼ばれた武術家達の大半は大きな名誉と報酬と引き換えに
心をポッキリと折られ帰って行く。
継続的に学び続ける事が出来る師、当時のユリウスが求めていたものの一つがソレだった。

「貴女の存在はありがたい。テッシンが教えてくれない事を色々と知っている」
「いやー、僕もそろそろ限界だぜ。もう教えられる事は殆どねーんだわ。数週間騙し騙し教えてきたけど
これ以上一緒にいたらきっと君は僕に幻滅するだろう。だから、次回からはまたテッシンさんに頼んでよ」
「貴女がそういうのならばそうしよう。今迄ありがとう。色々と勉強になった」
「こちらこそ。実は僕は教えるのが下手でね、本気で指導して無事だったのは今まで四人しかいないんだ。
息子達、そしてユリウス様。あっ、そう言えば兵士シゴいた時に無事だったのが一人いたから五人だ」
「それは道場主としてどうなんだと思うが・・・、私以外の四人は強いのか?」
「強いよ、トワイスちゃんはウチの道場を継がせるからユリウス様と接点は無いかもしれないけれど、
ギャスちゃんもジョカちゃんも戦場ですっげえ手柄上げて大人になったユリウス様の前に現れる事間違い無し。
そんでもう一人の、あの兵士名前なんてったな、そうだ、ちーちゃんだ。チカーロだ。あいつもきっと出世する。
もしかしたら全員が僕より強くなるかもしれない逸材だぜ」
「それは頼もしいな。将来が楽しみだ」

ユリウスはカテリーナの最後の指導を受けながら考える。
彼女のお墨付きの存在、是非とも会ってみたいものだ。
彼らならば、駒として良く働いてくれるかもしれない。

当時のユリウスが様々な武術家を呼び寄せていたのは自分が強くなる為だったが、
自身の野望に利用できそうな駒を探す手段の一つでもあった。

◇◇◇


【最終フラグ点灯三話前ぐらい】

「そいつで俺らの敵を討て」
「・・・あー。そーいう展開なんだ」

その武器を受けたとった時ミューは全てを理解してしまった。
地球に降り立った自分があんな物を使わされ続けた事も、
ユリウス派のメンバーと距離を取らされていた事もこの為。

「アクート、代わってくれない?シニタクナーイ」
「俺はユリウス宰相と関係が近すぎるから無理だ」
「ひっどーい、まあやるんだけど」

戦術級に偽装した戦略級のレベンネを受け取ったミューは弾頭に腰かける。

「あ、よっこいせー。うんうん、こっちも中々の座り心地〜。そして連続小ジャンプー!」
「おい馬鹿やめろ。つーか、レベンネに直接触れてよく平気だなテメエ」

レベンネの主原料は宇宙怪獣の消化液である。それが原因だろうか、レベンネは炸裂させる前の状態でも
初撃を撃ち込んだ周囲に恐怖を巻き起こす。そして一番恐怖を味わう事になるのは当然の事ながら
二種の消化液を担ぐパイロット本人である。普通のパイロットは戦術級レベンネを一発持っただけで
マトモな運転を行えなくなる。戦略級レベンネともなれば保管庫に一晩一緒に閉じ込めるだけで廃人の完成だ。
俗っぽく言えば「呪われた武器」である。

「俺だって戦略級を持ち続けると吐き気するってのに、本当に気持ち悪いなお前」
「死ぬのは通常のバズーカでも一緒ですしおすし。それに痛みを感じる間も無く死ぬのは幸せなんだってばよ。
何日も苦しんで死ぬのに比べればね」
「お前が言うと説得力あるな」
「思い出すなあー、私達の星が焦土化した時にアクートが助けに来てくれたんだっけ。デサンドールは元気?」
「今は別部隊だから知らねー」
「ふーん。っと、もう時間か。んじゃ最後に・・・」

スポポンポーン!
ミューは一瞬で服を全部脱ぎ捨て全裸でレベンネの上で踊り出した。

「ミューちゃんラストダンシングじゃーい!三十路前の最後の踊りにして人生最後の踊りー!」
「どわー!」
「アクートも踊れー脱げー」

◇◇◇
* Re: パフェ争奪バカバトル・後編 ( No.2 )
日時: 2015/11/06(金) 08:06:34 メンテ
名前: フィール

【そしてワーストエンドの後に】

ラビット道場に飛びますか?

→はい
いいえ


『→はい』


ミミー?「ラビットぉー」
カマロカ?「どうじょー!」

ラビット「こんにちわ!バッドエンド担当のラビットお姉さんだ!ミミー?美崎?誰それ?」
スッパ「アシスタント兼弟子一号のスッパっす!カマロカとは別の存在なんだヨ!!」
ラビット「今回のプレイヤーさんは見事ワーストエンドを走り抜けた訳ね、うむ、立派な糞野郎である!」
スッパ「ししょうー、せめてノーマルエンド向かえないと褒めちゃ駄目っす」
ラビット「黙れこの腐れ煮込みロリスッパ!こんなルートなんて狙わなきゃ入れん!んでもって大抵は
スッパの暴走で地球が滅ぶエンドとかギガント29号・30号撃破後にアムステラが撤退するエンドとか
仲間を失ったシンが剣王機ならぬ剣王鬼に乗って全てを敵に回すエンドとかの方に
流れていっちゃうからこのユリウスルートの条件はすっごく難しいのだぜ!」
スッパ「師匠、他ルートのネタバレしすぎっす」
ラビット「このルート入る時点で多分他のルートは経験済みだろ。気にスンナ!まだカー兄貴バッドとか
シン孤立ルート見てない人がいたらごめんね!んじゃ気を取り直してQ&Aのコーナー!!」
スッパ「このルートだけの要素がいっぱいありましたからねー」

『質問1:そもそもユリウスやオスカーが味方という状況に主人公側は納得しているの?』

ラビット「納得してませんがしょうがない!以上!」
スッパ「師匠、もちょっと詳しく」
ラビット「はいはい、えっとなー、ユリウス派三人衆(オスカー・チカーロ・アクート)が糞野郎ってのは
あくまでもプレイヤー情報で作中キャラにとっては確定情報じゃねえよな?んで、普通にプレイしていれば
彼らと手を組むってのはあり得ない、トワイスちゃん様が諸悪の根源って方向に持って生きようがない。
でもこのルート突入時点の生き残りメンバー思い出してみろ」
スッパ「悲しい事にレオンハルトさんもドリスも8型チームもレイ君もデーニッツもいないっす。シクシク」
ラビット「そう。要するにゲーム内視点だとユリウス派三人衆を特定してコイツらは決して信用してはいけないと
断定できる人物が皆いなくなってしまった上に地球側の状況も余裕が全くないワケ。パイロットの多くは
納得いかなかったけれどユリウス派の嘘を暴く決定力もユリウス派と戦う力も残って無かったのだタメイキ」
スッパ「これで戦争が終わるという美味しいエサに飛びついてしまったんすね」


『質問2:ミューってユリウス派だったの?』

ラビット「そりゃあもう。他のルートでは近衛騎士の一人程度の扱いですがすげえディープなユリウス派ですがな」
スッパ「この設定っていつからあったの?」
ラビット「ミューの初登場時の時から。チカーロと連動して作戦行動していたからな。
彼女こそユリウス宰相の真の仲間、アクートと同程度の立ち位置よ」
スッパ「でも彼女あまり多くは知って無いみたいでしたよー?多重人格の様でも実は躁鬱が激しいだけだし」
ラビット「ミューに与えられた役目はたった二つしかねーよ。一つは戦術級レベンネを地球での作戦時に何発か撃つ事。
もう一つは合図があったら戦略級レベンネでヒルデとテッシンを殺害しその後に即座に自殺する事。
ユリウスルートでは合図が送られたので作戦実行し見事成功しました。地球が滅ぶよやったねミューちゃん!」
スッパ「よくねえよ!というか、いくらミューの頭おかしいからってそんな作戦にどうして首を縦に振ったし!」
ラビット「彼女がユリウスを妄信する切っ掛けが書かれたミュー外伝を待て!執筆未定だがな!」
スッパ「うわーん、もう以前の様な目でミューを見る事が出来ないッスー。貴重な全裸仲間が闇に染まったヨー」
ラビット「そもそもスッパ自体が闇属性な件。まあ安心しなさい、本編世界ではまだ戦術級レベンネしか
もってないし、命令が来るまでは大人しくしてるだろ。ミュー本人もこっからどうすれば良いのか
分かってねーからノーマルエンド以上のルートならただの頭おかしいアラサーで終わるから」


『質問3:レベンネってなんだっけ?』

ラビット「戦略級レベンネ!ヒルデとテッシンは死ぬ」
スッパ「最強キャラが格下の裏切りで背後から撃たれて死ぬってマジ最低の展開っすね」
ラビット「だってこれワーストエンド。多少の無茶展開は許せ!ゲッツ!」
スッパ「そういや師匠、レベンネって三種あるんですか?」
ラビット「それじゃあおさらいの為にもレベンネとは何か以下に書いていくか」

・レベンネとは本編の10数年前、ファーストコンタクト前後、ヒルデが赤子の頃にアムステラに
侵略に来たドドス星人の切り札的存在の宇宙怪獣及びその宇宙怪獣の消化液から作った兵器の名称である。

・二種類の消化液を混合させる事であらゆる物質を瞬時に溶かす兵器となる。それ故にレベンネは
二種類の容器に保管されており、戦闘で使う時も二発の弾を同じ個所に撃ち込む事で初めて効果が発動する。

・直径数メートルを溶かす戦術級レベンネ、数十〜数百メートルを溶かす戦略級レベンネ、
そして惑星を海だけの状態にまで戻す極大レベンネの三種類が存在し、戦術級以外の二種は使用が禁止されている。

・ミューは戦術級レベンネを北米やアフリカで数発ぶっぱする事で戦術級レベンネの微妙な性能と
「ミュー=戦術級レベンネの奴」というイメージを敵味方に刷り込ませた。
(本編では戦略級及び極大レベンネの出番は無い=ミューはただのアホなおねーさんでいる。多分ね))

・トワイス軍は極大レベンネの発射準備をしているというユリウスの言葉が共闘の決め手になったが、
地球全土を海にする程の分量のレベンネはアムステラには存在しなかった。戦略級レベンネの恐ろしさを見せた上での
ユリウスのハッタリである。だが、「ハァーイ、ボクらは極大レベンネを持ってるって設定でしゅねえ?」とベイベーが
余計な頑張りを見せた結果、それっぽい何かが最終話に登場したベイベー艦に搭載されていたのだった。おい馬鹿やめろ。
これにはユリウス宰相も苦笑い。敵として自分の前に立ちはだかるのはいいがそこまでしろとは言ってない!

・なお、有機物無機物を問わず一瞬で範囲内の物質を溶かすレベンネだが、スターシルバーだけは溶けない。
その為、ドドス星人は行き詰った文明をレベンネによってリセットする際はスターシルバーでコーティングした
記録媒体を用意して、文明再開をスムーズにできる様にしてから発動させていた。
また、スターシルバーを持つ事でレベンネが持つ宇宙怪獣的威圧感を受ける事なく戦う事が出来る。
つまり、スターシルバーを所有するキャラはレベンネを持つキャラに対し非常に有利に戦える。

ラビット「だいたいこんな感じ」
スッパ「ギャグマンガ日和〜」
ラビット「わ!わ!わさびー!」

『質問4:カメジロウ何で二人おるのん?』

スッパ「最後にして最大の疑問でーす。カメジロウ、生きとったんかワレ!!」
ラビット「トワイスがラスボスと思った?残念!カメジロウでした!」
スッパ「ズルイヨ!!精神コマンド圧倒的に足りなくてステージやり直しダヨ!オーデッドの後にソ理アが来た的な絶望!」
ラビット「でっさんやカエデ様が元気そうでなによりです。閑話休題、あのカメジロウ片方は影武者なワケ」
スッパ「最終話前のインターミッションでそんな伏線無かったヨ!ずるい!」
ラビット「黙れビッチ!貴様もラスボス候補の一人ならこれぐらいの展開覚悟しとかんかい!
それに影武者設定は一応伏線はあーる!」
スッパ「マジでっ!?wikiにはそんなの書いてなかったけど」
ラビット「カメジロウのキャラモデルは武田信玄とFF2こうてい。武田信玄と言えば影武者説、
こうていと言えばリメイクでの善のこうてい!ならば実力の近い影武者がいても何らおかしくはない!」
スッパ「まあ影武者がいたという展開はいいけど、それなら最初から『今日は俺とお前でダブルカメジロウだ』
でそこにトワイスも加えてラスボス三人体制の方が戦力的に強いしインパクトあった気が」
ラビット「裏でこんな約束がされてたのだ」

カメジロウ(真)「自力でユリウス倒せたならお前が本物のカメジロウって事にしてやる」
カメジロウ(影)「人生逆転チャンスキター!よし、真カメジロウよ私の勝利を見ているがよい」

スッパ「ナルホド!」
ラビット「ではオマケはこれにて終了。本編で美しい最強の美崎教官の活躍を見ろ!」
スッパ「そこまでにしておけよラビット」

◇◇◇
* Re: パフェ争奪バカバトル・後編 ( No.3 )
日時: 2015/11/06(金) 08:08:41 メンテ
名前: フィール

【前半戦】

「パパップピャ〜ンス(アタックチャーンス)」
「何故角を取らない!」

最初にショウキーチとタカユーキの機体が持ちネタと共に出現。
そこから数秒後、俺達の機体、カナダヨーの機体、雑魚敵の順で出現する。
バイオグラップラー軍は赤色、プレイヤーは青、カナダヨーは緑のネームが頭部についているから
敵味方の区別は簡単にできる。

「お待たせしたんダヨー!これより大人の部スタート!得点ルールはこちらダヨー」

ルール1:参加者に園内パフェ無料券、最高得点のプレイヤーは大盛りパフェの無料券プレゼント。
ルール2:敵の撃破、後半戦で他のプレイヤー撃破、マップ内のアイテム取得で得点する。
ルール3:ただし、前半戦で他プレイヤーやカナダヨーに攻撃が当たったら減点。
ルール4:バイオグラップラー撃破後に後半戦開始。後半戦は雑魚敵と他プレイヤーが相手になる。

得点一覧
後半戦でプレイヤーを撃破 100点
後半戦でカナダヨーを撃破 300点
前半戦で味方を攻撃 一撃ごとにマイナス50点
雑魚敵撃破 一体につき10点
隠しアイテム取得 1点以上
撃破される マイナス50点して数秒後に復活
タカユーキを撃破 貢献度に応じて100〜500点
ショウキーチを撃破 貢献度に応じて200〜600点

よし、雑魚は無視してバイオグラップラーを両方倒せば簡単に一位。
後半戦でエリカちゃんをアシストしていけば無事にワンツーいける。

「いくぜ!」

俺は開始の合図と共に機体を前進させる。直後左側で爆音。
エリカちゃんの機体にショウキーチの毒針が刺さっていた。

「ギャー!」

早い!倒されるの早すぎるよエリカちゃん!というかあの腕の毒針飛ぶんだ。
大人部門だから本気仕様って事か。
エリカちゃんは数秒後に復帰するだろうからほっといて敵のいる方を確認すると、
初期位置がバイオグラップラーに近かった何人かがタカユーキの機体がら生えるワイヤーで
動きを封じられ、ショウキーチが格闘とミサイル毒針で一人ずつ倒していた。

「パピペ!パピペ!」

ショウキーチの首相撲からの膝蹴りでまた一機倒される。どう見てもムエタイ技だ。

「おい、空手かスズメバチに関係した技で戦えよ!」
「パンフレットによるとショウキーチの同期の改造人間にムエタイバッタ男がいたらしい」

ショウキーチの膝蹴りに対し思わずツッコミを声に出した俺に答えを教えてくれたのは
同じ装備のTYSさんだ。初期位置が近く、共に重量過多で移動速度が落ちているので
自然と並走する形になっていた。

「へー、それじゃあかつての仲間の技って事で一応アリか。あ、情報ありがとうございますTYSさん」
「ああ。・・・ふむ、見た感じバイオグラップラーの技は大体出尽くしたな。GMJやRUSに接近されても
新たな技を出す様子も無い。私達も行くか」

移動速度にマイナス補正がかかっている分ボス敵に辿り着くのが遅れたが、
ゲーマーの二人組が丁度トドメさせそうなぐらいまで削ってくれている。
よっしゃこれはハイエナチャンスだ!

「おおっと、GMJとRUSに続いて三刀流コンビもボスバトルに合流ダヨー!
カナディアンガール?も放水で援護するから頑張るんダヨー」

なんか勝手にコンビ結成されてしまった。まあ、操縦席が近くで装備が被っていて、さっきちょっと会話したし
エリカちゃんの事はスルーしてしまったから俺とこの人がコンビに見えてもしょうがないかもな。
観客席の子供達も刀使い頑張れーって応援してくれているし。コンビじゃねえよってわざわざ否定する事もないな。

「チッ、飛行タイプのと鎌の奴プロゲーマー級に上手いし、これ以上来られるとマジやべーぞ!ショウキーチ!!」
「パイピョ〜(はいよ〜)」

ズババババッ!!

接近は許さんとばかりにショウキーチの腕からミサイル毒針が連発で俺達に放たれる。
だが、この程度!

「ウォオー!!」

大剣を扇風機の様に回転させて毒針を弾く。観客席のチビッ子からも声援が飛ぶ。

「帽子の兄ちゃんかっけー!」

え、そっち?TYSさん何やったの?

TYSさんの機体はマトリックスみたいな姿勢で右手を前に突き出していた。
そして短剣が一本手元から無くなっていた。
飛んできた毒針をかわす動作と同時に短剣を投げつけていたのか!
この人もプロゲーマー級、いや、正規のパイロットでもこんな動きは中々出来ないぞ!!

「・・・駄目か」

神業で子供の視線を集めたTYSさんだったが、投げつけた短剣はショウキーチには届かなかった。

「ああっと、GMJに短剣が刺さった!でもなんかわざと受けたっぽいしTYSの減点は無しダヨー」

GMJの機体がウイングを傾けてショウキーチの盾になっていた。
飛行能力に影響が出るだろうが致命傷ではなく撃破とはならない。

「パ、パンペ?(あんた何で俺を守ったんだ?)」
「俺のスコアだ」
「ペプポペー(ですよねー)」

ショウキーチ、多数の一般プレイヤーを撃破し続けるもGMJとRUSに翻弄され、
GMJのクローの一撃で散る。だがショウキーチが散り際にばらまいた毒針ミサイルでエリカちゃん二度目の撃墜。
もうあの子はほっとこう。俺がフォローしても彼女の上位は無理だ。
そしてここまでのプレイで会場の参加者ほぼ全員が確信した。GMJとRUSは別格だと。

「何でパフェ大盛りに対しあんなにガチなんだよあの人達」
「GMJはそういう男だと聞いた事がある。そしてRUSはGMJの行為になんだかんだで追随する」
「あ、やっぱり三人はゲーマー仲間なんですか」
「まあそんな所だな。どうだい?後半戦を私と共に戦わないか?奴らは私一人では厳しい」
「そうですね、取りあえず前半のスコアが出てから考えます」

そう、取りあえずはタカユーキだ。当初の予定と違い、ショウキーチ戦で全く功績を稼げなかった。
正直、ゲーマーというのを甘く見ていたな。このシミュレーター風ゲームに限っての事だろうけれど
奴らは強い。アムステラのエースを相手にする気持ちで挑まないとこのまま優勝掻っ攫われるかもしれない。
だが、負けられないな。本物のパイロットとして。

「まさかこうも簡単に小吉さん、じゃなくてショウキーチが倒されるか。
クソー、当初の予定ではもっと粘るはずだったんだ。それに俺もヤバイ!
RUSとかいうプレイヤーめ、的確に俺の弱点突きやがって!」
「フフフ、やはりそのワイヤーはカイコ糸という設定でしたか。それともミノムシの糸ですか?」

タカユーキが張り巡らせたワイヤーブレードは拘束と切断を広範囲に同時に行えるチート兵器。
(切断機能は子供の部の時は未使用)
だが、動物性タンパン質は熱に弱い!カイコとミノムシの能力で作られたという設定のワイヤーは
RUS機の拡散ビームで次々と溶かされていった。

「チッ、仕方ねえ。こうなったら接近用の奥の手で・・・」

ワイヤーブレードを使えなくなったタカユーキが日本刀に近い形状の武器を取り出す。
だが・・・

「RUS加勢してやるぜ。ショウキーチを倒して手が空いた」
「いくぞSIN君、タカユーキの得点まであの二人に取られたら後半の逆転は無理だ」
「がってん承知ー!」

多勢に無勢。あわれタカユーキは奥の手の全容を見せる事なく、俺・RUS・GMJ・TYSさんの四人に
フルボッコにされ退場した。

「おのれー、おーぼーえーてーろー!!我らバイオグラップラーは不滅なりぃぃ」
「という訳で前半戦終了なんダヨー!世界を救ってくれてありがとうなんダヨー。そしてスコア発表!」


同率1位GMJ
ショウキーチ撃破MVP600点、タカユーキ撃破貢献100点、合計700点

同率1位RUS
ショウキーチ撃破貢献200点、タカユーキ撃破MVP500点、合計700点

3位TYS
タカユーキ撃破貢献100点、雑魚撃破240点、食料回収20点、避難民救出50点、合計410点

4位SIN
タカユーキ撃破貢献100点、雑魚撃破220点、地雷発見20点、避難民救出50点、合計390点

5位MSK
食料回収20点、地雷発見20点、避難民救出50点、川のヌシ捕獲10点、ショウキーチの毒針回収3点、合計103点

よし、あのゲーマー達は道中の雑魚やアイテムを無視していたから思ったより差は開いていない。
これなら後半戦カナダヨーとゲーマーを倒せば逆転可能だ。
ちなみにエリカちゃんはマイナス120点で18位。あの後雑魚に囲まれてさらに一回やられたらしい。

5位のMSKという小柄な女性プレイヤーはアイテムの点だけで上位に食い込む独特のプレイをしているが
この点差なら優勝は多分無いだろう。

「パイセンヘルプ〜」
「ごめん、自分で何とかしてくれ。俺は優勝ねらっているから」
「はーい」

そして後半戦スタート。

「ゲッパー!!」

最初にやられたのはまさかのカナダヨーだった。

◇◇◇
* Re: パフェ争奪バカバトル・後編 ( No.4 )
日時: 2015/11/06(金) 08:12:42 メンテ
名前: フィール


【後半戦】

『おれのかんがえたゆうしょうぷらん・しゅうせいばん』
ぜんはんとっぷをとれなかった。がっくし。まずはカナダヨーをたおしてさをへらすぞ。

TYSさんといっしょにがんばってGMJとRUSのどっちかをたおしてぎゃくてんだあ。

あとはゲーマーがらにげながらプレイヤーをたおしてトップをまもるんだ。

とくだいパフェはおいしいなあ。パイセンパネーというまなざしでエリカちゃんがおれをみている。

「え、エリカちゃん・・・」


『おれのかんがえたゆうしょ/うぷらん・しゅうせいばん』

「エリカちゃん・・・」

『おれのかんがえたゆうしょ/
              /うぷらん・しゅうせいばん』

「エリカちゃん何やってんだぁー!!!」
「パイセンが自分でスコア稼げってさっき言ったんでしょがー!」



『お
   れの         
    かんが 



えた
             ゆうし 
       ょうぷら 

                 ・しゅう 
せ    い                  ばん    』





後半戦開始3秒で勝ち筋が消えた。エリカちゃんの機体の復活ポイントはカナダヨー機の真後ろだったのだ。
そして、後半戦開始と共にカナダヨーは放水を真下に放って急浮上。高得点である自分が目立ちかつ
攻撃が届きにくくなる様にするという正しい判断だった。エリカちゃんからみたら隙だらけだった。

ビットを開幕ぶっぱするだけの簡単な仕事、カナダヨーは股間に何発ものビットを食らって爆発四散!
エリカちゃん300点ゲット!でも優勝戦線異状なし。いや、俺にとっては大いに異常あり。


「もうだめだあ・・・おしまいだあ・・・」

後半戦になれば流石にあの二人も雑魚や他プレイヤーを倒していくだろう。
直接対決で二回以上勝った上で後半の撃破数で上回るとかこの重量過多の武装ではムリゲ。

「何を勝手に諦めておるのだ、この馬鹿弟子がぁー!」
「ギャー!」

突如TYS機のアッパーが俺の機体の顎を打ち抜く。
これは挨拶や挑発用のユニークモーションの一つ、ガッツポーズを俺の機体の画像に被せただけだからダメージは無い。
でも、外から見たら的確なアッパーにしか見えなかったのでビックリ。

「TYSさん、いきなり何するんですか!後、誰が弟子だよ!?」
「すまない、バイオグラップラーだけじゃなくゲッパー、じゃなくてカナディアンガールも早期退場してしまったから
盛り上げたいんだ。ちょっと合わせてくれないか(小声)」
「アッハイ(小声)」

なるほど、この人ショーを盛り上げる為に一般客に混じったサクラだったんだ。
きっとこのゲームも誰よりも早くプレイしているんだろう。なら俺より上手くても仕方ねーな、うん!

「SIN君、逆に考えるんだ。カナディアンガールがトップの二人に取られなかっただけマシな状況だと」

TYSさんは今度は小声ではなく会場全体に聞こえる声で俺に語りかける。
もちろん雑魚敵を倒したり周囲のプレイヤーへの警戒は怠らない。

「それに、今なら彼らに突撃すればまず一勝は確実だ。得点差もかなり縮まるだろう」
「えっ、確実に勝てるんですか?」
「相手がそれに気づく前に一気に行くぞ!」
「ちょ、ちょっと!」

あの二人に突撃するだけで確実に勝てる?見た感じ二人ともTYSさんと同格っぽいし、
バイオグラップラー戦でのダメージを考慮しても勝率は7割程度、こちらもまず大ダメージは覚悟しなきゃならない。
そう思ったのだが、

「いけー三刀流コンビー!」

会場の子供達の期待を裏切っちゃあ駄目だよな!
ゲーマー二人も空気を読んだのか、元々俺達狙いだったのかは分からないが、逃げずに迎え撃つ。
俺達が距離を詰める前に当然の事ながらRUS機が拡散ビームを構える。

「飛んで火に入る・・・という奴ですか。TYSさんらしくも無い」

ほらー、闇雲に突撃するから先手取られてるじゃないかー!本当に大丈夫なんだよな!?

キュイイイイン

RUS機の拡散ビームが俺達を

スカッ

焼かない!

「もう撃てないのか!?エネルギー容量がこんなに少ないなんて!」
「どけRUS!俺が行く」

エネルギー切れでRUSに隙が出来たのをGMJがカバーする。だが、その動きは鈍い。

「重量過多だと!?さっきまでは何とも無かったぞ!」
「ウイングに刺さった剣を放置するべきでは無かったな。このゲームでは他のプレイヤーの武器は
触れているだけでも微小のダメージを与える」
「チッ、飛行機能がダメージ累積で駄目になって、それでか!」

ゲーマーコンビに同時に生じた隙、ここを逃せば俺達の優勝の目は無い!

「GMJ、RUS、君達の敗因はこのゲームと普段のシミュレートを同じ様な物と考えてしまった事だ。
後、パフェ欲しさに熱くなり過ぎ」

ザンッ!!

TYS機が大剣でGMJ機を両断する。

「俺も行くぜ!」

ゴンッ!!

俺の機体がRUS機のドタマをへこます。相手はまだライフ残っているっぽい。

「あれ?」
「よくもやってくれたなー!」

トドメを刺しそこなった俺に対しRUS怒りの反撃。大鎌の一振りで胴から上下に別れてしまった。
機体が爆発四散する中、俺はここ数日のスランプの理由にようやく気付いた。

「あー、そっかぁ・・・そういう事だったんだ・・・何でこんな事に気付かなかったんだろうなあ」

シミュレーターのスコアが伸びなかった理由は非常に単純なものだった。
俺の剣の扱い方が間違っていたからだ。剣王機に乗ってからずっとエネルギーブレードで戦ってきた。
デカ蜘蛛との勝負で借りた剣も重さを感じない不思議な剣だった事で気付くのに遅れた。

そう、俺のフォームは剣術に必要な『斬る動作』が失われていた。振り抜けば斬れるという環境に慣れ過ぎていた。
だから実体のある剣での撃破速度が落ちていたんだ。前半戦で雑魚の撃破数でTYSさんに負けていたのも、
RUSを一撃で倒せなかったのもそれが原因だ。

その後、俺が斬る動作を思い出しつつゲーマー三人と勝ったり負けたりして後半戦を終えた。
俺は最終スコアは5位、エリカちゃんは9位だった。当初のワンツーフィニッシュの予定よりずっと下の順位だけど
スランプの原因が思わぬ所で分かった喜びが脳内を占めていたので割とどうでもいい。
2位から4位はゲーマー三人が団子状態だ。そして優勝者は・・・。

総合1位MSK
前半戦103点、雑魚とクラッシュして生きた竜巻に30点、倒れた他のプレイヤーを踏み台に二段ジャンプ15点
ハットリくん分身50点、ステージを24周して襲ってきたシルビアを撃退した80点、ボタン連打で音速突破100点、
バキュラ破壊256点、黄金のピラミッドの影を撃破999点、合計1633点

「ゆ、優勝は隠しアイテムを取りまくったMSKさんダヨー」
「ククックク、アタシの大勝利だな小僧ども。勝つのはバイオグラップラーでも一般プレイヤーでも無い。
このゲームの裏ワザを知り尽くしたアタシだー!!」

ちっさい女の人ー!?何してん!ああっ、パフェ券持って馬鹿笑いしている!完全に空気読んでない!
いや、空気読んだ上であえてぶっ壊している。これはまずい。

「馬鹿やろーひっこめー、なんだこのオチはー!出来レースじゃねえかー!子供をなめんなー!」
「お客さん、会場にゴミを投げないでダヨー!」

ダークホースの廃人ゲーマーのせいで会場はしっちゃかめっちゃか!

「こりゃたまらん、逃げるぞGMJ、RUS」
「そういえばTYSさんは何でここに?僕たちはこのショーで貰えるパフェが限定販売だったからですけど」
「キャラクター契約の件でちょっとだけ文句言いに行ったら何故かサクラとしてショーの手伝いをさせられた」
「真面目すぎるぜアンタ」

ゲーマートリオは何やらブツブツ言いながら会場から逃げていく。俺達もタダ券を持ってその場を逃げ出した。

◇◇◇
* Re: パフェ争奪バカバトル・後編 ( No.5 )
日時: 2015/11/06(金) 08:16:30 メンテ
名前: フィール

【総括】

「お前ら休暇はどうだったよ?」
「あまりリフレッシュできませんでした」
「主にゲームイベントのせいで」
「そういやあそこでイベントが行われててMSKというすげえ美人が優勝したと聞いたなー」

美崎教官はニヤニヤしながらパフェを食べている。

「あ、俺達が帰りに食べたのと同じパフェだ。そういや持ち帰りもあったなあの店」
「しかも大盛りですぜパイセン!無料券分以外はほとんど販売してなかったのに良く手に入りましたねー」
「まあ特別なツテって奴だ」

きっと「アタシはゲーム機開発に関わったからパフェ優先して寄越せ」とか言ったんだろうな。

「まあパフェの事はもうどうでも良いや。コツを忘れない内にシミュレーターやるか」
「パイセン・・・ゲームとシミュレーターは別物だよ?」

俺の事を可哀想な人を見る様な目で見つめるエリカちゃん。
失礼な!確かにゲームとシミュレーターでは色々違うだろうけれど俺がコツを思い出したのは本当だっての!
今度こそカッコイイとこみせちゃるからな。

「帰ってそうそうシミュレーターか。やる気だなシン」
「私はお腹いっぱいなのでちょっと・・・」
「豚、てめーもやるんだよ。ちょっと待ってろ、全員連れてくる」

約十分後、パイロットスーツに着替え終わるとシミュレータールームに滋賀さんが来ていた。
いや、滋賀さんだけじゃない。岩倉のオッサン、レオンハルトさん、貴史さん、槇絵、オペレーターの皆、
文字通り全員呼びやがった。

「さあ、皆の前でハイスコア更新してみろ。今回も駄目だったらアタシに追いかけられながらグラウンド100周だ!」
「はははは、大変な事になったねパイセン」
「糞豚、テメーも連帯責任だからな」
「はははは、大変だね二人とも」
「シンがハイスコア更新した時はシュババーンと貴史がグラウンド100周だ!」

俺達四人に戦慄走る。貴史さんと滋賀さんは俺達に見えない様に敵の初期配置を必死に変更している。

「エリカちゃん、俺の手の届かない範囲の敵を頼む。蜘蛛とトワイスが来たら迷わず逃げろ」
「い、いえっさー」

俺達も簡単な作戦会議。エリカちゃんの戦術知識がアレなので本当に簡単な打ち合わせだ。
そんな俺達にオッサンが声を掛けてくる。

「エリカ君ちょっといいかな?」
「あ・・・はぁいエリカでぇーす」

岩倉のオッサン相手に露骨に媚びを売るエリカちゃん。そうか、他の女の子と比べ距離感が違うなと思ったけれど
オッサン好きか、わっかりやすいなあ。あ、でも滋賀さんに対してはほぼノーリアクションだった。好みじゃないのか?

「エリカ君の機体について色々検査したんだが、手首の金属疲労具合から大きな武器を装備していた可能性が
高い事が分かった。だが、内装武器は球型のビットばっかり。そこで我々KGFがクリスタルカイザー用の
両手武器を作ってみた。出来立てホヤホヤのこの武器を是非使ってくれないか?」
「おおおおおおぅ?大幅パワーアップイベントぉー!?これでビットとへなちょこビームだけの
玄人向け機体からはオサラバ!」
「シミュレーターのクリスタルカイザーにも反映済みだから確認してくれ。。
どうだ、これがクリスタルカイザー新兵器、インフィールドチタン製ハンマー『ぼくさつ2号』!!」

テーケテッテッテ テテテテ テーテッテテ テテテテ(ドンキーコングでハンマーとった時の効果音)

クリスタルカイザーの背中には大きなハンマーが背負われていた。

「異議ありぃー!」
「どうしたエリカ君。新装備に文句でも?」
「三つほど!!」
「よしよし言ってみ」
「一つ目!インフィールドチタンって何なの!?KGFで作った武器ならマグナムスチールじゃないの?」

インフィールドチタン。俺も詳しくは知らないが兵器用金属としてはマグナムスチールよりはグレードが低いって話だ。
確かカスタム量産機の武器に割と使われる合金の一つだと学んだ気がする。
エリカちゃんもインフィールドチタンの名を聞いただけで、なんか中途半端な素材という事は分かった様だ。

「やだー!マグナムスチールがいいー!」
「仕方ないんだ。エリカ君は英国軍に所属するんだろ?あっちで整備とかが無事行われる様に考えると
この素材がベストなんだ」
「じゃあ私KGF入るー!」
「いやいやいやいや」

しばらくギャーギャー叫んでいたが、美崎教官の「はよせい!」の一喝でエリカちゃんは大人しくなる。
美崎教官の方を見てビクッと震えた後、エリカちゃんは二つ目の文句スタート。

「ハンマーって、ハンマーって!」
「剣を使うのって大変なんだぞ。なあシン?」
「あ、ああ」

これはオッサンが正しい。俺自身つい数時間前まで剣を使いこなして無かった訳でこれはすげーわかる。
というか、俺のスランプの原因オッサン達は分かっていたのか?分かっていた上で黙っていたのか?
まあ俺自身で気付かなきゃ駄目な事だったんだろう。

「という訳でハンマーになった。両手剣とリーチや重量で酷似していて使いやすい武器だからな」
「まーいいです。グスン。じゃ最後!ぼくさつ2号って何!ダセエ!そして1号はどうした!」
「1号はあそこ」

オッサンが指さす先は・・・俺だった。正確にはシミュレーター画面の剣王機が装備している両手剣を指していた。

「え?コレがぼくさつ1号?」
「ああ、シンのフォームが鈍器振ってるみたいだったから戒めの意味を込めて命名した」

本当だ、シミュレーターの武装項目確認したら装備武器名がぼくさつ1号になっている!
という事は俺のスランプの原因、かなり早い段階で皆気付いていたんじゃねーか!

「えっと」

斬撃の際の剣を引く動きをキッチリと入れて素振りをするとギャラリーがニヤニヤしながらガッツポーズ。

「確定だコレー!!」
「どうしたんだい?」
「滋賀さん!何で言ってくれなかったんじゃボケー!」
「僕も気づいたのは君達が遊園地行ってる間に履歴を見ていた時なんだ。で、基地にいる皆に相談したら
もう美崎教官からとっくに原因については聞いてるって」
「くそー、上等じゃねーか。俺の本気をみせちゃる。ハイスコア更新してやるから矢でも鉄砲でも
ビットでも持ってこいやー!!」
「わかった。この僕が持つ1京2858兆0519億6763万3867個の技を今こそ見せる時だね。ビット展開!」

シミュレーター画面のトワイス機の周辺に数十のビットが出現していた。
腕から伸びるコードに繋がる有線式と脳波で動く無線式が縦横無尽に暴れ回っている。

「ギャー!な、難易度がー!つーかどうやったの!」

滋賀さんが自分の持ち技数を大げさに言うのはいつものジョークだからスルーするとして、
ビットはどうやって再現した!滋賀さんの腕じゃ絶対無理だしコンピューターでも有線式と無線式が入り混じる
トワイスのビットの再現は難しいだろう。

「犯人は私。本体は最高難度のコンピューター、ビットは私が操作している。滋賀さんは何もしていないわ」
「槇絵ェ!しかーし、俺は負ける訳にはいかねえ。パフェ食った後に教官のシゴキとか間違いなくゲロるからな!
いくぞエリカちゃん!」
「オッケーパイセン!」

俺達のパフェにまつわるバカバトルはこれからだ!!

(終わり)
* Re: パフェ争奪バカバトル・後編 ( No.6 )
日時: 2015/11/06(金) 08:34:24 メンテ
名前: フィール

という訳で「シンちゃん剣道的な当てれば勝ち武装に慣れ過ぎてないかな」という疑問から始まったこの作品。
無事に前後編で終了できました。
練習用の剣はぼくさつ1号という不名誉な名前がついてしまいましたが、きっとシミュレーションで皆を驚かす活躍をして、
本物の新武器にはカッコイイ名前が付けられるでしょう。岩とか一文字斬る的な。


ではまいどお馴染み次回予告

「私に言わせれば全てのエイリアンは絵入り餡。絵に描いたモチの様に幻想に包まれたものだ。
彼らの存在のほとんどは誇張されたものであり、正しい対応をすれば恐れる程のものではない。
ドントビーアフレイド、どんと来い宇宙人!」
グッジョブ・インフィールド著『どんと来い宇宙人』より



「ベストォォォォ!!!!」

超現場主義科学者グッジョブ・インフィールド教授、民間人を守り死す。
だが彼の遺志は滅びてはいなかった。

「お前らのやっている事は全部まるっとごりっとどこまでもファラウェイお見通しだって言いたい!」
「つまりまだ分からないんだな?イン子」
「黙れバゼラード!後、イン子ってゆーな!」

一発くらえばオワタ式な紙装甲、バトルバギーに乗り女子大生(休学中)と傭兵(不審者)が行く!

アムステラの真の目的を知るまで二人は生きる事が出来るのか!?

次回作『アジアのバゼラード(仮)』お楽しみに!
* Re: パフェ争奪バカバトル・後編 ( No.7 )
日時: 2015/11/07(土) 07:27:49 メンテ
名前: 春休戦

お疲れ様ですよっ!
なるほど実体剣とのギャップですかー。ましてや自分で持つ訳でも無し、感覚が掴めぬのも已む無しか?
剣が軽く、切れ味も良すぎたが故に、それに合わせた効率的な身のこなしになってたのが裏目に出たと。

おまけ?のユリウスルート解説も充実してるし!「うわー、そういう裏あったんかい!」に尽きますねぇ。
チカーロの株UPやらユリウス様の求人方法とかetc見所満載ですが、まさかミューがそこまで深入りしてたとは。
ミューとデサン旧知とは意外だったけど、境遇ゆえに変態化したと思えば納得できる不思議!

そして次回は十傑で名前だけ出てたインフィールドさん一族のお目見えですねー。
こりゃあまた楽しみが増えましたて。(^^)

(追記)
・・・うぉい?情報過多で見落としてたけど、人−メカ融合ありならば人−人融合もあり?
何か伏線っぽいのが蜘蛛の巣の如く張られてるから、どこがどう繋がるかも楽しみですよー。
* Re: パフェ争奪バカバトル・後編 ( No.8 )
日時: 2015/11/06(金) 19:04:08 メンテ
名前: カジワラ
参照: http://www.pixiv.net/member.php?id=7098022

ユリウスルート、設定読むだけで面白いなぁー!ギガント29号30号とか考えもしなかったぜ!!w
ミューが重要な役割なのも驚いたな。ここまで練られたキャラだったとは思いもしなかった…ッ!!
本編、小吉がムエタイ使うのが何か嬉しかったです。そうだよ!ムエタイバッタ男が居たんだよ!!
流石にGMJとRUS強いですねー!前回も思いましたが、久々の出番で懐かしかったです♪

剣術に必要な『斬る動作』が失われていたには目から鱗でした。
そうかー、そう言えば切れ味が違ったモノなぁー!
高性能が故の弊害…!!思いもしなくて驚きました…!!!

ステージを24周して襲ってきたシルビア笑いましたwww
な・懐かしい!懐かしいぞ、スパルタンX!!
これデマらしいですね。当時は本気で信じていたなぁ〜。

そして次回予告!あの投稿はこの為だったのか!!
イン子の話楽しみにしてます〜!!
* Re: パフェ争奪バカバトル・後編 ( No.9 )
日時: 2015/11/07(土) 09:45:25 メンテ
名前: フィール

コメありがとうございます。
>シンちゃんのスランプ
コメを読んだ感じ、上手く納得してもらえたのでホッとしています。
GMJ・RUS・TYS・SINはその日のコンディションで勝敗が分かれるぐらいの実力差なイメージでしたので
今回は一番不調だったシンが多少負け越す事になりました。

>次回作
インフィールド親子はパイロット能力も乗機も戦闘向けではないです。フェミリアさんをもっと政治・研究寄りにした感じです。
バトルパートは傭兵達に任せる事になり、小国の現状等にスポットが当たる話にする予定です。

>春休戦さん追記人−メカ融合ありならば人−人融合もあり?
おー、気付かれてしましたか。でも人ー人融合とはちょっと違うのです。どっちかと言うと人ーメカ融合なんです。
今はまで全部明かす事は出来ませんが、滋賀ちゃ≠シュババーンなのは確かです。
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