window
 
トップページ > 記事閲覧
このエントリーをはてなブックマークに追加
* 南極女子高生第九話

日時: 2014/05/02(金) 00:47:33 メンテ
名前: フィール

超ド派手バトルにしたいこの回、果たして上手くいくのか?
多少のムチャには目をつぶってくだちい。
 
Page: [1]
* Re: 南極女子高生第九話 ( No.1 )
日時: 2014/05/02(金) 00:48:04 メンテ
名前: フィール

【兄ですか?無関係ですか?どーなんですか?】

上手くいけばここで戦争が終わるという局面。無論引くつもりも時間をかけるつもりも無い。
が、何かの間違いで目の前の相手が自分の兄のなれの果てとかだった場合倒してしまったら
一生後悔するだろう。というか、あの兄だとするならば今の自分でも勝てる保障は無い。
トワイス・ケブレ、どうする?

「我が名はトワイス・ケブレ。そしてこの機体は晶烈華・改だ。私に挑もうとするものよ、名乗るがいい」

取りあえずいつもの様に騎士らしく名乗って相手の反応をちょっとだけ待つ。
状況が状況なので5秒返事が無かったら攻撃する事に決めて待機。
エリカは2秒で鼻に指を突っこみハナクソをほじり尻をかきながら返事した。

「おお〜我が弟トワイス〜。私は兄だ〜お前とは戦いたくない〜。おならぷー」
「うちの兄上はそんなオッサン臭くない!!そういうのはいいから」
「迫真の演技だったのにバレた!さっきは私を一目見て兄と勘違いしてたのに!」
「いや、君じゃなくて機体が似てただけだから。名乗る気がないならいくぞ」
「は、はーい!クリスタルカイザーのパイロット、英国女子高生エリカちゃんでーす!ブイ!」

機体名を聞いてトワイスは微妙な表情を浮かべた。少なくとも兄の機体名ではない。
改めて機体を確認すると、全身を氷の様にする以外はサイズも頭部も違う。
トワイスの兄が乗っていた機体、晶烈華はこんな大型じゃないし、頭部もパイロットを模してはいなかった。
兄そっくりな顔に驚いたが、たまたま似ているだけの地球の新型と結論づける。

「では行くぞ!」

ザッザッザッ!

コンディションは未だ万全とは言えないもののそれでも常人を凌駕する隙の少ない構え。
両手には一本ずつ長剣。サントレッターを倒した剣蛇ビットは全弾オート操縦にして自分の周囲に展開してある。
これならルガー達が敗れても、ビットが攻略されるまでは時間が稼げる。

(兄上の機体ではないとはいえこの局面に投入された地球の新型特機、パイロットはふざけている様に見えるが
弱いはずが無い!この金星丸と銀星丸が通用するか?)

金星丸(こんせいまる)、そして銀星丸(ぎんせいまる)。
前の戦いで二つに折れた大剣を修理して作った二本の長剣である。
柄が金色で右手用が金星丸、柄が銀色で左手用が銀星丸。
トワイスは二刀を構えると両腕周囲の映像を加工し腕を透明化させる。

「うわっ、剣がプカプカ浮いてる様に見える!きもっ!」
「君がうちの流派について知らないならば、どう斬って来るか予測がつかないはずだ。さあ受けてみるがいい」

ギュルギュルギュル!
シュバババババ!

左右の剣が全く違う動きで晶烈華・改の胴体の周りを旋回する。
それぞれの剣が別の流派の剣術によって動き、さらに数手ごとにスイッチする事で
達人であってもどこから狙ってくるかわからない。

「なんじゃこりゃあ、なんじゃこりゃあ!」

エリカにとっては最初からわからない。
素人だった。女子だった。哺乳類だった。これには乗って半日未満だった。そんでもってバカだった。
シミュレーターではいい気になってても、まだまだ実戦では使えないパイロットだった。
トワイスの技術を尽したフェイントの数々はエリカにとっては無駄に洗練された
無駄のない無駄な動きでしかなかった。要は普通にこられても攻略不能だった。勝てねーとだけは理解した。

「なんか話が違ーう!私主人公じゃなかったんですかー!?開幕負け確定イベントとか聞いてないん
ですけど。普通はもっと弱い一般兵が出てきてそれを圧倒する私ってのがスパロボデヴュー戦のお約束なのに!
ちくしょー!ちくしょー!完全体になりさせすればー!どこで選択肢間違ったんだー!」

瞬き一つ先には確実に待つ死、しかも地球敗北の責任付き。他人からの殺意、それも超達人の放つそれは
自分で南極基地に突っ込む時や野獣と化した他人の後頭部をシャベルで殴る時の緊張感とはまるで違った。
だからだろう。エリカの脳が高速回転し普段からは導く事が無いであろう答えを導き出したのは。

「しょーれっか!しょうれっかワン!しょうれっか旧型!しょうれっか一号!元祖しょーれっか!」
『パスワード2武装封印解除完了、全武装オープン』

最初に自分の方を見てトワイスは兄と勘違いをし、それは自分の事では無く機体の事だと説明して来た。
そしてトワイスの乗る機体が『しょーれっか・改』だったから、クリスタルカイザーの元の名は
『しょーれっか』か『しょーれっか・なんちゃら』とかになると推測。それっぽい名前をパスワード2に
順番にぶっこみ、見事どれかがヒット!

晶烈華・改の二刀が当たる正にそのタイミングで四肢が割れ、内臓されていた武装が飛び出す!

「よっしゃー!」
「なにっ!」


◇◇◇
* Re: 南極女子高生第九話 ( No.2 )
日時: 2014/05/02(金) 00:49:59 メンテ
名前: フィール


【勝利の雄たけびヤイサホー!】

どぐちゃー!

「ぷぎゃあああああ!!!!!」

クリスタルカイザーから飛び出した武装はいい具合にカウンターで敵に全弾ヒット!

「トワイスがやられたか…」
「フッ、トワイスは我々の中で一番の小物」
「あんな南極ロボにやられるとは恥さらしめ」

どぐちゃちゃー!

「「「ぐわわあああああああああ」」」

トワイスを撃破した武装はそのままの勢いで射出され、三方向で戦っていた敵も撃破!

「ちくしょー、お前ら覚えてやがれ!」

最後に残った一人が全員を牽引して去って行ったが、

どぐちゃちゃちゃー!

「ぐわー!」

空の彼方まで飛んでいった武器がアムステラの王様の心臓を破壊した!
白旗を上げるアムステラ!戦争はここに終わった。

「終わったね。よーし、アニキ、マリっぺ、ガルシアさん、FXで有り金全部溶かした人、集まれー!」

全員が大聖堂前に集合しクリスタルカイザーを先頭にして勝利のポーズ。

「妹よ、前から君は天才だと思っていたが、本当にマジ天才ですねー!」

バッハのヅラを被った兄ムッターがエリカを褒め称える。

「戦争が無くなったら明日から我輩どうすればいいのだ」
「私が養ってあげます、兄の部屋が空いてるのでそこに来てください」

思わぬところでカップル成立。

「実は拙者の正体はファントムだったのでゴザル!」

それは皆知ってた。

「ヤイサホー!」

バンダナのヒゲ親父が勝利の雄たけびを上げる。

「月夜の晩にヤイサホー!」
「錨を上げろヤイサホー!」
「ラム酒はおあずけヤイサホー!」

ヤイサホ言う度に分裂して増えていくヒゲ親父に混じって、エリカはズンタズンタタと踊り続けていた。

「いえーい、いえーい、勝っちゃった、私天才!」
「ヤイサホー!」

ズンタ ズンタタ ズンタッタ


『いい加減に起きんかアホーーーーーーーーーーーーー!』

楽しい空間にヒビが入る。
最近聞いたばかりの機械音声が夢の世界にいたエリカを僅かに覚醒させた。

「あ、あれ?私は大勝利したんじゃあ」
『あいつがあんなラッキーパンチくらって倒れるかよ。早く起きて残りのパスワードさっさと入力しろ』
「音声さん南極の時とキャラ違うくない?」
『私を発掘できたパイロットがここまでダメでバカとは思わなかったぞ。
流石に後を託せない状況だ、そりゃあ地も出る』
「じゃあ、諦めて下さい。私は夢の続き見る事にします。悪いのはデヴュー戦なのに
空気読まないあいつだから、グー」
『コラー!!!!』

自分が主人王だと言ったのはついさっき、しかしエリカはたった一撃で諦めムード。
最近の女子高生ここに極まり、今迄は一体何だったのか。

『起きろー!起きるんだー!せめて私の力を全部引き出してから諦めろー!』
「無理、パスワード知らないし」
『入った時言っただろ!シュババーンは入力出来てただろ!』
「肝心なとこ聞いてなかったんで」
『ええい、だったらこっちにも考えがあるぞ、パイロットにこんな事はしたくはなかったんだが』

現実世界、クリスタルカイザーの操縦席からコードがうねりながら伸び、
気絶しっぱなしのエリカの身体にまとわりついていく。
激痛が走りエリカは一瞬で目が覚めた。

「んぎゃー!イタイタイタイタイタイタイタ刺さってる神経とか刺さってる」
『さあ、パスワードを全部入力するんだ。これが最後のチャンスだぞ』
「だから知らないって、寝る!」
『そうか、お前相当甘やかされて育ってきたんだな。一つ自分の思い通りにならない圧倒的な障害が
登場したからってだけで簡単に諦める、やれやれそんな奴だったとは』
「いや、だってアレ多分宇宙人の中でも別格ですよね?多分アムステラ軍タイマンランキング10位以内の。
そんなんをデヴュー戦に持ってこられたらそりゃ負け確定イベントと思いたくなるわけで」
『多分そうだろうな。しかし、勇気があるのかないのか、鋭いのかアホなのか良く分からんなお前は。
で、だ。確かにお前には荷が重い。なので質問を変えるぞ。自分の力以外を用いてでも勝ちたいか?』
「それで勝てるなら。現実逃避しながらヤイサホおじさんにお迎えされるのはマジ勘弁だから」

そりゃあ、エリカだって寝たくて寝てるわけじゃないのだ。ただ、本能が睡魔を呼び起こす程のレベル差を
感じ取ってしまっているだけなのだ。何やら嫌な予感もするが機械音声との再契約を実行する事にした。

『許可はとった!それでは…衆手活性奥義が一つ、逆DTSの応用編だーっ!』

シュビビビビビビ!!!!

エリカの神経に刺さったままのコードから電流が流れ、その痛みで再び意識を失う。
目を閉じる寸前、ヤイサホおじさんの顔が空に浮かびサムズアップしていた。

◇◇◇
* Re: 南極女子高生第九話 ( No.3 )
日時: 2014/05/02(金) 00:52:29 メンテ
名前: フィール

【それは紛れも無く奴さ】

クリスタルカイザーから飛び出した武装を難なくかわしてトワイスの斬撃が直撃する。
現実はまあこんなものである。
だが、何もかもがトワイスに都合よく動いた訳ではなかった。

「浅い、か」

クリスタルカイザーは正面から武装が飛び出た反動でのけぞっており、その結果
斬撃は完全な形では入らなかった。ダウンしたものの、大聖堂には入らせんとばかりに
即座に起き上がるクリスタルカイザー。

『まだまだだわ!』

ダメージのせいだろうか声に違和感、喋り方にも違和感、透明な装甲の向こう側のエリカは
白目を剥き、絡まったコードに引っ張られる様に手足を動かしながら姿勢を制御する。
コードが刺さった箇所からは血がポタポタ流れ、顔色は紫色に変色している。

『ギャス…エリカさん大復活だわ!トワイスよこの大宇宙はそんなへなちょこ攻撃では揺らがぬだわ!』
「くっ、うちの兄上の様な事をいいやがって!さっきは全然似てなかったのに!」

自らを大宇宙と呼ぶのはトワイスの兄の口癖だった。トワイスが12歳の時、剣術では兄に並んだと
思い勝負を挑んだら、「大宇宙にロケット一つで飛び立つ気かよ」と笑われ、体術・槍術・銃術で
ボコボコにされた後、改めて剣術で打ちのめされた。身体もでかければ態度もでかい兄だった。

『いくぞトワイス、ただの少女に負けて泣きべそかくがいいだわ』

クリスタルカイザーは出現した武装の一つを手に取る。右手に掴みしそれはボーリング玉を
一回り大きくしたかのような金属製の鉄球だった。広げた手のひらの上でエネルギーを纏いながら、
鉄球は黄金色の輝きと共にふわりと浮きあがった。

『滅びよ…』
「そ、その技は!」
『ミニマム・クラッシャー!』

ドオッ!!!!!!

技名を叫ぶと同時に金属球が発射される。トワイスはいつもの余裕をもった優雅なディフェンス技術は
どこへやら、必死に飛びのいて金属球をよける。外れた金属球は轟音を上げながら加速し続け…。


ズガアアアアアアアンンンンン!!!!

数百メートル先のマシューが乗るデフネビアの胴体をぶち抜いた。

「マシュー君大丈夫か!」

トワイスが通信をするが返事は無い。不意の攻撃で気絶したのか、それとももう二度と返事が出来ないのか。

『よそ見してる場合かトワイスぅ、だわ?』
「…ハッ!」

クリスタルカイザーは次の攻撃体勢へと移る。右足を大きく振り上げ、そして降ろす。
原理もクソもない単純な踏みつけである。だが!スーパーロボットの乗り手が地盤の質を完全に理解した上で
踏みつけを行うとこうなる!!

『マキシマム・マグニチュード!』

ズガガガガガガガガガガガガガ!!!!!!!!!

足先から地割れが発生し、大聖堂周囲数百メートルを激しい揺れが襲う。

「ぬぐぅ〜、ま、また兄上の技のマネを〜」

震源地が目の前にある晶烈華・改は転倒しない様にバランスをとるのに精一杯で相手の先手を許してしまう。

『ヒート・オブ・デネブ!』

クリスタルカイザーは悠々と大型ビーム砲を天に向けて撃ち、そこから発生したごんぶとビームは
空中で拡散し地上へと降り注ぐ!晶烈華・改の周囲は逃げ場の無い高熱のシャワーに包まれた!

「戻れ!剣蛇達よ!我が身を守る傘となれ!」

トワイスは剣蛇ビットを呼び戻し、それらを組み合わせて即席の耐熱フィールドを作り難を逃れる。

『なかなかやるではないか、…あ、なかなかやるのだわ!しかし、次の攻撃で終わりだわ!』

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

地の底から不気味な音が響き渡る。その音は先程の拡散ビームで空いた地面の穴から聞こえていた。

バシュ!バシュ!シュババババッバシュ!

無数の穴の一つ一つから熱気を帯びた金属球が飛び出す。
そして全ての金属球は全方位から晶烈華・改に超速度で襲い掛かる!

『ナイツ・オブ・ザ・ギャラクシー!』
「完全に兄上の技じゃないか!何なんだお前はーっ!!」
『通りすがりの女子高生だ!じゃなくって、女子高生なのだわ!』

一連の技の流れ、そしてネーミングセンス。これはもう完全にトワイスの知るギャスディンの連続技、
全宇宙びっくり操兵と恐れられる戦術そのものだった。

「うおおおおお!双星よ守りたまえ!」

トワイスは金星丸と銀星丸を振り回し、金属球を可能な限り撃ち落としていく。
だが、二刀で捌けない攻撃が徐々にヒットし装甲を削っていく。

「私は負けるのか…、ユリウス様の目的もアムステラの正しきありかたも、目の前の存在の正体も分からぬまま」
『さらばだトワイスよ、今のアムステラに従って参戦した己を呪うがいい。…滅せよ』

再びミニマム・クラッシャーの構えをとるクリスタルカイザー。

「兄上は本当に容赦がないなあ、ああ、ここで終わりたくない。…くそ」

ビットも失い、四肢の運動力も減退し、抗う術を無くした晶烈華・改。その目の前にミニマム・クラッシャーが迫る。

「エヌジェイ君には偉そうな事言っておいて結局私もこんなものか。
しかし、本当に何だったんだろうなこいつは。兄上は大型の転送装置に巻き込まれて
遺体すら回収できずに死亡したはず。オスカー将軍からもう少し詳しい話を聞きたかったな。
しかし、死の間際は時間がゆっくりに感じるとは聞くがいくらなんでも直撃するのが遅すぎる気が」

晶烈華・改に直撃してトワイスの命を奪うはずだった金属球はエネルギーを放出しうねりながら空中で静止している。
まるで見えない壁に阻まれているかの如く。そう、見えない壁だ。
トワイスはミニマム・クラッシャーを防いだこの技を知っている。
自分の横に立ち片手をかざして空間を歪曲させているその機体の名は…雪烈華。

「やれやれ、本来なら君がこの場所を占領した頃に来て一緒に祝杯を上げたかったんですがねえ」
「お、オスカー将軍!」
「ここは引きなさい、君はアムステラに必要な人材です。これ以上の犠牲を出すわけには行きません」
「し、しかし地球人の降伏はもう目の前です。最後までやらせてください」
「冷静になり周囲を観察しなさい。君と共に来た連中は既にやられました。間もなくここに複数の特機が
到着します。メッキーとディータも敗れこちらの増援はありません。それでもその機体の状態で勝てますか?」

作戦の完全な失敗を告げられトワイスは愕然とする。自分がグズグズしている間に勝利の為の時間は既に
潰されてしまっていたのだ。

「皆、やられてしまったというのか。私が手早く大聖堂を占拠してさせいれば」
「トワイス君、これが実戦と言うものです。君にとって彼らは初めて実戦を共にした部下…の様なものでしょう。
辛い気持ちは分かりますが、感情に流されてするべき事を見失ってはいけません。
苦しい時こそエレガントに振る舞いなさい」
「…わかりました、撤退します」

地球側のスーパーロボットが合流する前に晶烈華・改は退却する。
雪烈華もそれに続くが、退却する直前、一度だけクリスタルカイザーの方に視線を向ける。
鬼の様な顔をした頭部パーツと透明の装甲の奥でぐったりした少女を見比べ、
自分が持つ情報と照らし合わせオスカーは一つの可能性に至った。

「ギャスディン…あの状況から生きていたとでもいうのですか。いや、亡霊の様なものですか」
『オスカァァァァ!またもや邪魔してくれたな!』

女子高生演技をかなぐり捨て、雪烈華に飛びかかろうとするクリスタルカイザー。だがその動きが急速に鈍くなっていく。

『ちぃっ、不完全な機体と不完全なパイロットで力を使いすぎたか』

エリカの両腕は皮膚が大きく裂け、断裂した筋繊維の間から骨が見えている。
肺にも穴が開き、脳に酸素を送る量が大幅に減少していた。
クリスタルカイザーの人工知能が操縦を担当し、中にいるパイロットを操作の為だけの
歯車として使う事で強引にポテンシャルを引き出していたが、そんな方法で長く持つわけが無かった。

「何故そうなったのかは分かりませんが惨めですねギャスディン、
ですが今は君にトドメを刺している時間はありません。また会いましょう」
『オスカァー!貴様よくもあの時は、いや、今も弟を使ってお前は…』

雪烈華が去り、それと同時にクリスタルカイザーは機能を停止する。
エリカは無数のコードからようやく解放され自由の身になったが意識はまだ幻想の中にあった。

「ヤイサホー…ヤイサホ…ありがとうみんな…すばらしいこのせかい…」

サンジェルマンの顔が巨大化し太陽となり大地を照らし、原っぱで三人のヤイサホおじさんと一緒に
踊るエリカ。どうやら自力で現実に帰ってくるのは難しそうだ。
まあ、今戻っても待っているのは耐えがたい痛みと使い物にならない肉体だ。
しばらくはこのままの方が幸せかもしれない。

(続く)
* Re: 南極女子高生第九話 ( No.4 )
日時: 2014/05/02(金) 01:16:02 メンテ
名前: フィール

『かえでっさんのオマケコーナー』
モミジ「大天才と!」
でっさん「人形もどきの」
モミジ「おまけコーナー!」
でっさん「いいんですかね、無関係な我々がオマケコーナー乗っ取って」
モミジ「たわけ!我らはちゃんと南極女子高生に出演しとるではないか!」
でっさん「名前すら出てないですけどね。それで何をすれば?」
モミジ「うむ、今回はこの大天才が助手と共に『逆DTSの応用』について説明する!
さあ、でっさんよこの装置をつけるのじゃー!」
でっさん「これはDTS装置の様ですが、ちょっと違いますね。モミジ様、これは一体?」
モミジ「普通のDTSは『パイロットが動く→システムで連動→ロボが動く』となるじゃろ?
この装置はそれの順序を逆にしたものなのじゃー!」
でっさん「『予め入力されたプログラムでロボが動く→システムで連動→パイロットが動かされる』ですか?」
モミジ「そうじゃ。この装置を使う事で、初心者に正しい型を覚えさせるというのが衆手活性流が
開発した逆DTSという事じゃな。じゃが勿論欠点もある!」
でっさん「それは一体?」
モミジ「普通に型を教えるより金がかかる!きちんと整備した操兵を使わんと肉体に負担ばかりかかる!
習得できる技には限度がある!こんなところじゃ」
でっさん「なるほど」
モミジ「では理解してもらった所で、でっさんには本編でクリスタルカイザーの中の人が使った
逆DTSの応用編を体験してもらおう。スイッチオンじゃ!」
でっさん「わ、わわわあああ、体が勝手にー!」
モミジ「これぞ逆DTS応用編!パイロットに刺激を与え無理やり正しい動きを実行させるのじゃ!
早い話が高度な知能と意思を持った操兵によるパイロット洗脳じゃな」
でっさん「うわああああああああああああああ」
でっさん「なお、この実験は人間の関節の可動域を超えた動きが出来るでっさんじゃから
問題なく実験できるのじゃ。モニターの前の皆はマネするでないぞ」
でっさん「モミジさまああああああ、私中身ただの人間ですからーーーーーーーーーー」
モミジ「あ」

ボキバキどくしゃー
* Re: 南極女子高生第九話 ( No.5 )
日時: 2014/05/03(土) 00:51:56 メンテ
名前: カジワラ
参照: http://www.pixiv.net/member.php?id=7098022

まさかのギャスディン化!凄い技の連発でトワイスに勝ったのだわ!!
諦めムードだったり、ヤイサホー化・・・ってかヤイサホー化に笑ったww
ゲバル化するとはwww何か凄そうなパンチを打とうとして次の週負けるとは思ってなかったなぁ。

それは置いといて、ギャスディン化強い・・!!あのトワイスを完全に圧倒したモノなぁ〜!!!
そしてオスカー将軍のカッコ良い登場!此処でオスカー将軍が出てくるとは思っていなかったぜ!!
けどオスカー将軍が黒幕っぽいよね、いつか謎が明かされる時を楽しみにしてます。

あと、かえでっさんのオマケコーナーも面白かったですwかえでっさん!何と語呂が良いのだ・・!!
剣王推参でも二人を絡ませたいトコロだなぁ〜♪

エリカ嬢、文字通りボロボロになってしまったけど、ラストどうなるか、楽しみにしてます〜!!
* Re: 南極女子高生第九話 ( No.6 )
日時: 2014/05/05(月) 10:00:04 メンテ
名前: 春休戦

エリカの汚れ芸人っぷりに拍車が掛ってるな、うぉい。(^ー^;
鼻穿り尻掻きて(謎の「兄さん」に擬態する目的があっても)女子高生のするこっちゃねー!
あまつさえ廃人一歩手前まで身体を酷使されるとは・・・メカエリカになってないだけマシか?
さぞムチャウの助言が身に沁みた事だろう・・・いや、まだ予断は許さんか。

そしてギャスティン! あ鳳凰先輩で邪真紅とは海のリハクの眼をもってしても読めんわー!
なるほど、こういう理論が通じない横紙破りタイプの強者相手じゃトワイスも分が悪かろう。
水晶皇帝が再起動した時、一体どうなるのか・・・パスワード的には2つしか開放してないぽいが
というか、ここまで変質しちゃってるとねぇ・・・。

そりゃそうとエリカよ。幻影の中でさりげに太陽ジェルマンとカップル成立宣言しとったが
番外でのムッターへのアピールといい、年上趣味か?おまいは。(www
* Re: 南極女子高生第九話 ( No.7 )
日時: 2014/05/16(金) 11:50:22 メンテ
名前: フィール

>エリカ変身とその結果
形の上では圧勝でしたが、オスカー乱入直後にクリスタルカイザーが行動不能になっているので
トワイスが不調だった事と兄の可能性を考慮して全力を出しきれなかった事がなければ危ない勝負でした。
>かえでっさんの絡み
第二話プレイさせていただきました。早速ペアで登場させてもらってうれしい限りです。

では次回最終話。もうしばしお待ちください、
Page: [1]
 
BBコード
テキストエリアで適用範囲をドラッグし以下のボタンを押します。
装飾と整形

フォント
この文字はフォントのサンプルです
リスト
標準  番号付  題名付

スマイリー
表とグラフ
データ入力
ファイルから入力(txt/csv)
要素の方向:
横軸の数値:
横軸の値 例:2009,2010,2011,2012
直接入力
凡例
カンマ区切り数値 例:1,2,3
横軸の値 例:2009,2010,2011,2012
オプション
出力内容
グラフタイプ
区切り文字
縦軸の単位例:円
横軸の単位例:年度
マーカーサイズ
表示サイズ
確認と適用
Status表示エリア
プレビュー
絵文字
連続入力
外部画像
  • 画像URLを入力し確認ボタンをクリックします。
  • URL末尾は jpg/gif/png のいずれかです。
確認ボタンを押すとここに表示されます。
Googleマップの埋め込み

  • 説明
  • 説明
確認ボタンを押すとここに表示されます。
HELP
題名 スレッドをトップへソート
名前
E-Mail
URL
添付FILE 文章合計600Kbyteまで
パスワード (記事メンテ時に使用)
コメント

※必須
画像認証
     (画像の数字を入力)

   クッキー保存