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* ギガント破壊指令 21話後編

日時: 2010/03/12 18:38 メンテ
名前: カジワラ

21話後編です。隠遁的陰部(シークレット・ペニス)。
前話に引き続き、闇夜八行衆のデスロイドと投稿して頂いたキャラ達がメインのお話です。

それではどうぞ。
 
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* Re: ギガント破壊指令 21話後編 ( No.1 )
日時: 2010/03/12 18:39 メンテ
名前: カジワラ




俺は。
俺は・・・。


俺はいつも”一人であった”。



物心が付いた頃。
俺は両親から、はっきりとこう言われた。


「私達はお前を愛していない。」
「それはね、オレグレイ。世間が見る私達への偏見がそうさせるのだよ。」

「肌の色だけ『突然変異(ミュータント)』。」
「そんな話『皆は信じない』。多くの者達は私達の事を『こう思っている』。」


「 お前の両親のどちらかは『伴侶を裏切った”淫らな人間”である』。とな・・・。 」


「貧乏で取り得も無い私達の”慎ましい幸せ”は、お前が生まれる事によって『奪われてしまった』のだよ。」




    ー だから、私達はお前を『愛していない』し、『その”肌の色”を見たくもない』。



    ー お前は、私達の子なんかじゃない。


      お前は『 悪 魔 の 子 』だ 。


      オ レ グ レ イ 。


      お 前 は ね ・ ・ ・ ッ !



    『 黒 い 色 を し た 悪 魔 の 子 』な ん だ よ ・・・ ッ ッ ッ ! ! !





 ・・・。


 マルチャーニエ − ズナーク サグラースィヤ (『沈黙は承知の証し』)・・とは言ったモノだ。


 両親は俺を『承知していなかった』。

 両親は俺に『愛してなんかいない』、そう告げたのである。



   ー ドーブライェ ウートラ(おはよう)の言葉も。

     スパコーィナイ ノーチ(おやすみ)の言葉も。


   ー スパスィーバ(ありがとう)も。

     イズヴィニーチェ(ごめんなさい)も。


     ダー(はい)も、ニィエート(いいえ)も求められない日々。



   ー 求められている言葉があるとすれば・・・。

     それは、何時その日が来るのであろうか?と思っているだろう、


     プ ラ シ ャ ー イ チ ェ ( さ よ う な ら )を 告 げ る『 別 離 の 言 葉 』。 



暗闇の夜の如くに真っ黒、黒い『俺の肌』。


ある日、俺は、何度も何度も『この黒い体を、擦って洗った』。

黒が消えるように!白くなるように!!


そして・・・。

『俺の事を愛してくれるように・・・ッッ!!』


しかし・・・。
俺の肌色は変わらなかった。

滲むは血。赤いモノが、爛れ流れるばかり・・・。


程なくして、両親はこう言う。


「やめておくれ。」
「その傷。私達が『虐待をしている様に見える』じゃあないか。」

「勘弁しておくれよ、黒い黒い『悪魔の子』。」

「お前は何処まで、私達を『苦しめる』つもりなのかい?」



その言葉に一欠片すらの『愛』は無かった。





・・・・





QX団。世界を我が手に。
人間であった時、身に付けた『コマンドサンボ』と、最強の一角を担う『銀装隠密(メタルハイド=透明人間)』のその能力。

俺がQX団のサイボーグとして『 生きざるを得なくなった そ の 時  』。
俺は望んで『 この能力(見えない体) 』を得た。

耐えがたかったのだ、この体色(トラウマ)が!
我忘れる程に、ブチ切れしてしまうのだ、この心傷(トラウマ)で!!

だが・・・!

手にしたモノは『 真の孤独 』であった!!


 ー 俺は此処だ!

   此処に居るのだ!!


 ー そんな明後日の方向などに、俺は居ない!!

   俺は此処だ!

   此 処 に 居 る の だ ! !



 ー 誰も・・・!


   誰も俺を『 見 る 事 が  出 来 な い の だ ! ! ! 』



何一つ、変わっちゃいない!
俺はいつも”一人である”のだ!!

ステルス能力の高さ故、任務以外の外出を許可されない・・・俺ッッ!!

はっはっは!笑い話にもならねぇ!!
強いだけで『ただのニート』じゃあねぇか!!!

その強さだってな!
俺のコマンドサンボのスパーリング相手は『QX団最強のサイボーグ・耐撃の百文字(ジ・ハンドレッド)』なんだぜ!!

何が俺すら捕捉が出来る『超聴力』だよ!
何がヴォルグ・ハンに捧げる『レスラーへの賛歌』だよ!
(そんな20世紀後半の人物なんて、俺知らねぇーし!!)

強い能力言ったって、俺は何時も『百文字(ハンドレッド)』に敗れちまうんだ・・・。
自信だなんて・・・持てやしない・・・。


それに俺は『いっつも全裸(マッパ)』で変態みてぇーだし・・・。
そら、開放感があるし、優しい風が撫でていくけど、ただそれだけのコトじゃあねぇか・・・。

孤独と敗北の日々だけ続く、無色透明で何にもない毎日・・・。


そんな毎日に・・・。
変化の”吉兆”・・・。

それは。『あの男』がやってきた時の事である。






・・・・
* Re: ギガント破壊指令 21話後編 ( No.2 )
日時: 2010/03/12 18:41 メンテ
名前: カジワラ







「パガジーチェ(待ってくれ)・・・ッ!」

「俺は基地内が改築された等、聞いてないぞ・・・!!?」


呟けども、後の祭り。
何時ものように十字路を進み、自室に戻ろうしたが、何やら込み入った道に入ってしまった俺。

『うざってーぜ!俺は早く、部屋に戻りてぇんだよ!!』と無理くり進んだのが失敗であった。

完全に迷路だ。俺にはそうとしか見えない。
何せ『ニートみたいな生活』してるからな。

見えない俺が言うのもなんだが、こう見えても『土地勘』と言うモノが『てんでない』。

決まった道を歩むだけ。
任務だって、事前に敷地内の見取り図を頭に叩き込む。

諜報機関の調べに間違いは無いし、PPPのP国は『ゴブオバ・ボブド暗殺』の時だって、
『見えない俺の陽動殺傷(アイ・アム・”メタルハイド”・キル・ユゥー)』により、暗殺成功の一因を担ったモノだ。

しかし、こうも全く『解らない状態』では手の打ちようもない。
しかも運の悪い事に『ルイ=アルベルト=ギヨーム(=現ルイヌーヴォー)の独立推進』とやらで暗躍しまくってるから、基地内はほぼ無人だ。

こんな『辺鄙な場所』。そうそう見つかる訳無いよなぁー・・・って、俺見えないんだっけ・・・。


「・・・。」


俺はどうしようもない位に『哀しい気持ち』になってきた。


ズキィ・・ッ!
百文字とのスパーリング最中に痛めた『首』と『腕』が痛む。


「(この怪我で、作戦外されたんだよな・・・。)」
「(『鷲鼻のバトゥロ(エイグロン)』が来てからと言うもの、只でさえ少なかった俺の任務が更に少なくなっちまった・・・。)」

「(それだけじゃねぇ。

  対抗意識燃やしてんだが、何だか知らねぇが、
 『耐撃の百文字(ジ・ハンドレッド)』のスパーリングが、やたらと激しいってか厳しいモノになってきやがった。

  挙句の果てに『この怪我』だ。

 『レスラーへの賛歌 その10 首極め腕卍』。
 ”千のサブミッションを持つ男”に捧げる『レスラーの賛歌』で、この有り様と言う訳だよ!)」



    ー だから、何でそんなに『ヴォルグ・ハン』が好きなんだよ!アンタはよ!!

     『大車輪キック』と良いU系の技が好きかと思えば『ディック・フライ』のようなハイキックをする訳でも無いし、

      昭和の技が好きっつーか、典型的なプロレス技を好むって言うか・・・!!


      ええい、 ク ソ ゥ ッ ! ! ) 」



ゴロン。

俺は横たわりながら、大の字になる。


そして・・・。


ブワ・・ッ!

涙が流れた。


続けて俺は。
臨界点まで膨らんだ”風船”に、鋭い針でも、突き刺したみてぇーに、
”パァン”と音を立て破裂するが如くに『 不満を”ブチ撒け”始める!! 』



「(悔しいんだよ、俺は!)」

「(寂しいんだよ、俺は!!)」



   ー 誰にも見える事無く!


   ー ほぼニート暮らしをしていて!!


   ー 打ちのめされるかのような『敗北』ばかりが『身に染みているッッ!!!』




       ー 何が、QX団が誇るサイボーグ1の『暗殺能力』を持つ男だッ!


       ー 何が、『銀装隠密(メタルハイド)』だッ!!



         実態はこんなモンだ!人より強い能力だなんて、何の意味も持たない『永遠の孤独だァーッッ!!』



    『  嗚呼、無情! この世に神が居るのなら、俺は神を憎み、己に与えられた”この運命”を呪ってやるッッッ!!!! 』




「 『 ォ”ォ”ォ”ォ”ォ”ォ”ォ”ォ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”!”!”!”!”!” 』 」




絶叫(さけ)んだ!

雄叫(さけ)んだ!!

喚叫(さけ)んだ!!!


そして・・・・。


シィ・・・ン。


静寂が訪れた。

この静寂が『全てを物語る』。

俺 は い つ も ”一 人 で あ る の だ ”と 。

俺は・・・。
布団の中で咽び泣くみたいに、シズシズと泣き続けた・・・。



寂しかった。

寂しかった。寂しかった。

寂しかった。寂しかった。寂しかった。

寂しかった。寂しかった。寂しかった。寂しかった。

寂しかった。寂しかった。寂しかった。寂しかった。寂しかった。




と・・。


その時である。


それは”聞きなれない声”であった。

* Re: ギガント破壊指令 21話後編 ( No.3 )
日時: 2010/03/12 18:43 メンテ
名前: カジワラ



「銀装隠密(オレグレイ)さん・・・。」


「ですね・・・?」



ッッ!!


ムクリ・・!

その声に俺は立ち上がる!!



其処には。

『ビクゥ!』とした顔をした、中肉中背のフツメンが居た。

スペイン系っていうかラテン系と言ったトコロであろうか?他の団員と比べて『年が若い』。


問いに対して。
俺は『そうだ』と答えようとしたモノも・・・。


「ィッグ!ィッグ!!」


号泣の為、しゃっくりが止まらなかったので、そう答える事が出来なかった。


その男は続ける。


「己(オレ)は、教授(シナプス・アイ)EEE(エロイ・エチャノバ・アイザック)と言います。

 科学(ボディ)が科学(スタートアップ=起動)したのは良いのですが、
『Queen X総統』を始め、主要団員が皆、出払っているので、しばらくの間、貴方を頼るようにと指示を受け、此処に来ました。」



更に続ける。

「なの・・・ですが・・・。

 あの・・大丈夫ですか?銀装隠密(オレグレイ)さん??」


更に更にこう言う。


「こう・・言ってしまうのは『失礼』に当たるのかとも思うのですが・・・。

”科学(アクチュォル=現状)”を把握する為には、

『聞かざるを得ない』し、あえて『言わざるを得ない』のですが、えーとあのぉー・・。」



何やら『まごまご』しているようだ。

俺は次の言葉を待ちつつ、そんな教授(EEE)の様子をジィーっと見ていた。

程なくして俺は『それに気付く』。


「(そうか・・・。)」


「(そうなんだよ。))


「(この男は・・!)」


「(この教授(EEE)と言う”男”は!!)」


「(俺を『目視』しながら、”話している”では無いか・・・ッッ!!!』)」



 ー それはッ!


   衝撃の目視編とも言うべき、ビックなニュースッ!!


   オレグレイはその事実に”感激”をするッ!!


 ー 天にも昇らんが如くの『ハラショー×3(万歳三唱)』な気分ってヤツだッッ!!


   世の中これ程嬉しい事があるだろうか?『いや、無いッッ!!』


   オレグレイの頬(ほお)が緩むゥーッ!!



    ッ



    ッ



    !


ニッッッ マ ァ ァァァアアアアア ア 〜  〜〜〜〜〜ンン・・・ッッ♪♪ ♪ ♪ ♪


とってもとっても!

とってもとってもとっても『俺はッ!』


歓喜と言う名の”悦楽”により、頬の緩みと、首が竦(すく)まれていく”肉体的な至福感”を覚えたァーッッ!!



  ー パズドゥラリャーユッ!! (おめでとうッ!!)


    パズドゥラリャーユッ!! (おめでとうッ!!)



    パズドゥラリャーユ、オレグレイッッ!! (おめでとう、オレグレイッッ!!)





そして、教授(EEE)は言い放つ!!



「あ・あのぉ・・・。

 何やら取り込み中らしく、とても話しかけづらいのですが・・・。


 何故・・。

 貴方は・・・・。


『 科 学 ( オ ー ル ヌ ー ド) で 、 ニ マ ニ マ と 嗤 っ て い る の で し ょ う か ? ? ?  』  」



    ッ



    ッ



    !





   ド” ッ”ッ” ギ” ャ”ァ”ァ”ア” 〜” 〜” 〜”




                 〜”〜” 〜” ア”ア”ア” ン”ン” ッ” ッ” !”!” !” !” !” !” !”



数年来ッ!

誰も突っ込まなかった故に『 忘却していた、その 事 実 ゥ ー ッ ッ ! ! ! 』


そうだ!


俺はスッパテンコーな、どこぞのマンハッタンみたいにッ!

アパッチだよベースボールと言わんが如くにッッ!!


『 俺 は 全 裸 で あ り ッ ! 』


『 全 裸 で あ る と 言 う 事 は ッ ッ ! ! ! 』




    ッ



    ッ



    !




『 俺 の ア レ 』が、『 ○ 見 え 』っ て 事 だ ぁ ぁ あ ああ あああ ああ あ あ あ あ ! ! ! ?



 ヴ”ァ”ッ” ヴ”ァ”ァ”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア” ー”ー” ー” ー” ー ” ン ”ン ”ン ”ン ” !  ” ! ”



OH!羞恥心ッ!!


俺は慌てて『股間のソレ』を、『 隠 遁 的 陰 部 ( シ ー ク レ ッ ト ・ ペ ニ ス ) 』す る ゥ ー ッ ッ ! ! !


き・気まずいィーッ!
気まずいぞ!気まずいぞ、これはァー!!?

嗚呼、でも、見られる事が嬉しいと言うか『 い や 違 う ぞ ッ ッ ! ! 』


『アレ』が見られるって言うのが『嬉しいって訳じゃ な い か らな ッ ッ ッ ! ! ! ! 』


そ・そうだ!

俺は今まで誰にも見られる事が無かったから、その事柄が嬉しくて仕方が な い ん だ ッ ! !


   ー 『 だ か ら 違 う ん だ Y O ッ ! ! 』


   ー   決 し て 『 ソ コ の 事 』じ ゃ な い ん だ H O ッ ! ! !


自分でも!

念を押すとか!!

変な言い方だとは思うが!!

決して決して『 ア ソ コ の 事 』 じ ゃ あ な い ! !


そう!

俺の孤独な生い立ちと!

孤独なニート生活からきた『心の傷(トラウマ)』は!!


その!

解放感によってぇええええ、うぉぉおおおおおおお!!?

ち、ちょ!!?ま!!!?


『教授(EEE)』が!

『教授(EEE)』が!!


気まずそぉぉぉぉおおおおおに、『 顔 を 背 け てい る ゥ ウ ウ ウウ ウ ! ! ? 』



第 一 印 象、 最 悪 ゥ ー ! ! ?



俺が教授(EEE)だったら『二度とコイツと 関 わ り た く な い ! 』って、感じるぞぉぉぉおおおおお!!!?


間 違 い な く、 そ う 思 う ね ッ ッ ! ! !


なんてこった!!?

何故こうなった!!?


この奇跡と言うべき『巡り合いの宇宙』は『謀ったなシャア!』とも言うべき、運命の策謀によって・・・って、
何だ、そのセリフは、俺は企業戦機(ジャック=ダグラス)じゃあねぇっての、チクショークソォー、うぉぉおおお俺は今、動転しているぅうううう!!?


どうするゥーッ!?

どうするゥゥウウッッ!!?

どぉぉぉうすれば、良いんだぁぁぁああああ!!!?


時折ッ!
そう夢想をするみたいにッッ!!

柔装甲(マハン=ガン)の柔装甲(ジェルメイル)って、
『スライムモノ』みたいな事やって『楽しめる事が出来るのかな?気になるぜ、ムッハー!』とでも考えとくべきなのか!!?

(いや、決して、そのイメージが、柔装甲(マハン)では無く、目の前の男に変化(かわ)っていると言う事は無くゥー!!?)


はぁああ・・・。


はぁー。


ああ・・・。


しかし・・・。


この気まずさが、『 快感(KAI−KAN) 』と言うか。


『 頭がフットーしそうだよ・・・ 』と言うか・・・。




    ・
    ・
    ・
    ・

    ・

    ・


    ・



「 『  ア ッ ー ! !  』 」




俺は思わず、悦楽の声を挙げた。


そして、教授(EEE)は・・・。

養豚場の豚でも眺める様に『ドン引き』しながら、その様を見続けていた。





この日から。

嗚呼、この日からであったのだな。

俺は『変わって』いった。
俺の孤独に『一筋の光』が差し込まれたのだ。

そう。

それは、この一人の”男”で出会う事によって。

(い・いや、変わったと言うのは、そう言う意味じゃあないんだ。つまりはその)(略)





・・・・
* Re: ギガント破壊指令 21話後編 ( No.4 )
日時: 2010/03/12 18:45 メンテ
名前: カジワラ






あれから半年が経った。
俺は『猛烈過ぎる気まずさ』故に、与えるハズの指示(=新人の心得などetc)を他の者に任せた。

見えない俺が『コキャっとされたくなれば、お前がするんだ』と言えば、大体の者はそうする。

そして、色々合って、教授(EEE)は邪曲家(ダークフーゴー)と組になり行動をする事になった。

だが、そんな事はどうでも良かった。


教授(EEE)の両手から放たれると言われる『振動衝撃波』。
あれで『俺のソレ』に、優しい『振動(バイブレーション)』を放ちながら『どうですか?銀装隠密(オレグレイ)さん??』と言われたら、どんなに・・・。



って、違 ぁ ぁ ああ あ あ あ あ あ あ あ ああ あ あ う ッ ッ ッ ! ! !


マジで違うんだ!!
俺はそんな『淫らな人間』ではない。

って、クッソー、あの愛情の欠片すら無い、両親の言葉使うとか鬱だ死のう。
(第一、俺はサイボーグだっての!欲求はあっても”生殖能力”は無ぇーし!!)


否(いいや)、死んでなんかいられねぇーな。


何故なら、それは・・・!




ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴゴゴゴ ゴゴゴ ゴゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ





「何時も通りである・・!」

「気を抜いた時点で『ヘシ折る』ッッ!!」


低くて、太い声が耳に響く。
それはQX団最強のサイボーグ。

その二つ名は『耐撃』。
如何なる攻撃にも倒れ伏す事無く、敵者を屠り去り”粛清”を行う、猛禽類の眼差しを持った『黒衣の男』・・・。

その名『耐撃の百文字』。
耐撃の百文字(ジ・ハンドレッド)の一声が響き。

その一声に俺は『こう答えるッ!』



「ダヴァイ(来な)。百文字(ハンドレッド)。

 スパーリングの枠はとうに超えた。互いに練磨を求めるなら、生半可事じゃあ意味がない。」



百文字(ハンドレッド)と戦うて事はだ。

邪念や。雑念。
そう言った『不純物』入り混じって、遣り合える相手じゃあねぇッッ!!

そして、俺には『そうまでしてでも、今を戦う訳があるッッ!!』


百文字(ハンドレッド)がこう言うッ!



「フッフフ。青二才がデカイ口を叩くようになったモノだ。」



俺は答えるッ!



「張られた頬の数だけ強くなった。

 そろそろ恩返しの一つぐらいさせて貰うぜ?」



百文字(ハンドレッド)ッ!



「『創り(アングル)』としては美味しい話だ。」

「だがこれから始まるモノは『虚構(フェイク)』ではない。」



俺ェー!!



「生憎。高みに達した俺の流儀・・・。
”アサシンサンボ”と言うモノには”プロレス(エンターテイメント)”とは違い『虚構(フェイク)』も『仕掛け(アングル)』も存在しない。」

「あるモノのは”コマンド(リアル)”のみだ。」


「来ないつもりなら・・・俺から行かせて貰うぜ・・?

 耐 撃 の 百 文 字 ( ジ ・ ハ ン ド レ ッ ド ) ッ ッ ! ! 」



そして、百文字(ハンドレッド)はッッ!!


「来るが良い・・ッ!

 そして、目にモノを見せてやる・・・ッッ!!」



そして、俺はァーッッ!!



「銀装隠密(メタルハイド)オレグレイ・カレロフッッ!!

 精度増し続ける”見えない俺”を捕捉し切れるか、”超聴力”ゥーッッ!!


『 ダァァアアアアアアアアア ア ア ア ア ア ア ア ア ア ア ! ! ! ! 』 」





        ・


          ・
      ・


         ・


       ・



        ・



        ・



        ッ



        ッ



        !




そう、俺にはッ!
今を戦う訳があったッッ!!

それは今ッ!

俺の中に流れる油(オイル)が引火して、
爆発しちまうんじゃねぇーかってぐらい『熱いモノ』が、全身を駆け巡っているからだッ!!


  ー 教授(EEE)!


  ー なぁ教授(EEE)!!


    伝える事無い、秘めたる『 誓(この想い) 』ではあるが・・・!!



    この俺、『銀装隠密(オレグレイ・カレロフ)』は!!



『 この世で唯一人、俺を見る事が出来る、お前の為に 戦 い 続 け る 事 を 旨 と し よ う ! ! ! 』



    そ の 為 に 一 体 何 が 出 来 る ?



    そ う だ !



『 強 く な る っ き ゃ あ ねぇ ぇ え え だ ろ ぉ お おおお おお お お お お お お ! ! ! ! 』




          ー  強 く な る っ き ゃ あ ね ぇ ッ ッ ! ! !



          ー  強 く な る っ き ゃ あ ね ぇ ッ ッ ! ! ! ! !




                 そ し て、 ” 俺 達 ” は ッ ッ ! !




             あ の ” 運 命 の 日 ” を 迎 え る 事 と な る ッ ッ ! ! !






・・・・
* Re: ギガント破壊指令 21話後編 ( No.5 )
日時: 2010/03/12 18:48 メンテ
名前: カジワラ






 プッッチィ〜〜〜〜ン!!!



切れた!

銀装隠密(メタルハイド)オレグレイ・カレロフが『 ブ チ ン と 切 れ た ッ ッ ! ! 』


そしてッッ!!



 ニィッ! マァァ〜〜〜ンッッ!!!



そして『鬼笑(きしょう)』をするゥー!!

銀装隠密(オレグレイ)は、ブチ切れたその時に『 自 称 世 界 一 ま ぶ し い 笑 顔 』を行うのだッッ!!!


即ちそれはッッッ!!!!



「 俺の皮膚を『差別った時』にも匹敵する『 消失感を伴う激しい憤怒 』でッッ!!!!!!


  俺の顔面筋肉が、ピクピクピクピクと『 震 え 笑 っ て ら ぁぁぁああああああああああ あ あ あ あ あ ! ! ! ! ! 』 」




過去最大級に『 熱くも燃ゆるは、彼 の 胸 ( オ レ グ レ イ ・ ハ ー ト ゥ ー ! ! ) 』

だがッ!!

そんな熱情も『 次の瞬間で 瞬 く 間 に ッ ッ ! ! 』




   ドッ ッ ッ ! !



   サァァ ァ ア ア ア ア アアアアアアアアアアアアア〜〜〜〜〜〜ーーーー ー ー ー ー ー ー ッ ッ ッ ! ! ! !




倒れたッッ!!!


倒れて伏したッッ!!!




    ・
    ・
    ・
    ・

    ・

    ・


    ・



動けない!
動けない!!

どうしちまったんだ、俺は!!
クソゥ!俺は今『怒(いか)っているんだ!!』

許さねぇ!許さねえぞ、教授(EEE)を殺した奴をぉぉぉおおおおおおおお!!!


ン・・・。

いや?何だ??


様子がおかしいぞ・・・。


よ・良かった。『教授(EEE)』は無事だ。
しっかし、邪曲家(ダークフーゴー)の野郎!!
救命措置とは言え『俺の教授(EEE)』に何かあったらどうするつもりだ!!?
(い・いや、違うんだ。『俺の』と言うのは決して『やましい意味は一つも無い』訳でぇぇぇ!!?)


とは言え・・。

なんてぇこったい・・・。

はっはっは・・・。


俺は・・。


『やっぱり”ダメ”なんだなぁ・・・。』


初対面以来の再会。

ようやく訪れた『教授(EEE)との”共同作戦”』。


この護衛『大事は無い』と思いつつも・・・。
『凄いんだぜ俺?』てトコロが、見せられる訳でも無いと思いながらもよ・・。

俺は・・・。


  ー 嬉しくて・・・。


  ー 嬉しくて・・・。


  ー 嬉しくて、仕方が無かった。



気持ちの悪い話だろ?
男が男にって話だけでも『アレ』なのによ。

俺が教授(EEE)の前でしている事は『ド変態な事』ばかりだ。
目の前に『全裸な男』が居て、イった表情(フェイス)しながら『隠遁的陰部(シークレット・ペニス)』をするという事。

どうよ・・?

嫌われねぇって事の方が、おかしな話だ。


でもな。

そうだよなって、思っていてもな。

『俺を見える事が出来る』て事一つで、『 俺 は 、”こ の 胸 ”が 熱 く な る ん だ 。 』


ソイツを旨に、数年間頑張って来てよ。
強ぇー百文字(ハンドレッド)とのスパーリングだって、決死の覚悟で切り抜けて来てよ。

数少ない任務だって、確固たる信念で遂行して来てよ。

俺はな。
自分に『自信が持てて来た』んだ。


なのに・・・。


『 何 な ん だ よ 、 こ の 結 果 は 。 』



 ー 誰にも見えぬ、その姿にて。

   ホロリと一筋の涙を零し・・。

   眠りも続ける『銀装隠密(オレグレイ)』を姿を『 誰も知らない 』・・・・。


 ー その涙は、孤独が故の泣きっ面か?


   はたまた、想うは仲間の死。


   憂いて流すよ、哀悼の涙か・・・?



   そ れ は ・ ・・ 。


  ”絶 望 の 涙 ”で あ っ た 。


  ”打 ち ひ し が れ た 者 ”が、流 す ”悔 恨 の 涙 ”で あ っ た の だ ・ ・ ・ 。



はっはっは・・・。


俺は何も変わっちゃいなかった。


そして聞こえる。

教授(EEE)が絶望する声が。


状況は絶望的だ。

動ける者は周りの3人。
百文字(ハンドレッド)も、バトゥロ(エイグロン)も居ない状態で、
戦闘力No.3の『企業戦機(ジャック・ダグラス)』がやられちまったとか、どぉーしようもねぇーじゃん。


ああ、聞こえる。

教授(EEE)が恐怖する声が・・・。


スマネェ・・・教授(EEE)。

ピクリとも動けねぇんだ。何も出来ねぇ。

もっとも。


『 俺 な ん か、 期 待 し ち ゃ あ い ね ぇ ー だ ろ う が な 。 』


疲れた。
考える事も億劫だ。

そして俺は・・・。


『考える事を止めた・・・。』


* Re: ギガント破壊指令 21話後編 ( No.6 )
日時: 2010/03/12 18:50 メンテ
名前: カジワラ



    ・
    ・
    ・
    ・

    ・

    ・


    ・



考える事を止めた、銀装隠密(オレグレイ)は。

周りの声すらも『街のざわめき』と同じように、耳に入らず、ただただ『殻に閉じこもり』、もう心が動く事は無かった。


 ー 邪曲家(ダークフーゴー)の『守ってやる』と言う言葉も。

 ー 死地へと向かう『教授(EEE)』の決意も。

 ー そして、魔妖香酋長(プカハンタ)の『毒舌』も・・・。


   何一つ・・・。

   何一つとして、心に響くモノは無かった・・・。




    ・
    ・
    ・
    ・

    ・

    ・


    ・


コ ノ マ マ 、 終 ワ ル ハ ズ  デ  ア  ッ  タ  。


ダ ガ ・ ・ ・ 。


ソ レ ハ 、 離 レ タ コ ノ 場 ニ モ ” 耳 ” ニ  届  イ  タ 、 そ の 『  邪  曲  』 。




        ッ



        ッ



        !




 ーー 蒼 い 運 命 の 鎮 魂 歌 ( ブ ル ー デ ィ ス テ ィ ニ ー レ ク イ エ ム )  ーー



 ーー E  E  E  (  エ  ロ  イ  ・  エ  チ  ャ  ノ  バ  ・  ア  イ  ザ  ッ  ク  ) ーー






ド ド ド ド ド ドドドド ドドド ドド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド



強い力が、生まれ出るッ!!

滾(たぎ)り溢れるパワーが、そそり出るッ!!

持て余すって言うよりも『破裂するんじゃないのか?』ってぐらいのエネルギーが、この身を襲うッッ!!!

体に”電流”が・・・ッ!!


 否 ァ ー ッ !


体躯(からだ)にッ!!
”稲妻(稲光)”が迸(ほとば)るようなッ!!

『 凄 ま じ い パ ワ ー 』が、 俺 の 中 を 駆 け 巡 っ た ッ ッ ! ! !


そして俺は!
呟きも続ける『魔妖香酋長』の言動から『 そ れ を 知 る ッ ! ! 』



   ー 勇敢なるは、教授(EEE)の『死』をッ!


   ー 荘厳たるは、邪曲家(ダークフーゴー)の『最期』をッッ!!


   ー そして・・・ッッ!!


     侵 入 者 ( = デ ス ロ イ ド ) の 『 敬 礼 』 ・ ・ ・ ッ ッ ! ! !




どいつもッ!

こいつもよッ!!

”カッコ良い”じゃねぇーか!!

妬 け る ん だ よ 、 お 前 等 に ・ ・ ・ 『 よ 』 ッ ッ ! !


クッソォー、教授(EEE)!

お前、そんなにも『スッゲェー野郎』だったのかよ!!


邪曲家(ダークフーゴー)!

アンタは最高だ!最ッッ高ォーの邪曲家(エビルソングライター)だ!!


そして、侵入者(=デスロイド)・・・ッッ!!!

チックショー、カッコ付けやがってよぉぉおお・・ッ!!


良いじゃねぇーかッ!!

良いじゃあ〜ねぇええーかッッ!!


”熱血”って言うのかよ?


そーゆうのな!

 ”嫌 い じ ゃ あ ね ぇ ー ぜ ”ッ ッ !


ああ、熱い!

熱いッ!!

熱いッ!


体躯(からだ)が、熱くて仕方が無ぇッッ!!


『 マ ジ で ”爆 発 ” す る ん じ ゃ ね ぇ の か ? って、 カ ン ジ だ ぜ ッ ! ! 』


だが、今俺の中で駆け巡ってる気持ちはよォッ!


 ー ヤバイって気持ちよりも!


 ー 恐ろしいって気持ちよりも!!


   スッゲェー”確かな気持ち”が キ て い る ん だ ! !



     そ し て 、


   確 か な だ け に ”モ ヤ モ ヤ ” し て 仕 方 が ね ぇ ッ ッ ! !



   ー 俺はッ!


   ー 俺はッ!!


   ー 俺はッッ!!!



  『  俺 は 今 、 何 を す れ ば 良 い ッ ッ ! ! ! !  』



     そ し て 、俺 は 、 そ れ を 知 る ッ ッ ッ ! ! !






                          ・


                            ・
                        ・


                           ・


                         ・



                          ・


                          ・

                          ・


                          ・



                          ッ



                          ッ



                          !


* Re: ギガント破壊指令 21話後編 ( No.7 )
日時: 2010/03/12 18:52 メンテ
名前: カジワラ



「 『 イ ン デ ィ ア ン モ ノ 、 サ イ コ ォ ォ オ オ オ オ オオ オ オオ オ オ オ オ オ ! ! ! ! ! 』 」



           そ れ は ッ !  抗( あ ら が )う 事 だ ァ ー ッ ッ ! ! !






「 『 ヒヘラヒヘラヒケェェェェェ!!!!


    世界の僻地で、必死こいて生きるだなんて、”ニート”だって生きてるちゃあ生きてわぁぁあああ、ンンッッウゥーン!! 』 」



        抗



        え



        !



「 『 ニートが曲だの、科学だのと、なぁに、ちっぽけな『辺鄙な僻地』でカッコつけてんだい!!ハァー!クンカクンカ!! 』 」



        抗



        え



        !



「 『 死闘の果てして、コレモンよのぉぉおおお〜〜〜!!!


    侵入者に二人は、殺されて、『 無 様 な 姿 』晒してらぁぁあああ、オエップップ汚ったねぇ 死 に 方 ッッ!!! 』 」



        抗



        え



        !



「 『  足手まといってより、 裏 切 り 者 レ ヴ ェ ル じゃてぇぇぇええええええええええええ!!!!



     大罪許しがたきは、裏切りモノよのぉぉおお、




    ” 銃 ぅぅぅ 殺  ” じゃ あ あ あ ぁぁああ あ あ あ あ ああ あ あ あ あ あ あ ! ! !  』  」



                                抗



                                え



                                !





                    バ キ ュ ー ン 、 バ キ ュ ー ン !



                    バ キ ュ ー ン 、 バ キ ュ ー ン ! !



                    バ キ ュ ー ン 、 バ キ ュ ー ン ! ! !



                    バ キ ュ ー ン 、 バ キ ュ ー ン ! ! ! !





  ーーー  抗”ぇ”ぇ”ぇ”ぇ”ぇ”ぇ”ぇ”ぇ”え”え”え”え”え”え”え” え ” え ” え ”え ”え ” え ” え ” え” え ” ーーー






                          ・


                            ・
                        ・


                           ・


                         ・



                          ・


                          ・

                          ・


                          ・



                          ッ



                          ッ



                          !




                        そ の ・ ・ ・ 。




                    瞬 間 刹 那 で あ っ た ッ ッ ! ! !








        ゴ”ッ”ッ”ッ”ッ”





          キ”ィ”ヤ”ァ”ッ”ァ”ア”ア”ア”ア”ア”ア” ア ” ア ” ア”ア”ア”ア” ア ”ア ”ア” ! ” !” !” ! ”!”



                             ッ



                             ッ



                             !


                             !

                             !

* Re: ギガント破壊指令 21話後編 ( No.8 )
日時: 2010/03/12 18:53 メンテ
名前: カジワラ



                  不 自 由 に 抗 う 、 そ の 時 !


                  ド ス 黒 い 悪 意 の 塊(かたまり)に、抗 っ た、 そ う そ の 時 ! !



                  俺 は !


                  こ の 体 躯(からだ)か ら 溢 れ 出 る パ ワ ー を 、


                 ” ど う 扱 え ば 良 い か ? ”理 解 を し ッ ッ ! !



                  そ し て ” 動  く  事  が  出  来  た  ” の だ  ッ ッ  ! ! !




                  筋 肉 と は 、 ま る で 違 う ” 不 思 議 な パ ワ ー ”だ !


                  意 思 そ の ま ま で ” 稼 働 ” を す る 、



                  イ マ ジ ネ ー シ ョ ン の 中 の ” 出 来 事 ”の よ う だ ! ! !




                  抗 う 事 !  抗 う 事 !  抗 う 事 ! !



                  そ れ は !



                『 今 あ る ”自 分 ”を 捨 て て で も 、


                  持 ち 得 る 全 て を 持 っ て ”打 ち て 倒 す 事 ”  ッ ッ ! ! !  』 





                    そ し て 、 俺 は 全 て を ” 理 解 ” を す る 。



                                ・
                                ・
                                ・
                                ・

                                ・

                                ・


                                ・



                   「 『 魔妖香酋長(プカハンタ)・・・ッ。 』 」



                   「  ”コレ”だったんだなッ。


                      ”コレだったんだな”、アンタがしようとした事は・・・ッッ。 」




                      ー それは、Queen X総統からの直々指令。


                        各団員へと、別々に与えられる。俺にも与えられた、その指令。


                        遂にも世界へ打って出る第一歩『レゼルヴェ計画』の極秘の指令・・。


                        俺への指令。


                        それは・・・。



                      『 Q X 団 が 最 終 兵 器 の ”発 見” 』 。



                        俺には何の事やらサッパリだった。


                        だがッ!


                      『 今 、 そ れ が ”理 解 ” が 出 来 た の だ 。 』





                    「 理解(わか)ったよ、魔妖香酋長(プカハンタ)・・・。 」



                    「 今、全てが『 理 解 』が 出 来 た ッ 。 」



                    「 『 俺 が ! 』 」



                    「 『 俺が、侵入者(=デスロイド)を 倒 し て や る ッ ッ ! !  』 」



                    「 こ の Q X 団 が『 最 終 兵 器 』・ ・ ・ ッ ッ ! ! ! 」



                          ッ



                          ッ



                          !




  「 『  ” 超 人 間 ( ギ ガ ン ト ・ バ デ ィ ) ” オ レ グ レ イ ・ カ レ ロ フ  が な  ッ ッ ! ! !  』  」





     ー 静寂の中・・・。


      『銀色に輝く体躯』を持つ、その”男”は・・・。


       抱きかかえる『老婆』を、そっと床へと”安置”した。




     ー 老婆は安置をされたまま、もう二度と”動く事”は無かった。


       老婆の死に顔は、”安らか”であった・・・。



       それは、魔道へと身を落とした女へと訪れた”至福なる最期”であったのだ。



           ・
           ・
           ・
           ・

           ・

           ・


           ・



       終 わ っ た よ 、 百 文 字 ( ハ ン ド レ ッ ド ) 。



       時 期 に 、 お 前 の『 帰 る 場 所 』を 奪 う 者 は 消 え 去 る で あ ろ う よ ・ ・ ・ 。





 ーーー  愛  し  て  お  る  よ  、『  耐  撃  の  百  文  字 (  ジ  ・  ハ  ン  ド  レ  ッ  ド  ) 』 ーーー






        ・
        ・


        ・


        ・





  ー 『魔妖香酋長(まようがしゅうちょう)』プカハンタ  女 年齢 60代前半

     サイボーグ能力 ありとあらゆる有害物質を生成し『 毒 霧 』として放出する。



           ・・・ ・ ・ ・ ・ 『  死 亡 。 』





・・・・
* Re: ギガント破壊指令 21話後編 ( No.9 )
日時: 2010/03/12 18:54 メンテ
名前: カジワラ







 ズシィ・・! (デスロイドは歩く!)


 ズシィ・・! (デスロイドは歩く!)


 ズシィ・・! (デスロイドは歩を進める!!)



  ー デスロイドは感じていた。


    それは「震える体」と共に躍動をする『”生命の咆哮”』。



  ー それと同(おんな)じ位にも、身を焦がし。


    そして、”猛け狂う”モノ・・・。


    それは・・・。


   『 死 へ の 恐 れ 』。



  ー”生きる喜び”を知ると言う事は、それを失う”恐怖”を知る事も意味する。



    デスロイドは、自分の中に芽生えつつある”負のエネルギー”を理解していた。




      ー だが・・・。


      ー それでも・・・。



        それでも、デスロイドは”前へ進む事”を止めない。




  ー それは”任務”だから?


    そう電子頭脳が”指令”を下すから?


    それとも”生命の咆哮”が、それをされるから?



    ど れ で も な い 。




        それは・・・。


        今、自分がある前から、ずっとずっと眠っていたモノ。



       「濃密」「根深い」「業深き」”原 動 力(エ ネ ル ギ ー)”・・・。



        デスロイドは、それを知りながらも、それが”何か”と『解り得ない。』



       『負のエネルギー』をも凌駕する『 原 動 力 』。


        先の邪曲を切り抜ける事、同様に・・・。


       『身に任す』まま。


        その原動力(力)に、”身を任す”まま、


       『前へ前へと 進 み て 出 る は 、侵 入 者( デ ス ロ イ ド ) 。 』



        そして・・・。



        侵入者(デスロイド)は、


       ” 場 ” へ と 、 辿 り 着 い た ・ ・ ・ッ ッ ! !







ーーーーーー





 ・・・続く。




* Re: ギガント破壊指令 21話後編 ( No.10 )
日時: 2010/03/13 15:51 メンテ
名前: fan

オレグレイがガチすぎます…w
まだ戦闘始まってないのに回想だけで読み応えがありましたね。
次回開戦でしょうか、また楽しみに待ってマース。
* Re: ギガント破壊指令 21話後編 ( No.11 )
日時: 2010/03/13 18:44 メンテ
名前: カジワラ

>>ふぁんさん
今でも思うんだ・・・。
EEEとマハンさんの役どころを取っかえると、極々自然な話になったんじゃないかなって(ぉぃ

それは置いといて、全裸で鋼鉄の赤ん坊が最重要キャラの一人な団体なので、
「その最終兵器なら!鋼鉄がギガント28号で!! もう一個は『全裸でシークレットペニス』ぐらいしなきゃ嘘だろうッ!!(力説)」と思ったので、
オレグレイの『全裸』と言う設定を見て、彼以上にラストを飾るキャラは居ないなと思い、抜擢させて頂きました。

(いや、マジです。展開的に持っていければと言う前提は付くけど、伏線として、シークレットペニスをするシーンを入れておいたのです。)

でも、シークレットペニスをしたせいで、ガチホモな設定になってしまったのは『全くの想定外』でした(死)

あれれ?お・おかしいな・・・。誰にも見えないと言う孤独の中で、唯一希望を見出せると言う、心温まると言うか、
『ディ・モールト・シリアスな設定』なハズだったのに、一体何がいけなかったと言うんだ!?(作者がお前だからだよ)(滅)

つか、このレスの冒頭で、役どころを取っかえたらと書いたけど冷静に考えたら、
ガチホモだとかそう言う以前の問題で『変質者以外何者でも無くなる』から、やっぱこれで良かったのでしょう。

いや『ガチホモでOK!』と言う結論に達するのが良いのかどうかと考えると、『非常に難しい問題』だと思いますが、玉虫色の決着と言う事で良しとします(ぉぃ


そして、もちろん次回開戦です!!
オレグレイのセリフも決まってます
「全身兵器の手強いアンタは、透明全裸のこの俺『超人間(オレグレイ=カレロフ)』に 捻 り 殺 さ れ る の さ ! 」

来週は忙しいから、再来週から書き始めるかなー。お待ちを下さいまし〜♪
* Re: ギガント破壊指令 21話後編 ( No.12 )
日時: 2010/03/13 21:22 メンテ
名前: フィール

>EEEとマハンさんの役どころを取っかえると、極々自然な話になったんじゃないかな

やってみた。

「君の姿知っておきたい。ちょっと冷たいけどいいか?」

俺は彼女の言っている事が理解出来なかった。見えないものをどうやって知ると言うのか。
が、俺はすぐに言葉の意味を理解する。
マハンの手が俺の肩に触れるとそこからひんやりと冷たい銀色の液体が俺の体の表面を覆っていく。
柔装甲(ジェルメイル)と呼ばれるその液体金属はビニールの様に薄く伸び、俺の目と鼻と口を残し全身に貼りついていった。

「そこが顔か。あらためてこんにちは、冷たいのは大丈夫?」
「あ、ああ。思ったよりは冷たくないし息苦しくもない」

銀の膜が貼りつき輪郭が露わになった『俺の顔』に合わせ彼女は目線を移す。
いつ以来だろうかッ人と目を合わせて話すのは!!
俺は液体金属の冷たさなぞ気になるはずも無かった!!

「体、鍛えているんだな。生前から何かやっていたんだな」

マハンは目線を降ろして行き俺の全身を舐めるように見つめる。

「…なんで全裸」
「アーッ!!」

そうだったぁ〜〜〜〜、俺って全裸じゃん!
第一印象最悪ゥ〜!!!!

おそまつ。
* Re: ギガント破壊指令 21話後編 ( No.13 )
日時: 2010/03/14 09:43 メンテ
名前: カジワラ

>>フィールさん
自然だ・・!極々自然な流れだ・・・!!
透明人間と流体金属の邂逅が、思いの外ハマっている・・・!!

ただ一点ッ!

全 裸 で あ る 事 を 除 い て は ッ ッ ! ! ! w


そして今、理解が出来た!
全裸だからですね!全裸だから『色々間違った方向に行くんですねッッ!!』
全裸はかくも人を狂わせると言う、この事実ッ!
裸であると言う事はッ!何も身につけていないと言う事はッッ!!

両刃の・・・否ッ! 刃(ヤ イ バ)そ の も の ッ ッ ! !


やっぱり・・・、人間。
『 服を着て、生きていかなければならない生き物なんだなぁ。 』 

そんな当たり前に気付かせてくれる、裸でガチホモであまつさえニートなオレグレイが大好きで仕方ありません(ぉ
同じニートみたいなモノでも、エレコウは自由人で独自の理念持っててカッコ良いのに、この差は一体何処にあるのだろう?

そうか・・・『全裸だからだッ!』w
* Re: ギガント破壊指令 21話後編 ( No.14 )
日時: 2010/03/18 01:53 メンテ
名前: 青銅

オレグレイはマッパでガチホモのネタキャラ…
私にもそう思っていた時期がありました!
かっこいいよお前!いやお前ら全員カッコイイよ!
あとプカハンタがちょっと可愛く見えてしまいましたよ。ええ。
カジワラさんの女の子(?)は一途すぎて困る。
* Re: ギガント破壊指令 21話後編 ( No.15 )
日時: 2010/03/18 02:47 メンテ
名前: カジワラ

>>青銅さん
お前ら全員カッコイイよ!ありでーす!!
今回の21話、3パートに分けただけあって、3キャラとも深く掘り下げる事が出来たのが特に良かったと思います。

デスロイドは活躍場所こそ多いモノも『内面を描く』と言うのが出来なかったので、よーやくそれが出来たと言うのもあるし、
オレグレイは逆に出番自体が無かったから、やっとの事で書く事が出来たのと、これまで考えて居たモノがやっと出せたと言うのが大きいですねー。

そんでもって、ちょっと可愛く見えたプカハンタ。
この人はもぉー、普通に殺し難かったですね。荒木先生がフーゴを裏切るシーンが描けなかったという意味が解りましたねぃ。

敵に倒されるのは、仕方が無いし、そー言った危険がある中で戦っているからと思うけど、
『味方から殺される事が策』だとか、普通に『殺されているトコロは書けなかった』ですよ。

本当は、もっと遺言のシーンは長かったぐらいだったりするので(流石にそれをすると、オレグレイが自分の殻を破った事が霞むので、するべきではないとカット)、
今思うと、途中休日が変更されて良かったなと思いますね。当初の予定のまま殺しているシーンを入れたら、読後感とかも変わってたと思う。

一途なのはー・・・何故だろう?レディも一途だけれど、プカハンタの一途さは、また、ひっそりとしていて、自らを月見草で構わないと言うとかって・・・。
普段の言動と、まるで違っている心情なのが、また切ないですね。

どちらかと言うと、オレグレイを息子を見たてると言うか、あの時と同じ状況で死んでしまった息子と、同じ状況で覚醒をしたオレグレイと言う対比から、
プカハンタの心情が吐露される構成になるかなと思っていたけれど、それ以上に”一途な女性”になったのは、作者的に意外だったし、良かった点だと思いますね。


考えてみれば、あの時、白いタキシードのキザ男が死んだ事で、彼女の復讐は終わったのだから、新しい人生を歩む事こそが『幸福な事』だと思うし、
闇の世界の住民である事には、変わらないかも知れないけれど、想い人と共に行動する事が出来た彼女の人生は『幸福だった』と言えるのでしょーねぃ・・・。

うーん、何か深い・・。
そう言ったモノを背負って、今の百文字があると言うのも深いなー。

この『ギガント破壊指令』を完結されるという点で見れば、歩みが遅いし、もっとテンポ良く!と思わなくもないけれど、じっくり書いてて良かったな。
中編、後編と引用された事だけ見ても『ヂェロニモ』『Dr.劉』『宇宙の金属を組み込んだサイボーグ』『ゴブオバ・ボブド暗殺』『十字路で迷子』こんなモンかな?

過去に書いた事が生きて、今の展開に持ってこれているから、今書いているこのパートも色々と生きてくるのだろーなぁー。
まぁ、生かせるようにしていかなきゃだ!w


毎度、感想ありがとうございます〜♪
* Re: ギガント破壊指令 21話後編 ( No.16 )
日時: 2010/03/22 00:25 メンテ
名前: カジワラ
参照: http://icp.atura.ws/m/g/55222/img/0011220966.txt?a=33351588853

SS1話分位に渡ってしまった、21話解説編完成しましたので、うpですー。
上のアドレスから、どうぞ。

今週は細々と溜まった事をする予定なのと、再来週は忙しいので上手い具合書けるか謎なので、はっきりした日程は解りませんが、
遅くても4/6(火)には、22話の前半パートを上げたいなと思っています。

胃カメラを飲む日程も決めなきゃなので、その絡みも関係してきそうなので、追って連絡と言う形を取る予定ですー。
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