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* バカがロザリオ担いでやってくる 2話β

日時: 2009/09/24 00:43 メンテ
名前: 高とも

道は緩やかだが大きな山波を一気に下山するのは二足の足ではとても難しい。
それに、急なくだり坂を下る時、踵に重心をかける、人間は本能的に"転倒しないように"と自己防衛が働き歩きにくいフォームを取ってしまう

だがヴェスタロッサは違った
膝を曲げ低めの態勢を保ち、まるでスキーを楽しむスキーヤーであるかのようにダッシュローラーで急加速しながら下山していた

もちろん護衛部隊のパイロット達にその反応は探知されるだろうが今はただ突っ込む
ロエルはそれ以上の事を考える頭を持ち合わせていなかった


第二話β
〜迷うバカと泣くバカ〜「後編」


アルバニア クルヤ地域 駐留アムステラ地上戦艦

「護衛部隊が襲われただと!」

現在交戦中の護衛部隊から地上戦艦へ通信が送られた
その、通信内容は援護の要請であった

「まさか、あんなところに伏兵が居たとは…」

艦長はあまりの驚きを隠せなかった。
間もなくこちらに届く物資が、まさかあんな山岳地帯から襲撃を食らうとは思ってもいなかった。

「おんやおんや、艦長さん一体なーにがあったヅラ?」
「エッシッシ、なーんかあっせってるみたーいディスよ?」
「おなかすいたのかなー?」

そこへ何しに来たのか、黒いパイロットスーツを着た三人がブリッジに現れた

「御三方…ここはブリッジです、パイロットは直ちに格納庫で待機してください」
「やんや、お固い事。俺ら毒蛇三兄弟はここに配属されて日が浅いヅラからねぇー」
「どうやらなーにかおこまりなんじゃなーいかなーと立ち寄っただけディスよ」

毒蛇三兄弟、長男の"スガート"と次男の"デクニー"、三男の"セン"で共に、
アムステラ地球侵攻軍EU部隊に配属されたようだが部隊内で問題を起こしこちらに左遷された三兄弟である
長男を頭にし常に三人一緒に行動を取っており、軍内での名は広がっていないが、この態度だけに腕は確かのようだ

「おにーたま、おにーたま。どーやらえんごようせいがきてるみたいですよ」
「それは本当ディスか弟よ?アニキ、ここはオレらの腕の見せ所ディスな!」
「おんやまー軽く行くヅラか?」

そして謎めいた奇声を上げつつ三兄弟はブリッジを後にした

「艦長、良いのですか? あいつらを野放しにしておいて……」
「分かっている。だが、連中を引き取る際野放しにしろとの事だ……」

連中が一体どんな問題を起こしたか深くは知らんが、あまりかかわるとこちらの身も危ない。
それに、言葉だけではなく連中の腕を見ておきたかった

「三兄弟が何時でも出れるようにカタパルトを開けておけ…射出後、一旦基地へ帰還する」


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* Re: バカがロザリオ担いでやってくる 2話β ( No.1 )
日時: 2009/09/24 00:44 メンテ
名前: 高とも

山を下り終えたヴェスタロッサに次はマシンガンによる弾幕が向かって来た
すぐさま、ダッシュローラーで右足を軸に旋回し砂埃を発て態勢を整える
数は少ないがこうも弾幕があると迂闊に接近できない、それに迂回するにしても距離があってゴールドクラウンでの攻撃は難しい

「だったらこいつの出番か…」

両腰のプッシュ式スラップスイッチは軽く弾くと左右から十字型の銃が射出、それと同時にキャッチしエネルギーケーブルを接続する。
十字二丁銃−シルバーゴッデス−はヴェスタロッサの動力エネルギーを使用したビーム兵器。
しかし、ダッシュローラーで一気に下山したため満タンだったエネルギーも結構減ってしまった。
ここはエネルギーの節約と考えて狙うはコクピットの部分を一発で撃ち抜き行動不能にさせる事。
だが、全機同じように撃つと4機×5個所…弾幕を避けつつ撃つとしてもエネルギーが足りるかわからない。

「まっ考えてもしゃーないか、突っ込むのみ!!」

ロエルは考える事をやめた、どうせ考えても今動かなきゃ意味がない。
しかし、マシンガンの弾幕は止まる事を知らず、今まで旋回していたヴェスタロッサの姿勢を低くし、護衛のラコウ目掛けて加速。

まずは弾道を易々とかわし1発、そのまま護衛部隊の中心点に潜り2発、通過後ラコウが振り向いた瞬間に1発


「See you Again」

コクピットを撃ち抜かれたラコウ達は一瞬持ちこたえたかのように見えたが、数秒後にゆっくりと地面に伏せられた
エネルギーの節約を狙って一撃必中を心がけたがレッドラインに突入してしまった、こうなったヴェスタロッサはもって数分しか動けない。
とりあえず運搬トレーラーだけでも破壊しなければと、引き金を引いたその瞬間

大きな爆音と同時にヴェスタロッサは宙を舞った。
いや、正確には吹っ飛ばされたのである。
それも、バズーカやミサイルランチャーをも受け止められるゴールドクラウンを背負った状態で……

その後地面を3度ほどバウンドしトレーラーから数十メートル程離れたところで、ヴェスタロッサは動かなくなった


……
………

「エッシッシ、流石ァ砲戦型のレール砲ディスね」
「おにーたま、すごーい」


ようやく砂煙が収まって来た頃、3機の羅甲がトレーラーの方へ姿を現した
一体の羅甲は自分がやったとアピールするかのように何度もガッツポーズを繰り返し
もう一体の羅甲はガッツポーズを繰り返す羅甲に拍手を送っていた

「おろろろろ、おみゃーらそげんとこつっ立っとらんでトレーラーを戦艦まで送るズラよ」
「あーい」
「了解なのディス」

3機の羅甲は牽引ワイヤーを取り出しトレーラーに接続させ、スカコラサッサとその場を後にした

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それから十分後、輸送船がたどり着いた
砂に埋もれたヴェスタロッサを搭載していた全機で力を合わせ回収。
ヴェスタロッサのコクピット内では完全にのびてているロエルを引き上げストレッチャーへ

輸送機が帰還し気絶しているロエルを見たアリオン局長は滝のように流れる涙を片手に新隊員を担いで医務室へ突っ走った



その後、ロエルが目覚めたのは2日後のPM10:30であった。
とりあえず目の前でおいおい泣き喚くアリオン局長を他所に、一人食堂へ向かった

「今日の朝食なんだろう……」

ロエルはスキップしつつ、今日も食堂へ向かうのであった。



次回があれば続く
* Re: バカがロザリオ担いでやってくる 2話β ( No.2 )
日時: 2009/09/24 00:45 メンテ
名前: 高とも

二話βのキャラ紹介

『毒蛇三兄弟』
長男のスガート
次男のデクニー
三男のセン
性別 ♂
某黒い3〇星にちなんで三人一緒、語尾になんかつけるのが長男次男でこどもっぽいのが三男
戦闘フォーメーション「黒い竜巻」は三男が抑え残った長男と二男でリンチにするという戦法
結構卑怯である
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