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* 激戦!クロガネの咆哮 第7話

日時: 2017/02/10(金) 18:00:35 メンテ
名前: カジワラ
参照: http://www.pixiv.net/member.php?id=7098022

第7話です。
1vs1、1vs1

それではどうぞ。
 
Page: [1]
* Re: 激戦!クロガネの咆哮 第7話 ( No.1 )
日時: 2017/02/10(金) 18:01:15 メンテ
名前: カジワラ
参照: http://www.pixiv.net/member.php?id=7098022




“ゴリ顔のシブテクパイロット”ゴリオネットは感激していた。

やっと。やっとズレアバたんに会えた。ここまで長った。

だが、会えたと言う現実が全てを帳消しにしてくれる。

そして、ゴリオネットはこう言う。


「ズレアバたん。顔見せてはくれませんか?」

「モニター越しではありますが、ズレアバたんの顔を見たい。」


“闘売女(バトルビッチ)”ズレアバーシャは応える。

「ああ、いいさ。アタシも久し振りにゴリオネットの顔見たいしね。」


Vim…。


2人はモニター越しで互いの姿を見る。


ゴリオネット。

「(ああ…。ズレアバたんだ。ズレアバたん、良いよハァハァ…!)」

「(あれ?何だ、ズレアバたんの顔…。何か嫌なモンでも見ているような顔をしている。)」


ズレアバーシャはこう言う。

「うわぁ…。ゴリオネット。お前も『ヌード・ソルジャー』ってヤツなのかい?」

「アタシの知るゴリオネットは、そう言うヤツじゃなかったんだけどなぁ…。」

「あれから、大分経つしね…。変わったんだね、ゴリオネット…。」


ゴリオネット。

「(え、ヌード・ソルジャー?何を言っているんだ、ズレアバたんは??)」

「  あ  !  !  」


ゴリオネットは“ハッ”とする。


俺はボギヂオ大佐から、ズレアバたんが出撃している事を聞いてここまで来た。

そう。着の身着のままでだ。それまで俺は何をしていた…?

ズレアバたんの事を考えながら『Hな一人行為』をしていたじゃあないか!


つ ま り 俺 の 格 好 は ッ ! !


 ッ

 ッ


タ ン ク ト ッ プ 一 丁 の 、


フ ル チ ン ス タ イ ル じ ゃ あ な い か ! !


 バ

 ッ

 !


ゴリオネットは両手で股間を隠す!!

そして、こう言う!!


「シークレットペニスでございまちゅうぅぅぅぅぅぅ!!?」


ズレアバーシャは呆れた顔でこう言う。

「もう、見ちまったつーの。変な物見せるなよなぁ、ゴリオネット。」


ゴリオネットは必死に。

「違うんだ、ズレアバたん!これには深い訳が!?」


ズレアバーシャは続ける。

「すぐ調子に乗るけれど、案外、臆病(おくびょう)で、それ以上に純情だった、ゴリオネットがな…。」

「まさか、局部を露出しながら、顔を見たいって言ってくるなんて…。正直見損なったよ。」


ゴリオネットは涙目だ。

「本当に違うんだ、ズレアバたん!!」


ズレアバーシャは突っ込む。

「違うっつったって、どう間違えれば“チンコ露出”しながら、顔を見たいって言うんだよぉ!!」


ゴリオネットは弁解する。

「この際だから、ぶっちゃけるよ、ウッホッホ!!」

「Hな一人行為してたんだ!そこにボギヂオ大佐がやって来て、ズレアバたんが出撃してるって聞いたんだ!!」

「そしたら、もう、居ても立っても居られなくてさぁ!そして、そのまま出撃してきたんだ、解ったかいズレアバたんーっ!!」


ズレアバーシャ。

「はぁ…。ホントにアンタは…。」


ゴリオネット。

「スマナイ。変な物見せちゃって。」


ズレアバーシャ。

「まぁ、助けてくれてありがとな。ゴリオネット。」


ゴリオネット。

「あ。あぁ。」


ズレアバーシャ。

「ほら、しゃんとして!」


ゴリオネット。

「あ。あぁ、スマナイ。」


ズレアバーシャ。

「空飛ぶ機体には、マシンガンが効かない。」

「でもライフル銃でピンポイントに弱い部分を攻撃すれば、何とか勝負にはなる。」

「ゴリオネット。アンタの機体はライフル銃は持ってるかい?」


ゴリオネット。

「いいや、銃器はマシンガンだけだ、ズレアバたん。」


ズレアバーシャ。

「じゃあライフル銃を持つ、私がやるしかない相手だ。」

「ゴリオネット。アンタは鉄球の機体を頼むよ!」


ゴリオネット。

「任されたぜ、ウッホウッホ!俺のシブテクでどうにかして見せるさぁ!!」


ズレアバーシャ。

「よし!散開!!頼りにしてるよ、ゴリオネット!!!」


ゴリオネット。

「期待にゃあ応えるぜ、ズレアバたんよぉ〜う!!」


 片

 や

 !


“闘売女(バトルビッチ)”ズレアバーシャが駆る!

全長・体重、共に標準サイズの!!『改造型狙撃用羅甲』ッ!!


“ゴリ顔のシブテクパイロット”ゴリオネットが駆る!

全長25m!体重230tの!!『羅呉利(らごり)』ッ!!


 対

 し

 !


“私は空飛ぶ王子様”ワテラティ王子が駆る!

全長25m!体重220tの!!『ドラミリー』ッ!!


“闇パティシエ”アンティエ=アマドが駆る!

全長20m!体重80tの!!『ブラッドスコーピオン』ッ!!


1機と1機がぶつかり合った!!




            ・
            ・
            ・
            ・

            ・

            ・


            ・





・・・・




○クロガネの賛歌 第8章 “激戦!クロガネの咆哮”



 第 7 話 「 1 v s 1 、 1 v s 1 」




・・・・
* Re: 激戦!クロガネの咆哮 第7話 ( No.2 )
日時: 2017/02/10(金) 18:02:56 メンテ
名前: カジワラ
参照: http://www.pixiv.net/member.php?id=7098022







羅呉利(らごり)。強力な握力を武器とする近接系の機体。
マシンガンを携(たずさ)えているが、あくまで補助。

得意な間合いは近接である。


ブラッドスコーピオン。
機体の手の平大の2つの鉄球を武器とする中距離主体の機体。
転がる鉄球の上を乗り高速移動を可能としている。


羅呉利がブラッドスコーピオンを、捉(とら)えるのは容易ではない。


アンティエ!!

「その立派な前腕。おまいさんの機体は近接系である事が解る。」

「けど、おまいさんの機体がブラッドスコーピオンを捉えるのはほぼ不可能!!」


 ッ

 ッ


「 ウ ハ w w w テ ラ ウ ケ ル w w w w 」


 ッ

 ッ


 ギュルルルルルル ル ル ル ル ル ル ! ! ! !


 ッ

 ッ


ブラッドスコーピオンは乗っている鉄球の動きに身を任し、羅呉利の回りを円を描く様に動く!!


 ッ

 ッ


アンティエ!

「“鉄蹴撃破の流儀(モード)”レッキングボール!!」


 ガショォ!! (右の鉄球を蹴り上げて・・・!!)

 シュゴァー!!(羅呉利目掛けて、蹴り飛ばす!!)


 対

 し

 !


羅呉利!!


その太い前腕で、レッキング・ボールを防ぐ!!


 メ コ ウ ! !


先に受けた場所とは別の前腕部位が凹む!

ダメージを受ける!!


ゴリオネット!!

「ウホゥ…!あまり何発も受けらんないな。」

「何とかして接近せねば…!!」


アンティエの駆るブラッドスコーピオンは!


ギャルルルルルルルルルルルルルルルルル!!


回転しながら、Uターンする鉄球を!


バ シ ィ ! !


キャッチしながらこう言う!!

「も一発ぁぁぁぁぁぁぁぁぁつ!!!」


   ッ

   ッ


 ギャルルルルルルルルルルルル ル ル ル ル ル


                  ウ ォ ォ オ オ オ オ オ オ オ ! ! !


ゴリオネットは舌を巻く!

「ウォホォーウ!?」


 そ

 し

 て

 !


 メ コ ウ ! !


先に受けた場所とは別の前腕部位が凹む!

ダメージを受ける!!


ゴリオネットは思考する!

「(ウッホゥ!このままじゃあ一方的にやられちまうぜ!!)」

「(こんな時に出来るシブテクって何だ…?)」


 ッ

 ッ


「(そうだ!)」


   ッ

   ッ


 ギャルルルルルルルルルルルル ル ル ル ル ル


                  ウ ォ ォ オ オ オ オ オ オ オ ! ! !


ブラッドスコーピオンが蹴り飛ばした“鉄球”が羅呉利に迫り!!


 ッ

 ッ


ガ ッ シ ュ コ ォ ォ ォ ォ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オ ン ! !


羅呉利の左肘(ひじ)にHITし!!


シ ョ ゴ ォ ォ ォ オ オ オ オ オ オ オ ! !


羅呉利の左前腕部はもげ落ちた!!


アンティエ!!

「防御半減wwwこれアドバンテージ大きいっしょwwww」


 そ

 の

 時

 で

 あ

 っ

 た

 !
* Re: 激戦!クロガネの咆哮 第7話 ( No.3 )
日時: 2017/02/10(金) 18:04:18 メンテ
名前: カジワラ
参照: http://www.pixiv.net/member.php?id=7098022


PiPi!


アンティエに通信が入る。

アンティエは確認する。

「オホwww敵からじゃんwwww」


Pi


アンティエは通信出る。

「命乞いしよってなら、聞かんでもないっしょwww」


ゴリオネットはこう言う。

「貴女(あなた)の持つ戦力。貴女の持つ速度。貴女の持つ鉄球。」

「どれも俺を上回ると確信し、左腕が落ちた今。敗北を確信しました。」

「出来る事なら、その素晴らしい腕を持つ、貴女の顔を一目見たい。」


アンティエは上機嫌に。

「ウハwwwべた褒めwwww」

「顔ぐらい見せてやんよwwww」


と言い。

アンティエはモニターをつける。


Vim…!


そこで目にしたモノとは!!


ゴリオネット!!

「見たな。マジマジと。これが俺の“男根”ってヤツだ!!」


アンティエ!!

「ちょwwwチンコ丸出しwwww」


そう!チンコだ!!

ゴリオネットはブラッククロスから得た情報から、

鉄球の機体のパイロットが女性である事を知り得ていた!!

そして女性にチンコを見せると言う事が、数年来の関係をも、

ぶち壊す程の破壊力を秘めている事を、先の丸出しで身を持って知った!!


現実として、アンティエはペースを乱された!!


そしてゴリオネットは、その隙を見逃さなかった!!


 ダ

 ッ

 !


羅呉利を走らせる!!


アンティエ!!

「待てコラwwwこんなんで間合いに入られたら洒落になんないでしょwwww」


ブラッドスコーピオンが上に乗る鉄球を動かし逃げようとするが…!!


 ガ

 シ

 !


ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴゴゴゴ ゴゴゴ ゴゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ


ゴリオネット!!

「本来なら問題の無い距離だった。アンタにとってな。」

「だが、羅呉利の左前腕がもげ落ちた事により、羅呉利は軽量化された。」

「それにより、速度が増し。アンタの機体を右脚を掴めた。」

「全く持って、シブテクってヤツだぜ!!」


そして、ゴリオネットが叫び声を挙げる!!


「 羅 呉 利 の こ の 手 が 掴 ん で 離 さ ぬ ! !

  握 っ て 潰 せ と 、 そ の 声 響 く ! !


  見 ろ よ ! シ ィ ィ ィ ブ テ ク ゥ ー ! !


  ぶ っ 潰 せ ! !


  ゴ リ オ ネ ッ ト ・ フ ィ ン ガ ー ッッッ ! ! ! 」


  ッ

  ッ


グ ゥ ッ シ ャ ァ ァ ァ ア ア ア ア ア ア ア ア ア ア ア ア ア ア ア ア ! ! !



羅呉利はブラッドスコーピオンの右脚を“握り潰した”!!


アンティエは悔しげに…!

「チンコにやられるたぁ、思っても見なかったわwww」

「チンコも武器にする姿勢。やるじゃん、おまいwwww」

「おまいさん、名は!!」


ゴリオネットは声高らかにこう言い放つ!!

「ボギヂオ四天王最強の男!ゴリオネットだ、ウッホォー!!」


アンティエは、ブラッドスコーピオンの左足で二個の鉄球に乗り、こう言う。

「覚えたよ、ゴリオネット!次は負けねぇwwww」


シュゴォオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!


アンティエは鉄球の回転により高速移動をしながら撤退をした。



     ・
     ・
     ・

     ・

     ・



  ー “闇パティシエ”アンティエ=アマド 女 年齢 28

     乗機 ブラッドスコーピオン



        ・・・ ・ ・ ・ ・ 『  撤 退 ッ ッ ! ! ! !  』




ゴリオネットは安堵(あんど)する。

「厳しい戦いだったが、何とかなったか。」

「ズレアバたんはどうだろうか?」


ゴリオネットはズレアバーシャの方を見る。

「な・何ぃぃぃいいいいいいいいいいいいいいいい!!!」


ゴリオネットは驚愕(きょうがく)した!!





・・・・
* Re: 激戦!クロガネの咆哮 第7話 ( No.4 )
日時: 2017/02/10(金) 18:05:48 メンテ
名前: カジワラ
参照: http://www.pixiv.net/member.php?id=7098022






全く、なんてぇ敵なんだい、この空飛ぶ機体は!?

アタシこと、ズレアバーシャは苦虫を噛み潰したような顔をした…!!


何から話せば良い?まぁ順序良く話すけどさ。

そう、あの空飛ぶ機体。ドラミリーと1対1になった。

狙いはさっき潰したメインカメラのもう一対(いっつい)!

右のメインカメラを狙おうと羅甲のライフル銃を構えて居たらさ!!

厄介な事この上無いよ!ドラミリーは両腕でメインカメラを防御したんだ!!

相手からもこっちが見えなくなるけれど、

大まかな位置はレーダーを見れば解るからね!!

こっちは攻撃の手段を失われてどうしたモンか参っちまったんだ!!


そして、接近するはドラミリー!

体当たりを仕掛ける気か?

しかし、特別速いって訳じゃあないし、

避ける事は不可能じゃあないと判断した…!!


そうして接近するドラミリー!

来る…!

来る……!

来る……ッ!


ドラミリーは両腕を庇(かば)っていたメインカメラから離す…!!

銃の射線上、メインカメラが狙える位置じゃない…!もう少し動かせ!!

そんな事を一瞬考えていたトコロだった…!!


 ガ

 シ

 !


私の改造型狙撃用羅甲は、ドラミリーに両腕を掴まれた!!

そして、ドラミリーのパイロット…!!

ワテラティがこう言う!!

「空の旅へご招待するよ。」

「付き合ってくれ。」


 ゴゥン! ゴゥン! ゴゥン! ゴゥン!



私の羅甲は、空へ空へと持ち上げられていった…!!





・・・・





この俺、ゴリオネットはその現実に驚愕(きょうがく)した!!

何てぇパイロット!何てぇ機体だってな、ウッホウッホ!!


高度1000mって言ったトコロだろうか?

そこまでズレアバたんが乗る改造型狙撃用羅甲は持ち上げられた!!


両腕を掴まれているズレアバたんの羅甲は反撃は出来ない…!!

またドラミリーが両腕を離したら、それだけで必殺の落下となるだろう…!!


こんな時に出来るシブテクって何だ?

俺は思考を巡らす。


「  無  い  !  !  」


あれは詰みだ!!


「と・とにかく、近づくんだウッホー!!」


俺は羅呉利を走らせた!!





・・・・
* Re: 激戦!クロガネの咆哮 第7話 ( No.5 )
日時: 2017/02/10(金) 18:06:49 メンテ
名前: カジワラ
参照: http://www.pixiv.net/member.php?id=7098022






ドラミリーのパイロット!

“私は空飛ぶ王子様”ワテラティ王子は羅甲に通信を入れる!!


PiPi!


ズレアバーシャは通信に出る。


「何だい?勝ち誇ろうとするって感じィー??」



ワテラティは感嘆の声を挙げる。

「ほぉーぅ。まさか女性とはねぇ。」


ズレアバーシャは悪態をつく。

「何だい何だい。女がパイロットやっちゃあ、いけないって言うのかい?」


ワテラティ。

「いいや、むしろ逆さ。」


ズレアバーシャ。

「と言うと何さぁ?」


ワテラティ。

「私はねぇ、レディ。敬意を表したいんだ。君にね。」


ズレアバーシャ。

「口説き文句としちゃあカッコ良いんじゃない?」


ワテラティ。

「私は本気だよ、レディ。」


ワテラティは続ける。

「先のドラミリーの左メインカメラを撃ち抜く腕前…。」

「実に見事だった。惚れ惚れする程にねぇ。」

「その機体。羅甲と言うのだろう?何度も蹂躙(じゅうりん)してきた。」

「そんな機体で私に一矢(いっし)報いる。それは良い腕を持っているから出来る事だ。」


だからワテラティはこう言い放つ。

「そんな君に最期に『強い敵だった』『じゃあな』って言いたくてねぇ。」

「だから、こうして挨拶させて貰った。君。名前を教えてはくれないか?」


ズレアバーシャは答える。

「“闘売女(バトルビッチ)”ズレアバーシャ。」


ワテラティ。

「『ズレアバーシャ』。か。忘れないよ。君の名は。」


ズレアバーシャ。

「これで最期みたいに言うねぇ?ここから落としたトコロで羅甲の中。」

「衝撃はあるだろうけど、死ぬ程ではないかもよ??」


ワテラティ。

「ズレアバーシャ。その後君を、機体ごと連れ帰らせて貰う。」

「捕虜と言う辱(はずかし)めを受けてもらうのは申し訳ないがね。」

「しかし、これは“戦争”だ。解ってもらおう。」


ズレアバーシャ。

「なるほど。アタシは“絶体絶命”ってヤツらしいね。」


ワテラティ。

「そう言う事になる。」


ズレアバーシャ。

「じゃあ、さっさと落としておくれよ。」

「こうして『焦らしプレイ』されるのも辛いんでね。」


ワテラティ。

「そうだな。悪い事をした。」

「それじゃあ、一先ずの別れだ、ズレアバーシャ…!!」


ドラミリーはズレアバーシャの駆る改造型狙撃用羅甲を手を離す。


 そ

 れ

 が

 隙

 と

 な

 っ

 た

 !


ダダダダダダダダダダダキュゥウウウウウウウウウウウウウン!!!


銃声が鳴り響く!!


ズレアバーシャ!

「『スゴク速駆手候(ハヤ ク テ ソウロウ)』だよ、色男さん…!!」


ド ド ド ド ド ドドドド ドドド ドド ド ド ド ド ド ド ド ド


〇速駆手候(ハヤ ク テ ソウロウ)

惑星ブルーツポンチに在住中だったドクトル・ベイベーが
『楕円の狩人』『魔弾の射手』『6の槍』等々、様々なトコの異名にあやかり作り上げた、
恐ろしい程引き金が軽い、貧民星ご用達の改造拳銃。

10歳のロリッ娘が、ならず者渦巻く貧民星で生き抜ける性能の高さ故に
『大の大人に、女子供が勝ち得る“銃”』とも言われている。
(ただし彼女はベイベーに仕立てられたイメージガールであり、銃も身体も強化改造されている)

熟練者ならば『シックス・オン・ワン』(間髪入れずに全段射撃)も可能と言われているが、
靭帯への負担から、実質それを行えるのはサイボーグのように身体強化を施した者くらいであろう。



  ・
  ・
  ・

  ・

  ・


ズレアバーシャ!!

「アタシが駆る改造型狙撃用羅甲は、ライフル銃と共にこの銃も携帯していた。操兵用のをね。」


「それが『スゴク速駆手候』。ライフル銃のような射程も、一撃一撃もライフル銃と比べたら劣るけど…。」


「『シックス・オン・ワン』さえすれば、むしろその破壊力は上だって話しって事さ。」


「狙いは右のメインカメラ。これでカメラが“全壊”ってカンジだろーね。」


 つ

 ま

 り


「一矢じゃあない。二矢報いたってカンジじゃん?」


 事

 実

 !


ドラミリーはメインカメラが完全破損させられた!!


ワテラティ…!

「やはり君は敬意に値する相手。だが、このまま落ちれば動けないのは同じ事だ。」

「君が捕虜となる事には変わらない。結果は同じと言う事。」


ズレアバーシャ!

「それも考えている。」



ダッダッダッダッダッダッダッダ!!


機体が走り向かう!

ゴリオネットが駆る羅呉利だ!!


「ズレアバたん!!今行くからァアアー!!」


ワテラティは負けを悟る。

「あの機体。アンティエ嬢から勝ち得たのか…?これじゃあどうしようもない。」


そしてこう言う。

「そうだな。そう言えば、まだ私の名を名乗ってなかったな。今名乗ろう。」

「私の名は『ワテラティ』。スワジランド王国の王子さ。」


ズレアバーシャ。

「覚えとくよ王子様♪」


ワテラティ。

「君とは別の会い方をしたかったねぇ…。」


ズレアバーシャ。

「ああ…。アタシもさ…!!」


ワテラティ。

「メインカメラがこれじゃあ戦えない。」

「レーダーを頼りに操縦し、撤退するとしよう。」


そう言い残し、撤退をする。ワテラティ。

そうこうしている内に…。

ズレアバーシャの駆る改造型狙撃用羅甲は、地へと落下していった。



     ・
     ・
     ・

     ・

     ・



  ー “私は空飛ぶ王子様”ワテラティ 男 年齢 28

     乗機 ドラミリー



        ・・・ ・ ・ ・ ・ 『  撤 退 ッ ッ ! ! ! !  』





・・・・
* Re: 激戦!クロガネの咆哮 第7話 ( No.6 )
日時: 2017/02/10(金) 18:08:54 メンテ
名前: カジワラ
参照: http://www.pixiv.net/member.php?id=7098022






「ズレアバたん!ズレアバたん!!」


ズレアバーシャの耳に声が届く…!!


そして、その声と共に…!!


「い…痛ぅ…!!」


全身を走る激痛に目を覚ます。


ゴリオネットが心配そうに。

「大丈夫かい!?ズレアバたん!!?」


ズレアバーシャ。

「全身が痛いよ…。参ったなぁ。シエンヌを助けたいんだけど…。」


ゴリオネット。

「無理だよズレアバたん!?俺の羅呉利で機体を担(かつ)ぐ!撤退しよう、ズレアバたん!!」


ズレアバーシャ。

「ゴリオネット…。アンタには言ってなかったけどさぁ…。」

「シエンヌはアタシの『命の恩人』なんだ…。今、1対3だろう…?」

「何とかして救援したいんだよ…ッ!!」


ゴリオネット。

「…………………。」


 ガ

 シ

 !


羅呉利は無言で、羅甲を担ぐ。


ズレアバーシャ!

「ちょ!?ゴリオネット!!アタシはシエンヌをねぇ!!」


ゴリオネット。

「ああ、そうさ。ズレアバたんは救援をしたい。」

「でもそれを邪魔をしたのは『悪い俺』だ。」

「ズレアバたんはなぁ〜んも悪くない!!」

「恨んでくれよぉぉぉぉ!!俺を恨んでくれよ、ズレアバたんんんんんん!!」


ゴリオネットはそう叫びながら羅呉利を走らせた。


ズレアバーシャはボソリとこう言う。

「…不器用。」


そう。ズレアバーシャは理解をしていた。

ゴリオネットは、こうする事で、

自分が『あの時、何故助けに行けなかったか?』と

苦しまないようにしているのだ。


それは…。ゴリオネットが無理矢理連れ帰ると言う、

『悪役になる事』によって。


どこまでも馬鹿で…。

どこまでも純朴なヤツだ。


「サンキュ…。」


ズレアバーシャはそうつぶやき。


「………………。」


ズレアバーシャは気絶した。



     ・
     ・
     ・

     ・

     ・



  ー “闘売女(バトルビッチ)”ズレアバーシャ 女 年齢 20代前半

     乗機 改造型狙撃用羅甲


  ー “ゴリ顔のシブテクパイロット”ゴリオネット 男 年齢 42

     乗機 羅呉利


        ・・・ ・ ・ ・ ・ 『  撤 退 ッ ッ ! ! ! !  』








* Re: 激戦!クロガネの咆哮 第7話 ( No.7 )
日時: 2017/02/10(金) 18:09:47 メンテ
名前: カジワラ
参照: http://www.pixiv.net/member.php?id=7098022

ーーーーーー





 ・・・続く。




* Re: 激戦!クロガネの咆哮 第7話 ( No.8 )
日時: 2017/02/10(金) 22:54:16 メンテ
名前: 春休戦

うん。今回のゴリオネットは「シブテク」と名乗っても良いな!
・・・まー、『渋い顔になる』シブテクって気もするが、そこは結果オーライ。(w

ドラミリーも眼を潰されればなるほど、戦闘は困難だよなぁ。
あの状況下で互いに痛み分け出来たのは僥倖。地球側とて手駒は有限。擂り潰される訳には行かない。

残るは3対1・・・だが。互いの増援が間に合うか。どう組み合うか。予断を許しませんねぇ。
地球側はまず百文字だろうけど、他にも伏兵が居るかもしれんし?
アムステラ側はQueenXは切り札として、まだザボンも居るからなぁ。
「ギガント破壊しねぇ」作戦の延長とも言える『アノ策』をどう狙うかも楽しみです。(^^)
* Re: 激戦!クロガネの咆哮 第7話 ( No.9 )
日時: 2017/02/11(土) 00:18:24 メンテ
名前: カジワラ
参照: http://www.pixiv.net/member.php?id=7098022

>>春休戦さん
今回のゴリオネットはシブテク…シブテク…かなぁ?w
確かに渋い顔になるって意味のシブテクな気がしますね。
でもやっぱ、そこは結果オーライなのでしょうw

ドラミリーは硬いし空飛べるしと厄介な機体ですが、
眼を狙ったおかげで、何とか引き分けです。
ダメージ的にはズレアバーシャの方が大きいので、
痛み分けに出来たのは僥倖ですね。頑張ったズレアバたん!!

残るは3対1です。果たしてどうなるか?増援が間に合うか?
機体性能では狂犬客ですが、まだまだ解らないですね。

地球側の増援はやっぱ百文字でしょうね。どう言う場面で来るのか?
アムステラはQueenXとザボン。切り札的にはアムステラの方が有利か?
そして『アノ策』。百文字も一筋縄では行かない感じですね。
* Re: 激戦!クロガネの咆哮 第7話 ( No.10 )
日時: 2017/02/12(日) 19:52:02 メンテ
名前: フィール

タンクトップだけのフルチンゴリオネット!マリカー時代のドンキーコングJrがパンツ履いてない状態みたいなイメージをしました。
愛は盲目と言いますがそこはちゃんと確認してから出撃しようね!というか、出撃までに誰か指摘してよー!しないのがアフリカスタイルあのか!

でも、そんなゴリオネットが南部同盟のエースと引き分けに近い結果になったのは見事。
他の四天王もあの世でエールを送っている事でしょう。
乱戦も佳境、ここの結果次第で百文字の戦いも有利になるので頑張ってほしい所!!
* Re: 激戦!クロガネの咆哮 第7話 ( No.11 )
日時: 2017/02/12(日) 23:15:09 メンテ
名前: カジワラ
参照: http://www.pixiv.net/member.php?id=7098022

>>フィールさん
そう!タンクトップだけのフルチンです、ゴリオネット!!
マリオカート+ドンキーコングJrで検索したら成程…!まさにそのまんまな格好ですね!!
確認しないで出撃する辺り、盲目な愛ですね。誰も指摘をしないのは、
やっぱヌード・ソルジャーの件があるからですね。むしろ指摘するのは、
タンクトップ着てますよって感じになるのでしょう!!w

そんなゴリオネットですが、エースと引き分けに近いに結果に!!
やはりよくやったと言ったトコロなのでしょう!
他の四天王もあの世でエール送ってますよ!負けたんだもん四天王!!

乱戦も佳境ですね。百文字が有利に戦えるかどうも掛かっていますモノね。
アフリカ南部同盟としては此処が踏ん張りドコロな気がします!!
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