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* 激戦!クロガネの咆哮 第1話

日時: 2016/12/23(金) 16:04:56 メンテ
名前: カジワラ
参照: http://www.pixiv.net/member.php?id=7098022

第1話です。
愚将と闘売女。

それではどうぞ。
 
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* Re: 激戦!クロガネの咆哮 第1話 ( No.1 )
日時: 2016/12/23(金) 16:06:02 メンテ
名前: カジワラ
参照: http://www.pixiv.net/member.php?id=7098022




赤い軍服を着た男であった。
ピンクの長髪と顎髭(あごひげ)をした男であった。
長いその髪を、耳近く、側頭部、頭頂と、リングで結んでいる。
刻まれた皺(しわ)が年齢を感じさせるその男。


“アフリカ大陸南部・侵略の司令官”

“宇宙巨大宗教国家・アムステラが大佐”

“レッド・スーツ・ボギー”ボギヂオ=クラケット


ボギヂオは追い詰められていた。
度重なる敗戦により、軍は疲弊(ひへい)していたからだ。

その情報は恐らく地球側にも伝わっている。
絶体絶命。窮地。そんな時であった!

ボギヂオはそんな劣勢をモノともせぬように、こう言い放つ!!


「最後まで戦おう…!!」

「此処がボギヂオ=クラケット最後の地になろうとも戦いたい!!」

「ギガント28号!恐るべき相手だと思うよ!!」

「でも逃げられない!恐怖を感じたまま逃げる事は、恥ずべき事だと思うんだよ!!」


  ッ

  ッ


「 男 と し て 逃 げ ち ゃ い け な い !


  そ う 感 じ る ん だ よ ぉ ぉ お お お お ! ! 」


      そ

      の

      時

      で

      あ

      っ

      た


  パ チ パ チ パ チ パ チ パ チ パ チ ! !


 (拍手である!)


  そして女の声が響き渡る!!


「『Excellent(エクセレント)ッッ!!!』」


「『良き!指揮官ですッッ!!』」


ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴゴゴゴ ゴゴゴ ゴゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ

それは金髪の女性であった。長い髪をし、金縁のサングラスをかけていた。
女にしては大柄ではあったが、サングラスをかけていても解る美しさを持っていた。
そして何より威厳があった。支配者の貫禄である。そう!その女サイボーグとは!!


ボギヂオが叫ぶ!!

「き・君はQueenX(クイーンエックス)ッ!!」


QueenXはこう言う。

「それがそれが。実はもう一人、BIGな方が居るのです。」


ボギヂオは驚く!!

「な・何だって!?」


  ッ

  ッ


ド ド ド ド ド ドドドド ドドド ドド ド ド ド ド ド ド ド ド


その姿はリトルでキューピットのようであった。


固定されてる『無垢な表情(ベイビィ・フェイス)』。メタリックシルバーに彩られた『身体有色(ボディカラー)』。

控え目なペニス(お○んちん)とポッコリした寸胴腹が『西洋彫刻』を連想させる・・・。



『脳移植型改造式鋼鉄赤ん坊(スーパー・メタリック・ベイベー・カスタム・バディ)』。



そしてその首には、黒い首輪がはめ込まれていた。
特異な体と特異な名前を持つ男・・・。
その名は・・・。




「 『 ド ク ト ル ・ ベ イ ベ ー ・・・・・ ッッ 。 』 」


  ッ

  ッ


 ス ゥ ・ ・ ・ 。


 ドクトル・ベイベーは。



 ス ゥ ・ ・ ・ 。


 広げた両腕を。



 ス ゥ ・ ・ ・ 。


 ゆるやかに下げていき・・・。



 ス ゥ ・ ・ ・ 。


 股間のソレを覆い隠すように・・・。



 ス ゥ ・ ・ ・ 。


 両の腕を交差(クロス)させ・・・。





   ビ ィ ッッ ッ ッ  タ ァ アアア ア ア ア ア ーーーー ー ー ー ー ー ッッ ッ ッ ! ! ! !




   両 の 手 広 げ る 事 に て 、  完  遂  と し た ッ ッ ッ ! ! ! !




 ド ド ド ド ド ドドドド ドドド ドド ド ド ド ド ド ド ド ド



 そう・・・!


『 SECRET PENIS ( シークレット・ペニス ) 』で ご ざ い ま ち ゅ う ゥ ッ ! !


  ッ

  ッ


ボギヂオは歓喜の声を挙げた!!

「 ホ チ ョ ォ ォ オ オ オ オ ! !


  ド ク ト ル ・ ベ イ ベ ー の 帰 還 だ よ ぉ ー ! ! 」




            ・
            ・
            ・
            ・

            ・

            ・


            ・





・・・・




○クロガネの賛歌 第8章 “激戦!クロガネの咆哮”



 第 1 話 「 愚 将 と 闘 売 女 。 」




・・・・
* Re: 激戦!クロガネの咆哮 第1話 ( No.2 )
日時: 2016/12/23(金) 16:07:25 メンテ
名前: カジワラ
参照: http://www.pixiv.net/member.php?id=7098022







「ドクトル・ベイベー様!!」


そう言った男。その男とは…!

とても…。とても『青い男』であった。

先が鋭く。下に曲がった鼻を持ち。
青い外套を身に纏い。

静謐(せいひつ)を覚える、顔立ちをし。
年月(としつき)を感じる、皺(しわ)が刻み込まれ。

整った頭髪と。整った顎髭(あごひげ)と。

髪が青くて。顎髭(あごひげ)も青くて。

眉も青い。


 車椅子に乗っている、そのサイボーグの名は……!




  ー『 鷲鼻のバトゥロ( わしばな の ばとぅろ ) 』



そのバトゥロに、ドクトル・ベイベーはこう言う。

「バトゥロくん。君(チミ)の心臓の事は聞き及んでいまちゅ。」

「レアメタル・スターシルバーの用意は出来ていまちゅ。」

「 す ぐ に 手 術 を ち ま ち ょ う ! ! 」


バトゥロ!

「有り難きお言葉!!」


そこへボギヂオが割って入る!!

「ホチョー!シュポシュポですよん!!」

「バトゥロくんが戦線復帰となれば、

 にっくきギガント28号だって、

 ホホイのホイですよぉおおおおおおん!!」


ベイベーはボギヂオにこう言う。

「ミスター・ボギヂオ。手術は少々時間が掛かりまちゅ。」

「その間に『耐撃の百文字(ハンドレッド)』達が攻めて来るとも限りまちぇぬ。」

「だから、僕は君に告げる…。」


  ッ

  ッ


「 ア フ リ カ 大 陸 南 部 ・ ア ム ス テ ラ 基 地 は 、

  君( チ ミ )に 防 衛 を 任 せ ま ち ょ う 、

  ミ  ス  タ  ー  ・  ボ  ギ  ヂ  オ  !  !  」


  ッ

  ッ


ボギヂオはびっくらこいた!!

「 に ゃ ん で す と ぉ ー ! !

  私 が で す か ぁ ん か ぁ ん か ぁ ん ! ? 」

* Re: 激戦!クロガネの咆哮 第1話 ( No.3 )
日時: 2016/12/23(金) 16:08:39 メンテ
名前: カジワラ
参照: http://www.pixiv.net/member.php?id=7098022


ベイベーは解説する。

「本来なら『QueenX』に任せたいトコロでちゅが、

 彼女には『耐撃の百文字(ハンドレッド)』くんと戦うと言う

“重要な役目”がありまちゅ。故にミスター・ボギヂオ!

 君( チ ミ )し か い な い の で ち ゅ ッ ! ! 」



ワナワナワナワナワナワ ナ ワ ナ ワ ナ … … … ! ! !


ボギヂオは震える!

気持ちに昂(たかぶ)るモノがある!!

言うんだ!やるって!やるって!!やるってぇー!!


 ポ

 ン

 !


ボギチオが“ポン”と肩を叩かれる。

肩を叩くのは…!QueenX…!!


ボギヂオ!

「Queen…!!」


Queenは言い放つ!!

「愛がある…!悲しみもある…!!」


 そ

 し

 て

 !


「凌辱(りょうじょく)があるでしょッッ!!!」

「出来る!ミスター・ボギヂオ!!」

「 貴 方 な ら 出 来 る で し ょ ! ! 」


 ッ

 ッ


ボギヂオォォォオオオオオオオ!!!

「そこまで…!そこまで、私を買ってくれるのかい…!!」


「う…!う…!う…ッ!!」


「 う ぉ ぉ お お お お お お お  お  お  お  お  お  お  お  お  ! ! ! !  」


 ッ

 ッ


ボ ギ ヂ オ は 咆 哮 を 挙 げ た ! !


そ し て こ う 言 い 放 つ ! !


「 や る よ ! こ の ボ ギ ヂ オ = ク ラ ケ ッ ト ! !


  命 の 限 り 、 こ の 基 地 を 防 衛 し て み せ る よ ! ! 」



ボ ギ ヂ オ は 決 意 で 身 を 固 め た ! !






・・・・
* Re: 激戦!クロガネの咆哮 第1話 ( No.4 )
日時: 2016/12/23(金) 16:09:44 メンテ
名前: カジワラ
参照: http://www.pixiv.net/member.php?id=7098022








・アムステラ基地 アフリカ大陸南部支部 ー  地 下 牢  ー


赤い髪をした女性であった。化粧をした女性であった。
毒針に愛される事を望んだ女サイボーグ…。その名も…。

“闘売女(バトルビッチ)”ズレアバーシャ。

彼女は地下牢に入れられていた。

冷凍睡眠をしていた『QX団製サイボーグ』を“惨殺”したからだ。

全ては愛する“毒針(アクート)”の為…。

彼の為だったら何だってする。


QX団製サイボーグは、正式にアムステラ神聖帝国の民でないので、

罪にはならなかったが、味方を68名惨殺した行為は重い…。


処罰が決まるまではアクート隊に居れたけど、

地下牢に入れられる事が決まって以降、こうして牢に居る。


その後、噂じゃアクート隊は、ギガント28号相手じゃ、

割に合わないって事で、どこか別の戦地へと移ったらしい。


アタシには何も告げずにね…。


どうやら、アタシは見捨てられたみたい…。


「…アクート。」


こんな時、泣けたらなって思う。

でも改造手術を受けた私は、涙を流す事が出来ない。


「…アクートぉ。」


こんなんになってしまっても、アタシはアクートを愛していた。

アタシの人生は、それが全てなんだもの…。アクート以外何も要らない。

このまま、この牢で一生を過ごすのだろうか?

会いたい。アクートに会いたい。

酷くって。卑怯で。ずる賢いアンタにアタシは惚れているんだ。

肉欲に任せるまま、熱い夜を過ごしていたい。

アタシは“毒針の女”。“闘売女”ズレアバーシャ…。


 そ

 の

 時

 で

 あ

 っ

 た

 !
* Re: 激戦!クロガネの咆哮 第1話 ( No.5 )
日時: 2016/12/23(金) 16:11:36 メンテ
名前: カジワラ
参照: http://www.pixiv.net/member.php?id=7098022


「バトゥロくんの手術前に、君(チミ)に会っておきたくてでちゅね。」

「ハァイ。久し振りでちゅね、ズレアバーシャくん。」

ドクトル・ベイベーが牢の中に入って来た。


ズレアバーシャはそんなベイベーに応える。

「ああ。久し振りってカンジじゃん、ドクトル・ベイベー。一体何の用さ?」


ベイベーはこう言う。

「君(チミ)の力を借りたくてここに来まちた。」

「働きによっては、再び『アクート隊』に再入する事も叶うでちょう。」


ズレアバーシャは目の色を変える。

「詳しく教えておくれよ!ドクトル・ベイベー!!」


ベイベーは話す。

「君(チミ)は犯してならぬ事を犯してちまいまちた。しかし、このアムステラ。」

「特例ではありまちゅが、そのような者ででも動く事が出来る制度がありまちゅ。」


ズレアバーシャはつぶやく。

「特殊暗殺部隊・闇夜八行衆(アンノーセス)…!」


ベイベーは続ける。

「君(チミ)の実力では闇夜八行衆に入る事は出来まちぇぬが…。」

「現在、闇夜八行衆の亜流扱いの“僕の部下”になるのなら…。」

「例外と言うモノが発生致しまちゅ。」


ズレアバーシャ!

「アンタの部下になれば良いって言うのかい!」

「構わないよアタシは!もう一度、アクートに会えるのなら…!!」


ベイベーは言い放つ!

「良いでちょう。ではこの爆薬付きの首輪を付けなちゃい。」

「これで晴れて、闇夜八行衆の亜流扱いの“僕の部下”でちゅ。」

「今後の働き次第で、アクート隊で再入させてあげまちょう。」


ズレアバーシャ!!

「誓うよ!いい働きをするってね!!」


こうして“闘売女(バトルビッチ)”ズレアバーシャは釈放された。








* Re: 激戦!クロガネの咆哮 第1話 ( No.6 )
日時: 2016/12/23(金) 16:13:01 メンテ
名前: カジワラ
参照: http://www.pixiv.net/member.php?id=7098022

ーーーーーー





 ・・・続く。




* Re: 激戦!クロガネの咆哮 第1話 ( No.7 )
日時: 2016/12/23(金) 16:40:22 メンテ
名前: 春休戦

新章キター!まずは序章。各々の立ち位置整理ってトコですねー。

まずはバトゥロの戦線復帰への布石。一応はシエンヌも要調整だろうし。
その間を任されたボギヂオの防衛任務! QueenXの檄で一皮剥けた彼の活躍にも期待だ!
(・・・でもまぁボギヂオだし。過剰な期待はしない。(www)

そしてズレアバーシャ! 彼女もそうね、仲間の皆殺しやらかしてるからこりゃあ妥当な措置か。
だがベイベーの孫請け部下(あれだ。与力〜岡っ引き〜下っ引きみたいなモンか)となる事で再び行動の場へ!

対するは勢いに乗るアフリカ連合軍・・・さて、どういう激戦になるのか。
何にせよ、どちらも一筋縄では行かないのは確かですなぁ〜。
* Re: 激戦!クロガネの咆哮 第1話 ( No.8 )
日時: 2016/12/23(金) 18:44:07 メンテ
名前: カジワラ
参照: http://www.pixiv.net/member.php?id=7098022

>>春休戦さん
新章ですー!今まで、本編から離れていたので、紹介みたいな側面がありますね。>立ち位置整理

バトゥロはようやく復帰出来そうです。今まで心臓が無かったですからね。
ドクトル・ベイベーの帰還とレアメタル・スターシルバーでようやっと心臓が出来そうです。
シエンヌは今のトコロ次回出る予定ですが、戦闘が難しいかも知れませんね。
まぁこの辺は待て、次回って事で。

ボギヂオは結構人気のあるキャラのようなので、見せ場を作ってみました。
ボギヂオ本人の能力もそうですが、書き手が活躍場面を思い浮かばなかったら、
それはそれで、活躍出来ない現実が待ってたりします(ぇー
結構道は険しいと思いますが、一つ頑張って欲しいと思います。それを書く書き手も!w

ズレアバーシャはアクートが好きって時点で可哀想なキャラなので、
取り敢えずは良かったけど、今後を考えると不憫な気もしますね。
与力〜岡っ引き〜下っ引きとは言い得て妙。丁度そんな感じです。
彼女の行く道は険しいと思うけど、ただ愛に生きてるだけなので、
何かしら報われて欲しいですね。

アフリカ連合軍は勢いに乗ってますね。激戦は必至だと思います。
どちらも一筋縄では行かないなのは確かだと思いますね〜。
* Re: 激戦!クロガネの咆哮 第1話 ( No.9 )
日時: 2016/12/25(日) 22:46:13 メンテ
名前: フィール

総力戦の時近し!?前章が前章なだけにどのような勝敗になるのか油断ならないです。

アクート「コレ、前の女。tなみに味方殺しな」
でっさん「えっ」
アクート「で、こっちが今の。重度の強化人間」
でっさん「アクート元隊長が拾った女性が地雷ばかりな件」
* Re: 激戦!クロガネの咆哮 第1話 ( No.10 )
日時: 2016/12/26(月) 21:20:13 メンテ
名前: カジワラ
参照: http://www.pixiv.net/member.php?id=7098022

>>フィールさん
総力戦になるのは確かでしょうね。百文字達がアムステラ・アフリカ南部支部の軍勢が、
少なくなってるのを知ったし、同盟組んだ以上攻め込む軍も万全だろうし。
どのような勝敗になるかは私自身も謎ですね。書き進めながら探っていきたいと思います。

にしても、アクートが拾った女性wwまぁ味方殺しは私としても、
本人の性格に負けない位、インパクトがあるなぁw
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