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* 怪傑ミルットの挑戦・第二話

日時: 2014/07/17(木) 12:53:08 メンテ
名前: フィール

この物語はカラクリオー本編に沿った作品です。よって、
・喫茶店チカーロはありません。
・ヘンリーは謎のジャッジマンじゃありません。
・ガンダーラはロボです。
・ミルットの中の人は真面目です。

以上の要素が気になる人はプラウザのバックを押してね!
そうじゃない人はゆっくりしていってね!
 
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* Re: 怪傑ミルットの挑戦・第二話 ( No.1 )
日時: 2014/07/17(木) 12:54:15 メンテ
名前: フィール

【インタビュー ウィズ エリザベート】

いつの事でしたっけねえ・・・。90を過ぎると昔の事とか思い出すのも大変でして。
ああ、思い出しました。演武大会のすぐ後ですよ。
アレス君が決勝で戦ってたトワイス快王を私の所に連れてきましてね、ついこの間まであんなに可愛かった子が
快王になったと思ったら立派な姿で私の前に現れて・・・、ええ、教えてあげられる技術は全部教えてあげましたよ。

トワイス快王に技を教える期間は一カ月という約束だったのですが、二十日目にはもう
教えられる分の剣技全てを習得してしまいました。後の10日は二人でお茶を飲んだりアレス君を交えて
演武を行ったりしていましたよ。

私が知る中であれ程他者の技術を習得するのが早いのは二人だけです。
そうですね、あの『彼』はやり方こそ違えど、その一点においてはトワイス快王といい勝負だと思いますよ。

その彼の名前ですか?いえ、それがちょっと思い出せなくてねえ。

皆は『隊長さん』と呼んでたものですから・・・。













怪 傑 ミ ル ッ ト の 挑 戦 
第 二 話 『全 選 手 入 場 』

これはスーパーエージェントであるドリスが修斗大会にこっそり混ざった
アムステラ軍人を見つけ出し成敗する物語であーる!







◇◇◇
* Re: 怪傑ミルットの挑戦・第二話 ( No.2 )
日時: 2014/07/21(月) 08:17:58 メンテ
名前: フィール

【ミルット対???】

『BGM:メタルマックスシリーズよりお尋ね者との戦い』

1ターン目
ミルット:ミルットぱんち(筋力AAA)
???:腕がらめ(技術A)
ミルットは頭に血が上っている!(判断力B→E)

「ひゅーほほほ!しねえ!」

ミルットは大振りのパンチを真っ直ぐに放つ、が、その行動は完全に読まれていた。
ミルットは潜入と工作のエキスパートだが白兵においては並である、ましてや何も考えずに
殴りかかってしまった、相手の正体にも気づかないままに!

「甘いですよー」

ガキッ

パンチが胸に触れる寸前に身をひねって、伸びきった腕をつかみそのまま自身の体重を利用して
可動域とは逆の方向に押す。完成された技術による腕がらめが決まった。一本である。

「はい、終了・・・」

パコッ

「え?」

腕がらめが決まったと思ったその時、ミルットの腕が自分から外れる。

スキル『アイアンボディ』の附属効果発動!人体を破壊する為の関節技は無効化される!


「ひゅーほほほ!残念でしたー!ミルットアームは360度回転可能、しかも自在に切り離し可能よーん!」
「あ〜しまった」


2ターン目
ミルット:ミルットスタンガン(敏捷AAA)
???:防御姿勢
???はミルットの腕を持ったままで両手が使えない!ミルットは冷静さを取り戻した。

「ここは一旦距離を取って、っと」
「ひゅーほほほ!遅いっ!」

外れた右腕を盾にして相手が下がろうとした所にミルットの左手が迫る。
突如その左手の指先から紐付きの針が飛び出し、相手のぽっちゃりした腹部に浅く刺さった!

バリバリバリバリバリ

「んぎゃー!がくっ」

体内の高圧電源を利用したミルットスタンガン!常人なら一発でノックアウトだ。

「ひゅーほほほ!びくとりー!」

右腕を回収し、高笑いと共に勝利のポーズを決めるミルット。
この勝負ミルットの勝利で決着となった。

だが、そのミルットの頭部にゲンコツが落とされる。

「なーにがびくとりー!だ!」

ゴンッ

「ぎゃふん!ひゅーほほほ、首から上は自前なんだから殴らないで」
「そこ殴らないと俺が痛いだけだからな」

振り返らずともわかる。この声とパンチ力、それは紛れもなく奴さ。

「コーブラー」
「コブラじゃねえよ!」

様子を見に来たブライアンだ。

「ハーイ、チンチンブラブラブライアン大尉、お元気ー?」
「色々言いたいが、まずはもうちょいエロステンション抑え目で演じてくれ。お前が本番で戦うリングは
小さい子も沢山いるんだ」
「おっけ」
「で、だ。なんだその服は」

ブライアンは乳首と股間がギリギリ隠れる布地を指さす、ちょっとでもずれたら放送できない部分が
見えてしまう衣装、さっきの戦いでやはりちょっとずれていた。

「アウトー!完全にアウトー!本番もそんなんで戦う気か」
「何よ、この倒れてる人がデザインして原案はブライアン大尉でしょ?私そんなに悪くないわよ」
「よく考えたらそうだな。おいコラ、スガタ!起きろ」

ブライアンが倒れている女性の腹肉をつねるとイタイイタイと言いながら目を覚ます。

「もー、痛いじゃないですかー」
「いくらなんでもこの衣装はやりすぎだろ」
「あー、やっぱりこっちの方が良かったですかー」

スガタと呼ばれた女性は懐からたたまれた衣装の入ったビニール袋を取り出す。
その衣装はデザインこそ今ミルットが着ているのと同じだが布地が三割増しになってる分見た目が三割マシだ。

「ひゅーほほほ、あるのなら最初からそっち出しなさいよ。って、スガタってあのオードリー・スガタ!?」

ミルットここでようやく対戦相手の正体に気付く。ブライアンの友人でインドの古武術家のスガタ元中尉。
腹回り以外は概ね特徴が一致している。

「世界格闘大会でカナディアンを秒殺してムエタイ王を投げ飛ばしたあのスガタさん?」
「そのスガタさんですよー。ムエタイ王の蹴り足をつかんで投げたはいいが、
その時逆に手首破壊されてレフェリーストップで二回戦敗退になったスガタさんですよー」
「そうだ、引退してるとはいえ今でも一線級の格闘家にお前は勝った。お茶の間では見せれない戦い方でな」

ブライアンの言葉にようやく自分の戦い方のマズさを理解したミルット。
修斗大会の選手として潜入する以上、サイボーグである事は極力隠さねばならない。
ましてや、腕を意図的に外たり指先からスタンガンとかプロレス用修斗で再現できるはずもない。

「こっちの衣装に着替えてから、やり直し。な?」
「はーい」
「ハイハイ」

そんな訳で数分後。着替えたミルットとスガタは再び練習用リングに立つ。

「よし、始め!」

カァァアン!
ブライアンがゴングを慣らすと同時にミルットが右パンチを繰り出す。

1ターン目
ミルット:ミルットぱんち(筋力A)
スガタ:腕がらめ(技術A)
ミルットは人間及び修斗の限界を超えた戦いを禁止されている!


「必殺、ミルットぷぁぁあんち!」
「芸が無いですねー」
「ひゅーほほほ、しょうがないじゃない!手足切り離すの禁止、握力120キロ以上禁止、背筋力1トン以上禁止、
人体に存在しない武器を使うの禁止、手足伸ばすの禁止、これでどうやって戦えばいいのか教えてもらいたいわ」
「じゃあ教えてあげますよー」

ガキッ

ミルットが繰り出したパンチを数センチでかわして、スガタは伸びきった腕を自分の両腕と絡ませて引く。
ここまでは一戦目と同じ状態だ。違うのは腕を切り離して脱出できない事のみ。

「ひゅーほほほ、でもよく考えたら腕を捻られても痛くもなんてもないわ」
「あははー、困りましたねー。じゃあこれならどうですかー」

スガタは腕がらめから腕ひしぎに技を派生させた!

スガタはミルットの腕を離さずに後ろに向かって倒れこむ。ミルットは突如重心をずらされ抵抗する間も無く
スガタに被さる様に倒れこむ。

2ターン目
ミルット:マウント狙い(技術E)
スガタ:ダブルアームロック(技術A)


(あ、これってテレビでよく言っているマウント状態に持っていけるのかも)

なんて、甘い事考えながらミルットの身体はマットに近づく。右腕の自由が効かないので
自然と左腕でマットに手を付きバランスを取ろうとする。

(さあ、上から殴りまくるわよ)

ガキン

「はい確保」
「あ」

左腕をマットに付いた直後、その腕も絡めとられる。両腕を引っ張られた状態でバランスを崩したミルットは
ダウンを防ぐため必死で両膝をマットに食い込ませながら耐えるが、既にスガタの決め技の射程圏内にあった。

「これで、おしまいですねー」

ムギュウウ!

「ふんがっ!」

左右から肉感的な太ももがミルットの顔面を挟み込む!
スガタの決め技の一つ、ダブルアームロックだ!

「ふんがあああああ」
「痛くても腕外したらダメですよー、あ、もう腕切り離しても完全に顔挟んだから脱出できないですねー」
「ギブーギブー!」
「よし、そこまで!これから本番前日まで俺達がみっちり仕込んでやるからな」
「あはー、よろしくー」
「ひゅーほほほ、こんなん私向きの仕事じゃないわよ!局長のバカー!」

こうして、ミルットはリングでの戦闘をみっちりと仕込まれたのだった。

◇◇◇
* Re: 怪傑ミルットの挑戦・第二話 ( No.3 )
日時: 2014/07/17(木) 13:05:00 メンテ
名前: フィール

【修羅場だアナンド】

所変わってここはPG隊の事務室。フェミリアがバチカン、スガタがアメリカに出かけている現在、
副長のイメルダがこの場を任されていた。そのイメルダもまた重要な任務に就いている。
国防?そうではない。それはインド軍の仕事だ。

彼女とその部下達は今、

「アナンド君、これペン入れ終わったからチェックして!」

修羅場にいた。

きっかけはコンテナーガだった。昔食っていく為に絵を書いていた事があるアナンドがコンテナーガの胴体に
萌えキャラのデザインをして限定販売車として売り出した所、スガタ隊長の夫であるベルン・スガタを通して
タニヤマ氏にアナンドの絵が伝わり、「今度ローマでやる修斗大会の選手達をアプリゲーのカードにしたいんだけど
イラストお願いできるかな?」との依頼をよく考えずにオッケーしてしまった事が悲劇の始まりだった。

選手の写真を元にアナンドがカードイラストと設定を作り、タニヤマ氏にファックスしてオッケーを貰う。
これを七人分作れば終わりという簡単な仕事だと思っていたが・・・。

「どーもタニヤマです。悪いんだけど稲荷仮面ってキャラを追加でお願いします。
締切は他のカードイラストと同じで」
「タニヤマです。稲荷仮面に負けて参加出来なくなった五木のカードだけど、このままだと
大会の流れと矛盾出るから設定変えてもらえないかな?」
「タニタマです。ごめんねー、カナディアン枠の選手まだ決まってないんですよ〜。
なので若手とベテランの男女のカード4枚分作っておいてくれないかな」
「タニヤマです。カナディアンガールのイメージが前に作ってもらった若手女子のとだいぶ違うから
改めてお願いしていいですかねえー。締切は三日後の大会当日までで」

そんな感じにどんどんスケジュールが過密になっていき、アナンド一人の手で負える仕事では無くなっていった。
この仕事がコケて困るのはアナンドだけではない。PG隊の信用、そしてカードを楽しみにしているゲーマー達の為、
「タニヤマくたばれ」を合言葉にPG隊全メンバーが協力して仕事に参加していった。

アナンドがイラスト原案を考え、整備士のマニが下書きし、女性隊員達がペン入れをしてアナンドの所に戻し、
色を塗り設定を添えてファックス。タニヤマ氏の返事を待つ間に次のカードの作業に取り掛かる。
もう完全に事務所は漫画スタジオと同じ状態になっていた。

「皆ー、ファックスが届いたッス!【捲土重来】ルーキーカナディアンガールのイラストオッケー出ました!」

アナンドの言葉に全員が笑みを浮かべ机に倒れこむ。もう全員限界まで来ていた。

「あ、またファックスッス。えーと、カナデイアンガールをやられ役にした大会ルール紹介漫画を2ページ」
「「「「「「タニヤマくたばれー!!!!!!!!!!!!!」」」」」」

全員の声がハモり気力を振り絞る。だが、いくら振り絞っても限界は弱いものから順番に訪れる。

「モウダメダ・・・」
「ああっ、俺を除いたら唯一線を引けるマニっつあんが倒れた!」
「アナンド君、他の皆も手が動かないわ。こんな仕事断りなさい。カードの仕事は終わったんでしょ?」
「いや、まだ一つだけ手は残されてるぜ!これは使いたく無かったんだが」

アナンドはそう言い、自分用のロッカーへと向かう。数分後戻って来た時にはその手には一冊の同人誌が握られていた。

「レツゴーエルフちゃん7巻、この同人の内容はエルフの格闘家が闘技場で魔物にリョナられるという内容。
ここから使えるコマをトレスすれば一時間で2ページ漫画は完成する」
「著作権の問題はいいの?」
「ああ、隠していたかったんだが・・・、俺がこの同人誌の作者だ」

PG隊員達はこれ程頼りがいのあるアナンドを見るのは初めてだった。
が、それはそうとしてドン引きした。


後日行われたハイパーコロッセオの観戦者には以下の記念品が送られた。

・アプリゲーム『ガメラ&アルーガ』の限定カードのデータ8種
【演歌花道】アーツマスター・ジョージ(レジェンド)
【晴々愉快】スターライトオトヒメ(SSレア)
【簒奪者】ミステリアスマスク・イナリ(SSレア)
【老菜】ムラサキキャベス(Sレア)
【暴剣】ヒューマンモード・マルー(Sレア)
【怪女】レディコマンド・ミルット(ハイレア)
【捲土重来】ルーキーカナディアンガール(ハイレア)
【中年妖精】スーパーパー・ゲッパー(ノーマル)

・ハイパーコロッセオのルール紹介短編漫画『レツゴーカナダちゃん』つきパンフレット

この記念品目当てで入場した観客も多くいた。
だが、この記念品を作る為に締切に追われた人達の戦いを知るものは僅かである。

◇◇◇
* Re: 怪傑ミルットの挑戦・第二話 ( No.4 )
日時: 2014/07/21(月) 08:19:59 メンテ
名前: フィール

【レツゴーカナダちゃん、信じていた師匠がクズだったせいで・・・ひぎぃー!】

「最初だ、最初が肝心だ。私がそこそこ強いと印象つけ、それからカナディ師匠の技は全部伝授された事をアッピル。
それにはこの第一印象が大事。私はけっこー強い、私はけっこー強い、私はけっこー強い、よっしゃー!」

気合いを入れてから選手控室のドアを勢いよく開ける。

「失礼します!大会参加者のカナダから来たタリーナ、リングネームはカナディアンガールです!」

挨拶と共に控室の面々を見渡す。

日朝ヒーローっぽいマスクをした老人。
フルフェイスヘルメットの男。
スク水の子供。
学生用ブレザー着た女性。
SM女王様。

そして最後に狐面の男を確認したところでタリーナの顔が硬直する。

「あ・・・」

動きが止まる事数秒、部屋の全員がタリーナに気付く。

「ぜ、前座の芸人さん達ですか?私部屋間違えました?」
「いや、あっている」

狐面の男がタリーナの言葉を否定しスペースを空ける。
タリーナは恐る恐る控室に入る。その様子を狐面の男がじろじろと見つめてくる。何かを見定めようとしている様だ。

(こ、怖い!何この人!中身は誰なんですか?!それと何この集団!)

タニヤマとカナディアンにスカウトされ強制的に大会に参加させられたのが三日前。
移動時間を除くと実質二日。トレーニングの合間に参加させられる大会の情報を与えられる度
タリーナは驚くばかりだった。世界の主要国で生放送される大会の参加者、それの7人の内の一人が
ついさっき出会ったばかりの修斗素人の自分。あんたら頭おかしいだろと突っ込んだら、
世界一豪華な短期レッスンだぞ喜べというカナディアンの返事。人生で二度と体験できない幸運ですよ、
大丈夫ブック通りにやれば怪我もしませんとタニヤマ氏にも強引に説得されやって来たらこの面子。
繰り返し言おう、タリーナの準備時間は二日ちょい。大会全体の流れしか教えてもらえず、
対戦相手の情報なんて名前以外ほとんど入ってこなかった。

「えっと、貴方が稲荷仮面さんですか。一般参加枠代表の」
「ああ、そしてどうやらこの大会メンツから狙われてるらしい」

参加者全員が揃っている中、稲荷仮面は悪びれもせずにそう言い放った。

「ブックに書いてあっただろう?私を優勝させない為に六人が協力する様にと。君にも期待しているよ」
「うわ、何様ですか。そして中身は誰なんですか」
「私に勝ったら教えてやってもいい。さあ、君もあっちで行われている作戦タイムに参加してくるといい」

稲荷仮面がいる横で堂々と行われている稲荷仮面打倒の為の作戦会議。
酷い光景だと思っているとSMの女王様がチョイチョイと手を振り、タリーナも輪に入ってくるように勧めてきた。

「良く来たのう!ワシは対稲荷仮面用人型決戦兵器、アビス・キャベス!」
「私は今大会の優勝を義務付けられているコスプレイヤー、ジェーン☆乙姫!」
「抜かずに八時間の記録を持つ・・・抜か八!」
「一回の射精で1リットルのザーメンを出すガロン塚本!」
「マルー・ロディム。ブラッククロス傘下で育てられたヒール担当」
「真面目にやりなさいそこの二人!」

スパココーン!
ジェーンのチョップがふざけた自己紹介した二名の頭を叩く。

「ひゅーほほほ、抜か八あらため怪傑ミルット。カナディちゃんと同じルーキーよん」
「おー痛て、ガロン塚本改めアトランタ・ゲッパーだぜ。こん中じゃ一番の古株だ」

全員の名前と顔を一致させたタリーナ。その顔は蒼白になりガタガタ震えていた。

「どした?さっきの俺の自己紹介滑った?スマンスマン、セクハラに感じたなら謝る」
「違います、何でっ」
「何で?」
「何でブラッククロスの人とかが堂々といるんですかー!」

タリーナは涙目で素早くサイドステップ。マルーから見えない様にミルットを盾にしてしゃがみ込む。

「おまわりさーん!こっちです、ブラッククロスがここにいますー!」
「もちつけ!こいつがブラッククロスってのはちょっと違うから!」
「んーと確かマルー君のお父さんが半月前にバチカンでテロした主犯じゃったよな」
「・・・そうだ」
「事実でもちょっと黙ってなさい、そこのジジイとメット!」
「到着して早々にブラッククロスとその仲間達に囲まれる私、大ピンチー!うわーん!」

完全ボロ泣き状態のタリーナをジェーンとゲッパーの二人で何とかなだめる。
マルーの事は育った場所のオーナーが裏企業の人だっただけだからと5回ほど繰り返し説明した頃に
ようやく落ち着いたので、タリーナを加えた六人で改めて作戦会議を再開する。

「えー、俺達はそこの椅子に座っている稲荷仮面、大会のパンフには何度も目を通してるくせに
台本には全く手垢の付いてないKYの優勝を阻止する為に手を組むわけだ。オッケー?」
「ばひ、おっげーでず(ハイ、オッケーです)」

トイレから持ってきたペーパータオルで鼻をズビーとかみながら同盟に了解するタリーナ。


「よっしゃ、それじゃあタリーナちゃんは何がどんだけ出来る?まずはそれを教えてもらわんとどーにもなんねー」
「そういう質問を待ってました!実は皆さんをあっと驚かすアイテムを持って来てるんですよ」

タリーナはギターケースを開く、ケース内にはギターを入れるスペースとは別に小物入れとして使える隙間があり、
そこに入れておいたポーチから数個のアイテムを取り出す。

「じゃーん、これぞカナディ師匠から受け取ったリングで必ずウケを取れる四種の神器です!」

タリーナが取り出した四種の神器を見て稲荷仮面ぶっ倒し同盟の顔が・・・曇った。
ヘルメット被っているマルーやマスクレスラーのキャベスやミルットの表情は分かり難いが、
ゲッパーとジェーンの顔は明らかに呆れかえっている。

「あ、あれ?なんか皆さんのノリが微妙に悪い気が?えっとですね、まずこの白く細長い物体ですが
実はこれTボーンステーキの骨なんですよ!これをビスケットみたいにサクサクっと」
「いや、ビスケットだろそれ」
「そっちのは飴で作った釘、そのでっかいのはチョコで作ったヤシの実でしょ?」
「そんでその風船は膨らますと子豚の丸焼きになる訳じゃな?それに噛みついて割れば一瞬で食べた様に見える」
「何で皆さん私がやろうとしている事とそのトリックを先に言えるんですかー!?」
「ひゅーほほほ、ミスターカナディアンのハッタリなんて、みーんな見飽きてるのよ」
「流石にそれには騙されない」
「ズガビーン!」

タリーナはその場にがくりと崩れ去る。カナディアンがパフォーマンスで使うアイテム、その全てが
イミテーションである事は最早観客ですら知っていた。彼はタリーナが持ってきた四種の神器以外にも、
腹に刺すと先端が引っ込むステッキとか撮影した動物が1トンぐらいに見えるカメラ等を駆使して
ブライアンと並ぶ大物を演じてきた。

「役に立たないものつかまされたー!うわーん、レッスン料の二倍も払って購入したのにー!」
「逆に聞きたい、お前カナディの弟子に志願するぐらいなのに何でカナディがペテン野郎って知らなかったんだよ!?」
「私レッスン生募集のチラシをコンビニのゴミ箱で拾って興味本意で行っただけなんです。
ギターとか作詞とかダンスとか色んな事に手を出してみたい年頃な私は、パフォーマンス教室という単語に惹かれて
ジムに向かい、そのままタニヤマさんに釣り上げられました」
「そっかー、タニヤマさんの口車に乗せられちゃったタイプかー。どうするゲッパー?
この子が稲荷仮面と当たったらこの子自身も大会も酷い事になるわよ」
「そうならない様に組み合わせを練り直すしかねーなー」

ベテラン二名が全員の経験や大会規定をまとめた用紙とにらめっこしながら、あーでもないこーでもないと悩み出す。

「ひゅーほほほ、おトイレ行って来ていいかしら?」
「行って来い行って来い」
「タリーナちゃんをどこに配置するかちょっと時間がかかりそうだから、当分はいなくていいわよ。
全く・・・ミルットさんよりはマシなのが来るといいなーって期待してたのに」
「ひゅーほほほ、れっつシーシー!」

ひらりと身をひるがえしミルットはトイレへと向かった。

◇◇◇
* Re: 怪傑ミルットの挑戦・第二話 ( No.5 )
日時: 2014/07/21(月) 08:22:25 メンテ
名前: フィール

【犯人考察】

洗面台の横に置いてあるペーパータオルを十数枚鷲づかみにしてミルットは個室に入る。
便座に腰かけ、マスクを外しミルットはドリスへと戻った。マスクの下、生身の顔は汗でびっしょり濡れていた。

(いやいやいやいや、怪しすぎでしょあいつら!!)

あいつらというのはもろちん稲荷仮面とマルーの事である。

(私が怪傑ミルットとして参戦する事が決まってからちょっと後、信頼できるスジからの情報が入った。
『バーで大蛇毒砲氏が狐面のアムステラ人と手合せした』と、そして大会に飛びこむが如く参加した
正体不明の稲荷仮面。どう考えても怪しさマキシマムトマトです。本当に、本当にありがとうございました)

(マルーってのも大概よ!というかあのメットの中本当にあのマルーと同一人物なの!?
レベンネ事件の祝勝パーティの記事に載っていた名前と一緒だけど、とても記事の紹介にあった通りの
借金背負ったアホの子とは思えないオーラ放ってるんですけど!後、ブラッククロスの忌み子という設定を
軽々受け入れるなー!タリーナちゃんの反応はすごく正しい!任務がなければ同意してやりたい!)

大会参加者の中にアムステラ軍との繋がりがある人物がいるのは宝くじぐらいの確率と考えていた。
実際に行ってみたら一等プラス前後賞らしきクジが落ちていた。
まさにアメリカンドリーム、いや、バチカンの奇跡と言うべきか。
今の所は稲荷仮面とマルーに繋がりは見えないから、アムステラ側がいるとしたらどちらか片方だけという可能性が高い。
が、ぶっちゃけどっちもすんごくアムステラ側っぽく見える。

稲荷仮面>マルー>>キャベス>タリーナ>ジェーン=ゲッパー
今の所のドリスの考える怪しさ順位はこんな感じだ。
稲荷仮面とマルーが『今の時点で一人犯人を選べと言われたら二択に絞られるレベル』
キャベスが『あるとしてもマルーの1000分の1以下の確率レベル』
タリーナが『バカミス系かバトル系ラノベなら犯人の立ち位置、つまり現実ならまずないレベル』
ジェーンとゲッパーが『アムステラ戦争以前から身元が割れているのでまず疑わなくてもいい、というか
この二人がアムステラ側だとしたら、自分ではなく外部から調査している味方が先に正体に気付く事になるレベル』

(まああの二人がむっちゃ怪しいのは確かだけど、今の状況で「貴方アムステラ軍人ぽいからミルットスタンガンで逮捕デース」
なんて出来ないわよね。私に出来るのは決定的証拠を見つけてから即座に相手の機体を壊すか奪うかする事。
その為には大会で最後まで機体に乗り続ける事が必要。目立たず、しかし勝ち続けるのがベスト)

ドリスはペーパータオルで顔をこすりながら頭を落ち着ける。

(落ち着け私。一番確率が高い答えは『参加者の中にアムステラ関係者はいない』よ。
今回のミッションのメインは私じゃない、それを忘れず慎重にいかないと)

汗を拭き取りマスクをつけてミルットへと変身する。
ペーパータオルをトイレに流し(水溶性の紙だから問題ない)、控室に戻ろうとすると
トイレの入り口で、足元に小さく折りたたまれたペーパータオルが落ちているのを発見した。

「ひゅーほほほ、落としちゃったのかしら?でも私はこんなたたみ方しなーい」

拾い上げて開いてみると、マジックペンで簡素な文が書かれてあった。

「えーと何々、『余・計・な・事・は・す・る・な』か。
ひゅーほほほ!ひゅーほっほほほほほほほ!ひゅーほほほ!!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・マジでっ!?」

犯人はこの中にいないという前提で動こうと決めた途端にこれである。

◇◇◇
* Re: 怪傑ミルットの挑戦・第二話 ( No.6 )
日時: 2014/07/21(月) 08:23:46 メンテ
名前: フィール

【大会開催】

スタジアムの全照明が落とされ、中央のスポットライトが闇の中に立つ男を映し出す。

「皆さんこんにちは。この大会の開催者タニヤマです。
既に知っていると思いますが、私がこの大会を開いたのは我が先祖谷山金五郎の悲願を叶える為です」

そういう設定である。谷山金五郎という人物はタニヤマの家系には存在しない架空の人物である。

「室町時代後期の冒険者であった金五郎はオランダの貿易船に乗り込みヨーロッパ各地を旅しました。
そして見つけたのです!あらゆる願いを叶える聖地を!そう、それがこのハイパーコロッセオなのです!」

そういう設定である。このスタジアムが建てられたのは21世紀中期で日本が室町だった頃は普通の村だった。

「だがっ、谷山金五郎は願いを叶える事は出来なかった!条件が満たせなかったのです!
英雄の力を持った七人の闘士が必要だったのです!七人の闘士がこのハイパーコロッセオで戦う事で
霊力が満たされ、最後に残った最強の闘士がその願いを叶えるのです!先祖の願いを叶える為、
私は闘士達を集めました!例え私自身が願いを叶えらえれなくても、見届けたいのです、伝説の結末を!」

そういう設定である。子供達はタニヤマさんかっけーと思い、大人達は修斗ファイト見れるなら何でもいいと思い、
重度のプロレスマニアは今日のタニヤマの設定気合い入ってんなーブックにも期待してるぜと思った。

「お待たせしました!それではハイパーコロッセオを戦い抜く七人の英雄の入場です!」

タニヤマを照らしてしたスポットライトが消え、会場内が闇に包まれる。
しばらくして選手入場口がライトで照らされて選手が一人ずつ入って来た。


『BGM:oath sign(FateZeroオープニング曲)』

「それではっ、ここから先はタニヤマ氏に代わり我々が実況役をさせていただきます!
メイン実況は私、おなじみ遠藤一郎。そしてゲスト解説者はなんと!この人が来てくれるとは思いませんでした!
ガネーシャモーターズグループ消防車両及び営業車両部門イメージキャラクター、
皆さんには詐欺聖女と言った方が分かりやすいでしょう、フェミリア・ハーゼンさんです!」
「誰が詐欺聖女よ。サティちゃんを見に来た帰りにこのイベントに寄ってくれたお客様、こんにちはー」
「それではさっそく一人目の紹介と行きましょう、ブライアン推薦枠より怪傑ミルットの入場だぁ!」

最初に入って来たのは御存知主人公ミルット。スキップしながら投げキッス振りまく痴女に観客はヒューヒューと歓声をあげる。

「怪傑ミルットは米軍のどっかの部隊に所属しているという以外全く正体不明の新人です」
「うむ、怪傑ミルットは私が育てた様なものです(キリッ)」
「またまたー、適当な事言ってんじゃねーぞフェミリア。さあ次に入場するのは毎度お馴染みゲッパーだ!」

ダッシュで一気にスタジアム中央まで走り、スク水の食い込みを直す。一部のファンからイイゾーと歓声。

「相変わらずあざとい奴ですな。きっと生まれた環境のせいであんなあざとくなったんですよ。そう思いませんか詐欺聖女?」
「いや、私あの人と同郷なんだけど」
「知ってて聞いたんだよ。三番手、お馴染みのゲッパーに続いて来たのは・・・カナディアンガールだ!」

ミスターカナディアンにボデイスラムの体勢で担がれながら入場し、自分の立ち位置に来た所で
地面に叩き付けられたタリーナはフラフラと立ち上がりスパッツの食い込みを直す。
観客席が爆笑の渦に包まれる中、ミスターカナディアンは黒服に引っ張られて退場していった。

「えー、大変見苦しいものがカメラに映った事をお詫びします」
「さっきのってミスターカナディアンよね?あの国辱戦士と呼ばれた」
「そんな奴知りません。カナディアンガールのスパッツの食い込み直しですが、アレ多分ゲッパーに伝授されましたねー。
ゲッパーはお気に入りの新人には食い込み直しで男のハートをつかむコツを教えてるそうですよ」
「今度私もアンドレに試してみようかしら」
「ハイ今のは聞かなかった事にします。四人目アビス・キャベスがやって来たぞてめーら!」

歩きながらキャベツの葉を剥いていくが如く、重ねていたマスクを一枚ずつ脱いでいくキャベス。
最終的にはムラサキキャベツをモチーフにしたと思われるマスクが現れた。

「まーたマスクの種類増やしたのかあのジジイは。さてフェミリア、今回の入場順は観客から取った
優勝者予想アンケートの順位と同じなのは知ってたかな?」
「優勝予想投票は七位ミルット、六位ゲッパー、五位カナディアンガール、あら本当だわ」
「キャベスはタニヤマ氏一押しで実際むっちゃ強い。ですが今大会は長丁場で特殊ルールだから
老体には不利と読んだファンが多かったみたいですね。と、言うわけでこっから先は優勝候補と予想されている
三人の入場だ!まずは優勝予想投票三位、マルー・ロディム!」

マルーが入場すると同時に観客の間に衝撃が走る。二本足で入場するのも顔をフルフェイスで隠しているのも初めての事だった。

「暴獣マルー、今回は初の人間形態で入場だぁ!鎖も無いし服も着ています!」
「今迄どんな扱い受けてたのよ!?」
「おのれマルー、こないだのイベント課金しまくったのにお前倒せなかったぞ!金返せコノヤロー!
ガメラ&アルーガのプレイヤーの気持ちを代表して言う、お前は今大会酷い目にあって負けろ!」
「遠藤さん落ち着いて!」
「・・・ハッ、私は一体?それでは次の入場は稲荷仮面です」
「今度は落ち着きすぎ!」

稲荷仮面の入場と共にブーイングがおこる。五木の参戦と優勝に期待していたファンがそれだけいたという事だ。
稲荷仮面も一応正式な手順に則って代表枠を勝ち抜いたのだが、プロレスの観客とはこういうものなのである。

「嫌われてますね稲荷仮面、ある意味マルー以上のヒールです」
「でも予想投票二位って事は実力の評価も高いわけよね」
「そんな事はありません、大多数は稲荷仮面の優勝は期待してませんよ。さあトリを飾るはこの人!
優勝予想投票で堂々の第一位!二位の稲荷仮面と三倍の差をつけた圧倒的優勝候補筆頭!
マルーも稲荷もお前がぶっ飛ばしてくれ!ジェーン☆乙姫の入場だー!!!」

ジェーンがブレザーで踊る、選手入場曲の終了と同時にブレザーを脱ぎ捨てリング用レオタード姿で
観客に手を振ると溢れんばかりの姫コールがいつまでも続いた。

「来た、メイン姫来た!これで勝つる!」
「いいの?こんなエコ贔屓まみれの実況」
「時と場合によりオッケー!そして今日はオッケーな時と場合なのです!姫ー!うおー!ヒメェー!」
「これって彼女の実力じゃなく、単純に人気で票が集まっただけな気がするんだけど」

◇◇◇
* Re: 怪傑ミルットの挑戦・第二話 ( No.7 )
日時: 2014/07/17(木) 13:19:01 メンテ
名前: フィール

【大波乱の幕開け】

「英雄の力を受け継ぐ七人の闘士、そして観客の皆さん、しばらくそのままお待ちください。
危険ですので絶対ぃぃぃに動かないでください!!」

ゴゴゴゴゴゴゴ

重低音を響かせながらスタジアム内部が変形していく。僅か三分足らずでスタジアム上空に吊るされた
多数の修斗ファイト用の巨大リングが、壁際には7つの門が出現していた。かがくのちからってすげー!

「さあ時は来た、空中に浮かぶあのリングに辿り着く方法はただ一つ、そこの門を通り迷宮を突破する事のみ。
闘士達よ各自好きな門を通り空中のリングへとたどり着くのだ。空中にあるリングは闘士が二人揃った時点で
地上に降下し、観客が見守る中で修斗ファイトを行うのだ。これを繰り返し霊力を極限にまで高めたものが
願いを叶えるのだぁー!」
「詳しいルールはパンフレット参照よ」

表紙にデフォルメされたカナディアンガールが書かれた漫画付きパンフレット『レツゴーカナダちゃん』には
以下の様に書かれている。

・まずは生身でダンジョンを走りぬけ!ゴールの転送装置で空中のリングにワープするんだ!
・リングそれぞれに二名がワープ完了しだい勝負がスタート!余ったやつはまちぼうけだ!
・リングが地上に落下したら各自のカスタム修斗に乗り込みバトル!
・バトルは五分間!修斗にはライフが設定してあって一定ダメージごとにライフが1減るぞ!
・そして相手のライフを1減らした闘士は霊力ポイントを1ポイント入手するんだ!
・修斗の持ちライフは3!大会中は一切回復しない!つまり3ダウンで失格になり退場だ!
・また、二試合続けて迷宮突破に失敗し、まちぼうけ二連発になったアホも参加資格無しとされ失格だ!
・闘士が最後の一人になる、あるいは誰かが霊力ポイントを7ポイント溜めた時点で終了だ!
・闘士達は7人の英雄にちなんだ『クラス』に就いていて、闘士ごとに有利不利があるぞ!
・さらにリングもそれぞれ多彩なギミックに凝っていて組み合わせが決まるまで観客にもタニヤマにも何が起こるかわからない!

カァァァァァン!!

スタートの合図としてゴングが鳴らされる。それと同時に全員迷いなく扉の方に向かってダッシュ。

「皆、分かってるわね」

ジェーンが観客には聞こえないぐらいの声で並走するメンバーに呼びかける。
この迷宮による抽選システム、一見誰と誰がぶつかるか分からない様になっているが、
一戦目に稲荷仮面とキャベスを対戦させるという目的の為、7つの扉のうち両端だけはどんな風に迷宮を進んでも
高確率で端同士で戦う事になる様に設計してある。
なので稲荷仮面が入る扉を両端のどちらかにする為、中央付近を稲荷仮面を除く皆でブロックし全力疾走する。
これで対戦カードをほぼ確実にする事ができるはずだったが・・・。

「悪いな、せっかくだから私はこの赤の扉を選ぶ」

何か仕掛けがあると気づいた稲荷仮面は隣を走るマルーの身体を押しのけ、左から二番目の扉に入ってしまう。
ちなみに扉は別に赤くはない。

「アアーッ!!!」

閉じてしまった扉をガンガンと叩き自分もそこを通ろうとするマルーだったが、同じ扉を選ぶ事は出来ない。

「マルー、別の扉から入れーっ」

稲荷仮面を入れる予定だった左端の扉をゲッパーが通過し、マルーは一番最後に残った中央の扉を通る。
一戦目からまちぼうけは嫌だとばかりに全力疾走し、マルーは迷宮を短時間で突破。
ゴール存在する巨大カプセルに入ってボタンを押すと逆バンジーの要領で一気に空中のリングの一つに飛ばされた。

「オワーーっ!」

ゆで的な展開に対して、ゆで的な悲鳴で応えカプセルごとリングイン。
着地の衝撃で割れたカプセルから脱出するとゆっくりとリングが降下していく。

「遅かったわね、フッ、ブラッククロスの忌み子マルーか。私の栄光への初戦に相応しい相手じゃない」
「ジェーンか」

マルーとジェーンが乗ったリングが地上に着いた時、既に他の二つのリングではにらみ合いが始っていた。
それを見たマルーは自分が最後だった事に気付く。

「なんじゃい、稲荷仮面じゃないんかいな」
「そうそう、だから一戦目だけ本気出していいという約束は無しの方向でお願い、な?」
「んー、どうしよっかのー」

やはり端の扉同士がぶつかりやすくなっているらしい。キャベスの相手はゲッパーだった。

「さあ、君の操兵を見せてもらおう」
「え?えっとソーセージはフライパンで炒めてケチャップいっぱいかけたのが好きです」

稲荷仮面の相手がタリーナである事を確認し、ジェーンとゲッパーは心の中で大パニックに陥った。

(稲荷仮面無傷で一戦目勝利確定来ちゃったー!)
(タリーナ、せめてライフ全部取られるなよ)

タリーナの心配をしつつも、ベテラン勢は気持ちを切り替え目の前の相手に挑む。

「それじゃ始めましょうか。英雄降臨!」

ジェーンがレオタードの中から奇妙に捻じ曲がった金属片を取り出し叫ぶと、他の五人も
それぞれ衣装から金属片を取り出して「英雄降臨」と叫んだ。
解説しよう!今大会ではこうやって自分の修斗を呼ぶ設定なのだ!

全員のシャウトが確認されると同時に照明の光量が最大になる。
観客からは眩しくてリング周辺が見えなくなる隙にリング下の床が開き各選手の修斗が出現する。
照明の光量が元通りになると、あたかも魔術的な方法でロボが出現した様に観客には映った。
* Re: 怪傑ミルットの挑戦・第二話 ( No.8 )
日時: 2014/07/17(木) 13:23:07 メンテ
名前: フィール

「今日の私は気分最高、晴々愉快!さあ宇宙人でもタイムトラベラーでもまだ見ぬ武術の使い手でも
かかってらっしゃい!行くわよ、この身に宿るは最優の英雄『くにおくん』、スターライト・オーバー・スターダム!」



(ステータスが更新されました)

キャラクター名:ジェーン☆乙姫
機体名:SOS(スターライト・オーバー・スターダム)
属性:混沌・中庸
クラス:くにおくん

筋力:C 敏捷:B 体力:D 技術:C 判断力:B 精神力:B

『クラス特性』
くにおくん:最優の英雄。熱血硬派な魂は蹴りの速度を大幅に向上させる。
また、試合数が進むほど全能力にプラス補正がかかる。

『スキル』
スターダム:僅差の判定を確率で覆す。人気者の彼女は観客だけではなくレフェリーやスタッフも
味方につけている。際どい状況では対戦相手の不利になる様なジャッジが下されるだろう。

日本拳法:見た目こそ派手だがただの道化ではない、キッチリと武術を身に着けているのだ。
打撃系の攻防に僅かに補正がかかる。

『プロフィール』
タニヤマ氏推薦枠から出場する選手の一人であり、コスプレ入場と堅実な戦いで人気を得てきた女格闘家。
デビュー当時はそのパフォーマンスで叩かれていたが、バトルもコスプレも妥協を許さず続け、
タニヤマ氏の助言もありファン達と和解した。以降は着実に人気を上げながら、過去の自分の様な問題児への
制裁もリング上で行っている。五木が消えた今、今大会優勝の道が一気に見えて来た。
第一戦の相手はマルー。ルール上、お互い力を温存して稲荷仮面に備えるのが最適解なのだが
それをマルーが理解してくれているかが今二番目の不安要素。
一番の不安はタリーナが稲荷仮面にストレート負けをくらうだろう事だ。



「お、オオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!最狂の英雄『ごだいくん』の魂よ、魔修と共に!」



(ステータスが更新されました)

キャラクター名:マルー・ロディム
機体名:魔修(ましゅう)
属性:混沌・狂
クラス:ごだいくん

筋力:C 敏捷:C 体力:B 技術:D 判断力:E 精神力:−

『クラス特性』
ごだいくん:最狂の英雄。棒術完全特化型の英雄であり、棒状の武器を持った時限定で能力極限までアップ。

『スキル』
旧ローマ剣術:養父ルガーから教わった剣術。あまり得意ではないのだが、上から与えらえた
設定上、大会中に一定の間刀剣類を装備してアッピルする義務が生じている。
戦闘ステージに剣状の武器があった場合優先して入手しに行く。

暴獣:修斗ファイターになった初期に与えられた設定。マイクパフォーマンスも
格闘もロクに出来なかったマルーは獣の様な男というキャラクターを演じる事で試合を乗り切っていた。
四脚タイプの機体に乗る事でステータスアップ。だが、この大会は全員人型で参加だ。意味ねえ!

『プロフィール』
ダン・ブライ推薦枠から出場する選手であり、『現役傭兵かつ修斗ファイター』
『億の借金を持つ男』という異色の経歴を持つ。今大会からは『ブラッククロス傘下で育てられた』という
設定が加わり完全にヒール一色のキャラとなってしまった。なお、ガメラとアルーガ主役のアプリゲームで
ボスキャラを務めた事もあり、入場時には課金ユーザー達からのブーイングが定番となっている。
一戦目の相手はジェーン。だが控室でもその心を誰にも開かず、稲荷仮面打倒の為の動きが出来るか不安視されている。




「かっかっかっ、ワシの英雄?なんつーの、最善ってやつ?なあ『りゅういちくん』、爺3マイルドとゆこうぞ」


(ステータスが更新されました)

キャラクター名:アビス・キャベス
機体名:爺3マイルド(じじいすりーまいるど)
属性:混沌・中庸
クラス:りゅういちくん

筋力:すげえ 敏捷:やべえ 体力:ぱねえ 技術:えげつねえ 判断力:おっかねえ 精神力:ありえねえ

『クラス特性』
りゅういちくん:最善の英雄。全ての能力に大きく補正がかかりキック力が特に伸びる。
が、後半の補正が付いた状態のくにおくんには全体的に一歩劣る。

『スキル』
元祖藤宮流:打撃に大きく偏ったルルミーやギャランのそれとは違い、剛と柔をほぼ半々で混在させた武術。
日本の合気に近い動きが多いがその破壊力はあらゆる武術と桁違いである。ハッキリ言おう、彼には勝てない。
任意のタイミングで発動しバトルに勝利する事ができる。

タニヤマ土下座スペシャル:プロモーターからの必死のお願いにより、対戦相手といい勝負をしているフリをする。
但し、稲荷仮面もしくは彼がガチでやりたいと思った相手の時、もしくは約束を忘れちゃった時は発動しない。

『プロフィール』
タニヤマ氏推薦枠その2。その正体はカラクリオー作品内最強候補の一人にして最年長候補でもあるあのお方。
タニヤマ氏にとっても、ドリスにとってもイベントの成功とこの老人の機嫌はほぼイコールで結ばれてしまう。
・・・なんか今大会マスクマンやたら多いな。一戦目で稲荷仮面と戦えなくて、ちょっとご機嫌ななめ。



「この大会は単純な戦闘力で勝てる様には出来てねえ!最悪の英雄『やまだくん』とザ・マーリンが教えてやるよ!」


(スタータスが更新されました)

キャラクター名:アトランタ・ゲッパー
機体名:ザ・マーリン
属性:中立・中庸
クラス:やまだくん

筋力:E 敏捷:C 体力:E 技術:C 判断力:C 精神力:C

『クラス特性』
やまだくん:最悪の英雄。能力補正はないが疑似感応型の特徴を持っておりリング上の武器を操作できる。

『スキル』
湖の魔術師:水泳とヨガを組み合わせた特殊な戦い方の達人。水中戦に突入した時
一切のマイナス補正を受けず、ステータスが『技術:A』に変化、さらに
ウォーターマグナム等の限定技が使用可能になる。

『プロフィール』
ラジオ番組の人気投票枠で参戦した選手。だが、基本的に運営側の指示に従って行動している。
大会を引っ掻き回すイロモノという立ち位置を確保しながら、稲荷仮面・キャベス・マルーの三人が
優勝しない様に冷静に戦況を見極めようとしている。頑張れ、超頑張れ。
って言ってる側から大ピンチだよ!相手がキャベスだ、どうする?
* Re: 怪傑ミルットの挑戦・第二話 ( No.9 )
日時: 2014/07/17(木) 13:25:24 メンテ
名前: フィール

「最大の英雄『にしむらくん』、そして演歌花道。私にどの程度馴染むのか試させてもらうぞ」


(ステータスが更新されました)

キャラクター名:稲荷仮面  
機体名:演歌花道(えんかのはなみち)
属性:中立・中庸   
クラス:にしむらくん

筋力:B 敏捷:A 体力:B 技術:A 判断力:C 精神力:A

『クラス特性』
にしむらくん:最大の英雄。パンチ力と耐久力が激増しチャージパンチを放つ事も可能だが試合毎に弱体化していく。

『スキル』
???:彼の持つ格闘技術。今の所そのルーツは明らかにされてないが、
多大な時間をかけた鍛錬から導き出されるその動きは速くそして読みづらい。
対人戦時に相手の判断力をワンランクダウンさせるが、修斗に乗っている時はその多くが使用不可。

『プロフィール』
プロ・アマ混在の一般予選枠からの出場者。勝ち抜け候補と思われていた五木の存在を利用し
目立たないままあっさりと予選を突破する。どこのジムに所属しているのか、後ろ盾は誰なのか、
誰もそれを知らない。ただ分かっているのは顔のマスクが日本のお稲荷さんがモデルだという点のみ。
大会でどんな修斗に乗りたいか聞いても答えなかったので、五木の機体を奪って参戦したという設定になった。
そしてクラス特性を見てもらえばわかると思うが、大会運営は本気で彼の優勝を阻止しに来ている。



「どんな人でも一度は師匠と決めたんです。最硬の英雄「んじょも」とロッキングフェスで最後まで戦い恩返しです!」


(ステータスが更新されました)

キャラクター名:タリーナ・ホーマー(カナディアンガール)
機体名:ロッキングフェス
属性:秩序・善
クラス:んじょも

筋力:E 敏捷:E 体力:D 技術:D 判断力:B 精神力:豆腐

『クラス特性』
んじょも:最硬の英雄。特殊な技もステアップも無いがひたすら固く相当ダメージを受けないとライフが減らない。

『スキル』
偽装:本来のそれとは全く違うキャラシートが表示される。現在はミスターカナディアンとタニヤマの
演出により一流のオールラウンダーとして振る舞う事を・・・強いられてるんだ!
一定の戦闘かコミュを得る事でこの下に隠されたステータス等を見る事ができるだろう。
という訳でカナディ達によって上書きされた偽ステがすっとんだ結果がこちらである。

にわか:修斗経験なんてない、消防訓練でPGに一回乗った程度である。
修斗での戦いであらゆるステータスがダウンする。経験を得るにつれダウン幅は減少する。

『プロフィール』
国辱戦士ミスターカナディアン最後の弟子であり、彼に推薦されハイパーコロッセオに参加したんだ!
彼の使える技は全部できると豪語してるのさ!目指すは捲土重来!でもステロイドだけは勘弁な!
「帰りたい・・・ギター弁償して・・・」
あー、わかったわかった。もっといいギターをタニヤマさんが買ってくれるからミステリアスな強者の演技してくれ!
ほら、な?
こうして覚悟を決めたのだったが控室でさっそくカナディとタニヤマさんによってつけられた箔はバリバリと剥がされ
しかも初戦の相手は稲荷仮面。逃げろタリーナ、息の続く限り。



「ひゅーほほほ!迷ったわ」

(ステータスが更新されましたが見せません)

怪傑ミルット、まちぼうけポイント獲得。次回も対戦相手がいなかった場合失格。

(続く)
* Re: 怪傑ミルットの挑戦・第二話 ( No.10 )
日時: 2014/07/17(木) 13:30:04 メンテ
名前: フィール

というわけで全選手入場回でした。

次回は
マルー対ジェーン
キャベス対ゲッパー
稲荷仮面対タリーナ
それぞれの決着と二回戦組み合わせまでの予定です。
* Re: 怪傑ミルットの挑戦・第二話 ( No.11 )
日時: 2014/07/17(木) 23:07:43 メンテ
名前: 春休戦

第二話きたー。ではまぁ今日は気力もあるので気付いた部分の置換コーナーも併記しつつ。(w

早速。何をしとるPG隊〜!(笑)でも限定版コンテナーガはちょっと欲しくなったな。(w
度重なるタニヤマ=サンのFuckスの猛攻を捌き切ったアナンド君らに敬礼。
その貢献度ならギャラは期待しても良いんじゃないか? しょぼいなら殴りこみモノだが。(www

そして稲荷対策本部! 判ってて煽ってる張本人も大概タチ悪ぃーな。(www
ミルットの役立たず認定は、プロレス素人って情報しか無い現時点じゃまぁ仕方あんめ。

で、犯人考察。キャベス氏は『強い奴と闘りに行く』が大命題だから出身はともかく目的が遠いのは合ってる。
しかし「毒砲氏と『バー』で闘った」は若干情報が混じってる(中華料理店でした)ので、その誤差の影響や如何に?(w
伝言ペーパータオルの謎も謎だが・・・伝言の宛先or意味が違う等の可能性もあるし、予断を許さないなぁ。

そして稲荷! またさりげに正体をばらしとるー(操兵発言)。でも相手はペーペーだし、空気読んであげてね。(www

んで、修斗の性能で更に差別化は上手いなー。マルーのごだいくんは薙刀(刀+棒)があれば最高だな。
タリーナ&んじょももすげー相性良いし。だがキャベスにりゅういちくんは大丈夫か?弱点なさそーだが・・・。
試合展開がどーなるのか期待ですよ。まぁ何だ、キャベスと稲荷は空気を読んであげてください。(www

しっかし、本気で読めぬなー。まだ変身の段階を残してる感じも受けるし・・・。


No.2:腕ひじき→腕ひしぎ
No.4:行われいる→行われている
No.5:墜ちている→落ちている
No.6:身に来た→見に来た
* Re: 怪傑ミルットの挑戦・第二話 ( No.12 )
日時: 2014/07/18(金) 19:08:48 メンテ
名前: カジワラ
参照: http://www.pixiv.net/member.php?id=7098022

チンチンブラブラブライアン〜!!(挨拶)
何と言う語感の良さ・・!!www作中の何気ない一言なのにインパクトあり過ぎるwwww
???の正体はやっぱりスガタさんでしたね。久し振りに見たけど、相変わらずだなぁ〜www
ドリスの特性を使うと、流石にミルットが有利だけれど、対人間技なら、スガタに軍配があがりますね。
どれくらい技を仕込んだか気になるトコロ。

てか、やっぱ穴ん堂先生はアナンドだったんですね!!wwww
名前そのまんまだから、もしや・・と思っていたけどやはりそうだったのか!!ww
PG隊に入るより、漫画家になる方が大成しそうな画力と思うよ穴ん堂先生ィーッ!!?w

抜か八とかガロン塚本とかシモネタも飛ばしてるなぁーwwww
抜かずに八時間の記録を持つとか、一回の射精で1リットルのザーメンとか盛り過ぎだよ!!?wwww
それにしてもタリーナめっちゃ苦境な状況でめっさ不幸属性。始まってからもヤバイけど、始まる前から大変だもんなぁ〜。

そして大会。フェミリア懐かしい・・!さり気なくアンドレって言っていて、これまた懐かしい!!
クラスがまさかのくにおくんで吹きましたwww懐かしいwwwwやはりくにおくんが最強なのか・・!!
んじょもってドッチボールのキャラなんですね。ドッチボールはやってなかったので衝撃でした。なるほど硬いキャラなのか〜!
やまだのじゅつが再現されてるのに期待です。ゲッパーが熱いぜ!!

今回もネタ満載でめっさ笑いました!次回も楽しみにしてますー!!
* Re: 怪傑ミルットの挑戦・第二話 ( No.13 )
日時: 2014/07/21(月) 08:41:52 メンテ
名前: フィール

コメ&修正箇所ありがとうございます。
>チンチンブラブラブライアン
元ネタはRPGツクール2000を使ったフリーゲーム、「もしもシリーズ」の戦士ブライアンのあだ名の一つです。
ウザイアン、ブラチン、チンブラ、ちんちん等作中で呼ばれる彼は毎度毎度勇者アレックスに真っ先にぶっとばされる役目を持っています。

>毒砲ちゃんの情報の間違った箇所
情報発信元「先生にズボン脱がされた二回、俺が片手斬られた時、中国側での狐面事件、
それらの情報が伝言リレー中に混じったんだと思われる。ドリスお嬢さんが大会から帰る頃には正しい情報に分割整理されているだろうな」

>キャベスのりゅういちくん
その為の稲荷にしむら(一戦目)です。キャベスをガチで満足させブック通りに動かしつつ
稲荷を倒す、もしくはジェーンで倒せるまで弱体化させる為の機体チョイスでした。

稲荷VSキャベス(どっちが勝つか未定)
ジェーンVS適当な誰か(ルーキー二人かゲッパーがベスト)
くにおくん効果でパワーアップしたジェーンVS稲荷とキャベスの勝者
こういう流れでジェーンを優勝させるのが大会の理想でした。

実際はキャベスの不満は溜まる、稲荷を消耗させられない、
ジェーンの相手がマルーではちょっと不安、・・・もう誰にも先の事が分からない状態です。
一番気楽なのが勝敗に執着の無いミルットだったりするのかもしれません。
まあ彼女は彼女で仕事が大変な訳ですが。

では次回〜
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