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* 南極女子高生第4話

日時: 2014/01/14(火) 13:59:31 メンテ
名前: フィール

遂に現れた南極ロボ!
ヒロインのクールな活躍が始まるのか?
イギリスの戦場に間に合うのか?
ではどうぞ!
 
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* Re: 南極女子高生第4話 ( No.1 )
日時: 2014/01/14(火) 14:01:01 メンテ
名前: フィール

【妹】

「くっ、徒歩のくせに、裸足のくせになんて速さなの!」

雪上車に乗り込んだ四人はムチャウの背中を追うが、アクセル全開にも関わらず
少しずつ引き離されていく。

「この車最大時速50キロってどういう事よぉー!?」
「南極調査用だからねえ。安全性重視なんだよ。それに四人も乗ってちゃ加速も」
「ドランジョさんナイス助言です!」
「へ?」

どげしっ、どげしっ

「わぷっ」
「なにすんねんな」

一瞬ハンドルから手を離し、その隙に後部座席の男二人を蹴りだす。

「二人は基地で待ってて!よっしゃ加速成功!」

再度アクセルをふかし速度を上げる。消えかけていたムチャウの背中が再び見えてくる。
そして吹雪の中その場にポツーンと残されたボヤッキューとコンジュラー。

「怪我ありまへんか?」
「アンタが抱えてくれたおかげで無傷ですよ。しっかし、本当無茶苦茶な女の子ですね〜。
流石あのペンドラゴンの妹と言うべきでしょうか」
「ボヤはん、あの子の正体分かったんでっか?」
「うん、車に乗る前ごろに思い出したんですよ。ヨーロッパの要注意貴族、赤き修羅ペンドラゴン」

ボヤッキューが以前読んだ『ブラッククロスマニュアル戦闘基礎知識編・これさえ読めば生還率二倍』(1980円)の
第三章五節には貴族パイロット達の顔が夜空に描かれる、
パチンコなら大当たり確率50%以上は確実にありそうな挿絵と共にこう書かれていた。

『ヨーロッパの要注意パイロットには貴族が複数いるので色に絡めて纏めて覚えておこう。
蒼鞭:単騎突撃が得意。大軍を相手にしても引かぬ媚びぬ省みぬ英雄。
紫龍:忍術でのかく乱が得意。己のロボ愛とセクハラに殉じた漢。
黒薔薇:小型機での乱戦を得意とする。妹ラブのシスコンだが義にも厚く舞うように戦う。
赤修羅:防衛戦指揮を得意とする。部下の信頼が高く黒薔薇と被りが若干あるがこちらは妹が酷い。
金鮫:追撃戦を得意とする。美と知略を誇り常に何か企んでそうな顔をしている。
いずれも高い戦力を持つカリスマ的存在だ。こんな本に頼ってる君は絶対勝てない。見たら逃げろ』

ボヤッキュー達が二重の意味で震えながら基地へと帰還した頃、ムチャウとエリカ達の追いかけっこは安定状態に入っていた。
現在雪上車はムチャウの背中を完全に捉え、20メートルの距離を維持している。

「このままサムさんにスパロボの所まで案内してもらって、発見のタイミングで止める。
ドランジョさん、スコップを構えて準備して下さい」
「こ、殺しちゃうのかい?」
「殺すぐらいの気持ちでないとアレは止まらないでしょ!」

最早誰が悪党なのか分からない構図、早く終わらせて基地に帰りたいとドランジョが思っていると
遂にその時は来た。三人の前に巨大な氷山が見えてくるとムチャウは足を止め、氷山の根本に手を当てる。

「チカラァァッァァ、アアッ、ナガレテクルヨ!ナガレテクルヨ!」
「どうやらこの氷山の下か内部にあるみたいだねえ」
「んー、中が曇っていてよくわからないですね。もうちょっとサムさんに頑張ってもらって
目に見える変化が起こるのを待ちましょう」
「今のあたしらって、映画なら完全に後数分の命の小悪党じゃないかい?」
「心配ありません!!正義の味方は無敵だから!」

ゴゴゴゴゴ ピシィ!ピシィ!

「ほらイベントっぽいのキタぁ!」

エリカの言動にツッコミを入れるかの如きタイミングで氷山が揺れ、亀裂が入っていく。
やがて氷山と思われていたそれはゆっくりと色を人工的な水色に変え、表面に付着していた
本物の氷が剥がれ落ちると人型の正体を現した。離れたところから見ていた二人にはその全容がはっきりと確認できた。

「全長30メートルぐらいのプリズマン…」
「いえ、どっちかと言うと半熟ヒーローのフロストベビーかと。こっちは変なツノ生えてますけど。
まあ、そんな事よりも用済みになったサム退治!皆、丸太は持ったか!」

皆というか二人だし、丸太じゃなくてスコップだし、そもそも人を殺す気で殴るのは嫌だ。
ドランジョのそれらの心配は杞憂に終わった。氷山に擬態していたロボットに密着しすぎていた事と
まともじゃない精神状態だった事もあり、ムチャウは自分がチューチュードレインしている対象が
ゆっくりと動き出した事に気付けなかった。
巨大ロボットは左手をゆっくりと下ろし、ムチャウの顔にデコピンを当てる。

「ほげええええええ!!!!!!!!!」

ガシャアアン!!

身体をくの字に曲げ、雪上車のボンネットにムチャウが直撃していた。

「おげええええええ!!!!!!!!!」

そしてゲロ。イケナイ薬が大量に混じった白色で粘性の高いゲロをぶちまけムチャウはぐったりと倒れこんだ。

「「死んだー!!」」
「うるせー!」
「「生き返ったー!!」」

マサイ的回復力でムチャウは即カムバックした。言葉がカタカナではないし目に光が戻っている。
体内から薬が出ていき、精神もカムバックしていた。

「アタイはしょうきにもどった!お前達、スパロボの場所へは案内してやらないからな!」
「もう見つかりました。封印もとけられたです。途中男性二名が犠牲になりましたけど」
「やったのはアンタだよエリカ。まあそんな訳で手遅れなんだけど」
「なにぃ!」

ムチャウは振り返り、巨大な結晶体風のスパロボを確認するとがっくりとうなだれた。

「そうか、見つかったのか。で、お前らはどうしたいんだ、これを」
「乗る!!」

エリカの答えに迷いは無かった。ドランジョは答えなかったがもう好きにしてという風に小さく頷いた。

「あー、わかったわかった。それじゃあアタイも見届けるからな。
もう一度言うけど、力を求めてアタイの様にはなるなよ。いいか、このロボかお前が危険だと感じたら
すぐに止めるからな」
「はい、じゃあサムさんもデレた所で乗り込みにレッツ&ゴー!ほら丁度いい具合にコックピットが開いてます!」

デコピンの後ロボットは再度停止しており、ムチャウの復活に気を取られていた間に開いたのだろうか、
その胸の部分は来客を歓迎するかのように蓋が開いていた。
エリカは雪上車から降り、ダッシュでロボットの足元へ行くと両手を広げジャンプしながら叫んだ。

「竜神丸―――――!!!」

ビタァァン!

エリカは機体の脚部に顔面から激突した。目標の場所は10m真上である。

「コラー!空気読めよスパロボ!私が竜神丸って言ったら操縦席にヒューっと吸い込むのがお約束でしょ!」
「知るかバカ。ロープ持って来たから、地道に登るぞ」
「はーい、トホホ」

ムチャウが先頭に立ち、デコピンを警戒しながらゆっくりと足から登っていく。
幸いにもさっきのデコピンでエネルギー切れなのか、もしくは害が無いと判断されたのか、
二発目のデコピン(常人なら死ぬ)は襲って来なかった。さらに幸いな事にこのロボットは見た目こそ
非常に冷たそうだが、その表面は人肌程に温まっており手足が張り付いて凍傷になる心配も無かった。
都合の良さに不気味さを覚えたムチャウとドランジョだったが、この場の主導権を握るエリカは
そんなのお構いなし。いつの間にかムチャウを追い越して一番乗りで内部に辿り着いた。

「わーい、でぐちら。こんちはー、暑中お見舞い申し上げまーす」

後の二人を待たずエリカは一人でずんずんと中に入っていく。
すると、機械音声が彼女の耳に入って来た。

『よくぞ私を見つけてくれた、周囲の無線から拾った言語で語りかけているのだが上手く伝わっているだろうか。
私を見つけた人よ、どうか聞いて欲しい。私は伝えなければならない。私が誰なのか、どうしてここに来たのか』

◇◇◇
* Re: 南極女子高生第4話 ( No.2 )
日時: 2014/01/14(火) 14:03:37 メンテ
名前: フィール

【世界の真実の一端】

私の名は「二人ともー!中入ったら何かイベントメッセージきた!早く登ってこーい!」に所属していた。
ある日私は友人の「おーい、引っ張ってくれよ、あたしにはこれ以上登るのは無理だよ」らと共に
我々に立てつく「せーの!」星人残党のアジトとなっている基地を攻めに向かった。
私はそこで残党のリーダーだった男、シュババーンと戦い、この反乱の首謀者が彼ではなく「あー、汗かいた。
メッセージって?」そしてその目的は「すぐ奥の方から声がしたんですよ」「あ、この声か」
私は座標が定まらぬ転送装置に取り残され、そしてこの地に転送された。
「この声ですよ」星人の使っていたこの装置は無生物あるいはレベンネの様な単純構造で頑丈な生物の転送用であり、
転送直後に命と意識があった私は幸運と言っていいのだろう。だが、転送時に私と乗機の情報が同一物として
処理されたのだろうか、私の肉体は機体と繋がってしまい脱出できなくなり、さらに肉体は徐々に朽ち始めた。
私はこの身体と意識が消え去る前に偽装を施し機体を氷山に隠し、いずれ発見された時の為にこのメッセージを残した。
腐り落ちた肉片が機体内部に溶け込み消えていく。君がこのメッセージを読む頃には私の肉体は跡形もなくなり、
この「ぶえっくしょん!」も私が乗っていた頃とは別の機体となってしまっているだろう。
私を発見した君にお願いがある。もし君がアムステラ人、もしくはアムステラ陣営の人間だったならば、
私の一族にこの事を伝えて欲しい。きっと良くしてくれるだろう。
もし君がアムステラという言葉に心当たりがない、もしくはアムステラが既に滅びているなら
私の事は単なる宇宙からの飛来物として扱ってくれ。そしてもしも、君が今アムステラと敵対しているのなら、
どうか君の手でアムステラを討って欲しい。恐らく君達の見ているアムステラは私の守りたかったアムステラでは
ないだろう。私がここに来てから5年と間をおかずアムステラとの本格的な戦いが行われているとすれば、
君達の倒すべき者の名は「ぶえっくっしょん!ぶえっくしょん!」「ちょっとサムさーん!」
「わりい、鼻の中に薬が逆流して粉っぽくって」勝手な願いだが、これを発見した君達の運と科学力を信じて託す。
最後に私がこの氷の大陸に流れ着いた日をこの星の暦で記す。●●●●年○月×日

◇◇◇

人工音声が途切れると内部が明るくなり操縦席モニターの電源が入る。モニターにはこう記されていた。

『ようこそ、新たなるマスター。マイクにパスワードを音声入力してください。発見者ならば答えられるはずです。
パスワード1パイロット権限譲渡キー:テロリストリーダーの名前
パスワード2武装封印解除キー:この機体の名前
パスワード3結晶体偽装解除キー:元パイロットの名前
パスワード4戦闘プログラム解除キー:倒して欲しい者の名前』

「全然わかんなーい!サムさんのせいで!」
「アタイだけのせいにするな!お前が一人で中に入っていったのも悪い!」
「落ち着きなよ二人とも。運よく一番大事なパスだけはわかってるじゃないか」
「そうでした!」

エリカは操縦席に飛び乗り、入力画面の指示に従いパスワード1の答えを叫ぶ。

「シュババーン!」
『パスワード1パイロット権限譲渡完了。操縦がアンロックされました。警告します。
現在武装と戦闘プログラムが封印されています。このままでも動かせますが戦力値はおよそ五分の一です。
また、結晶体への偽装も解除されておりません。ムダなエネルギーロスが発生し、
さらにこのまま操縦すると貴方がスカートを履いていた場合下からパンツ丸見えです』

こうしてエリカはついにスパロボを入手した。
これを持ち帰る方法も残りのパスワードの答えもまだ思いつかないし、パンツ丸見えだし、
その他問題は未だ山積みだが今はただ、喜ぶばかりだった。

「操縦はこうでこうで、こうか!むふーん、アムステラの量産機を元に
地球の機体が作られてるからね。問題なく動かせる!私の時代キター!待っててアニキ、今行くからね!」
「初見で動かせるのは凄いけど、どうやってこれで南極を脱出するのさ」
「多分これ飛行向きじゃないし、飛べたとしてもイギリスまでは帰れないと思うぞ」
「それは南極基地についてから皆で考えましょう!では、…いくぞ!クリスタルカイザー!」

この機体には本来の名前があるはずなのだが、発見者であり新マスターであるエリカに命名権がある。
南極でスパロボを発見した時の為に考えてた名前でその機体を呼んだ。
他にもヴォルヴィッグ・エビア・イーロハース・南極の天然ロボといった名前候補があったが、
発見した機体に一番しっくりきた名前がクリスタルカイザーだった。

「クリスタルカイザーって、エリカちゃんがつけたこのロボの名前かい?」
「はい!南極の天然ロボとの二択で悩みましたが、元パイロットのメッセージが高貴っぽかったのでこっちにしました」
「元パイロットさん、マジグッジョブ」


『南極女子高生、エリカ・ペンドラゴン編、完』

◇◇◇
* Re: 南極女子高生第4話 ( No.3 )
日時: 2014/01/14(火) 14:06:54 メンテ
名前: フィール

【兄】

「あ、あのスガタ元中尉。自分の従兄弟は本当に評判通りの人だったのでアリマスか?」
「うん。ホントーですよー。オイラー・ソコソコダーという男はとんでもない内弁慶で、
身内相手なら大人しいけれど、アムステラ人相手なら男は臓物を食らい女は死姦し、
ナンバーグラン基地に新型インフルエンザをばら撒き相手を弱体化させ、ゴーリキーが壊れたら
プロトスリーに乗り換え戦いを続行し、最後は敵の指揮官相手に爆弾抱えて相討ちになった、
彼こそ正に露国無双と言うべきバケモンですよー」
「う、嘘だっ、何か三人ぐらいの活躍と偶然とかがごちゃ混ぜになってる気がするでアリマス!
自分の知る従兄弟はそんなカーフィル・レイスみたいな人間じゃなかったでアリマス!」
「ホントーですよー。スガタはロシアから多額の恩賞を貰ってPG隊もホクホクですけど
それとは無関係にホントですよー。ブライアンもキャンピングカー買い替えるぐらい景気いいですけど
それとは無関係にホントですよー。そんな訳で、君もこの国で軍に入ると大変だろーけど頑張ってー」
「うわぁぁぁぁん!!」


従兄弟の悪評の影響を受け故郷ロシアからイギリスに流れ着いた新兵、更衣室の場所も知らなかった
アターシャ・ソコソコダー(20)はデフレッターとの戦いを以下の様に語る。

『デフレッターという機体のパイロットが降伏勧告をはねのけた直後、
当然キャノンショルダーがデフレッターを攻撃したでアリマス』

『上空以外の全方位からの実弾攻撃、普通なら防御も回避も不可能と思われたその砲撃。
やったか?と自分の傍のパイロットが言ったでアリマス。まあ、やったと思うでアリマスね』

『でも、煙が晴れるとそこには未だ健在のデフレッターがあったのでアリマス。
着陸の時に利用したエアバッグの様に膨らんだ両肩から無数の棘が飛び出し、
本体に直撃させる事なく砲撃を逸らした様でアリマシた』

『こいつは只者じゃないと自分が思った時、こう、ゴォッと音を立ててデフレッターが
急速に前進したのでアリマス。防御に成功したとはいえ着陸のダメージと合わせもう
パイロットは気絶してもおかしくない衝撃を受けているはずなのにまだ戦い続ける意志を
持っていたのでアリマス』

『前方には我が英国軍屈指の地上戦専用機体オブシダン、バヌ・ロディムにとっては未知の
スーパーロボットだったハズでアリマス。自分が彼の立場なら着地の時点で漏らしてたでアリマス。
でも彼は戦った。味方が撤退し圧倒的戦力差で孤立し損傷も激しいのに何が彼をそうさせたのかは
自分達にはわからなかったでアリマス』

『でも、気力ではダメージは回復しないでアリマス。機体差は覆らないでアリマス。
通り道のキャノンショルダー数機を振り切ってオブジダンに斬りかかったものの
オブシダンは太い右上腕で軽々と斬撃を受け止め、左の腕で薙ぎ払ったのでアリマス』

『もしデフレッターが味方の支援を十分に受け無傷でここまで来ていたら、
ムッター隊長とスコットさんが新型に乗っていなかったら、結果は違ったかもしれなかったで
アリマス。でも我々の準備が相手の戦術と気迫を上回ったのでアリマス。
英国軍は人的損害を受ける事なく、ウインドスラッシャーの力を温存したまま最後の敵を倒したのでアリマス』


◇◇◇

ムッターは機体を地上に降ろし状況の確認をする。

「終わったか。スコット、斬られた箇所は大丈夫か?」
「ええ、ちょっとヒヤリとしましたがオブシダンの装甲ならこんなもの。
でも、相手は何がしたかったんでしょうかね」
「コイツが生きていれば聞き出せたかもしれんが…」

作戦が上手くいかずヤケになったのか、自分一人でも勝てるという間違った知識を持って突っ込んだのか。
少しでも地上戦力を削る為の捨て駒だったのか。
答えが出ないまま、帰還準備を始めると本部からの通信が来た。

『ムッター大尉、救援要請です』
「ヘンリーにか?」
『はい、戦場が片付いているなら大尉もお願いします』
「ああ、こっちは終わった。で、どこに行けばいい?」
『イタリアです』
「…はあ?そんなハズは無いだろ」

そんなハズは無いというのはイタリアの地理と保有戦力の都合によるものである。
宗教のトップ・バチカンを内部に抱えるこの国はアメリカと日本に並ぶ落とされてはマズイ急所である。
そして、イタリアはヨーロッパでも随一の騎士団による陸軍戦力とさっぱりな航空戦力で成り立ち、
その国は周囲を他のヨーロッパ諸国に囲まれている。
よって、イタリアを攻めるなら空軍を使っての侵略がベストであるのだが、その為には途中で他の
ヨーロッパ国の保有するグラニやらなんやらを相手にしなければならない。
イタリアが救援要請をするなら、それより早く他の国の空軍がアムステラに制空権突破されたという
報告が届いているはずなのである。

「一体どこの空軍が報告サボってたんだ。それとも超高性能ステルスか?」
『そ、それが、イタリアに侵攻したのはブラッククロス軍、彼らは陸路から攻め入り
現在イタリア軍が劣勢という事です!』

訳が分からない。先程の述べた様に、イタリアの騎士団は対空戦はからっきしだが、
地上戦はヨーロッパで敵無しである。それが練度の低いブラッククロスの兵団に劣勢?
確かに世界に根を張るブラッククロスならば陸路で直接イタリアと戦う事が可能かもしれないが。

「とにかく、行くしかないな。ヘンリー、残弾は十分か?」
「おかげでミサイルは8割残ってます。燃料はほぼ満タンですね」
「なら補給無しで十分だな、このままいくぞ!」

ムッターは戦後の処理を地上部隊に任せると再度アースクラッシャーを飛行形態に変化させ、
ヘンリーと共に新たな戦場へと向かった。


『南極女子高生、ムッター・ペンドラゴン編、完』

◇◇◇
* Re: 南極女子高生第4話 ( No.4 )
日時: 2014/01/14(火) 14:09:03 メンテ
名前: フィール

【????】

南極にスパロボを探しに来た無謀な少女。
新兵器で華麗な勝利を収めた英国の隊長。
この二人の物語は一旦ここで打ち切り、別の視点で物語を進めよう。
ペンドラゴン兄妹の再登場はしばらく先の事となる。

そして真なる戦場、イタリアの戦いで語られる二人の物語。

「お前らの信じる神様がワイらを救ってくれたか?ワイらが今生きとるのはパッパとブラッククロスのおかげなんや」
「デフってのは打ち消すって意味やねん。つまり、ワイらの機体はお前らと相性抜群って事やな。優勝待ったなしや!」
「お前がここの最強やな!初めましてヨロシクニキー」

ブラッククロスに育てられ、その恩に報いる為戦う孤児。N・J・ロディム。

「たび重なる失態を犯した私にこの様なチャンスを与えていただき感謝します、オスカー将軍」
「私は戦果を得て家名に恥じぬ男にならねばならないのだ。この剣を残した兄に報いる為にも」
「…ッ、どうやら私は本当に大型特機と縁があるらしい。こいつの相手は私がしよう」

剣を掲げ剣を砕かれ剣と共に再起する快王。トワイス・ケブレ。

彼らはバチカンで何を見て何と戦ったのか、それはこれから明かされる。


(続く)
* Re: 南極女子高生第4話 ( No.5 )
日時: 2014/01/14(火) 14:12:03 メンテ
名前: フィール

南極ロボは兄のいる戦場に救援にいけるのか?
答え:間に合うわけがありませんでしたー

というわけで、南極女子高生は新ロボの名前が出たところで完!
ではなく、新たな戦場にて新章を迎えます。
次回の投稿は少し時間がかかるかもしれません。ではー。
* Re: 南極女子高生第4話 ( No.6 )
日時: 2014/01/15(水) 22:26:29 メンテ
名前: カジワラ
参照: http://www.pixiv.net/member.php?id=7098022

竜神丸懐かしいwww夕方五時見てたなー。
何か重要な事を言っているのに、トコロドコロセリフが入るのがもどかしい!!?w
にしても、パンツ丸見えか・・!良いな!!結晶体万歳だぜ!!!
それはさておき、此処で一端の終了かー。続きが気になるなー。

アターシャ・ソコソコダー!いたなぁ、オイラー・ソコソコダー。wiki書いたお。
ネガレッターの活躍は語り部風か。かなり手強かったんだなぁ〜。
そして、兄の方も此処で一先ずか。こちらも続きが気になる・・!!

次の章、トワイス・ケブレも出て来るのかー!
クリスタルカイザー、ケブレ家の顔にソックリだから、何か関係ありそうだなぁー!!

次の話少し時間がかかるとの事、了解です!気長に待ってますー!!
* Re: 南極女子高生第4話 ( No.7 )
日時: 2014/01/16(木) 23:53:41 メンテ
名前: 春休戦

BXマニュアル!その内容で1980円なら実用的だな!私もBX団だったら買うぞきっと。(www

そして口調に違和感あったんで勘ぐってたが、ソコソコダーの従兄妹やったんか新兵ねーちゃん!
ソコソコダー武勇伝の混じりっぷりな凄さにもワロタけど、『カーフィルみたいな』の形容詞も酷いなぁ。(w
・・・しかし冷静に考えると、パイロット皆殺しの唄をやらかした彼だから、その悪名も仕方ないか。(^ー^;

N・J・ロディムの正体も気になるな・・・飛鮫騎士団の穀潰し貴族兄妹と何か関係はあるのか?
どーみてもペーター・バガーノの生き写しなんだが。さてさて、どう来るやら?(^^;

ともあれ、まずは一区切りお疲れ様ですー。
* Re: 南極女子高生第4話 ( No.8 )
日時: 2014/02/04(火) 20:38:08 メンテ
名前: フィール

>ソコソコダー武勇伝
はい、プロトスリー物語のシュタインドルフ大将他あれやこれの9割は彼に押し付けられてます。
表向きはゴーリキーの初期パイロットで暴れまわっていたのは全部彼という事になっているので。
なのでアターシャも英国から間違った期待をけっこうされており、
キチガイパワー発揮を見守られています。

>新主人公二人
第五話からは第二章、アムステラ陣営視点でこの物語の流れを書いていく予定です。
ムッターとエリカもいずれ出ますのでお待ちください。
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