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* ぷちこあ劇場・フェミリアのルーツ『前編』

日時: 2011/04/02(土) 15:07:38 メンテ
名前: フィール

今回の物語は前後編の短編。
なお、今回はらいあさんのGandha-ratheBeginningより
設定とキャラをお借りしております。
後編より登場しますので。心の準備をお願いします。
許可してくれたらいあさん、本当にありがとうございます。

では、どうぞ!!
 
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* Re: ぷちこあ劇場・フェミリアのルーツ『前編』 ( No.1 )
日時: 2011/04/02(土) 15:10:33 メンテ
名前: フィール

「バカな!ありえん、俺が女なぞに…」

作戦は完璧だったはずだった。
ブラッククロスとの共闘により地球側の空戦機を食い止め、
その間に対空戦能力に弱みを持つバチカンを自分が落とす。

この星の最大数宗教のシンボルを占領する、その功績があれば
自分がシャイラより上だと誰もが認めるだろう。そう思ったからこそ引き際を誤ったのだ。

ラクシュミーΩ、聞いた事の無いその機体により水際で部下達は足どめされ、
突破したのは自分のみ…いや、突破させられたというのが正しいだろう。

水上に立つラクシュミーΩの防衛ラインの弱い部分を突き飛び込んだ先、
そこに本命は待っていた。岩石のごとき、否、まさに全身岩で出来ていると言うべき巨人。



「フェミリアさんの言った通り。ここに立ってれば勝手に向こうから来てくれた」
「がっ、ガンダーラぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーー!?」



決して正面に立ってはいけない存在が目の前にいた。
必死で残弾とジャミング兵器を発射し、それと同時に離脱を試みるが間に合うはずも無い。



「悪い子にはお仕置きダヨ!」
『ガンッダーーーーーラーーーーーーーーー!!!!!!!』



ガンダーラの口から発生された音撃が敵機を発射されたミサイルごと分解する。

「こんな事があってたまるか!俺が女に負けて死ぬなど!うぉぉぉぉ!シャイラー!!!!」

最期まで己の敗北を認めぬまま、間違いも認めぬまま、彼はその生涯を終えた。



アムステラ空軍少佐メッキー、愛機黄鉄(おうてつ)と運命を共にする。享年27歳。
* Re: ぷちこあ劇場・フェミリアのルーツ『前編』 ( No.2 )
日時: 2011/04/02(土) 15:11:42 メンテ
名前: フィール

フェミリアとサティが戦う海岸とは反対側、こちらでは雷切とウインドスラッシャー相手に
ブラッククロスが防戦を続けていた。

「風と雷の英雄よ、今はお前達の方が強い。だが、この作戦の勝者は俺達だ!
さあっ、絶望しろよおっ!」

雷切とウインドスラッシャーの間に部隊を押しこみ彼らの連携を封じ、
少しずつ削られながらも突破を許さない。この場所での勝利を捨てただひたすらに
防御に徹していた。
『複数の中型スラスターにより人型の上半身のみを飛行させている』不気味な外見の隊長機、
まともに戦えばどの程度できるかは不明のその機体が空戦羅甲の群れを突破しようとするのを押しとどめる。

このままならばいずれは勝てるのだが、そのいずれが遠すぎる。ヘンリー達に苛立ちが募っていく。

だが、その時状況が変わった。音ゆえに肉眼では見えぬ、だが広い戦場に響き渡るブッダボイス。
それと同時に消滅する黄鉄の反応。

「メッキーの奴はしくじった様だな、これでアムステラはますますガンダーラを脅威に感じるだろーな。
…ってメッキーやられたって事は神父君達はこっち来るって事じゃねえか。
ただでさえウインドスラッシャーと雷切相手にギリギリだし、そうなったら生きる目は無いか…。
よっし、逃げ場無くなる前にずらかるわよ、みんな!」

アムステラの指揮官の戦死を聞いたブラッククロスのリーダー格の男は
やってられっかとばかりに全軍に退却を命じる。

「やけにあっさりと逃げましたね」
「ブラッククロスとアムステラの関係はそういうモンなんだろう。
信念による共闘ではなく、利用価値が無くなったら見捨てるか…やれやれだぜ」

ブラッククロスへの追撃のチャンスではあるが今はバチカン内の敵戦力の掃討が優先される。
ヘンリーと狩村は逃げるブラッククロス兵を無視し、
海岸で戦闘を続けるアムステラ空軍の残兵とフェミリアのいる地点へと急いだ。

「英国と日本のエース、それに指揮官を落としたサティちゃんも海岸に来ているわね。
あ、この戦況ならアンドレも漁夫の利を狙いにこっち来るかも。これなら何とかなりそう…」

この戦いはフェミリアにとって初めての他国との共同戦だった。
その為、味方が駆け付けた事により生じた一瞬の気の緩み。
アムステラ兵はそこにつけこんだわけではない。
だが、フェミリアの気が緩んだその僅かの間に『偶然にも』
指揮官と共闘相手を失った敵兵の半ばヤケクソの全弾発射が行われたのだ。

今まさに到着したヘンリーと狩村の目の前で、
ラクシュミーΩの立っていた場所に爆雷が落とされた。
数秒の煙の後、ラクシュミーΩの熱反応が消え水上には何も残ってはいなかった。




そして、物語は千年前へと遡る―
* Re: ぷちこあ劇場・フェミリアのルーツ『前編』 ( No.3 )
日時: 2011/04/02(土) 15:52:56 メンテ
名前: フィール

短いけれど前編はここまでです。
らいあさんからお借りした設定は後編より。

で、最後に捨てキャラ紹介。

・メッキー
アムステラ空軍少佐、髪の右半分を金髪に染めた黒髪の男。名前の由来は金メッキ。
自分より優秀な女性を敵視し、特に自分の後輩でありながらスコアと人望で上回るシャイラには憎しみすら持っている。
(というよりも、シャイラの「女だからなんだっていうのだ、貴様よりは強いぞ」
の言葉からアムステラにこういう奴いたんだろうなとキャラ完成)

アムステラの掟である正々堂々とした戦い方を好む武人を演じていはいるが、
戦闘中に人質がいる状況へと誘導したり、侵略先の親アムステラ組織を上手く利用したりもしている。

派閥としてはヒルデ側(少女のヒルデならユリウスの下に付くよりも上手く立ちまわれるという甘い考え)。

セリフ
「アムステラの誇りを守りつつ、使える手は全部使う!
ただ薄汚いだけのアクートとは俺は違うのだよ」
「ブラッククロスか、便利な奴らさ。俺の代わりに手を汚してくれる。
ヒルデ様に咎められたらあいつらが勝手にやったって言えばいいんだからな」
「貴様…女か?そうか…うぉぉぉぉーーーーー!女が戦場でてくんじゃねぇー!!」
「俺は再びシャイラの上に立つ!あいつは俺の下だ!そうじゃないといけねえんだよぉー!」

・黄鉄(おうてつ)
皇族専用機体の設計を流用しようというコンセプトの元生まれた機体。
なのだが、その余りの無礼な設計目的を隠す為にフレームを強引に飛行形態にして別物に見せたり、
精神感応パーツを完全除去する事によって本来予想されていたパワーの半分以下の機体となってしまった。
それでも一般兵用よりは相当上の空戦カスタムと思えば十分に使える機体。
開発者は「もう二度とあんな危ない橋を渡りたくない」と逃げ出した為にメッキー用の一体のみが存在する。
カラーはメッキーの髪型に合わせて金と黒のツートンになっている。

兵装
黄剣 (胴体内蔵式ビームソード) ×1
滅黄殺 (背部ホーミングミサイル) 1基
(最大目標8同時ロック可能の準殲滅兵器)
* Re: ぷちこあ劇場・フェミリアのルーツ『前編』 ( No.4 )
日時: 2011/04/04(月) 17:08:13 メンテ
名前: カジワラ

メッキーさぁぁぁぁぁあああああああああん!!!!見事なまでの噛ませっぷりに敬礼をせざるを得まいッ!!
シャイラに対抗意識を燃やしたり、戦功焦ったり、専用機体持ってたり…。色々な意味でパーフェクトでした(ぉ
にしても何気にプロトスリー以来久々に読む“各国共同戦線”に胸熱ッ!風雷とか速度があるから援護に行き易いから重宝するだろうモノなぁ。
後半の「Gandha-ratheBeginning」設定楽しみしてます〜♪
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