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* Rコロシアム“ファイナル”〜劉的怪物闘士〜 後編

日時: 2011/03/31(木) 10:52:56 メンテ
名前: 理海王

うひょー…夜勤まんどくせぇ。
てな訳で“R”コロシアムも終了ッ!(ぇ
長めのテキストですがどうぞ!!

Rコロシアム 6つの宣言

1.文章力は最低レベルです。
2.文章の書き方はカジワラさんのパクリです。
3.作品そのものは駿河城御前試合のパクリです。
4.亀ペースで進みます。
5.シナリオ作り進めろ!という要望は一切受け付けません。
6.落書き漫画描け!という要望は一切受け付けません。僕は冨○先生!
 
Page: [1]
* Rコロシアム“ファイナル”〜劉的怪物闘士〜 後編 ( No.1 )
日時: 2011/03/31(木) 10:53:59 メンテ
名前: 理海王

Rコロシアム Rコロシアム“ファイナル”〜劉的怪物闘士〜 後編

「…………。」

紅髪の男ゼダは腕を組んでいた。
花岡を“バトルシューティング研究チーム”に送り出した後、静かに試(死)合の経緯を見ていた。
表情には出さないが“熱い気”を滾らせている。言葉に出さないとはいえ興奮しているのだ。

「見えたか…?」

傭兵デーニッツが後ろから静かに声をかける。
ゼダは小さく一瞬ビクリと反応しながらも、直ぐに平時の状態に戻りこう答えた。

「あの蹴りで吹っ飛ばされる瞬間に“足刀を横一文字に入れた”。」

デーニッツはニヤリとした…あの蹴りは刃物のような鋭さを持つものであると。
表情には出さないが、それを見抜くゼダ(この男)は相当な手練れであると。
それを解ってさらに質問する。

「どう思う?」

「何がだ…」

ゼダは鬱陶しそうに返した。
それに対しデーニッツは冷や汗を掻きながら続けた。

「先程から“動きが違う”…身体能力が異常に上がったかのように…」





「へっ…面白くなってきやがった。」

ネメアはそう言いながら手をポキポキと鳴らした。

「こっからがプロレスだぜ。」

大きく広く両腕を突き上げて構えた“プロレス構え”を取りながらの…

「Show Time(かかってこいやァ)ッ!!」

挑発だッ!!

科学者“R”は吐き捨てた。

「愚かな……」

“ノンクレジット(RC−15)”は無造作にゆるりと間合いを詰め…
アンモナイト修斗の右拳が『シュッ』と消えた。そう…繰り出したる危険技は…



                 貫手による『地獄突き』であるッ!!

                     ジ゛ャ゛ク゛ッ!!

               鍛えることの出来ない喉仏へ急所攻撃だッ!!

               また付け加えるとそれは機体へ“間接部”ッ!

               僅かに短絡(ショート)するネメア修斗の喉元!

             その『地獄突き』は刃物に匹敵する威力であったのだ!

                どうなる平省三(ネメア・タイラー)ッ!?

                「“ブッチャー”みてぇじゃねェか…」

                 効 い て い な か っ た 。

           パシリとネメア修斗はアンモナイト修斗を両腕で胴体を捕えた。

                    「ウ゛オ゛ラ゛ッ!!」

                  万力の如く力を込め締め上げたッ!

                   グ”ギ”ッ”グ”ギ”ギ”

                 ベ ア ハ ッ グ で あ る !!

                      「…?」

               一瞬“異変”に気付いたネメアであるが…

                   ギ”ッ”ギ”グ”ギ”ギ”

                    構わず絞め続けた。

                “ノンクレジット(RC−15)”は…

                   “絶体絶命”ッ!!!

                     ド゛カ゛ッ゛!

                       否…

                 強烈な肘を頭頂部に落とした。

             『それ』により…ネメアの万力の如き両腕は外れた。



「痛ェな…おい。“威力”がさっきと大違いだぜ。」

ネメアは頭を摩りながら言い…
次に南辰館空手の構え(アップライト)に構えこう言い放った。

「まっ『褒めてやる』よ。
 俺のベアハッグ外したのはあんたが初めてだからな。
 だからよォ思いっきり使わせてもらうぜ…」

                     「“空手”!」

ネメア修斗は言うや否や『ド゛ン゛ッ゛!!』とアンモナイト修斗のローを蹴りつける!
それは重い(ヘビーな)…重い(ヘビーな)蹴りである。
その一撃によりくの字に折り曲る“ノンクレジット(RC−15)”。

その時、来賓席で暗黒街の『首領(ドン)』
“ハッピー・アバチーノ”は口をあんぐりと開けながら述べた。

「体制崩れましたで…」

また同じく観客席で、地下プロレスのオールドファンである
“ミヒール・ジマーマン”は両拳を握り締めながら評論した。

「セオドアのローが“子供(チャイルド)”ならば…
 ネメアのローは“大人(アダルト)”というワケか。」

「オ゛オ゛ス゛ッ゛!!」

もう一度ネメアはローを蹴りつけた。
その重い(ヘビーな)一撃で完全にアンモナイト修斗の体制が崩れたのである。

「チ゛ェ゛ス゛ト゛ーッ゛!!」

そこへ顔面への重い(ヘビーな)正拳突きである。
ネメアは、このコンビネーションで試合や喧嘩問わず幾つもの勝利を重ねてきた。
空手家時代…即ち南辰館空手家時代の平省三の勝利の方程式である。

                 直撃…?KO…?『否ッ!!』

                  “手首を獲っていたッ!”

                    「捕獲完了……」

             “ノンクレジット(RC−15)”はボソリと言うと…

                      フッ…!

             “合気道で言うところの『小手返し』をかけたッ!!”

                      ゴガッ…

                     「!゛?゛」

                  “地面に強く叩きつけ…”

                    ゴガ…ッ!!

               “冷酷にも顔面を踏みつけたのである!”
* Rコロシアム“ファイナル”〜劉的怪物闘士〜 後編 ( No.2 )
日時: 2011/03/31(木) 10:58:11 メンテ
名前: 理海王








― 12年前…ドイツ・シェーネフェルト国際空港

平省三…否、ネメア・タイラーは解雇された後、アメリカのインディーズ団体を中心に活動していた。
だが、その妥協を許さぬガチ(セメント)プロレスにより負傷者を何人も出してしまい
各団体のレスラーやプロモーターから嫌われ、完全に『干される』形となってしまい転々としていた。
だが“ある人物”の誘いにより、平(ネメア)はプロレス不毛の土地である“ドイツ”へと渡ることとなった。
そして、空港にて一人の男と出会うこととなった。

「お待ちしていた。ショーゾー・タイラ。」

男の名は“ヤン・クローバー”(本名 ヤン・シュミット)28歳。
若くして新興プロレス団体『ハイブリッド・レスリング(別名HW)』の代表であり、ランカシャーレスリングの名手でもある。
ヤンは平(ネメア)の噂を聞きつけ呼び寄せたのであった。

「俺を呼ぶなんてどうかしてるぜ。
 俺はプロレスが出来ない(台本通りに動けない)プロレスラーなんだぜ?」

平(ネメア)は自虐気味に自身をそう評した。
だが、ヤンは笑ってこう告げた。

「プロレスが出来ない(台本通りに動けない)…それで結構。
 私がやりたいのは『シュートプロレスリング』ッ!」

「真剣(シュート)だァ…?」

「そう“真剣(シュート)”だ。だが、最初の内は『肉弾戦』で。
 何時かは『ロボット同士の格闘技戦』にしてみようと思っている。」

「ロボット同士…?!」

「そうロボット同士。」

「“ロボットプロレス”ってか…?」

「斬新だろ?」

平(ネメア)は驚いていた。シュートレスリングならまだしも『ロボット同士の格闘技戦』だからである。
この時代は2足歩行の機体が完成していない時であり、ヤンの言葉に疑問が残った。
車でさえロクに動かしていない自分に「そのような芸当が出来るのであろうか…?」と。「そんな夢みたいな話は実現出来るのか?」と。
そんな平(ネメア)の心中を察してか、ヤンはこう答えた。

「ダイレクト・トレース・システム…つまりは『DTS』を知っているかね?
 これをある研究チームが開発中でね。
 『搭乗者の動きをトレースし、そのまま機体に伝えることで生身の動きを再現出来る』らしくてね。
 複雑な操縦方法を訓練せずに、機体を動かすことが出来る。私はこれに注目しているんだ。」

「…?」

「つまりは『2足歩行の機体』さえ完成すれば『ロボット同士の格闘技戦が可能』ということだよ。」

「おいおい…」

「ヤンの言っていることは夢物語だ。」平(ネメア)はそう決めつけた。
DTSという機能がまだ完成至っておらず、2足歩行の機体さえ誕生していない。
それに資金は…?そのような条件が山積みになっているのに『ロボット同士の格闘技戦』など出来るのか?と。

「あんた言っていることはお伽話だぜ。バカじゃなきゃそんな事は言えねェ。」

ネメアはつい口に出してしまった。

「ああ“お伽話”さ“バカ”さ。
 でも、私はプロレスに“夢”を取り戻させたいんだ。」

「“夢”…?」

「そう“夢”。今はプロレスは他の格闘技に押され“夢”が失われつつある。
 私は取り戻したいのだよ。プロレスの素晴らしさを…
 かの東洋の偉大なる巨人(ジャイアント)ゴリアテ威場の発言した…」



              『“プロレスは格闘技を超えたものがある!”』



「それを実現させる為に!『ロボット同士の格闘技戦』という形でねッ!!」

「何もロボット使わなくても…」

平(ネメア)はすかさず返すも…ヤンは熱を帯びた声でこう述べた。

「『ロボット同士の格闘技戦』…“夢”があるとは思わないかい?
 巨大なマシン同士が火花を散らし“受けの美学”でガッチリと組み合い突き蹴りあう!
 既在のプロレス団体を超えた“ダイナミックプロレス”になるよッッ!これはッッッ!!!」

ヤンの熱の籠った弁論は矢継ぎ早に続く。

「これは、ロマン溢れる“異種格闘技戦”をも再現することが可能ッ!
 考えても見給え『異種格闘技戦の本場はプロレス』だろ?」

「力道山VS木村政彦!」

「アントニオ猪木VSモハメド・アリ!」

「これら伝説の一戦は全て“プロレスのリング”だった!」

「そうッ!!『プロレスは全ての格闘技を包み込む“許容”と“暖かさ”』があるッ!!
 全てを包み込むことで“格闘技”を“プロレス”というものに変貌させるのさッ!それを『機械格闘』で表現してさッ!!」

ヤンは両腕の拳を固く握り締めながらこう言った。

               「私は…人々に“夢”を与えたいッ!!」

平(ネメア)は興奮していた。この男の言っていることは“夢物語”だが
久々にワクワクするような気分だった。童心に返るような気持だった。
平(ネメア)は、興奮により体を震わせながらこう言った。

                 「その“夢”叶えられるかい?」

ヤンは、この言葉にこう答えた。

                 「もちろんさ“当てはある”。」





― ドイツ・フランクフルト

HW(ハイブリッド・レスリング)の第一回興業は、ここドイツ・フランクフルトの小さなサッカー場で開催された。
参加選手はヤン率いるシュートレスラー達と、特別に招集した選手が4名。

アメリカからは空手家『ミック・ルーファウス』と総合格闘家『ダン・ブライ』。
豪州からはキックボクサー『スタン・ド・マン』。
日本からは総合空手覇道塾の『町原山樹』が参加した。

平(ネメア)はこれらの選手を見て、ヤンに感心しながらこう言った。

「よくこれだけの選手を集めたもんだな。どいつも“一級品”だぜ。」

「言っただろ?『プロレスは全ての格闘技を包み込む』ってね。
 “友人”の紹介で異種格闘の選手を集めることが出来た。レスラー同士の試合だけじゃあ面白くないからね。」

「なかなかの“プロモーター(やり手)”だ。だが…一つ不満があるならば“お客”がねェ。」

平(ネメア)は、そう言って辺りをきょろきょろと見回した。
観客が思ったよりも少なく、加えてアルコール臭漂う質の悪そうな客が多かったからである。
ヤンはそんな状況でも問題なくこう答えた。

「最初はこんなものさ。ドイツはプロレス不毛の土地だからね。
 プロレスファンも何人か観戦しに来ているが
 このハイブリッド・レスリングをただの総合格闘技と勘違いした人が多いのだろう。」

ヤンの言葉に平(ネメア)は、半ば呆れながら言った。

「そんなトコロで団体旗揚げしちまってよかったのかい?」

「“故郷で錦を飾る”ってのが筋ってモンだろ?
 まずはドイツ(故郷)でハイブリッド・レスリングを…プロレスの素晴らしさを広めたいのさ。」





それは幻想(ファンタジー)であった。
レスラー達が織りなす“受けの美学”と“レスリングテクニック”の数々…
異種格闘技戦においては“真っ直ぐなプロレス”を通して、プロレスの強さを四角いジャングルで表現していった。
無論『作りなし』である。

「すっげ…あのルーファウスを『コブラツイストでギブアップ』させちまいやがったよ。」

「ルーファウスってプロ空手のチャンプだろ?攻撃を避けずに受け切ってそれを…」

「コブラツイストって見せかけの技じゃなかったのかよ!?」

「ねぇ…レスリングじゃないの?総合(MMA)じゃないの?」

「レスリングでも総合(MMA)でもない!あれは『プロレス』ってやつだ!!」

「うおおおッ!あのネメアってレスラーすげぇ…ッ
 ラリアットでスタン・ド・マンをKOしちまったぜ…?!」

「“プロレス最強ゥッ!”」
* Rコロシアム“ファイナル”〜劉的怪物闘士〜 後編 ( No.3 )
日時: 2011/03/31(木) 10:56:42 メンテ
名前: 理海王

………………

― 12年後…アメリカ・ニューヨーク

平(ネメア)は夢から覚めた。
夢(ハイブリッド・レスリング)は、僅か数ヶ月で終焉(終わった)のだ。
草の根で広まっていき、一時は国内で一大ムーヴメントが巻き起こり
スポンサーも多く付き始め、各ヨーロッパ諸国でもTV放送が始まった。
この時、代表であるヤンもどこからか入手したか分からない機体の設計図も見せてくれた。
それは無骨ながらも確かに人型の形をしていたのだ。ヤンはこう語った。

「今度、実験としてエキシビジョンマッチで試作機2体を出したいと思っているんだ。
 操縦者には幾人か候補に挙がっている。もちろん君もね。」



                       “夢”は近づきつつあった。

                  しかし…『ある事件』で終焉を迎えることとなる。



ドイツで起きた異星人襲撃事件である。無慈悲にも、興行中に巻き込まれたのだ。
その中で所属する選手のほとんどをなくし、代表であるヤンも行方不明となってしまった。

現在、平省三(ネメア・タイラー)は、ニューヨークにある小さなプロレス団体に所属していた。

「俺がやりてぇのは“ショー”じゃねぇ…“プロレス”なんだよ。」

独りボロアパートの一室でぶつくさと呟き、脳裏には様々な想いが駆け巡っていた。

(HW(ハイブリッド・レスリング)が順調に行っていけば…)
(ヤンの言っていた“夢”は『ORGOGLIO』に別の形で再現させられてしまった…)
(ダンの野郎め…ヤンの構想をパクリやがってよ。)
(年齢的にも下り坂だぜ…これからどうすればいいんだ?)
(思う存分“真剣(シュート)”がしてぇ…)
(ヤン…お前が言っていた“当て”ってのは…)

そんな時である。

「失礼する。」

「誰だ!?」

その男はまるで“死神”であった。何時の間にやら部屋に侵入していたのだ。

「私の名は“R”…ヤン・シュミット氏とは旧知の中でね。
 彼は私に“DTSを搭載した人型マシンの開発”を依頼してくれていた。」

「ヤンと…!?」

死神(男)は“R”と名乗った。話から察するにヤンとは知り合いであり
尚且つ、科学者であるようだった。それもかなりの科学力を持つ……

「何の用だい?」

ネメアは即座に疑問をぶつけた。それに対し“R”は静かに答えた。

「君にある試合に出場してもらいたい。」

「試合…総合(MMA)かい?
 それなら『お断り』だ。俺はプロレスラーだぜ。」

「クックックッ…総合(MMA)と言えば総合(MMA)。
 だが、君が出場するのは“デスマッチ”だ。」

「“デスマッチ”…だと?」

「そう“デスマッチ”だ。『地下プロレス』のようなね。」

「ッ!!」

『地下プロレス』…
平(ネメア)はアメリカでの武者修行時代、話だけは聞いたことがあった。
闇社会(アンダーグラウンド)で行われる非合法の試合…
対戦者の“再起不能”…又は“死”によって決着がつくその試合は凄惨なものであるという。

「是非とも、Mr・タイラ(ネメア)にはデスマッチという舞台で
 “プロレス”をしてもらいたい。“ショー”ではなく“プロレス”をね。」

『“ショー”ではなく“プロレス”』…この言葉にネメアは昔の様な興奮を覚えた。

「ふっふっふっ…」

ネメアは哂った。やっと自分のしたい“真のプロレス”が出来ると。
かつて、HW(ハイブリッド・レスリング)に所属していた時のような充実感を得られるのだと。

「…いいぜ!その話に乗ったッ!!」

ネメアは“R”にOKのサインを出したのだ。
その言葉を聞いて“R”は敬意のポーズ(お辞儀)をしながらこう言った。

「流石はプロだ!流石はシューターだ!そんな君に“プレゼント”しよう…ッ!!」



           「全盛期の…いや『それ以上の力を発揮出来る』ようにッ!!」










― M州D市 某球場

                      パ゛シ゛ッ゛!!

                 踏みつけられたと同時にその足を捕り…

                      ド゛ン゛…ッ゛ッ゛

                絡め取り倒したのだ(テイクダウンさせた)!

「バカな…あの踏み付け(ストンピング)を…」

ゼダは呆気にとられながら呟いた。
踏み付け(ストンピング)は地味ながらも強烈な技だ。
それを受けながらも、足を捕りテイクダウンさせたのだ。
恐るべしネメア…恐るべしタフネス…恐るべしパワー…恐るべしプロレス。

                「咆゛咆゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛ッ゛!!!」

                   ライオンの様な雄叫びを出し…

                仕掛けた技は足関節(ヒールホールド)であったッ!!

                      「ネメアッ!」

                    一人の観客が声援を送る。

                     「「ネメアッ!!」」

                   もう一人の観客が声援を送る。

                    「「「ネメアッ!!!」」」

                  更にもう一人の観客が声援を送り…

                  「「「「ネメアッ!!!!」」」」

           いつしか球場(スタジアム)全体が“ネメアコール”に包まれたのだ。
* Rコロシアム“ファイナル”〜劉的怪物闘士〜 後編 ( No.4 )
日時: 2011/03/31(木) 11:05:10 メンテ
名前: 理海王

                さぁこれで、膝関節破壊ッ!?靱帯断裂ッ!?

                      答えは“NO”!

               「…ッ???!!!」(ネメアは異変に気が付いた。)

               (こいつの修斗…異様に“関節部が柔らかい”ぞッ?!)

                 (関節(サブミッション)が効かねェッ!!)

          (待てよ…今思い返せば…こいつのボディは“ゴムのように柔らかかった”!)

                    疑問が次々と出た時である。

                        トン…ッ

         “ノンクレジット(RC−15)”は、ネメア修斗の足の間接部に手を置き…

                     ゾ゛ブ゛ … ッ゛!!

                   握り込み“抉り取った”のだッ!!

                 機体の足からコードや部品が飛び出した…

「おわッ???!!」

ペインセンサーから伝わる激痛に、ネメアは思わず技を解いてしまった。
観客達は皆冷や汗を掻き口々にする。

「えげつねぇ…」

「単純だが効果的だ。」

「なんちゅう握力…」

その時である。

ピ゛…ッ゛!!

アンモナイト修斗はすかさず手刀により、ネメア修斗の目に当たる位置を横に薙いだ。
即ちメインカメラ部を破壊してのけたのだ。

「ぐぅッ!!」

ネメアは反射的にその手刀を出した腕を捕るが…

ド゛オ゛ン゛ッ゛!!!

空いた手で繰り出した“強烈な喉輪”で押しのけられ…
そのままカチ上げられ頭部を再び床に叩きつけられたのであった。
“喉輪落とし”である。大の字でネメア修斗は倒れ込んだ。
そして“ノンクレジット(RC−15)”は、静かに立ち上がり後ろを向いた。
『勝利を確信したから』である。



                       「待てよ…おい。」

                         「!?」



信じられないことが起きた。ダウンしたかと思ったネメアは立ち上がったのだ。
この光景に…観客も科学者“R”も皆沈黙した。

                 「出来レースしやがってよ。不公平じゃねェかよ。」

                「“ギミック”がてんこ盛りじゃねェかよ。なァおい?」

観客達はネメアの言っていることは分からなかった…だが只々呆然とするしかなかった。
そう…科学者“R”と“ノンクレジット(RC−15)”を除いては…



               ネメアは“マイクパフォーマンス”かのように言い始める。

                    「足が思うように動かねェ…」

                「メインカメラ(両目)が破壊されよく見えねェ…」

                        「だがな…」

                 「手負いこそ危険…!手負いこそが最強…!」

                     「目覚めちまったぜ…!」

                 「俺の“獣性(レスラー魂)”がよォッ!!」

                      「喰らいやがれッ!」

              「渾身の“ネメアファング(ラリアットのこと)”を……ッ」

                     ゴ゛ガ゛ン゛ッ!!!!!!

               ネメアは、崩拳(中段突き)により腹部を貫かれていた。

                     一瞬の出来事であった。

                         パシ…

               その時、弱々しくアンモナイト修斗の頭部を掴み…

                         コッ…

                     軽く頭突きを見舞いながら…

                         ドン…

                      斃れたのであった……



          『妥協を許さぬガチンコ(セメント)レスラー』ネメア・タイラー…『死亡』ッ!



“ノンクレジット(RC−15)”は静かに腕を突き上げ勝利を宣言するも…
拍手するものは一人としていなかった…しかし“そうではない者”がいた。



                 「時間は掛かったものの…よくぞ斃した。」



                  そう…科学者“R”を一人を除いて…



Rコロシアム 特別試合(バトルロイヤル・デスマッチ)

全試合終了…!

死亡:大廣 憲幸(“無頼”空手)

死亡:ネメア・タイラー(プロレスリング)

再起不能:セオドア・"フィッシャーキャッツ"・ヒル(MMA)

死亡:ホルヘ・ラーモス(ラーモス柔術)

勝者:“ノンクレジット”(バトルシューティング)

― 続く
* Rコロシアム“ファイナル”〜劉的怪物闘士〜 後編 ( No.5 )
日時: 2011/03/31(木) 11:04:25 メンテ
名前: 理海王

以上『全試合』終了ですッ!!
後はちょろっとエピローグを書いて終了の予定。
かなり短い文になるかもしれないけど、もし余ったらQ&Aのコーナーにしたいかも?(またパクリかい)
それかもし何かあれば答えようかと。(ぇぇー

※BDさんへ
まとめ上げときますのでうpの方をよろしくお願い致します。
* Re: Rコロシアム“ファイナル”〜劉的怪物闘士〜 後編 ( No.6 )
日時: 2011/04/01(金) 15:22:26 メンテ
名前: カジワラ

うわぁぁぁあああああああ、ネメア・タイラァァァァアアアアアアアアアアアア!!!??
絶対死ぬとは思っていたけど、挫折に満ちた人生の全てを懸けたかのような攻撃の連続だっただけにショックだぜぇー!?
しかし12年前の出来事が、こう絡んでくるとは正に予想外。地球に取って・・・ってより、
カラクリオー史上に置いて大きな意味を持つ事件だったけれど、ネメアにとっても大きな事件だったとは、聞いて驚き見て吃驚。
そして現在こうしてRコロシアムに出て、こんな最期を遂げるとはなぁ・・・。

う〜ん。深いぜ・・・。
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