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* ギガント破壊指令”激闘!サイボーグ編” 最終話−2

日時: 2010/06/20 20:31 メンテ
名前: カジワラ

最終話−2です。
レッド・スーツ・ボギー

それではどうぞ。
 
Page: [1]
* Re: ギガント破壊指令”激闘!サイボーグ編” 最終話−2 ( No.1 )
日時: 2010/06/20 20:40 メンテ
名前: カジワラ

・・・・







「それは買い被りと言うモノでございますよ。」
「QX団員で在らせられた『 コルレオーネ殿 』は、”機”を逸脱しなかったと言うお話ではありませんか?」

「私が行った事は、あくまで”発端”。”キッカケ”以外、何物でもございません。」

「事の”起因”を重大なモノにしてしまったは、コルレオーネ殿の”才覚”であり。」
「そして貴殿等『QX団』の”失策”と言えるモノでは無いでしょうか・・・?」

「そして評価をすべきは”闘売女(ズレアバーシャ)”殿。」
「彼女には『感謝の念』にて賛美を致しましょう。」

「今回の件に置いても、”兵器人間(デスロイド)”殿の動きに呼応をし、良くと働いて頂きました。」


「もうじき・・・。

”彼女の願い”は叶えられる事でしょう。」






・『 “迷宮の道化師”ゲン・ドルベル  』






この件。この案。
全ての成り行きは『惑星オオウ』から始まりました。

それは『数年前』。


『”宇宙・人喰い熊”レッドヘルム』の討伐と言う名の・・・。


『 虚 影 棺 ( ブ ロ ッ ケ ン ) 』、出 力 調 整 の 一 環 。






・『 ”宇宙・人喰い熊”レッドヘルム  』












・『 “八行衆専用操兵”虚影棺(ブロッケン)  』






八行衆に与えられる共通の機体。
『虚影棺(ブロッケン)』の調整となれば、生半な事では用を為しません。

故に増え過ぎた宇宙怪獣。
惑星オオウに蔓延(はびこ)る『レッドヘルム』の討伐は、格好のテストとなりました。

事は迅速にして順調。
調整は程なしくして終え。

再テストも視野に入れ、主生息地である『フタゴマウンテン』には手を加えず。
オオウを去ろうとしていたその時でございます。

八行衆が司令官・・。
”断罪”ベセルク・D・ドヴォルス司令は、ある『 痕跡 』を見つけ出したのです。


そう。それは、かつて”惑星オオウ”を裏切り、”アムステラ神聖帝国”をも裏切った『 オオウ随一の”科学者” 』の 痕 跡 にてございます。

後になって解った事ではございますが、その科学者、事・・・。
”ドクトル・ベイベー”殿が『 あのような姿 』へと、変貌を遂げる為には『 相応の設備 』が必要だったのでしょう。

またその設備は、歴史が示す『姫君の逃避行』。『 サニー・グレーデンの逃亡 』の為にも、必要不可欠のモノであったのでしょう。






・『 “麗しき叡智”レディ・ミィラ(その正体は”サニー・グレーデン”)  』






その設備は長年の時を経ようとも風化する事無く、地下に隠遁をされておりました。

歴史の謎。姫君の逃亡先にも興味はありましたが・・・。
やはり、許されざるは『 その科学者 』ございます。

あれから数百年の年月を得たと言えど、寿命の長い種族が故に。
またこの時点で、痕跡から推測をされる『 ”元の体”を捨て去った 可 能 性 』も否定できませんでした。

と、するならば、今も尚、生きているのではないのだろうか?



そうして調べ上げていった結果・・・。

彼、ドクトル・ベイベー殿は、アムステラ貴族”クラケット家”を頼った事が明らかとなったのです。


しかし・・・。

名声、芳しくは無いと言えど、長年続いた、その”高名の血脈”。

仮にもクラケット家は、1貴族でございます。


彼等が違法行為をしており・・・。

その決定的な証拠があるのならまだしも。


我等の様な”暗部の介入”に対し、そうそうと首を縦に振るモノではありません。


また、ドクトル・ベイベー殿に致しましても、この時、在するは『外宇宙の1惑星”地球”』でございます。

痕跡の在り用も無く、これにて追跡は頓挫をするモノだとばかり思っていました。


しかし、其処に『 助け舟 』。


提案はクラケット家の方から行われました。



  ー ”断罪”の名を持つ貴公の介入はご免こうむりたいが、そこの男には興味がある。


     自らの知略を品として商売をしてきたと言う『 フリーの傭兵 』。


     しばらく名を聞かないと思っていたら、”八行衆”に在籍していたとはな。



  ー  興味があるのは、もちろんその”知略”だよ。


     このクラケット家に置いて”優秀な男”が居るのだが、何分一族の汚名は根深くてな。


     如何に腕を上げようとも、大きく取り沙汰される事無く、本人は大いに腐っている。


     この才が埋もれてしまうのは、アムステラに置いて大きな損害。


     どうだろうか? 此処は一つ・・・。



    ”ゲ ン ”を ”ク ラ ケ ッ ト 家 ” に 、 貸 し て は 貰 え な い だ ろ う か ?





・・・とね。

その”優秀な男”の事は知っておりました。

通称”ピピアン・ボーイ”。その名、『ピピアン・クラケット』。






・『 ”ピピアン・ボーイ”ピピアン・クラケット  』






確かに”非凡な男”ではありますが、
慢心をする性格と、過信をするその性質は、”非凡な才能”を食い潰し余りあるモノと『評価』しておりました。

しかしながら、せっかくの助け舟。

むざむざと捨て置く事もございません。


特定の者に肩入れすると言う事は、問題の一つなり二つなりともあるモノも、我等が追跡をする男。
”大罪人”たるドクトル・ベイベー殿は『 アムステラ神聖帝国を裏切った 』事柄で、多くの軍人を”宇宙の藻屑”と変えた男でございます。

そして私に乞われた、向かうべきその戦場。
その戦場もまた、疲弊が繰り返され、一刻も早い決着が望まれておりました。

故に、この助け舟。

この私『“迷宮の道化師”ゲン・ドルベル』は、
”断罪”ベセルク・D・ドヴォルス司令の名に置いて『 戦 地 』へと向かうる事となったのです。


そして、この後・・・。

闇夜八行衆(アンノーセス)はピピアン家の助力を得まして、

”大罪人”ドクトル・ベイベー殿の”所在”を突き止める事となるです。


それは後ほど、詳しくにと思いますが・・・。

いやいや。あの時、授けた知略の数々。

久方振りでございましたよ。
それは”血が沸き”、それは”肉が踊りました。”

また人員も良かった。

”ピピアン・ボーイ”こと『ピピアン・クラケット』殿は元より・・・。

ポイント稼ぎに、とても精が出ておりましたね。


”毒針”アクート殿・・・。






・『 ”毒針”アクート  』






烏合の衆ばかりと思ってみれば、思いの外人員に恵まれたのが、造反星・ブルーツポンチの運の尽き。

さて、そのお話は伯父上殿にお任せを致しましょうか。


ピピアン殿の伯父上様・・・。





     ー 『 ボ ギ ヂ オ ・ ク ラ ケ ッ ト 』 殿 ・ ・ ・  ! !






* Re: ギガント破壊指令”激闘!サイボーグ編” 最終話−2 ( No.2 )
日時: 2010/06/20 20:41 メンテ
名前: カジワラ

・・・・







「屈辱だったよ。」
「嗚呼それは、屈辱の毎日だったよ。」

「勝っては『相手が良かった』と言われ、
 負けては『所詮愚鈍な血筋の男』と陰口を叩かれるその日々、その毎日。」


「私がある者に問うたとしよう。

 それをだね。
 その者は、いつも”面白くなさそうな顔”をして答えるのだよ。」

「私が『愚鈍な血筋を持つ、暗愚な男である』とでも言いたげな、見下した態度を取るのだよ。」


「口では、さも親しげに受け答えるが・・・。

 その答える前の”間”は何だ?

 嫌だなって”顔”は何だ?

 それを”悪びれない”のはどういう事だ??」



「舐めているのだよ・・!

”私の血”を、”私の経歴”をな・・・ッ!!」


「だが、悲しきかな・・・。

 それは全て『真実』であり。

 何一つ言い返す事も、叱り付ける事一つすらも出来ない”弱さ”が私にはある・・・。」



「生真面目とは損なモノでな。」

「ウソを突っぱねても、自分を守ろうとする事すら出来んのだよ。」




「お前には解るか?
 煮えたぎるようなドス黒いモノが滲み噴き出していると言うのに。

『 やっちゃいけない! 』『 我慢しなきゃいけない!! 』『 家名に泥を上塗りするような真似だけは、避けなきゃあいけない! 』と!!

 心中跋扈(しんちゅうばっこ)し、抑えても、抑えても、抑えきろうとしても、『 ”ドス黒い衝動欲求” 』が、尚強くなるのを感じる様をだぁー!!! 」



   ー 嗚呼、人生、何を楽しみとすれば良いッ!


   ー 何時の間にかに、40を過ぎたッ!


   ー それまで私は何をしてきたのだッ?


   ー 我慢するんだ、我慢するんだと、誰とも打ち解けず、必死こいて軍務に努めて来た結果『何が残ったッ?』




「拭う事の出来ない『暗愚』の汚名とッ!

 何一つ言い返す事が出来ない『愚鈍な自分』だけじゃないかァーッ!!」



   ー 嗚呼、人生何一つ良い事が無かった!!


   ー 嗚呼、人生何一つ良い事が無かったじゃないかァー!!




「だが・・。


”転機”って訪れるモノなのでねぇ・・!」


「シュ・・ッ!

 シュポポウ・・・ッッ!!」



ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴゴゴゴ ゴゴゴ ゴゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ



「あれは・・・ッ!

”快感”以外何物でも無かったよ・・・!!」


「”知恵ある者”とは、こうも 違 う モ ノ か ! ! 」


「君には良い思いをさせて貰ったよぉ〜! “迷宮の道化師”『ゲン・ドルベル』ゥウウ〜〜〜ン!! 」


「シュポォウ〜〜ッ♪

 この私『ボギヂオ・クラケット』の名に置いて、礼を言わせて貰いますよぉ〜おお。

 ハァ〜シュポシュポ! シュッポッポッポォポォォオオオオオオオ オ オ オ オ オ オ オ ! ! ! ! ! ( 笑 い 声 ) 」






・『 ”レッド・スーツ・ボギー”ボギヂオ・クラケット  』




* Re: ギガント破壊指令”激闘!サイボーグ編” 最終話−2 ( No.3 )
日時: 2010/06/20 20:43 メンテ
名前: カジワラ



嗚呼、失ッ敬ィ、失ッ敬ィィ〜〜。
ちょっと興奮してしまったようだねぇええ・・・。
ガッツくっと言うのは貴族らしからぬ行動でしたね、ゴホンのコホコホですよぉ。

だけどねぇ・・・、抑える事なんて出来やしなくってさぁ。

ずっとずっと我慢していたんですよぅ。もうねぇ、悔しくって、口惜しくてですねぇぇええええ・・・。

だから今『 弾けちゃった。テヘ♪ 』とでも言いましょう・・・かァァァアア!!


シ ュ ッ !  シ ュ ポ ポ ポ ゥ ッ ! !


まぁー、お話しましょうか・・・!!


あれは素晴らしいぃ。
とても素晴らしい戦争でしたよぉぉ。

それは『造反星・ブルーツポンチ』との戦争にてぇぇ・・・。



  ー 繰り返すは疲弊。


    その責は全部、私でしたァ。


  ー「何人の兵士が犠牲になっていると思っているんだ、腹切れやボギヂオ」とでも言いたげな、皆の視線。


    痛ッ!痛ッ!あ痛ァーッッ!?な毎日が続く中にですよ!


    やって来ましたわ、我が甥『ピピアン・クラケット』ッ!!


    そしてッ!そしてッ! そっしてぇぇええ、ですねぇぇえええええええ!!!!


   “ 迷 宮 の 道 化 師 ” 『 ゲ ン ・ ド ル ベ ル 』ゥ 、 じ ゃ あ り ま せ ん か ぁ ぁ ぁ あ あ あ あ ! ! !



  ー 聞くや否やと、もぉー信じられない位に、ハッピーなお話ッ!!


    今後の指揮を取ってくれるばかりじゃなく”手柄”はこの私にッ!


   ” ボ ギ ヂ オ ・ ク ラ ケ ッ ト ” に と 言 う じ ゃ あ、 あ ー り ま せ ん か ぁ ー ! ! w w w w



  ー 気分は『ハァーシュポシュポ!』ですよ!


   『造反星・ブルーツポンチ』相手に、連戦連勝ォー!!


   ”ゲン・ドルベル”の指揮の元、”私”が号令を出して、


   ”ピピアン”と”アクート”が、バッタバッタと『 ブルーツポンチ兵 』を な ぎ 倒 し て 行 く 様 を ・ ・ ・ ッ ッ ! ! !



    や ん や や ん や と ”褒 め 称 え る ” ん で す よ ぉ 、 


   ”皆 ” が ” 皆 ” 一 杯 一 杯 ぃ ぃ い い い い い  いい い い い い い い いい  いい い い い い ! ! ! ! !



      ・
      ・
      ・

      ・

      ・

      ・



「ハァ〜アァァ〜〜〜〜ン♪

 アンアンアーンの、シュッポッポッポッポッポォ〜〜〜〜ゥ♪♪♪」


「ブルーツポンチで勝った功績で、私は”大佐”ですよ、”大佐”!!」


「何だか知らないけど『 大佐と言ったら、赤い服が似合うよーな気がしたから 』、制 服 も 新 調 ゥ ッ ! !」


「調子ブッコ居て、その制服のまんま凱旋したらさぁー。」



  ー ” レ ッ ド ・ ス ー ツ ・ ボ ギ ー ” ッ ッ ッ ! ! !


      なーんて、言われちゃってさぁーwwwww


  ー   40超えて、ようやく”人生謳歌”してるってカンジですよぉ、シュポポゥ!


      あーそうそう。この件でね。色々お家の方で、”何か”あったみたいでしてねぇぇ・・・。


      へぇ・・・。


      そうだったんだ。


      へぇ・・・へへぇ・・・・ッ!!




ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴゴゴゴ ゴゴゴ ゴゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ


* Re: ギガント破壊指令”激闘!サイボーグ編” 最終話−2 ( No.4 )
日時: 2010/06/20 20:45 メンテ
名前: カジワラ



  ”何か”・・と言われても漠然としちゃいますかぁ?


  ”予(か)ねて”より。いや、私は一切知らなかったのですがね。


   でもお家の方じゃ”予(か)ねて”よりだったらしいんですよぅ〜。


   それが”何か”です。


   そして”何か”とは、『 ”世にも奇妙な鋼鉄の赤ん坊”ドクトル・ベイベー 』ェンの事だったりするんですよねぇぇ・・・。



      ー 『 マル秘マル得情報 』を持ってきた”ドクドル・ベイベー”ェン。

          信頼の証しとして渡された数点の『 カスタマイズ羅甲の設計図 』。


      ー   そーいえば・・・と、思い返してみれば。

         ”ピピアン”にしても、”アクート”にしても少し変った『 羅甲 』に乗っておりました。


         ”高速キック”が可能な『羅甲』と、”体内に刃(やいば)が内蔵された”『羅甲』でしたねぇ。


          成程。あれは『 ドクトル・ベイベー 』が” 設 計 ”し た モ ノ だ っ た の で す か ぁ 。




   更にはと思い返せば、10数年前から『 クラケット家 』に良い事が続いてた気がします。
   ピピアン程の優秀な男が、好き好んで軍人を志すなんて、私が『 少年(ボーイ) 』だった頃には考えらなかった事ですよ。

   軍人とクラケット家は言わば『 鬼門 』。かといって代々軍人を輩出してきた『 面子 』もある。


   其処で私のような『 男 』が・・・・。あー、それはもう良い。


   だって今の私のは『 ”レッド・スーツ・ボギー” 』だからねぇー!!




      ー   ま、言わば、ドクトル・ベイベーはクラケット家にとって『 金の卵を産む、ニワトリ 』って事。


          更にも『 金の卵 』を産ませる為に、”地球”と言う名の星に送り込んだのが『 クラケット家 』。


          その行方を追ってるのが『 断罪 』の名を持つ『 ベセルク・D・ドヴォルス 』。



      ー   何故、追ってんのかぁァん?って事聞きましたよ。


         ”ドクトル・ベイベー”が、”クラケット家”の引っ被った『 汚名 』のそもそもの元凶であり、


          何人もの軍人を殺しちゃった『 大 罪 人 』だ っ た っ て 事 も ね 。



      ー   でもねぇ・・・。


          それって、もう”数百年”も昔の事でしょ?


          それにさ。そもそも『 マヌケな先祖様 』に対し『恨み』こそすれ、『 仇を討とう 』だなんて、コレっぽっちも考えてないんですよねぇ。



      ー   死んじゃった軍人だってさ。


        『 軍人って死ぬ事も、任務の一環じゃあないですかぁ。 』



          そでしょ?そでしょ? それで『 お国を守れる訳 』でしょ??


          そんでもって、今は、こうして、『 アムステラに”戦功” 』上げてる訳だしさ。


          引き渡そうとも、『 遠い遠い星( = 地 球 ) 』に居る訳だしさ。



          それはそれとしてで、良いんじゃないですかぁ〜??


          もちろん、” ゲン・ドルベル ”の事は有難く思いますよ。



          だから『 相応の事 』。 『 相応のお付き合い 』はさせて頂きますしね。





                だからさ・・ぁ。


                悪いようには致しませんよ・・ぉ。 



                ドクトル・ベイベーは引き渡すのは無しでと行きませんか? ベッセルクさぁーん??



                あくまで『 独自の捜査 』でしょ・・・?



                今回の勝利、最ッ高でしたし、貴方達には感謝。



                そしてこれからは『 良い思い 』させてあげますしぃぃ・・・。





                    この『 件 』は、どーか・・。



                    終 わ り に し ま せ ん か ァ ?




                ね ぇ ー 、 ベ セ ル ク さ ぁ 〜 〜 〜 〜 ん ? ?  ? ?






* Re: ギガント破壊指令”激闘!サイボーグ編” 最終話−2 ( No.5 )
日時: 2010/06/20 20:46 メンテ
名前: カジワラ

・・・・







「こう来る事は解っておりました。」

「ですが・・・。」

「問題は重きと置く、その訳は、”ベイベー殿の罪”よりも、”ベイベー殿の過去”にございます。」



   一つに。


   一度、”オオウ”を裏切ったにも関わらず、

   彼の迎い入れ先である”アムステラ神聖帝国”をも裏切り・・・。

   そして一度裏切ったオオウへと舞い戻ってまで、アムステラ相手に最後まで戦った程、


   オオウへの”愛”が強く、帝国(アムステラ)への”憎悪”は深かったと言う『 こ の 歴 史 的 な ” そ の 事 実 ” 』 。




   二つに。


   数百年の沈黙を破り、今、これ程までの行動を行っているのは『不気味』以外何者でもなく。

   また数百年、貧民街を移り住んでいた事から『 ”権力者”に対し、”強い嫌悪感”を持っている可能性が高いと”推測”をされる事 』。




   そして、三つ。


   歴史の謎。『姫君の逃避行』。『 サニー・グレーデンの逃亡 』。


   調べて行く内に、どうにも逃げ延びたその先。


   その星。その惑星は『 外宇宙”太陽系第三惑星” 地 球  』である可能性が”非常に高い事”が 判 明 さ れ ま し た。



   これら3点。とても『 見過ごす事が出来ない 』状況であったのです。



「そして。」

「此処まで来れば、後は簡単。」



   ー 何故なら、”クラケット家”は一度でもその味を知ってしまったのです。


   『 諸手を挙げて”凱旋”をし、”称賛”で持って迎えられると言う ” 勝 利 の 美 酒 ” を で ご さ い ま す 。 』




   ー 例え”ドクトル・ベイベー”殿と、顔合わせする事が出来ずとも、”策”の一つや二つ。


     いいや三つ。いやいや、そんな数え方では、日が暮れてしまうお話でございます。幾らでも”織り込む事”が出来たのです。


     そう、”クラケット家”が『 頭頂から爪先にまで 』と 酔 い 痴 れ た 、



     ” 勝 利 の 美 酒 ” を チ ラ つ か せ る 事 に よ っ て ・ ・ ・ ! !




   ー そして”数々の策”により、”ドクトル・ベイベー”殿を追い詰められていったのです。


     中でも・・・。


     決定的だったのは、アムステラより送り込まれた5人目の増員。



    ” 闘 売 女 ( バ ト ル ・ ビ ッ チ ) ” ズ レ ア バ ー シ ャ  殿  で、 ご ざ い ま し た 。




          彼女には『願い』があり・・・。



          その『願い』の為になら、どんな事をもやってのけました。



          それは『 愛する”毒針” 』に、見染められるその為にてございます・・・。




          で は 続 き を 、 闘 売 女 ( ズ レ ア バ ー シ ャ ) 殿 。






* Re: ギガント破壊指令”激闘!サイボーグ編” 最終話−2 ( No.6 )
日時: 2010/06/20 20:49 メンテ
名前: カジワラ

・・・・







突然の出来事だった。
こんな事になるだなんて、夢にも思って無かった。

誕生日パーティ。10歳の思い出。お父さんとお母さんが「おめでとう」と祝ってくれたそんな中。


『 下衆ども 』が土足で侵入して、ケタタマシイ音が鳴り響きました。


  ダーン! ダーン!! ダーン!!! ダーン!!!!


銃声です。何度も。何度も。何度も。何度も。

私のお父さんとお母さんは、バケツ一杯に注ぎ込んだケチャップをブチまけられたかのように、真っ赤になり。

そして。二度と動かなくなりました。


下衆どもは、ドタドタとガサゴソしながら家を散らかしていきます。


「金目のモノだァー!」

「金目のモノは全部盗んでいくんだァァー!!」


泣いたら良いのか?喚(わめ)いたら良いのか?

どうする事も出来ない中、たった一つだけ理解をした事がありました。


  ー もう。


    何時ものような毎日が訪れる事は無いのだな。と。



下衆の一人が、掴みかかってきました。


そして平手打ちしてきました。何度もです。何度もです。何度もです。何度もです。


体温が、恐怖と絶望と、殴打撲でわめくちゃになった時。


その下衆の一人が、汚らしい叫び声を挙げたのです。



「ロッ!ロロロロリッ子が萌え萌えきゅぅぅぅううううううんん!!!

 オぉぉぉおおおおおおオオオデの、アッッッッッツゥイのぉぉぉおおおおおおオオオオ!!!!


 受け止めてくれ、ドバドバズッッッッキュゥゥゥウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウンンンン!!!!! 」



剥ぎ取られて、身動き一つ出来なくされて、とてもとても気持ちが悪い感触が這いずりまわるその中に・・・。



       あ の 男 が !



     ” 銃 声 ” と 共 に 乱 入 し て き た の で す ! !




ダ キ ュ ダ キ ュ ダキ ュ ダ キ ュゥゥゥウウウウ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ウウ  ン ン ン ン ! ! ! ! !



           ッ


           ッ


           !



「 ヒ ィ ッ ハ ッ ー ハ ッ ハ ッ ハ ッ ー ー ー ! ! !


  た ま ん ね ぇ な ァ !


  こ ん な 『 引 き 金 の 軽 い 拳 銃 』 使 っ た 事 無 ぇ ぜ ッ ッ ! ! ! 」



「 と り あ え ず テ メ ェ 等 コ ロ し て や る よ 、 イ  ャ  ッ  ハ  ー ー ーー ー ー ー  !  !  !  」




私の目の前が”真っ赤”に染まりました。


そしてその男は、動けなくなった下衆どもに対し、更にもと”銃弾”を浴びせるのです。




「 良ぃ〜い仕事引き受けたモンだぜ、なう! 」


ダ キ ュ ダ キュ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ン ! ! !




「『どチビ山猿(ベイベー)』の”新作拳銃”のモニターだなンてよぉおおおお!! 」


ダ キ ュ ダ キュ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ン ! ! !




「 『 殺 っ ち ゃ う よ 〜 ! 』 」


ダ キ ュ ダ キュ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ン ! ! !




「 『 殺  っ  ち  ゃ  う  よ  〜 〜 〜 〜  ! ! !  』 」


ダ キ ュ ダ キュ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ン ! ! !




「 金 せ し め て 、 出 世 の 足 が か り に し て や ン 為 に ッ ッ ッ ! ! ! 」


           ッ


           ッ


           !



     ヒ ” ィ ” ィ ” イ ” イ ” イ ” イ ”イ ”





                ハ”ッ” ッ”ハ” ッ” ハ”  ハ” ッ” ハ” ッ”






         ハ ” ッ ” ハ ” ハ ” ハ”ァ”ッ”ハ”ッ” ハ ” ハ ” ァ ” ァ ” ア ”






                 ハ ” ァ ” ァ ” ァ”ア”ア”ァ” ァ ”ァ  ” ア ” ァ ” ァ ” ッ ッ ! ! !



        ・
        ・
        ・

        ・

        ・

        ・
* Re: ギガント破壊指令”激闘!サイボーグ編” 最終話−2 ( No.7 )
日時: 2010/06/20 20:50 メンテ
名前: カジワラ



男が全ての銃弾を、撃ち尽くしたその時。

静寂の中・・・。

荒がる息した、その男の・・・。


”貌(かお)”が今、月明かりに照らされて・・・・!!







「残念だったなぁ。

 女になれるチャンスだったってぇのによぉぉおおお・・・。」


そう言うと、男はジロジロと私を眺めました。


あんなトコロや。

こんなトコロ。


そんなトコロまで・・・。



そ し て 男 は 、『 こ う 言 い 放 ち ま し た 』。




「  『  来  な  ッ  。


      俺  が  ” 女 ” に  し  て  や  る  ぜ  ッ  ・ ・ ・  。  』  」





   そ う し て 私 は ・ ・ 。


   そ  の  夜  。 と て も 『  熱  い  夜  』 を 過 ご し た の で す 。



      熱 く っ て 。


      熱 く っ て 。



      熱 く っ て 。




      熱 く っ て 。




 『  と  て  も  幸  せ  な  ”  そ  の  夜  ” 』  を  ・  ・  ・  ・  。




    ・
    ・
    ・

    ・

    ・

    ・



 次の朝・・。

 目を覚ますと・・・。


そ の 男 の 姿 は『 何 処 に も 無 か っ た の で す 。 』


 泣いた。わんわん泣いた。


 こんなにも!こんなにも、体が熱いのに、どぉおおおして、あの男は何処にも居ないの?と。


     ッ


     ッ


     !




  だ か ら ア タ シ は ッ !


  あ の 時 、 心 に 決 め た ん だ ッ ! !


  も う 一 度 、 あ の 男 に ” 会 っ て や る ん だ ”っ て ッ ッ ! ! !




  両 親 を 失 い ッ !


  一 人 、 貧 民 街 の ” 地 獄 の 中 ” で ッ !



  生 き 続 け る 事 に な っ た ” こ の ア タ シ ” の ぉ ぉ お お お お ッ ッ ! !





  唯  一  無  二  の  ”  願   い  ”  に  な  っ  た  の  さ  ッ  ッ  ッ  !  !  !




               ッ


               ッ


               !





    ア  タ  シ  の  名  は 『  ズ  レ  ア  バ  ー  シ  ャ  』 ッ ! !




  ” 毒  針  ” を  こ  よ  な  く  、 ”  愛  す  る  女  ” っ  て  訳  ェ  〜  ッ  !  !




* Re: ギガント破壊指令”激闘!サイボーグ編” 最終話−2 ( No.8 )
日時: 2010/06/20 20:51 メンテ
名前: カジワラ




ーーー→ 最終話−3に続く。



* Re: ギガント破壊指令”激闘!サイボーグ編” 最終話−2 ( No.9 )
日時: 2010/06/20 20:52 メンテ
名前: カジワラ

>>理さんへ

アクートの過去サンクスです〜!
つっか、渡した感想の中で『 完璧じゃないでしょうか!! 』の『 か 』が抜けてたし!!?
しくじったぁー!!? 意味180度違っちゃうよ、うぎゃぁぁああああああああああああ!!!?(死)
* Re: ギガント破壊指令”激闘!サイボーグ編” 最終話−2 ( No.10 )
日時: 2010/06/20 21:24 メンテ
名前: 理海王

ズレアバーシャやべぇズレアバーシャ!
…にしても、カジワラさんの“キャラ”の使い方上手いですね。
毎度毎度本当に尊敬します。

後、”体内に刃(やいば)が内蔵された”『羅甲』ってどんなんじゃーい!

まてよ…それを量産型にしたのをアクート隊の面子に…(ぇ



追伸:アクートがだんだん『おいしいキャラ』になっているので
   アクート隊の細かい設定みたいなの脳内で考えちゃったから
   まとめたら、ロダにあげとくね。(ぇー
   『アクート編』の執筆活動の参考までにと…
* Re: ギガント破壊指令”激闘!サイボーグ編” 最終話−2 ( No.11 )
日時: 2010/06/20 21:31 メンテ
名前: 春休戦

未だ途中なんで静観してるつもりが・・・何でスト?! *
ズレさんがアクートの情婦志望?!ソレめっちゃ茨の道だし!(使い捨て万歳のチキンレースだよなぁ)
クラケット家との因縁も、想像以上に絡んでるし!ここまでの伏線回収・・・いや、回収というより構築!
その伏線構築がバネぇ・・・。(@。@;
こりゃあ最後まで目が離せませんて。 *

個人的には、アクートが『速駆手候』らしき拳銃を使ってるのも良い味出してるなぁ〜、と思いました。(w
* Re: ギガント破壊指令”激闘!サイボーグ編” 最終話−2 ( No.12 )
日時: 2010/06/20 21:41 メンテ
名前: フィール

ここでズレアバーシャですとー!?
今まで「名前ネタだけの一発キャラ」「QX団の名無しの門番と同じぐらいの扱い」だと
正直思っていましたっ!そしてアクートにピピアン!
まだ全容は分かりませんが全ての答えが揃いつつある予感!
* Re: ギガント破壊指令”激闘!サイボーグ編” 最終話−2 ( No.13 )
日時: 2010/06/21 01:24 メンテ
名前: カジワラ

ひゃあ!?ズレアバーシャの反響がすっげ!!?
まぁギガント破壊指令上、アクートを出すに置いて、こういった立ち位置のキャラを前から想定してたんですが、
それが上手い事、ズレアバーシャさんがポっと出してくれて、当て嵌ってくれたと言う事実があったりなんだり(ぇー


>>理さん
何と言っても、アクート以外出来ない描写を入れたかったんで、ズレアバーシャのロリマンはアクートの毒針の餌食にと(ぇー
それから惚れるって言うんだから、凄い話だよね。レディースコミックのノリと言おうか何と言おうか。<レディコミはディープな世界と聞くので、こんなモンじゃないと思うけどー。

でー、”体内に刃(やいば)が内蔵された”『羅甲』なんですが。
設定読むに、最初から邪蠍蟲に乗って無い方がらしいのかなと思って、急遽ノリで考えた機体だったりなんだr・・・:y=-( ゜д゜)・∵;; ターン

まぁドクトルベイベーがアクートに渡したモノなのか、ゲンが指揮するクラケット家がアクートに渡したモノなのかはまだ考えてないけれど、
性能に関しては、邪蠍蟲の蛇腹に内蔵されてる刃(やいば)よろしくに、羅甲の胸部から腹部にかけて、刃が内蔵されていて、
JOJO2部に出てくるサンタナの『 露骨な肋骨(リブス・ブレード) 』の如くに、接近した敵を切り裂く武器なんじゃないかなぁと思ってやす。

時間軸的にも、炎駒が惑星セイントヘレナを鎮圧した時点で、アクートが邪蠍蟲乗ってる訳だし、
この羅甲の量産型がアクート隊の面子が乗ってても全く持って問題無いし、むしろらしい気がしますねぃ〜。

そっして、アクート隊の細かい設定ッッ!!
おぉー楽しみですわー!!アクート編、おおまかな流れしか考えてへんから、どー組み入れるか解らんけど、
設定がある事で思いつくシーンも結構多いんで、是非お願い致しまーす♪



>>春休戦さん
フッフッフ、普通に最終話全部書き終えなきゃ、全貌が解り辛い話ですからねぃ〜。
所謂『俺達の戦いはこれからだ!』の第一人者にして、ジャンプ的な意味の『俺達の戦いはこれからだ!』の対極的な位置に在らせられる、
石川賢先生のファンの私にとって、こう言う話の進め方と言うのは一杯勉強させて貰ったと言う事もあり、随所随所に見せ場を入れていける展開して行ければよいなと思っておりやす♪

ジャンプの打ち切りは、話に落とし所を付ける為のモノだけれど、石川賢先生やダイナミックプロのソレは、ソレ自体が見せ場であって、燃えドコロである創りなんで、
説明シーンこそ多くて、派手さには欠けるかもしれないけれど、今まで読んで来た読者が『おお!』と思うようなシーンを意識して書いてってるのは確かですねぃ〜。

そして、よくぞお気づきになりました『 速 駆 手 候 』ッッ!!

SECRET PENISのお話は、かなさんへのリスペクトと言うか、SSでアムステラサイドのお話を書くと言うのは、
此処まで持って行ったら良いのかなぁと考えてった話なのですが、これも上手い具合に、想定しているアクートの立ち位置に嵌ってくれたので、この場面でご登場と相成りました♪

毎回こー上手く行くと嬉しいのですが、同じく位失敗も繰り返している事実もあるんで、この先も注意深く進めていけないなぁーと思いつつ。
良い味出してる、アリガトーゴザイマース♪



>>フィールさん
それ正しいよ!だって、私自身、それ以上の意図なんて考えていなかったs・・・:y=-( ゜д゜)・∵;; ターン
まぁA(アンサー)は上記の通りッス。上手い事嵌ったなぁーとしか言いようが無い訳ですがががががwww

QX団の名無しの門番は、デスロイドが躓く位の扱いしかないから悲しいよね。
流石に最終話に組み入れるのは難しいけど、七十七居るサイボーグの中でも数少ない存在が確認されてるキャラだけに、
どっかに・・・いや、全く持って思いつかないけど、まぁ、心の隅に置いておく事で何時か役に立つ時があるのかも知んない。うん(ぉぃ

確実に言えるのは、募集キャラの出番こそ終わったけれど、やはりその次に『 最終話 』を持ってきた以上、
この最終話で明かされる事柄が、募集キャラへの最後の供養になると言う思いがあるのは確かなんで、
そー言った意味でも『 全容(どの程度かはちょっと解らんけど) 』と言うのは意識してますねぃー。

少なくとも、あの戦いが持った意味はキチンと書き切る予定です。じゃなきゃあとも思うしね♪
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