北海道認知神経リハビリテーション研究会 掲示板

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題名:札幌支部勉強会開催のお知らせ  名前:ETCH-S TAKAHASHI 2012/02/07(火) 12:26 No.507  操作


いつもお世話になっております。
北海道認知神経リハビリテーション研究会の高橋です。
今月も札幌支部主催の勉強会を開催することとなりましたのでお知らせ致します。

【テーマ】痛みを治療するために必要な知識
講 師:北海道立子ども総合医療・療育センター:木村正剛
    高橋脳神経外科病院:高橋秀和
日 時:2012年02月26日13:00〜16:30
場 所:札幌市西区区民センター 児童集会室 
    〒063-8612 札幌市西区琴似2条7丁目
参加費:200円(会場使用料+資料代)
定 員:30名(先着順)
    資料作成部数と会場調整がありますので参加者はご連絡下さい。
    申し込みは当研究会のホームページより行うようにして下さい。

お問い合わせは下記のアドレスまでご連絡下さい。
アドレス:etch.venice@gmail.com
件名は「ETCH-S勉強会」

北海道認知神経リハビリテーション研究会 札幌支部 
高橋脳神経外科病院 高橋秀和



題名:札幌支部勉強会終了しました  名前:ETCH事務局 2012/01/29(日) 23:10 No.505  操作


505の画像を原寸大表示します 悪天候のなか札幌支部勉強会に参加された皆様,お疲れ様でした.札幌だけでなく,函館からも参加していただき本当にありがたく思います.

今回は,先月開催されたスペシャルセミナーにて寄せられた質問すべてに回答するというQ&A形式で講義を行いましたが,受講生のレベルが年々上昇しており,高い理解力を発揮しての活発な意見交換が行え,非常に有意義な時間となりました.また,リハビリテーションカルテの実例と治療場面の提示では,具体的にどのように症例をカルテにまとめるべきかのイメージを共有し,個々人の臨床を議論するためのベースと捉えて頂けたように思います.

今後,札幌支部勉強会ではリハビリテーションカルテと動画を中心とした症例を通じての臨床強化を進めていく計画です.知識の為の勉強ではなく,臨床での問題や困難を乗り越えていくための臨床家の議論の場として展開していくため,皆さんの御協力をお願いしたく思います.

自らの臨床に悩みを持っているセラピストであれば,職種や経験,領域は問いません.皆様のご参加,お待ちしております.
次世代臨床クリエイター 木村正剛(きむらまさたけ)

  
 

題名:Re: 札幌支部勉強会終了しました  名前:ETCHS-TAKAHASHI 2012/01/29(日) 23:54 No.506  操作

本日は札幌支部勉強会にお越し頂き誠にありがとうございました!!
短い時間であれだけの質問にお答えした為、情報量としてはかなり多かったのではないかと思います。
最後に、参加者からの意見でもありましたが、臨床に繋がる話が今後は出来るといいかなと個人的には考えております。
札幌支部勉強会は、参加者からの意見と取り入れて能動性のある勉強会にしていければいいかなと考えておりますので、ご都合のつく方はまた参加して頂けると幸いです!!今後とも宜しくお願い致します!!



題名:無題  名前:ETCHS-TAKAHASHI 2012/01/07(土) 10:14 No.504  操作


新年明けましておめでとうございます。
北海道認知神経リハビリテーション研究会の高橋です。
今月も札幌支部主催の勉強会を開催することとなりましたのでお知らせ致します。

【テーマ】知識と臨床の融合〜スペシャルセミナー質問への回答〜
講 師:北海道立子ども総合医療・療育センター:木村正剛
    高橋脳神経外科病院:高橋秀和
日 時:2012年01月29日13:30〜16:30
場 所:札幌市生涯学習総合センター ちえりあ 研修室2
〒063-0051 札幌市西区宮の沢1条1丁目1-10
参加費:200円(会場使用料+資料代)
定 員:30名(先着順)
    資料作成部数と会場調整がありますので参加者はご連絡下さい。
    申し込みは当研究会のホームページより行うようにして下さい。

お問い合わせは下記のアドレスまでご連絡下さい。
アドレス:etch.venice@gmail.com
件名は「ETCH-S勉強会」

北海道認知神経リハビリテーション研究会 札幌支部 
高橋脳神経外科病院 高橋秀和



題名:質問への回答(観察について)  名前:ETCH事務局 2012/01/05(木) 23:42 No.502  操作


502の画像を原寸大表示します 質問「評価の中心が観察であったが,姿勢の評価やハンドリングで感じたりという内容は含まれるのか.」

「姿勢の評価やハンドリングで感じたりという内容も含まれます。頚部・体幹・四肢の左右の対称性や垂直性を背臥位・座位・立位等で観察します。また、適した道具を使用して観察・評価を行います。ハンドリングに関してですが、一般的な手技・療法によるものとは少し異なるかもしれません。認知神経リハビリテーションでは中枢神経疾患の痙性を、1伸張反射の異常、2異常な放散反応、3原始的運動スキーマ、4運動単位の動員異常の4つに分け、段階的に治療を行います。第1段階は他動運動、第2段階は自動介助運動、第3段階は他動運動での治療となっています。評価・認知問題に対峙していただく際に、他動運動にて伸張反射の異常や異常な放散反応が出ていないかをセラピストは感じ、患者さんが痙性をコントロールできるスピードや角度で認知問題を実施します。」(札幌白石脳神経外科:川村淳一)



題名:質問への回答(お勧めの書籍)  名前:ETCH事務局 2012/01/04(水) 17:37 No.501  操作


501の画像を原寸大表示します 質問:「脳科学系の本でお勧めの本があれば教えてほしい.」

回答「脳科学系の本と申しましても脳の部位や機能など学習の目的によって様々なものがございます。そのため、今回は私が読んできたものをできるだけ各分野に分けつつ、以下にご紹介させていただきたいと思います。
『脳の全体的な概論・基礎的なもの』
・「運動の神経科学」
・「運動と脳」
・「リハビリテーションのための脳・神経科学入門」
・「リハビリテーションのための認知神経科学入門」
・「進化しすぎた脳」
・「標準生理学」
・「基礎運動学」
『前頭葉・運動に関連したもの』
・「脳と運動−アクションを実行させる脳」
・「神経心理学コレクション アクション」
『頭頂葉・感覚情報の処理などに関連したもの』
・「神経心理学コレクション 頭頂葉」
『ミラーニューロンについて』
・「ミラーニューロンの発見 「物まね細胞」が明かす驚きの脳科学」
『最近の研究の知見などを踏まえつつ書かれているもの』
・「脳科学と理学療法学」
・「脳の中の身体地図 ボディマップのおかげでたいていのことがうまくいく
け」
・「運動制御と運動学習」
『脳科学の倫理的な側面について』
・「暴走する脳科学」
『高次脳機能障害の体験談・エッセイ』
・「壊れた脳 生存する知」
・「壊れた脳も学習する」
『その他』
・「デカルトの誤り 情動、理性、人間の脳」
・「脳のなかの幽霊」
…など様々なものがあります。もちろんまだまだたくさんありますし、多くの本や研究が出ていても未だに解明されていないこともたくさんあるようです。上記で私が脳科学を勉強する上できっかけになったものや非常に読みやすかったもの、面白かったものを挙げると…「進化しすぎた脳」、「脳と運動−アクションを実行させる脳」、「脳の中の身体地図 ボディマップのおかげでたいていのことがうまくいくわけ」、「脳科学と理学療法学」の4冊が個人的には特に理解しやすく、取っ掛かりやすいものだったように感じます。また、脳科学について全般的に知りたい・そういった講義を受けてみたいという場合には、毎年奈良県の幾央大学にて「ニューロリハセミナー」(基礎編・応用編・臨床編・実践編の全4回)という講義が開催されております。基礎的な解剖整理から機能、疾患の臨床像などを学べる楽しい勉強会なので興味のある方は調べてみるといいかと思います。私もまだまだ勉強不足で読んでいる本も足りていないと感じています。ですから、上記以外に皆様のおすすめの本などありましたら、ぜひ教えていただければと考えています。よろしくお願い致します。」(北斗病院:中島裕介)



題名:Master courseについて  名前:ETCH事務局 2011/12/29(木) 18:46 No.494  操作


494の画像を原寸大表示します 平成23年度マスターコース開催についてのご案内
(学会ホームページより転載)
日時:平成24年3月15日(木)〜17日(土)
会場:イタリア・サントルソ認知神経リハビリテーションセンター
募集期間:平成24年1月4日〜1月31日
*申込者が多数の場合は、1月31日より前に募集を終了することがありますので、ご了承ください。

平成23年度マスターコースに関するお願い(事務局より)
参加申込の先生方は、事務局(高橋昭彦)までメールにてご連絡ください(いかにアドレスを記載)。メールを頂いた先生方に、詳細情報をお送りします。
なお、宿泊施設や交通手段の確保等もありますので、参加の可能性を考えられている先生方も「可能性がある」という内容で構いませんので、早い段階で一度お問い合わせください。

マスターコースの受講資格はアドバンスコース修了者です。アドバンスコースを修了された方の多数のご参加をお待ちいたしております。

認知神経リハビリテーション学会事務局(高知医療学院内)
マスターコース準備委員長:高橋昭彦

タイトルを「マスターコース参加申し込み(希望)」とし、etc@red.zero.jpまでメールをお願いします。返信はetc@red.zero.jpより行いますので、特に携帯電話を利用される方は、返信メールが受け取れる設定にしておいてください。
問い合わせ後1週間程度経過しても返信が届かない場合は、高知医療学院・高橋までFAX(088-841-1783)して下さい。

  
 

題名:Master course募集開始です  名前:ETCH事務局 2012/01/04(水) 17:25 No.500  操作

本日より2011年度のMaster course参加募集が開始されています.Advance courseの時のような申込み用のページは用意されていないようですので,タイトルを「マスターコース参加申し込み」として,etc@red.zero.jpまで直接申し込んでください.道内の先生方とイタリアにてお逢いできることを楽しみにしております.


題名:質問への回答(代償と難病について)  名前:ETCH事務局 2012/01/03(火) 21:32 No.499  操作


499の画像を原寸大表示します 質問:「筋の代償のメカニズムについて」「神経難病に対する対応について」

回答:「代償のメカニズムと神経疾患(パーキンソン病)に対する関わりには、まず機能解離(diaschisis)の説明を付け加えたいと思います。機能解離とは損傷を受けた部位のみではなく、損傷を受けた部位と機能的に連結している部位の機能が抑制状態に入ることです。そのため、実際に損傷を受けていないにも関わらず関連症状が見られることを臨床で経験したことがあるのではないでしょうか。
 実際に機能解離の抑制が解けるまでには発症後6ヶ月を有するとされています。その変化を自然回復と説明するのが良いのかは論議されますが、その抑制を解くにはやさしい刺激の方が良いとされている報告もあり、逆に強い刺激は回復過程を妨げ新たな神経伝達経路を間違った情報にて増設してしまうと考えられています。筋収縮を強要しないということには、代償的な運動の組織化を防ぐ(筋収縮を強要すると、代償運動を引き起こして間違った学習をしてしまう可能性がある)、機能解離からの自然回復を促す(筋収縮を早期から強要すると、損傷部位以外の関係領域まで回復しにくくなる)という大きな理由があります。
 損傷した中枢神経系によって出来得る最も整合性のとれた動作が代償動作として現れ、これは健常人との比較は困難です。また、整形外科疾患に関しても代償はなぜ起きるのか考えなくてはなりません。代償が起こるのは脳の組織化過程の問題であり脳の学習過程において誤りが生じているわけで、多種多様な課題に対する行為の選択性に欠けています。その代償過程では何が省略されているのかという点が大切で、その患者内部の整合性を分析し、情報構築の間違い(代償動作)はどのように運動を組織化しているのか考えなくてはならないと思います。これについては、パーキンソン病に対する関わりでも脳の機能を考えなくてはなりません。
 実際の臨床の場では常々外部観察を行っていますが、その多くの患者は自分の身体がどのような状態にあるか注意をむけることが困難な状態にあります。内部観察を行わないということはセラピストが運動の結果(代償動作)のみを見ているだけです。脳の可塑性は一般的にも知られている事実であり、その大脳皮質の生物学的変化や経験によって改変されることを考え治療展開を行っていきたいと思います。」(苫小牧日翔病院:木賊弘明)



題名:質問への回答(カルテについて)  名前:ETCH事務局 2011/12/31(土) 11:10 No.497  操作


497の画像を原寸大表示します 質問「観察を学習するのに参考となる書籍が知りたい」

回答
【認知運動療法研究 第9号 2009年 特集リハビリテーションカルテ】
観察についての考え方や視点について詳細に書かれているため、非常に参考になります。認知神経リハビリテーション学会会員になると無料で毎年機関誌が送られてきます。過去の機関誌は一冊1000円で通販可能だと思います。すでに完売している号もあるようですが、研究会のホームページから問い合わせ出来ます。学会会員になると機関誌をPDF資料として見ることが出来ますが、現在は7号分までしかアップされていません。
【認知運動療法へ・私の臨床ノート[2]】
実際のリハビリテーションカルテを用いて思考の整理の仕方などについて詳細に説明されています。書店で容易に手に入りますので是非ご一読いただければと思います。
(ななえ新病院:新開谷まゆき)
※認知神経リハビリテーション学会会員登録について
日本認知神経リハビリテーション学会への学会員登録については学会ホームページに申込み手順が記載されております.詳しくは以下に記載のアドレスにアクセスしてください.(http://www.ctejapan.com/qanda/qanda.html



題名:質問への回答(言語について)  名前:ETCH事務局 2011/12/30(金) 18:43 No.496  操作


496の画像を原寸大表示します 質問「言語についてもっと詳しく聞きたい.」

回答「言語は心理的道具という側面を持ち,脳の可塑性により生じ得る意識経験の変化を評価するためのツールであり,学習を促通するためのツールでもあります.先ずは評価のための言語について説明します.私たちセラピストはクライアントの身体行為に生じた変質を動作分析という形で評価を行います.このようなセラピストの視点を外部観察と位置付けるのに対し,クライアント自身が自らの身体行為による感じている体験世界,つまり意識経験を内部観察と位置付けています.当然,他者がどのような経験世界を生きているのかは,外から見ているだけでは知ることは困難です.故にクライアントとの対話から意識経験を知るというプロセスが必要になるわけです.注意しなければいけないのは,クライアントの言葉を聞くということは傾聴するということではないということです.クライアントの言葉に現れる意識経験は脳内に於ける情報処理と深くかかわってきます.自らの身体についての記述に変化が生じていれば,それは脳内の情報処理過程(いわゆる認知過程)に変化が生じていると考えられます.Perfetti(1979)が述べているように回復とは学習であり,認知過程の賦活に密接に依存しているという認知理論に準じるならば,運動機能回復の段階について,言語から考察することも可能になります.
 次に学習を促通するツールとしての言語について説明します.評価のためのツールとしての言語はクライアントの発する言葉でしたが,学習を促通するための言語は主にセラピストの発する言葉になります.私たちセラピストは,「膝を伸ばしてください」「体重をのせてください」といった指示言語を臨床の中で活用します.これはクライアントの運動を導くための方法の一つであり,他動的に運動を導くハンドリングと併せて運動療法の根幹を成していると言えるでしょう.しかし,認知神経リハビリテーションでは言語を指示としてだけではなく,前述した認知過程を賦活するために課題(いわゆる認知課題)を提示するためにも活用します.他動的に膝を伸展させた際に,「どの関節が動きましたか?」と尋ねるのと「関節が何度変化しましたか?」や「動いていた時間はどの位ですか?」と問うのでは,大脳皮質に於ける活性部位は全く異なります.仮に,自己身体に於ける関節運動が適切に識別できない場合,変質したボディイメージの再構築なくして膝の運動を回復させることは難しいでしょう.
 言語については認知神経リハビリテーションに対する誤解を招き易いトピックスです.クライアントが「どのように」感じ,動いているかといった意識経験を語らせる「一人称記述」ばかりが独り歩きし,クライアントが感じていることを聞くことが認知運動療法という誤った視点が認知運動療法士の中にも存在しているからです.しかし,前述したように言語は,それを用いることの意味を丁寧に読み解き学習することで,クライアントを詳細に評価するツールにも学習を促すツールにもなります.臨床に於ける実際はケースによって様々な事態が考え得るため詳細を述べることは差し控えますが,自らの臨床を深めるために言語についても学びを継続していただければ嬉しいです.」(北海道立子ども総合医療・療育センター 木村正剛)



題名:質問への回答(認知症について)  名前:ETCH事務局 2011/12/30(金) 15:34 No.495  操作


495の画像を原寸大表示します Special seminarに寄せられた質問への回答の第3弾です.

質問「重度認知症など認知過程が得られ難い場合は認知神経リハを使用しない方が良いのか? もしくは良い導入方法があるのか? 」

回答「ご質問について考えてみました。言語で問いを立てて解答を求めていくことは難しいですが、認知神経リハの考え方で認知症の人を捉えてみるのは「あり」だと思います。認知症の方々に対して、リハを行う目的は様々あると思います。記憶、見当識障害、空間認知、失行、判断、言語などのいわゆる高次脳機能、気分や情緒、感情や拘縮、筋緊張の異常性、皮膚トラブル、安眠、姿勢保持、起居動作、経口摂取、排泄、歩行などのADL、徘徊、妄想、攻撃的行動、異食、介護拒否などの行動障害、そしてQOL。これらが本人、家族、介護者にとって少しでもより良い方向にシフトすることを願ってリハを行うことと思います。そのために脳トレ、モビライゼーション、タクティール、ROM、筋トレ、動作の反復、車椅子の適合。おしぼりやエプロン畳み、手芸、調理、音楽、ゲームなど様々なアプローチをしていると思われます。“重度”認知症の人だからといって認知過程が働いていないわけではないです。その人の残存している機能で環境と相互作用しながらシステムとして生きています。その結果が不可解な動きや反応であったり、介入の困難性として映るのだと思われます。しかし、それは認知症のあるその人にとっての必然です。セラピストは、認知症のあるその人がどのようなシステムとして生きているのか知るために、そして認知症のある人に近づくために認知過程のどこがどのようになっているのか、どのような志向性なのか把握する努力をすることが方法の一つではないかと思います。家族や介護者に何が好きでどのような人だったのか情報を得ることは基本的なことですが、それはその人の認知過程を推測しリハアプローチに生かすヒントになるから重要となるのでしょう。認知過程のことや認知神経リハで出てくる様々なキータームを頭において現在行なわれているアプローチを捉えなおしてみてはどうでしょうか。言語で問いを立てて解答を求めていくことだけが認知神経リハの“手技”ではないと思います。セラピストが身体に接触するアプローチなら、クライエントがどの身体部位でどのような感覚モダリティーを情報として優位に利用しているのか、どのような刺激に注意が向くのか、一回のセッションでどのような変化が生じ次回はどうなのか、どのような環境で、どの部位からどのように触るのか、どのように声を掛けながら行うのか、受け入れてくれるところはどこなのか、どのタイミングか、スピードはどのくらいか、圧はどのくらいか、頻度はどれくらいが良さそうか、認知神経リハ的に考えてみることで注意深く観察でき、様々な仮説、アイデアが立てられると思います。但し、一人で考えていると頭打ちになりがちなので、他のセラピストや介護看護スタッフ、家族等とのやりとりなど様々な場面を見て、反応に差異があればそれを考察することも大きなヒントになります。」(介護老人保健施設みやびの杜 海老原裕幸)


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